ある学校の校長室
「アルバス、本気ですか?」
一目で魔女だとわかる格好をした魔女、ミネルバ・マクゴナガル教授は、驚きと怒りが混じった顔をしながら、目の前で椅子に座っている老人、アルバス・ダンブルドア校長と話していた。
「もちろんじゃよ、ミネルバ。」
「しかし、あの娘が使う魔法?は我々が使っている魔法とは別物。この学校で学ぶことはないと思いますが?」
「セブルスにも言うたが、あの娘はこの学校で自分の持つ力の使い方を学ぶのじゃよ」
「しかし・・・・」
マクゴナガルは、ダンブルドアの言い分を聞いても、簡単には納得は出来なかった。
「それに、この件に関してはもう決定事項じゃ」
「・・・・わかりました。」
「それではミネルバ、このふくろう便をあの娘の家へ」
そう言ってダンブルドアは、やけに大きい封筒をマクゴナガルに渡した。
「・・・・かなり大きいですね」
「あの娘は例外じゃからのう」
マクゴナガルは部屋を出て少し溜息をついたあと、一羽のふくろうを呼び、封筒を持って行かせた。
「・・・・あのお方は何を考えているのか」
マクゴナガルはしばらくの間、ダンブルドアの目的を考えていたが、無駄だと思いやめた。
校長室
マクゴナガルが出て行った後、ダンブルドアは一枚の写真を見ていた。
「・・・・許してくれ、君の娘の力を利用するこのワシを・・・・。」
その写真には、今より若いダンブルドアと一人の色白の女性が写っていた。
地下牢
本来学校にあるはずのない場所で、一人の男、セブルス・スネイプが一枚の写真を見つめていた。
「・・・・まさか、君の娘がこの学校に来ることになるとは・・・・君がそうさせたのかな?」
スネイプはおかしいとわかっていたが、写真に話しかけていた。
「・・・・君は本当に死んでしまったのか?・・・・時々わからなくなる。・・・君が持っていた力は優しく、綺麗だったが、どんなものにも負けない力強さがあった。」
スネイプは写真に話しかけている内に、涙を流していた。
「そんな君が死ぬとは思えない。・・・・だから君に会う日まで私があの娘を守る!!」
スネイプはそう言いながら、写真を机の上に置いた。
「セブルス、入ってもいいかの?」
写真を置いた直後、ダンブルドアが来た。
「・・・・ええ、どうぞ。」
スネイプは先程まで流していた涙を拭き、普段通りの無表情の顔で迎え入れた。
「ミネルバには言うたが、この件は決定事項。反対はできん。」
「わかっています。反対はしませんが・・・・」
「なんじゃ?」
「あの娘がこの学校にいる間は私が見守ります」
「・・・・ハリーはどうするつもりじゃ?」
「もちろん守りますが、当分の間は私が守るのはあの娘です!」
「・・・・そうか」
そう言ったダンブルドアは、スネイプの部屋から出て行った。
「・・・・今年から、忙しくなるな・・・・。」
そう呟いた後、スネイプはもう一度写真を見てから、部屋を出て行った。
やっぱり話が短くなってしまう!!
この作品は先に書き溜めとかしていないので更新頻度はかなり遅くなります。