神々の力を操る少女   作:OECH

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遅くなってすいません!!


第六話

ホグワーツに到着し、中に入って生徒達がマクゴナガルに案内される間もハーマイオニー、ナギ、橙の三人は話を続けていた。

 

「そういえば、ナギのコンパートメントに行く前にハリー・ポッターに会ったわ」

 

「ハリー・ポッター?」

 

「ハーマイオニー様、ハリー・ポッターと言うのは誰なんです?」

 

「えっ!?・・・二人共知らないの?」

 

ハーマイオニーはナギが簡単に魔法を使っていることから、二人共魔法界のことを知っていると思っていたのだ。

 

「今からあなた方がこれから暮らす寮を決める儀式があります」

 

マクゴナガルは巨大な扉の前で止まり、これからのことを説明し始めた。

 

「その儀式の準備をするので、皆さんはここで静かに待ってなさい」

 

そう言うとマクゴナガルは扉の中へ入って行った。

 

「ほら、あそこにいる眼鏡の男の子よ」

 

ハーマイオニーの指差す方を見ると、眼鏡の少年と金髪の少年が睨み合っていた。

 

「・・・結構かわいい子ね」

 

「え!?(そんな・・・お嬢様はあの子が好きなの!?)」

 

ナギと橙がハリー・ポッターについて思っていると、目の前の巨大な扉が開き、マクゴナガルが出てきた。

 

「寮の組み分けの準備ができました。ついてきなさい」

 

ナギ達が一番先頭に並び大きな広場に入ると、正面に帽子が置かれている椅子が置いてあった。

 

「今から順番に一人ずつ名前を呼びますので、呼ばれた者はこの帽子をかぶってください。この帽子があなた方の寮を決めてくれます」

 

 

 

 

組み分けは順調に進み・・・

 

「ハーマイオニー・グレンジャー!!」

 

ハーマイオニーの番が来た。

 

『・・・・・よろしい、グリフィンドール!!』

 

「・・・・・組み分けって結構早いですね、お嬢様」

 

「・・・・そうね」

 

これからずっと一緒の寮を決めるにしては少々速過ぎるのでは?

 

「十六夜ナギ!!」

 

明らかに聞き慣れない名前に、他の生徒達は騒々とし始めたが一瞬で静かになった。

 

「(・・・なぜ急に静かになったのかしら?)」

 

ナギに自覚は無かったが、ナギの容姿はまさに純和風美少女で美しく、教師を除く全員が見惚れてしまっていたのだ。

 

『・・・・優しさ・知識欲・勇気・狡猾さ。全てをバランスよく持ち、秘められた魔力も強大・・・・さてどの寮にするか』

 

組み分け帽子は、判断材料を得るためナギの過去を見ようとするが・・

 

『!!・・・・読めない』

 

ナギは心を閉ざし、帽子を自分の意識から追い出した。

 

「・・・・節度はわきまえてほしいわね」

 

『ふむ、では君が決めてくれたまえ』

 

「そうね・・・・・じゃあグリフィンドールで」

 

『では・・・グリフィンドール!!』

 

その瞬間、グリフィンドールの生徒全員が大喜びし、他の寮の生徒達はがっかりしていた。

 

「お嬢様、本当にグリフィンドールでよかったのですか?」

 

「正直どこでもよかったんだけど・・・・知り合いがいた方がいいと思ったの」

 

ナギはそう言いながらグリフィンドールの席にいるハーマイオニーを見つめていた。

 

「(まさか、お嬢様の狙いはハーマイオニー様!?)」

 

その後、ちゃっかり橙もグリフィンドールに入り、組み分けは終了した。

 

 

 

組み分けが終わった後、監督生に連れられ寮の談話室に着いた。

 

「これからよろしくね、ナギ、橙」

 

「こちらこそよろしく、ハーマイオニー」

 

ナギ、ハーマイオニー、橙の三人は同じ部屋に割り当てられた。

 

「よろしくお願いします・・・(あなたにお嬢様は渡さないわよ!!)」

 

密かにハーマイオニーに対して謎の闘志を燃やす橙であった。

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