神々の力を操る少女   作:OECH

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ナギ無双回です
戦闘シーンって結構難しいんですよ(・_・;)


第八話

二人がグラウンドに着いた後すぐに担当のフーチが出てきた。

 

「おはよう!!」

 

「「おはようございます、フーチ先生」」

 

「さて皆さん、今日は飛行訓練です!全員ボーッと突っ立っていないで箒の左側に移動しなさい」

 

フーチの指示で全員が箒の左側に移動した後、

 

「右手を箒の上に掲げ、『上がれ!!』と言いなさい」

 

「上がれ・・・・(これだけ?)」

 

ナギ、ハリー、そしてドラコ・マルフォイの三人は一回で成功させたが他の生徒達はかなり手こずっている。

 

全員箒を持った後、

 

「それでは全員箒の上にまたがりなさい。私の笛の合図で皆一斉に地面を強く蹴ること。しばらく浮いて、前屈みになって降りてくる。いいですね? では1、2」

 

フーチの笛が鳴ると同時」に一人の生徒の箒がフワフワと浮き、そのまま生徒と共に飛んでいってしまう。

 

「ったく、仕方ないわね・・・」

 

ナギは箒を持たずにジャンプし、そのまま生徒を追いかけた。

 

「ウソ!?まさか飛行術!!?」

 

ハーマイオニーやフーチが驚いているにもかかわらず、ナギは生徒の箒を破壊し、背負いながら彼女達の目の前に降りた。

 

「・・・大丈夫?」

 

「えっ?あ、うん・・・ありがとう」

 

「先生、箒を破壊してしまってすいません」

 

「構いません、その代わり二人共念のため私と一緒に医務室に来なさい。そしてあなたの行動を評価しグリフィンドールに十点をあげます」

 

「はい」

 

その後医務室へ向かい検査を受けたが、二人共怪我は無く、少しの間ベッドで休まされただけだった。

 

後からハーマイオニーに聞いた話では、あの後、生徒が落としていた思い出し玉をめぐってハリーとドラコが箒で勝負したらしい。

勝者はハリーだが、運悪くマクゴナガルに見つかり呼びだされたそう。

 

 

 

 

フリットウィックが担当する呪文学の最初の授業では杖の振り方と『浮遊呪文』の実践だった。

 

「魔法界で最も基本的な魔法の一つが『浮遊の術』。物を浮かせ下ろす術です。では皆さん先程教えた振り方で呪文を唱え、目の前にある羽根を浮かせてみましょう」

 

この魔法はナギにとっても基本中の基本なので、あっさりとやってのけた。

 

「(簡単・・・・少し遊んでみよう)」

 

ナギは羽根を一枚の紙に変え、鳩の形に折り、それを自分で作り出した風に乗せ飛ばした。

 

「素晴らしい連続魔法!!グリフィンドールに十点!」

 

フリットウィックはかなり興奮し、他の生徒達も鳩が飛ぶ様子をずっと見ていた。

ふとナギがハーマイオニーのいる方を見ると、彼女も成功させていたが隣の男子と少し口論していた

 

 

 

 

大広間

 

「・・・ネビル、ハーマイオニーは?」

 

大広間でハロウィンパーティが始まったが、ナギはハーマイオニーが来ないので隣に座っているネビルに聞いてみた。

 

「聞いた話だけど女子トイレにい篭っているらしいよ・・・泣きながら」

 

「そう・・・・心配だから行ってくるわ」

 

ナギは橙を残して女子トイレへ向かった。

 

 

 

 

気が済むまで泣いた後、ハーマイオニーは洗面所で顔を洗っていた。

 

「友達か・・・・(もしかしたらナギも・・・・)」

 

「ハーマイオニー何かあったの?」

 

「ナギ?どうしてここに?」

 

「あなたが泣いてるって聞いたから」

 

「・・・ありがとう、もう大丈夫よ」

 

「そう、ならよかった」

 

「ねえナギ、あなたは私の事・・・・」

 

その時、二人がいる女子トイレにトロールが入ってくる。

 

「な、なんでトロールがこんな所に!?」

 

「ハーマイオニー危ない!!」

 

ナギはハーマイオニーを庇うように彼女の前に立つが、トロールが横に振った棍棒で個室のほうに吹き飛ばされてしまう。

ハーマイオニーは隙を突いて出口へ走ったが、ドアには鍵がかかってあり全く動か無かった。

諦めたハーマイオニーに向かってトロールが棍棒を振り落とそうとした時、

 

「・・・・・え?」

 

諦め、目を閉じていたハーマイオニーが見たのは・・・・傷一つ無いナギの姿と彼女の手にある刀、そしてその刀で切り落とされたトロールの片手と棍棒だった。

 

「いい加減にしなさいよ・・・・・この単細胞生物」

 

「ナギ?」

 

ナギは凄まじい殺気を放ちながらゆっくりとトロールに近づいていく。

 

「私の友人に手を出すなら・・・・想像を絶する『痛み』を教えてあげるわ」

 

ナギはそう言いながら刀に冷気を纏わせる。

 

「少し待っててハーマイオニー、すぐに終わるから」

 

「・・・・・うん」

 

その後、ナギはトロールの両手足を一瞬で切断。トロールの傷口は全て重度の凍傷を負っている。

それでもまだ生きているトロールに対し、ナギは刀を巾着袋にしまった後、両手から鎌鼬を放ちトロールの全身を切り刻む。

あまりの痛みにトロールが気絶したのを、ナギは十分と判断し殺気を消してハーマイオニーに駆け寄る。

 

「ナギ、トロールは?」

 

「気絶してるからもう安全よ」

 

「よかった・・・・」

 

ハーマイオニーは安心したのか気を失い、ナギに向かって倒れこんだ。

そのまま出ようとすると、騒ぎを聞きつけたのか教師陣がトイレに入ってきた。

 

「これは一体・・・Ms十六夜、ここで何があったのです?」

 

「二人でトイレを出ようとすると出口にトロールがいて、襲いかかったので気絶させました」

 

「・・・・・そうですか(一体どんな魔法で・・・)」

 

少なくともマクゴナガル知っている中にトロールにこのような傷を負わせる魔法は無かった。

 

「わかりました。しかし今後このような無茶な事はしないように。いいですね?」

 

「はい」

 

「後は私達がしますからあなたはこの二人と一緒に寮に戻りなさい」

 

マクゴナガルがそう言うと彼女の後ろからハリーとロンが出てきた。

 

「わかりました」

 

ナギはハーマイオニーをおんぶしながら自分達の部屋に戻った。

ちなみに戻った時橙に泣きながら抱き付かれ、その拍子にハーマイオニーをうっかり落としてしまい、後日ハーマイオニーに怒られてしまう。




次回はハーマイオニー視点の話かも?

どの国でも賢い人は妬まれるのかな?
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