これからものんびりと進めていきますので、どうかよろしくお願いします。
ナギは準備を終わらせた後、式神達を集めていた。
「さてと・・・藍以外、札に戻りなさい」
「お嬢、どうしたのいきなり?」
「大勢で行動すると他の人の迷惑になるのよ」
「あっ、なるほど・・・・わかった」
そして藍以外全員が札に戻り、ナギの荷物の中へ入っていった。
「お嬢様、なぜ私だけ?」
「私が一旦この家に帰るまで、この娘の面倒を見てほしいの」
「え? 紫園ちゃんをですか?」
「あなた以外が世話をすると、絶対に何かあるから・・・」
「・・・・確かに・・・」
「それに、あなたは私を除いて唯一完璧な家事ができるから」
「わかりました」
「よし、じゃあ暫くの間、よろしくね」
「はい、いってらっしゃいませ~」
ナギはキングズ・クロス駅へ向かった。
キングズ・クロス駅 ホーム
「やっぱりないわね・・・・」
ナギは九と四分の三番線を探していた。
「あら・・・この柱・・入り口かしら?」
そう思いながら柱に触れると、手が柱の中に入って行った。
「・・・・もうなんでもアリね・・・」
呟いたナギの目の前には、赤い機関車『ホグワーツ特急』が停まっていた。
「まだ人が少ないわね」
人混みが嫌いなナギは、列車の最後尾のコンパートメントに入った。
「橙、もう出てきていいわよ」
「へえ~、この列車で向かうんですか?」
「そうみたいね」
「そういえばお嬢様、紫園ちゃんのことなんですけど・・」
「どうかしたの?」
「いえ、ただ本当に置いてきてよかったんですか?」
「・・・あの娘はまだ小さすぎるわよ」
「それは見た目だけで、中身はもう立派な一人前なんですよ?」
「・・・(それでも心配なのよ)」
「・・・本当に心配されてるんですね」
「そ、そんな訳無いじゃない!!・・ただ・・あの娘には外の世界はまだ早いと思っただけよ」
「本当ですか~?」
「そうよ!!」
「(お嬢様って本当に優しい方ですね~)」
「・・・・あら、もう発車するみたいね」
「楽しみですね!!お嬢様」
「そうね、お母さんの母校だし」
「え?ナミ様はホグワーツに通っていたんですか?」
「ええ、ホグワーツの歴代最強の魔女だったらしいわ」
「へえ~・・・意外ですね」
「どうして?」
「私達の印象だと、ナミ様は少しドジな人かな~って」
「・・・まあ確かに色々ドジなことはしていたわね」
「行方不明になる数日前なんか、魔法を失敗してリビングが無くなっちゃったんですよ」
「・・・それ、後から翡翠に聞いたわ」
「でも、すごく優しい人でした」
「ええ」
その時、コンパートメントの扉が開いて一人の女の子が入ってきた。
「あの、座ってもいいかしら?」
「どうぞ」
「私はハーマイオニー・グレンジャー。よろしくね」
「こちらこそよろしくね。私は十六夜ナギ。ナギでいいわ」
「イザヨイ? 変わった名前ね。もしかして東洋人?」
「ええ、私は日本人よ」
「へえ~、そっちのあなたは?」
「私の名は橙。ナギお嬢様の従者です」
「ナギってお嬢様だったの?」
「そうだけど、あまり関係ないわ。ハーマイオニーもあまり意識しないでね」
「わかったわ」
三人はしばらくの間、雑談を楽しんでいたが、一人の男の子が扉を開けた
「いきなりごめん、ヒキガエルを見なかった?」
「ヒキガエル?」
「うん、逃げちゃったんだ」
「そのヒキガエルの名前は?」
「え?トレバーだけど」
「ナギ、どうしたの?」
「ちょっと待って・・・・・いた」
「えっ?」
ナギが何かを呟いた瞬間、一匹のヒキガエルがコンパートメントに飛んできた。
「すごい!本当にトレバーだ!!ありがとう!」
「ちゃんと面倒見なさいよ」
「うん、これからは気をつける。バイバイ」
お礼を言いながら男の子は出て行った。
「ねえ、今どうやったの?」
「家にあった本に書いてあった魔法よ」
「ふーん」
「そろそろ到着ね。着替えなきゃ」
「ナギ、後であなたの話を聞かせてくれない?」
「ええ、いいわよ」
久しぶりに書いたから、変な文になったかも
これから感覚を戻していきます
8/29 修正しました。
報告ありがとうございますm(_ _)m