東方・銀髪少女の血の運命-吸血鬼は天国を目指す- 作:文々。社広報部部長 シン
またも更新が遅くなってしまい本当に申し訳ございませんでした。そこで、更新ペースは2週間に一度でなく、約一ヶ月に一度にしたいと思います(たまに少し早まる時があるかもしれません)。お気に入り登録していらっしゃる方や見ていてくれてる方、本当に申し訳ございません。
それでは本編へどうぞ
自分の部屋に戻ってきた私は赤髪の少女の怪我の具合を見た。ガキ大将に殴られた少女の顔は所々腫れており痣も多く残っていて、口を切ったのだろうか唇の端から血が出ていた。私は部屋にある救急箱から消毒液とガーゼを取り出し、消毒液をガーゼに染み込ませて少女の顔を高価な骨董品を扱うように優しくぽんぽんと拭いていく。
「痛っ」
傷口に消毒液とが染みたようで少女は小さな声で痛みを訴えた。
「我慢するのよ。ちゃんと消毒しないとバイキンが傷口に入ってあなたのかわいい顔が台無しになってしまうわよ」
私が大真面目に少女の事をかわいいと言ったからだろうか、少女はゲテモノ料理を食べて美味しいと言ってる人を見るような目で私を見てきた。褒めてあげているのにその反応は私でも少し傷つく。
「なによ、その目は。」
私がそう言うと少女は体をビクリとさせ少し考え込んだ後、何かを決心した様子でオドオドしながら私に言ってきた。
「わ、私がかわいいだなんて…冗談はやめてよ」
はは、と力のない笑顔を見せながら言った少女に私は憤慨した。
「ねぇ、貴方はさっき私が貴方と私は似ているって言った時に肯定したわよね?」
「う、うん」
「しかもその前に貴方は私のことを綺麗って言ってくれたわよね?」
「そ、そうだよ。貴方は凄く綺麗だから…」
と、少女が言ったところで私はその言葉を打ち消す様に言った。
「そう?ならあなたの言っていることは矛盾してるじゃない。私たちは似ているけれど、私は綺麗で貴方は可愛くない?貴方が自分がかわいくないって言うのなら貴方は私のことを綺麗じゃ無いって言っているということよ」
「……」
「まぁ、私が綺麗じゃないって言うのはわかっているわ」
「そんな事ない!」
私の話を俯いて聞いていた少女であったが私が自分を綺麗じゃ無いと言った瞬間、勢いよく顔をあげて大声で言った。いきなり大きな声を出され不意をつかれた私は少し驚いてしまった。私が驚いているに気づかぬまま少女は大声でまくし立てた。
「あなたはあなたが思っている以上にずっと綺麗だよ!私を虐めてるあの人に反論した姿はすごく綺麗だった!あなたにとってはあの人にムカついて口が動いただけで普通の事なのかもしれないけど、私にとってその姿は特私に勇気をくれた特別なものだったよ!それなのに…自分で私は綺麗じゃないなんて言わないで!」
「ならッ!」
大声でまくし立てていた少女であったが、私がそれを上回る大声で一喝すると体をビクリと震わせ恐る恐る私と目を合わせる。
「あなたも自分のことをかわいくないなんて言うんじゃないわよ!私はあなたの思ったことを否定なんてしないわ。今私が声を荒らげてたのは貴方が矛盾していることを言っていたからよ。あなたが私を綺麗だと思うのなら私は自信を持つわ。だから、私はあなたが可愛いと思うからあなたも自分に自信を持ちなさいよ。似た者同士だから、ね」
「■■■ちゃん…ありがとう。」
と言いながら少女は抱きついてきた。そして今まで我慢してきたのか、少女は声を上げて泣きだした。私はその頭を優しく撫でてあげることにした。
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4:00頃 DIOの館
ヴァニラ・アイスとの戦闘でアブドゥルとイギーが死に、死闘の末ヴァニラ・アイスを倒したポルナレフは戦闘中に消し飛んでしまった足に階段の途中にあったカーテンをもを切り裂き、巻き付けて止血をした。
「これでさっきよりは飛んだりはねたり動けるぜ………。痛みはあるが気にしたりヘコたれてるヒマはねーーーーーー」
と、ポルナレフは階段の一番上に誰かがいることに気が
ついた。
その男は長身でウェーブのかかった金色の髪、黄色の上着とズボン、黒のインナーを着ており、ハート装飾の付いたのサークレットとベルト、膝あてをしていて、靴の先は上方向へカーブしている。
「フン。ポルナレフかひさしぶりだな」
「DIO……お出ましかい………」
その男の名はDIO。承太郎たちが倒さなければいけない相手。
「ついに会えたな……DIO。」
と、口角を少しあげて言うポルナレフ。DIOはパチパチと拍手をし言った。
「おめでとうポルナレフ。妹の敵は討てたし極東からの旅もまた無事にここまでたどり着けたというわけだ……」
「ケッ 祝いになんかくれるっつーならてめーの命を貰ってやるぜ」
嫌味ったらしくそう言ったポルナレフは近くのカーテンで口に付いた血を拭った。それを見たDIOは笑いながらポルナレフに言った。
「フフフフ 一つチャンスをやろう。その階段を二段おりろ、再び私の仲間にしてやろう。逆に死にたければ……足をあげて階段を登れ」
二つの選択肢を出されたポルナレフだったが、すぐに話し始める。
「俺は前にお前に会った時、心の奥底までお前の恐怖の呪縛と巨大な悪に屈服した。あの時俺は<負け犬>としての人生を歩み始めたわけだ。死よりも恐ろしいぜ!!てめーに利用されることへの欲求だけの人生なんてな」
ブゥーッと先程のカーテンで鼻をかむように鼻血を拭きとり、ポルナレフ話し続ける。
「だが今……恐怖はこれっぽっちも感じない。俺にあるのは闘志だけだ。ジョースターさんたちに会い…この45日あたりの旅と仲間の死が俺の中からお前の恐れを吹き飛ばした。」
ポルナレフの話を聞き終えたDIOは自分の唇をペロッと舐め言った。
「本当にそうかな?ならば……階段を登るがいい。」
それを聞いたポルナレフは階段を一段登った。
はずだった。
「そうかそうかポルナレフ、フフフ。
「!」
なんとポルナレフは
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4:00頃 とある孤児院
赤髪の少女は泣いて腫れたのかガキ大将に殴られて腫れたのか分からないが赤くなった目を擦りながらペコペコと謝ってきた。
「ご、ごめんね■■■ちゃん。服こんなに濡らしちゃって…」
「別に謝らなくていいわよ。服の換えなんていくらでもあるし。今まで我慢してきたんでしょ?」
「う、うん。でも、■■■ちゃんのおかげで少し楽になったよ」
「そう、なら良かったわ」
そこで私はふと、この子の名前を聞いてなかったことを思い出す。というかなんでこの子は私の名前を知っているんだ。
「そう言えばあなた何故私の名前を知ってるのかしら?」
「え?だって■■■ちゃん、孤児院では知らない人がいないほど有名人だよ?5歳なのに何でもできるって。」
「ふーん」
自分の事を知らない人がいないほど目立っていたのか。
まぁもうそんなことも関係ないか、と私はビショビショになってしまった服に目を向け流石に濡れてては気持ち悪いので着替えることにした。
「流石に服を着替えてくるわ、…まだ名前聞いてなかったわね。あなた名前は?」
「あ、そうだったね。私はコアだよ。分かってるだろうけど、苗字は無いよ」
「そう。コア、ね。いい名前だわ」
「そ、そう?ありがとう」
私が名前を褒めてあげるとコアは照れ臭そうに笑った。
「じゃあ、私は着替えてくるわね。コア、此処で待っててくれる?」
「うん。わかった」
私は服を着替えに行った。
そして私が新しい服に着替え終わった時それは起きた。
ド━━━━━ン
時が止まったのだ。
私には今日何度も時が止まる事が分かっていた。何故かは分からない。でも分かるのだ。
まずはコアを部屋から出させないようにしないといけない。なので私は自分の部屋に戻った。
私の部屋に着くまでに2回時が止まった。早くしないといけない。私は自分の部屋に入った。
「あ、おかえり■■■ちゃん」
「ただいま。早速だけどコア、あなたは私が戻ってくるまでこの部屋で待ってて欲しいのよ」
「え?なんで?」
「またあの連中にあったら何されるか分かったもんじゃないでしょ?」
「…そうだね」
「だから、待ってて欲しいのだけど、」
「うん!■■■ちゃんの頼みなら聞くよ」
「ありがとう。絶対に出ちゃダメよ、分かった?」
「分かったよ!」
「じゃあ、行ってくるわ」
「いってらっしゃい」
私は自分の部屋を出て食堂に向かう。ああ、楽しみだわ。
「早く
私は楽しそうな足取りからは想像もつかないような濁った目をしているのだろう。
次回の更新が一ヶ月後程度だった場合、文字数がもっと増えると思います。一ヶ月待たせて3300文字とか少なくてすみません
あ、そう言えば今回は10話目ですね。コメントとか評価とか増えたりしないかなーなんて思ってませんよ|ω・`)チラ
見てくれてるだけでも有難いのにそれ以上望むなんておこがましいですね。すみません。
1話とか見返すと今と文の構成とか話し言葉とか全然違くてなんか恥ずかしくなってきますね(今も十分恥ずかしいだろなんて言わないで!)。
誤字等ございましたら教えていただけるとありがたいです。
質問、意見待ってます。
もし良ければ感想、評価よろしくお願いします。