東方・銀髪少女の血の運命-吸血鬼は天国を目指す- 作:文々。社広報部部長 シン
こんにちは、こんばんは文々。新聞広報部部長です。
1話でこんなにUA数が伸びるとは思ってもいませんでした。凄いやる気が出ました!てことでこれからもよろしくお願いします。
それでは本編へどうぞ
DIOが承太郎に倒される2日前…
一寸先も見えない暗闇の中。
DIOはその中にいた。
「ヌゥ。ここはどこだ。」
DIOはその暗闇の中をふよふよ飛んでいた。
「…!まさかスタンドか!?チッ!ならば仕方が無いッ!【
DIOはこの世界がスタンドの能力だと思い、スタンドを出そうとした。
だが、DIOの【
「な、なにィッ!スタンドがててこれない空間を作るスタンドだとッ!これは厄介な相手だ。だがッ!このDIOが負けることなどない!」
と、言っていたDIOだが、スタンドが出ない場所について思い出し、少し恥ずかしくなる。
「このDIOとしたことが…ただの夢をスタンドと間違えるなど…承太郎たちがすぐ近くにいるというだけで神経質になりすぎか…」
落ち着いたDIOが暗闇の中をふよふよと漂っていると誰かが近づいてくるような気がした。
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一寸先も見えない暗闇の中。
少女はその中にいた。暗闇の中に立っていた、と表現出来ないような感覚で、床も壁も天井もないただただ暗闇の空間である。少女は前に進む。それも前に進んでいるのかは分からない。
「ここは何処?何なのここは。」
気味の悪い感覚に気持ち悪さを覚えた少女は進むのを止めようとした。が、しかし
「っ!止まれない!」
少女の前に進むスピードはすこしずつ早くなっていった。
「くっ!…まぁ止まれないならしょうがないね。このままでいよう。うん、そうしよう。」
天才と言ってもまだ5歳、まだ子供な少女は勝手に進んでくことが少し楽しいようだった。
だが、そんな時間も長くは続かず、進むのが止まってしまった。
「あ…止まっちゃった。」
止まってしまったことに気を落としていた少女は前方に誰かいることも気づかないのであった。
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ボスッ
暗闇の中を漂っていたDIOは何かに当たった。
「ヌ?」
DIOに当たったのは幼い『黒髪の』少女だった。見たことのあるような顔だったが、そこまで気にしないでその少女と目が合うと同時にDIOは口を開いた。
「「誰だ(なの)貴様(あなた)は」」
「「…………………」」
見事にハモった。DIOは内心凄い焦ったが、平静を装いながら言う。
「人に名乗らせる前に自分で名乗ったらどうだ?」
「それはあなたもじゃない。」
少女はド正論を返してきた。
「(このガキ、相当あたまが切れるな。だが、これは夢の中だ。)」
「フッ、それはそうだが貴様が名乗らんとこちらは名乗らんぞ。」
「あっそう。ならいいや。」
イラッ
この糞ガキ、と思うDIOだったが、これは夢の中だ、と思い返し、イライラを留めた。
そしてそこからは話が続かなく、長い間二人は静かにしているだけだった。
「………私には父も母もいないの。」
「ほ、ほう。」
突然だったため返事が変になってしまったDIO。それに気づかず少女は話しを続ける。
「母親は私を生んですぐ死んでしまったらしくて、父親はもともといないの。名前は一応あるけど、それは孤児院で付けられた名前。親につけてもらっていない名前なんて名じゃない。だから私には名はないの。」
「………」
DIOは少女の話を聞きながら黙って少女について考えていた。
「(こいつ…両親がいないのか。しかし、こいつは誰かに似ているぎがするぞ。……クソッ思い出せん。まぁ今考えなくてもいいな。)」
DIOは考えを中断し、少女の方を見ると頬を膨らませていて、
「せっかく私のこと話したのに無視しないでよ!次はあなたのことをあなたが話す番!」
と言ってきた。
DIOはめんどくさかったので、
「なぜ貴様なんぞに私が話をしなければならんのだ。」
「(もうどうでもいいな。こいつから離れよう。)」
と、言い放ち、DIOは少女から離れようとした。
少女は憤慨し、
「むーーー!ふん!私が最近見つけた私の力を教えてあげようと思ったのに!もういいや。教えない!」
DIOはピタリと止まり、少女の肩を掴んで大きく揺らし、少女を問いただした。
「貴様、今、力と言ったな。どんな力なんだ。言ってみろ。」
「い、嫌だね!あなたは私に何も話してないじゃない!」
「そうか話そうとしないか。ならば……」
そう言うとDIOは少女の左手首を切り落とした。
「え?……う、うわあああああああああああ!!痛いよぉぉぉ!!!」
少女の左手首からは多量の血が流れ落ちる。
「早く言わないからだ。もっと痛くなりたくないなら早く話せ。」
「うっ…うっ…手がぁ。」
左手首から上をなくした少女は涙を流しながら落ちた左手を拾っていた。
「チッ、うるさい奴だ。」
そう言ってDIOは髪の毛をを掴み、そのまま少女ごと持ち上げ、
「痛い痛い痛い痛い!な、何するの!」
「涙を流せなくするだけだ。」
「え?待ってよ、話すから待って」
「遅い。」
DIOはそう言って目潰しをした。
「ぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁぁぁ」
「早く話さんと次は足が無くなるぞ。」
「ヒッ……わ、分かりました。は、話すから、ちょ、ちょっと待ってください。お願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますもう何もしないでください。」
少女は激痛のせいで途切れ途切れだが話し始めた。
「わ、私がき、気づいたのは4歳くらいの頃で、あっ、今は5歳です、周りの、ひ、人たちが、固まってい、いたんです。」
「ふむ。それで?」
「ヒッ…で、でもそれは、ほ、ほんのの一瞬でそれが何度も何度も、つ、続いていました。そ、その時間はど、どんどん伸びていって、さ、最近ではごっ、5秒ほどになっ、なって。」
「(一年前くらいに止まり始めた?私の【
「そ、それでその時間の、こっ、ことをまわりにきい、てみたら、みんな、し、知らないと言って、言っていたんです。わ、私は興味が、わいてその時間のこと、を調べ、たら、私がうご、動けることにき、気がつきました。そ、その、皆が、固まっている時に、と、時計をみたんで、す。そしたら、…《止まっていた》ん、です。」
DIOを電気が流れたかのような衝撃が襲った。しかしその衝撃は笑いに変わった。
「フッフハハハハハハ!そうか!この私以外にも時が止まっているときに動ける奴がいたのか!面白いッ!実に面白いぞッ!貴様っ!立て!」
「ヒッ…は、はい」
少女は
「このDIOが殺してやる!光栄に思え!」
「いっ、いやァァァァァあぷっ」
ゴシャァと音を立てて少女の顔がDIOの
「これで止まった時間を動けるのはこのDIOだけだ!」
「ハッ!」
「……………」
バタン
DIOの部屋から大きな音がして何事かと思い、すぐ駆けつけたヴァニラ・アイスだったが、ベッドの上で変なポーズをとっているDIOと目が合い、なんとも言えない微妙な顔をして、無言で部屋を出ていった。
DIOはこの後恥ずかしくてベッドで悶絶していた。
「(クオォォ!夢だというのを忘れていたッ!このDIO
一生の不覚ッ!)」
このせいでDIOは夢の内容をすっかり忘れてしまったのだった。
はい、少しのグロ(?)とヴァニラ・アイスのDIOへの忠誠心が少し下がった回でした。
あと、今回は前回の文字数の約2倍にして見ました。(てゆうかなっちゃいました。)今くらいの長さか前回の長さがいいかちょっとわかりません。考えときます。
誤字等ございましたら教えていただくとありがたいです。
質問、意見を待っています。
もし良かったら、感想、評価よろしくお願いします。