銀、赤、青のガッツウィング。
試験機、名前はスノーホワイトというらしいが、このマシンには改良が重ねられたニューマキシマオーバードライブが搭載されている。
本日はその二回目の試験日だ。
そして、運悪くも俺がその起動実験をすることになっている。
「こちら八幡、ただいまより、二回目のニューマキシマの実験を開始します」
『本部、少し天候が荒いけれど、異常なしとコンピューターが判断しています』
『何かあればすぐに連絡せぇよ』
「了解です、実験開始」
マキシマを起動させる。
衝撃と位相で視界が歪む。
全身に襲い掛かる衝撃はウィングに乗っている時と比べると遥かに強い。
だが、できないわけではなかった。
俺はしばらくマキシマの放つ光の世界へ飛び込む。
「……試験予定時間を通過、これよりマキシマを停止させます」
エンジンを切ろうとした時、眩い光が目の前に現れた。
「なっ!?」
赤い発光体の前でスノーホワイトは動きを止める。
システムの全てがダウンしていた。
「嘘、だろ!」
脱出機能も全てが停止状態。
目の前の発光体を回避する術がない。
ぶつかる、という瞬間、ある光景が俺の頭をよぎる。
そして、スノーホワイトと赤い発光体はぶつかり、俺は死んだ。
はずだった。
『お疲れさま、無事に試験は終了。本部に帰投してください』
「え?」
無線機から聞こえたレナ隊員の声で俺の意識は戻る。
ヘルメット越しだが試験機スノーホワイトの中、で間違いないない筈だ。
計器や他のシステムも正常。
『どうしたの?八幡隊員』
「え、あ、いや、あの、発光体は?」
『発光体?』
『レーダーには何の反応もないけど?』
「そう、か」
ヤズミからの言葉に俺は頷いた。
『久しぶりの宇宙だから疲れているんじゃないの?本部へ戻ったらしっかりと休みを取りなさい。それと』
イルマ隊長が少し言葉を区切る。
『可愛い彼女さんが貴方に会いたがっているわよ』
「……は?」
その言葉の意味を理解できず、俺はただ声を漏らす事しかできなかった。
ダイゴとレナの二人は一人の少女と共にダイブハンガーの中を歩いていた。
「凄い……」
目を丸くしている少女へレナは微笑む。
「どう?ここが八幡君の働くダイブハンガーだよ」
「もうそろそろ実験が終わって八幡君が戻ってくるから」
「実験、って、危ない事?」
ダイゴの言葉に少女、鶴見留美は不安そうに尋ねる。
「大丈夫!私もやっているけれど、問題はないの。ただ、場所が宇宙だから戻ってくるのが遅いくらいかな」
「宇宙……八幡、宇宙にいるんだ?」
「……そうだ!彼を一番に出迎えようか」
「え?」
ダイゴの言葉に留美は目を丸くした。
二人によって案内されたのは格納庫。
そこではGUTSの主力戦闘機のガッウィング一号をはじめとして様々なマシンが置かれている。
機械に疎い留美でもガッツウィングを見た時は驚きで目を輝かせていた。
留美はある場所を指す。
「あれはなに?」
「八幡君が実験で使用していた試験機よ」
「ほら、留美ちゃん、あそこ!」
ダイゴの声に留美は見る。
「ぁ」
小さな声を漏らす。
通路の前で制服を着た職員と話をする彼がいた。
少し厚めの制服を着て、腰辺りにヘルメットを持っている彼はしきりに試験機を指して何かを話している。
しばらくして、話を終えたのか振り返った。
相変わらず腐ったような目をしている顔が驚きに染まる。
その顔が面白くて留美は小さく微笑む。
「ルミルミ、なんでここにいるんだ?」
「ルミルミ言うな!八幡に用事があったの……」
「電話でいいだろ?」
「……会いたくなかった?」
「いや、そういうわけじゃないけどさ」
しゅんとうなだれる彼女の姿を見て焦る八幡。
「もう、折角の彼女さんがきているんだから、つれない態度をとらないの」
そこへ援護射撃が入る。
「二人がここへつれてきたんすか?」
「あのままだと緊張して話も出来なさそうですから」
八幡と話をするため、留美は電車を何本か乗ってダイブハンガーへやってきた。
入口で警務局の隊員に話しかけられて困惑している時に外からのパトロールに出ていたダイゴ隊員が遭遇。話を聞いて、ダイブハンガーの立ち入りを許可したという。
作戦室で待つにもいかついメンバーばかりでかちこちになっていた留美を連れてレナがここまでつれてきたのだ。
「そっか、ありがとうございます」
「ううん、ほら、私達は行くよダイゴ」
「あ、うん」
ダイゴの手を引いてレナがこの場から離れていく。
残されたのは八幡と留美の二人。
「……場所、変えるか」
「うん」
やってきた留美を連れて俺が来たのはダイブハンガーの外、といっても外部通路でそこはベンチがあり風が気持ちいい場所だ。
夏の時はとても休める場所として利用者がそこそこいる。
今は少し微妙かな?
ま、多くの視線にさらされないだけいいかなと考えた結果だ。
「ほら」
「ありがとう……マッカンは飲まないの?」
「品切れだった」
俺が選んだのはオレンジジュース。
本当はマッカンが飲みたかった。
くそう、速く売り切れの文字よ消えろ。
「疲れていないの?」
「少しだけな、でも、問題ない」
「本当?」
「あぁ、八幡嘘つかない」
マキシマオーバードライブの実験は何度か行われているが慣れれば問題はなくなるという。
レナ隊員に至ってはウィングに乗っている時のGと変わらなくなったという。
俺にとってははじめてだから緊張とか色々と半端ないけれど、留美がここまできたことが気になっていた。
「何か、あったのか?」
「……その八幡は、怪獣カードって知っている」
「いや、知らないな。何かのゲームか?」
「あーけーどげーむっていうらしいの」
「あぁ、ゲーセンとかで置かれている奴か」
最近はゲームセンター以外にショッピングモールなどでも設置されていることがある。
それは子供向けだが、大人が並んでいることもおかしくない。
好きなものは好きなのだというだろう。
「その怪獣カードだったか?それがどうしたんだ?」
「……偶然、かもしれないんだけど、みたの」
「留美ちゃんの話によるとゲームをしていた人間がその筐体に食われたというのね?」
「はい」
GUTSの作戦室、俺はイルマ隊長に留美から聞いたことを離す。
夜、街中に設置されている筐体で太った男がばっくりと喰われるところを留美は偶然にも目撃したという。
そして、筐体は留美を狙い、追いかけてきたという話だ。
「何かを見間違えたんじゃないか?そもそも、ゲーム機が追いかけてくるなんて信じられねぇよ」
「留美ちゃんは?」
「すぐ近くでまたしています……中へいれても?」
「念のため、本人から詳しい話が聴いてみたいの、連れて来て」
「了解っす」
俺は作戦室を出て、待っていた留美を中へ通す。
「はじめまして、かしら?私がGUTS隊長のイルマです」
イルマ隊長は微笑むと留美へ手を伸ばす。
少し緊張しながらも留美は握手を交わした。
「八幡隊員から聞いたんだけど、もう一度、その時の事を話してもらえるかしら?」
「はい」
緊張しながらも留美は話す。
最初は疑っていたシンジョウ隊員も、留美の様子を見て何かあると直感した様子だ。
「ホリイ隊員、貴方の意見は?」
「留美ちゃんのみたっていう筐体を調べる必要があります。あとはそこの機器を扱っている会社などですね」
「そう……ホリイ隊員と八幡隊員は留美ちゃんを連れて筐体の調査へ、ヤズミ隊員、ゲーム会社へ問い合わせを」
「わかりました」
「よし、いこか!」
ホリイ隊員の言葉で俺達はデ・ラ・ムで留美が目撃したというゲーム機の場所へ向かう。
「これが問題のゲーム機か?」
「う、うん」
追いかけられたことが恐怖なのだろう、停車しているデ・ラ・ムからそれ以上、近づこうとしない。
俺は留美の傍で待機して、ホリイ隊員がゲーム機へ近づく。
ホリイ隊員が近づくとブラックアウトしていた画面に光が灯る。
ゲームのタイトルが表示された。
「……ようできとるなぁ」
「どうします?勝手に解体とかできませんよね」
「せやなぁ、本部からの連絡、待つべきかもな……せや、留美ちゃん」
ホリイ隊員は留美ちゃんと目線を合わせる。
「留美ちゃんが襲われた人を見た時、その人はこのゲームで遊んどったんか?」
「多分……」
「まさか、ホリイ隊員」
「試してみる価値はあるやろ?」
「危険です。もしホリイ隊員が食べられたら……俺がやります」
「大丈夫やって!これでもGUTSなんやから」
「俺もですよ」
「……二人で一緒に近くでやろか」
「そうですね」
お互いに頷いてゲーム機へコインを投入。
カコンと下のゲートからカードが出てきた。
「説明によるとカードをスキャンさせて遊ぶみたいですね」
俺達が手に取った怪獣カードは“シルバーブルーメ”と書かれている。
「変な形した怪獣やな」
「怪獣なんすか?俺には円盤にみえますけれど」
疑問を残しながらも機械に読み取らせる。
しばらくして画面に敵対怪獣が現れる。
俺達のチョイスしたシルバーブルーメで戦いを始めた。
「なんや、ゴッツリアルやの」
「生々しすぎですよ、頭から丸呑みする怪獣なんて戦いたくない」
勝利という文字をみても俺とホリイ隊員の中に喜びはない。
むしろ、生々しい怪獣の丸のみをみせられて気分は散々なものだ。
「何も起こらなかったな」
「どうしましょう」
その時、PDIから連絡が入る。
ヤズミから連絡が来たようだ。
「こちら八幡」
『ゲームの製作元を調べましたが存在していません』
「……でも、ゲーム機は俺達の目の前にあるぞ?調査していいのか?」
『隊長からの指示で応援が来るまで待機とのことです』
「了解、ホリイ隊員」
「よっしゃ、離れるで」
俺達が離れると入れ替わるように子供たちが近づこうとする。
「あ、悪いけどな。これから調査せなあかんから、使用禁止や」
ホリイ隊員の言葉に子供たちからブーイングが飛んでくる。
なんで、だの。
そんな権限ないだろーとか、
滅茶苦茶なものだ。
「これから調査をする。故に勝手に触らぬように!」
俺が言うとおそろしいものをみたような目で逃げていく。
「……」
「ま、気にするな」
「八幡」
ポン、ポン、と肩と腕が叩かれる。
八幡、悪くないのに。
留美はデ・ラ・ムの近くで立っていた。
「八幡ともう少し話したいな」
危険という事であのゲーム機周辺をテープで覆って、子供たちが近づかないようにしている。
もうそろそろしたら他のGUTS隊員もうやってくるかもしれない。
「八幡の仕事って、大変なんだな」
――わかってはいた。
留美もレドルという宇宙人と知り合い、どれほど危険なのかはなんとなく理解していたのだ。
しかし、ダイブハンガーへ来て、彼の働いている姿を見て思い知らされる。
大変という一言で済まされるものではない。
「(八幡、凄いな)」
ますます、好きになってしまいそう。
「――鶴見」
そんな思考へ沈みかけていた留美を呼びかける者が一人。
顔を上げると、それは同じクラスの男子。
確か、名前は。
「……中谷君?」
「少し、話があるんだけれど、いい?」
「え、でも」
「大丈夫、すぐに終わるから」
中谷という少年に連れられて留美はその場を離れた。
その姿を偶然にも八幡はみていた。
「ん?」
顔を上げると留美が誰かと離れていく。
クラスメイトか何かだろうか?
――ダ。
そんなことを思いながら任務へ戻ろうとした時。
「っ?」
頭痛が走る。
ちくりとした痛みはやがて大きな警鐘へ形を変えていく。
――――危険ダ!
「ねぇ、どこまでいくの?」
留美は尋ねる。
中谷は答えずぐんぐん進んでいく。
いつの間にかゲームのあった商店街から薄暗い路地裏へ来ていた。
先を歩く彼が答えないことから留美の中で不安が頭を上げようとしている。
「鶴見はさ、俺の事好きだったよね」
「え?」
中谷の言葉に留美は訊ねかえす。
彼の事が好き?
どういうことだろう?
留美の記憶が確かならそのようなことはなかったはずだ。
そもそも、彼との接点は一度きり、グラウンドで倒れていた所を助け起こして手当をしたというだけ。
たったそれだけのことで何をどうしたら自分が彼の事を好きになるなどという事になったのだろうか?
「俺も鶴見の事は大好きだった。だから悲しいよ」
振り返った中谷の手に握られている白い花が不気味な輝きを放った瞬間。
光弾が放たれて白い花を弾き飛ばす。
「そこまでだ」
「八幡!」
暗闇からハイパーガンを構えてやってくる八幡を見て留美は駆け寄る。
「大人しく捕まえた人達を解放しろ、バーミン星人」
バーミン星人。
それは此処とは別の宇宙に存在していた宇宙人。
別の個体は地球侵略のため、花を使って人々を眠らせて支配しようとした凶悪宇宙人である。
花を構えていた中谷、もとい本来の姿を現したバーミン星人は頭部の触覚から光線を放つ。
「危ない!」
留美を守るようにして八幡が庇う。
その隙をついてバーミン星人が駆け出す。
「大丈夫か?」
「うん……でも、何で中谷君が?」
「アイツは宇宙人だ。本物は……多分」
そこから先の言葉を飲み込む。
八幡はPDIで緊急配備をかける。
正体を現したバーミン星人は計画の失敗を察する。
ゲームを使って人間を閉じ込めて地球を支配するという計画。失敗の切欠はおそらくあの少女に見られてしまったことだろう
さらに加えるとその少女がこの世界の“防衛組織”と面識があり、防衛チームの中にヤツがいたことだろう。
何故、奴が!?という疑問を持ちながらもバーミン星人は追跡から逃れようと足掻く。
そんな彼の前に黒い姿が現れる。
「お前!」
「……」
現れた人物は黒い靄のようなもので覆われており全貌はわからない。しかし、全体的に人の形をしたシルエットだけはわかった。
「どういうことだ!この世界に奴らがいるなど聴いていないぞ!?」
バーミン星人は激怒しているが相手は表情を変えない。
靄のために顔色すらわからない。
「奴らがいないから好き勝手にできるといったのは貴様だ。そのために俺は」
最後までバーミン星人は叫ぶことがなかった。
靄から光弾が放たれた。
躱しきれずにバーミン星人の体を貫く。
「な、き、さまぁ」
ボロボロとバーミン星人の体が消滅する。
相手を削除したことを確認すると手の中に長方形の機械が現れる。
黒と青のカラーリングの機械。その中の四角い画面の一つが点滅していた。
直後、音が暗闇の中で響く。
『バトルナイザー・モンスロード!』
「留美、とにかく安全なところへ連れていく。いいな?」
「うん」
あの宇宙人が何なのかはわからない。
だが、この場に長居する事は危険だ。
俺は留美の手を引いて歩き出そうとした時、地面が揺れる。
「おいおい」
嘘だろ!?
目の前にいつの間に現れたのか怪獣が現れていた。
腹部に赤く巨大な花がついており、左手に鎌、右手に鞭があり、頭部に独特な形をした角がある。
「マジかよ。くそっ、留美、走るぞ!」
「あ、あ、うん!」
小さく怯えている留美に気付いた。
俺は両手で抱きかかえて走る。
人を抱えて走るという事は大変だという事はわかっていたが、こうも負担がかかるとは思ってもみなかった。
「はち、まん」
「喋るな。舌を噛むぞ!」
「でも」
「大丈夫だ。お前ひとりくらいは絶対に守って見せる」
そうしないと小町に怒鳴られるからな。
なにより。
「彼氏なんだからこれぐらいは当たり前だろ?」
少し気障っぽい台詞を言ってみる。
まぁ、そういいつつも怪獣はこちらに迫ってきていた。
出現に気付いたのかガッツウィング二号が怪獣へレーザー攻撃を開始する。
攻撃を受けてのけ反る怪獣。
その間に俺は全力疾走する。
怪獣から離れようとするが事態はそう甘くない。
伸ばした鞭がウィング二号を捕まえて空中で振り回す。
ウィングを地面へ叩きつけた。
「アグレッシブすぎるだろ!?」
「………怖い」
留美は怪獣と目が合ったのか小さな体を震わせている。
少しでも彼女を怪獣から遠ざけよう。
そう考えた時、怪獣が巨大な脚で地面を揺らす。
バランスを崩したところで怪獣の鞭が炸裂。
俺は留美を離して、近くの木に体を打ち付けてしまう。
「る……み」
俺の意識は真っ暗な闇の中へ消えていく。
――後は任せてくれ。
そんな言葉が聞こえた様な気がした。
ウィング二号の中で意識を失っていたダイゴはゆっくりと顔を上げる。
彼が見たのは怪獣、アストロモンスが鞭で鶴見留美を捕まえて食べようとしていた所だった。
「あ!」
ダイゴは懐からスパークレンスを取り出す。
ティガへ変身しようとした時、頭上から眩い光が降りそそぐ。
直後、光の巨人が現れた。
「巨人?」
アストロモンスの鞭を光剣が切り落とし、落下する所の留美を掌で受け止めていた。
「……」
全身が青い光の巨人は掌の留美の安否を確認すると、少し離れた地面へおろす。
巨人が振り返ると鞭を切断されて苛立つアストロモンスが目に映る。
右腕の青いブレスが輝いてそこから金色の剣が現れた。
「デュア!」
剣閃ともいえる光の一撃が真っすぐにアストロモンスへ迫る。
躱すこともできず、アストロモンスの体は一刀両断された。
爆発と共に消滅するアストロモンス。
怪獣が倒されたことを確認した光の巨人はちらりと、ダイゴの方を一瞥してから姿を消した。
「軽い打撲でよかった」
「……うん」
TPCの病室、俺が足を踏み入れると手当てをうけたばかりの留美がそこにいた。
怪獣はウルトラマンが撃退したというダイゴ隊員の報告の後、俺と留美はメディカルセンターへ運ばれた。
頭の検査とかされたが異常なしということですぐに退院、同じように打撲だけということで退院する留美を送るべく俺は入口で待っている。
「ごめんなさい」
「謝ることはないって、もとはといえば俺らが巻き込んだようなものだし」
GUTSとして一般市民を守り切れなかったことは問題だ。
あの扇子オヤジもさんざんいってきたし。
俺の態度に少し留美の表情も柔らかくなる。
「家の近くまで送る」
「家の前までじゃないの?」
「仕事があるんだ。それに、お前の親に殴られそうで怖い」
「娘さんを僕に下さいって言ってほしい」
「俺のキャラじゃない、というか、何を言わせるつもりだ」
「くす」
留美は小さく笑う。
どうやら少し吹っ切れたようだ。
「時間は有限だ、お前も学校があるんだし、行くぞ」
「私、決めた」
「え?」
決意した目で留美は爆弾を投下した。
「勉強してTPCに入る。八幡と一緒の所で働きたい」
「…………留美、俺は」
「私も、本物になりたいから」
「待て、その話、誰に聞いた。いや、予想ができた。くそっ、一色のやつぅぅぅぅぅ!」
叫びながら俺は空を見上げた。
どこまでも澄み切った青空でしたマル
今回、ウルトラ怪獣はレオとタロウから出しました。
バーミン星人はレオ、
後二回、EX3は続く予定です。
ちなみに次回はうたかたの…です。
一応、書きあがったのですが、ところどころ手を加えたいので少し時間が掛るかも。