ときめきメモリアル4 ~the original story ~ 作:ユキヒコ
まだまだ日は浅いですが 自己満足の小説を書いていきますので
よろしくお願いします!
それでは、第三話です! 今回はちょっと長いですがどうぞ!
後…カイのキャラが崩壊してるかもです…ごめんなさい!
大倉「おはよう、皆」
「おはよう」
語堂「おはよう 大倉さん この前の貴方が見つけてくれた本読んだわ
なかなか面白かったわ ありがとうね」
大倉「ううん、あたしはただなんとなく語堂さんに合うかもって思っただけだから」
語堂「そうなんだ、ふふ…あ」
正宗「おはようございます!皆の衆!」 「…おはよー」
扉を開けりゃごく普通の教室での日常が広がっていた
俺には眩し過ぎて目を逸らしちまう
大倉「立花君 また恥ずかしがってるよ」
「べ、別にそういうわけじゃあねぇって…」
正宗「すみませんね、流はまだ慣れてないのでござるよ…」
正宗はぎこちない俺をフォローしてくれた
だが、俺は背後にへばりつく臆病な自分って奴に腹が立っていた
一度不登校に経験すると後ろめたさがあって馴染むのも難しい
そしてそれは社会に出てもきっと続く 自業自得だけどな
これに打ち勝つなら今以上に心を強くなくちゃあならない
それが今の俺の課題の一つって奴だろうな
語堂「まぁ良いじゃん、あんたのペースでやっていけばいいわ
待ってるから頑張りなさいよ」
「…へへ、わーってるって」
語堂からのエールを貰えるとは思わなかったから目を丸くしていた
がこれがめっちゃ嬉しくなっちまったから俺は素直に笑って
小声でサンキュっと伝えて自分の席へと向かった
そして今日の日付を確認する
入学式から今日で二週間ぐらい経ったな
あれからあの本を読みながら俺はちょくちょく自分磨きに励んでいる
得た物は微々たるものだが塵も積もれば山となって俺の力になってくれる
そんな気がした まだ友達作りってのは苦手だけどよ
部活やバイトが出来るらしいが…部活は今のところ考え中
バイトは興味があるが…恥ずかしながらちょっとまだ早いかな…と勇み足に
それとアイツ…龍光寺はちょくちょく学校に来てはすぐに帰っちまうんだ
おかげで携帯の番号が聞きだせねぇっつー様だ 中々難しいなぁ
正宗の携帯で昔アイツが持ってた番号を試したが 駄目だったようだ
恐らくアイツの御父さんが新しいのをとっ代えたんだろうな
赤毛野郎「よっすよっす!おっはよぉ!流ちゃぁん♪」
「…お、おはよう 赤髪」
そんな馴染みにくい俺の悩みの種がこいつ 赤髪だ
こんな風に誰でも馴れ馴れしくからちょっと鬱陶しい
爽やか男「こぉら、駄目でしょ 龍渡 立花くん困ってるじゃん」
赤髪「おっと、そうだったねぇ ごめん 流くん 鬱陶しくてさ」
そう言ってすぐ赤髪と一緒に謝ったイケメンは鈴木ユキヒコ
俺は全然平気だって言って済ませてるとホームルームをしに末寺山先生が来たので
席へ引き返し 全員口を閉じてホームルームへと打ち込む
んじゃ、俺が授業を受けてる間、赤髪とユキヒコを説明するぞ
フルネームは赤髪龍渡 低身長の所謂DQNネームっぽい奴
人懐っこく明るい奴だけど馴れ馴れしい 黙ってれば結構いける奴なのに
勉強は苦手みたいだがスポーツがそつなくこなせるし…
んで、右の爽やかな鈴木ユキヒコ…ホント統一感ねぇよな
苗字は漢字なのに下は片仮名ってアニメでしかないような名前だと思ったわ
まぁでも幼少の頃イギリスから引っ越したとか行ってたらしいから無理もないかな
皐月先輩ほどじゃあねぇと思うけど勉強は結構出来るみたいだ
んで、この赤髪とは小学生んときに会ったらしい もう一人も居るらしいが
それらしい奴はいねぇな…ま、そのうち会えるか
えっと、部活は前者はサッカー部、後者は吹奏楽部だ
でも自宅での生活はよく知らん あまり多くは語らねぇし暗黙って奴だろ
とここで三限目のチャイムが鳴った 時間は12時半
ここからは昼休みで弁当食う時間になっている 時間は三十分となっている
まぁでも今日は慌ててたもんで弁当忘れちまったから…
正宗「それじゃ、参りますか!流!」
「やれやれ、静かに迅速に頼むぜ?」
こいつと一緒に行くことになった コイツいちいちリアクションが馬鹿みたいに
デカいから一人で行きたかったんだけど…まぁあまり邪険にするこたぁねぇかな
席を立って外へ出ようとしたとき 龍光寺の席が見えてちっと止まっちまった
別にアイツがどうしようと俺には…関係ないが…
大倉「先生の話によれば、龍光寺さんはお昼休みに来るらしいわよ」
「どげ!?お、俺は学校をサボってる奴なんかどうでもいいよ!」
大倉「あら、別に私は独りごとを言っただけよ 気にしなくていいわ」
惚けた顔して俺の心を突っついてきやがる この大倉…
「き、気にしてねぇよ!全っ然!」
正宗「大倉殿!ありがとうございます!」
「呑気にお礼を言うんじゃあねぇっ!早く行くぞ!」
俺はこれ以上の余計なことを言わせまいとこいつを引っ張って外へ出る
ドアを閉めてる時に大倉さんが俺達に手を振っていたのは…気にしねぇ!
…でも何だってあんな事まで知ってんだ?
確かに大倉さんは結構可愛いし、気さくに話しかけてくれるから
色々と友達は居るみたいで、知らない奴でも積極的に話しかける所を見たことある
おかげで結構顔が広いみたいなんだが…そうまでする必要あんのかね
と真面目に考察し始める俺 …まっそんなことをしても無駄だけどな
正宗「いやぁしかし、良かったですね 今日は来てくれるみたいで
カイ殿、すぐ帰っちゃいますから寂しいです」
「お前は楽観的だよな…俺は色々気になることがいっぱいよ」
正宗「んー確かに少し気になりますけど
やっぱりカイ殿が来てくれるってだけで嬉しいです!」
対するこいつは大倉さんの妙な人脈の異常な広さを感じつつも
それでも良いなんて言っちまう まぁでもそれがこいつの良さではあるな
ぴぃーーーっ! 突然喧しいホイッスル音が聞こえてくる
このホイッスルを聞いて苦い顔になる
「こら!そこ!止まれ!」
正宗「はわわ…C組の鷺沼殿でござる!」
鷺沼って名前を聞いて下がった眉がますます下がり始め舌打ちをする
面倒なのが来たなっていう意味でな
鷺沼「立花流!また歩いている時ズボンのポケットを手を突っ込むとは
貴様…この前も注意したばかりであろう!更に制服を着崩しすぎだぞ!」
この糞眼鏡が鷺沼、名前は鷺沼太一 同級生
性格は超がつくほど真面目で規律を重んじ乱す者は注意をする
風紀委員を気取った野郎だ、勿論風紀委員になんか所属していない
半端趣味同然でやってるから生徒や教師に賛否を呼んでいるし
中にはこれが原因でこいつに恨みを抱いてる奴が一部居る 自業自得だぜ
でもあまり皆がやらなそうな学校の窓ふきとか細かい掃除や
先生の手伝いを積極的にしているらしく
それだけこのきらめき高を愛してるという事で一部には好かれてるらしいが…
「あー、すんません…気を付けますって 後で、後で直しますって」
鷺沼「反省が足りん!ちゃんと直さんか!」
はぁ…もうこりゃもう病気だな…いくら良い所はあっても
コイツのことは好きになれん 冗談も融通も通じねぇみたいだからな
俺の事を不良だと認識してしつこく注意してきやがる …まぁ事実かもだが
いくら正宗が説得しても聞き入れないのは解せねぇぞ 糞が
「ったく…これでもう文句ねぇよな 自治沼さん」
鷺沼「鷺沼だ…はぁ、まぁそれでいい 今度から気を付けておけ」
そう言って自治厨の眼鏡は去って行き
奴が見えなくなった所でうるせぇっと小声で吐き捨ててやって購買所へ向かう
正宗「こ、これは凄いですね…」
「いいよ、適当に選んじまえばさ 俺が行ってくるよ」
正宗「気を付けてくださいませ…」
そう言って先の見えない購買所の人だかりの沼に足を突っ込む
きっと昔の俺だったら、これを見たらちょっと後ずさるのかもしれないな
とそんなこんなで俺はこの激戦の中で
あんパン、明太子パン 抹茶メロンパンを手に入れたぜ
正宗にはあんパンを渡してやった おやつはいつも饅頭食ってるからな
そうして今も激化する戦闘から離脱した…まぁたまにはこれも悪くないかもな
正宗「顔がにやけておりますぞ 流 それでは強者への道は遠いですぞ」
「うるせぇーやい」
階段を昇ってる途中先輩に遭遇し、挨拶をし2階の職員室前へと到着した
やっぱ先輩は威厳あるよなって正宗と会話してると
右奥からざわつき声が聞こえてくる 俺や正宗は耳を済ませてみる
「…見ろよ、皐月先輩だぜ」
「嘘…!?何で一年の教室の方の階段に行くの!?」
…どうやら皐月先輩が三階にある一年の教室に向かうらしい
別にどこへ行こうともあの人の自由だと思うけどな
と二年の先輩の方を見て思った俺は正宗の方を見る
目をきらきらと輝いてやがった。感動してやがるんだコイツ
「いつも見てる 光景だろ 正宗 あの人はその才で一目を置かれ
誰にでも一目置かれ絶大な憧れを持たれる存在…俺達には何度も見たものだろう」
正宗「それでも、優お姉ちゃんはそれに負けることなく輝いておりますよ
自分らしさを…流だってそれに惹かれてその優お姉ちゃんを…」
「…何、気色悪ぃ名前で呼んでんだよ… 先輩だろ?」
でも…と言って俺を見つめる正宗 やめろよ…やめてくれ
少し変わっただけだぞ…いくら俺の努力だって限界はある…
追いつこうとしたら周りからの嫉み、トラブルを負ってきて
全てが裏目に出た…あの人には絶対たどり着けない
だから俺は好きだった想いを捨てたんだ
正宗「…すみません、流…今のは失言でしたね
確かに公の場で呼ぶ名ではありませんね もう子供の時とは違うんですね」
「そういう事だ…もう行こうぜ 食う時間がなくなる」
どんよりしちまった雰囲気を取っ払う為に皆の待つ教室への階段に手を…
龍光寺「……失礼します」
昇ろうとした手が止まった それは正宗も同じだった
俺達はすぐさま踵を返し元の場所へ
眼鏡男子「お…なんだなんだ?お前らも気になったのか?あそこに居る女子を」
「…まあな、そういうアンタもか?」
小林「あぁ、小林学だ お前らB組だろ?」
俺達はとりあえず、この小林とかいうのに自己紹介を済ませた
鷺沼とは違った眼鏡をかけた男子 小林学 同級生 A組
後で聞いた所によると前に入学式でちゃちゃをやらかしてたらしいが
…まぁそんなのはどうでもいい
俺と正宗は小林の先に居る龍光寺を見ていた
小林「よっぽど気に入ったみたいだな…でもやめておいた方がいいぜ
あの子、ちょっとヤバイ噂が立っているみたいだからな」
正宗「噂?それは何でしょうか?」
小林「あぁ、暴力団に足を運んでるとか…無抵抗の同級生リンチしたとか
他にもいっぱいあるがどれも黒めの噂ばっかだな…あーあ、結構可愛いのになぁ」
正宗「な…!何を言ってるんですか!!小林殿!!
カイ殿は!そんな人じゃないです!!取り消してください!!」
小林「ちょ!お、落ち着けって!俺が流したわけではないぞ!
暴力反対!暴力反対!!」
正宗が感情的になった事と喧しく騒ぐ小林のおかげで
ちょいギャラリーが集まってざわついてきたのでここで正宗を止めてやって
謝罪することになっちまったが 小林は文句言いつつもあっさりと許してくれた
んで周りも収まったのを確認して帰って行ったので
これでカイを見る疎んだ目は減ったはず ふぅ…
…にしてもこの小林とかいうのは随分とあることないことをぺちゃくちゃと…
っと…いけねぇ 平常心…正宗がキレてなきゃ俺がキレてたな
…でもまだムカムカしてやがるな、こいつが発生源じゃあねぇのに…はぁ
でも一つ分かった事はコイツのスケベ面を見る限り
龍光寺が財閥のお嬢様だってのは ほとんど知られてないってこと
小学生の時は普通に明かしてたけど…やっぱ中学ん時に何かあったなこりゃ
これは龍光寺のお父さん、
話を合わせての事だろうな
と俺がご丁寧に龍光寺の考察をしているとこっちへ向かってきた!
小林「あ…やっべ、こっちに来る…ぴゅっぴゅぴゅ~ぴゅぴゅぴゅ~♪」
耳障りな口笛吹いてて結構イラついたががまぁ龍光寺に話せる事が出来そう
この眼鏡へのイライラがすっ飛んで正宗と一緒にカイの所へ行く
小林の野郎が止めようが知った事じゃあねぇや
俺は噂なんかに惑わされず コイツと接してやるさ 昔みたいに
正宗「カイ殿!カイ殿!」
「やっと来やがったな おっせぇぞ 龍光寺」
龍光寺「…あぁ、お前らか 今日は気分が回ったからちょっと寄ってみたんだ
10日程来なかったけど 変わりないか?立花、正宗」
コイツ…不登校常習犯の癖して随分と爽やかに悪びれもなく言ってくれやがる
でもこうやって言うからこそ 俺と正宗は信じられる
変わっちまってもコイツは俺達の知ってる龍光寺だってな
噂なんて気にする必要はねぇな 真実じゃあねぇからな
それにアイツはリンチより誰かの前へ立って相手をぶちのめすの方が多いしな
再会した時はなんか驚きすぎちまってたけど 今じゃ馬鹿らしいな
どんなに変わっても龍光寺だ、そこまで悲観的になることもねぇ
「へっ、お前が目立たなくなるほど頑張ってるぜ
だから気にせず学校に来いよ」
龍光寺「あぁ、気が向いたらな」
「やれやれ…」
こりゃしばらくこの調子なのかもなと俺は思った
でも少しずつ来てくれれば俺も正宗も嬉しいぜ
正宗「…カイ殿…」
龍光寺「そんな情けない顔すんなよ、あたしは大丈夫さ
でも心配してくれてありがとな 正宗」
正宗「いえいえ…拙者は構いません、来てくれるだけで嬉しいですぞ!」
純粋な目で龍光寺を見つめる正宗 昔からこいつは純粋無垢なんだよな
微笑ましくもあるがそろそろ打ち切らねぇと授業に遅れそうだと思ったから
二人を連れて教室へ 龍光寺に昼飯食ったのかを確認したら
食ってないと言うもんだから明太子パンをあげて階段を駆け上がる
教室に戻った10日ぶりの龍光寺が皆に迎えられた
黒い噂っつーもんがあってもこうやって心配してくれたり奴が何人かは
居てくれたものでちょっとホッとした
ここで俺とお前も少しずつ変わればいいよな…
んで…今、五時限目…社会だ…正直眠い…この時間になると疲れて集中力が…
正宗「流…寝ちゃだめですよ」
寝ないように俺の腕を指で突っつく正宗
ありがたいがちょっと恥ずかしいからやめろよと言いたくなるな…ふぁあ…
授業が終わり中間休み…これがラストと気合い入れようと顔を洗いに出ようとすると
龍光寺「立花 ちょっといいか?」
「ん?どした?」
龍光寺「いや、ここじゃあなんだから 場所を移しそうぜ」
何だよっと文句は垂れるがまぁ話の内容次第じゃ楽しいものかもなと
思って承諾する …その後ろで黄色い声を浴びせてくるクラスの連中は無視
んで指定されたのは理科室だ 締めた際にこの話は誰にも秘密だって
言うもんだから 何かあるなと思った
「まぁいいけど、んで…勿体ぶってここまで来てまでする話ってのはなんだ?」
龍光寺「いやな、授業がつまんなくてな 眠たくならねぇか?」
「つまんなくはならねぇけど、それなりには眠いな…」
俺はその質問に素直に答えた …まさかそれだけかと俺が聞こうとした時
龍光寺「だからさ、今から早退して遊びに出掛けないか?」
「…はいぃ??」
こんなとんでもない爆弾発言を投げ込むもんだ
いやはや俺の幼馴染は恐ろしいぜ
「ったく…駄目だ、もう少しで授業が終わるからその時で良いだろうが」
龍光寺「なんだよ この前はあたしに悠々とサボりについて語ってたじゃないか」
「ぐっ…!そ、それは…」
短絡的にあんなことを言っちまった入学式の帰り道での俺をぶん殴りたいと
深く後悔していた…
龍光寺「…立花、お前もまたあのスリリング
…味わいたいんじゃあないのか?こんなのお前にしか頼めないんだし…な?」
「…はぁ…分かったよ、今回だけ、だぞ 龍光寺
ならそん代わり…次の日にはちゃんと朝から登校してもらうぞ
それと正宗と俺が連絡出来るように携帯の番号もな」
龍光寺「はは、それならお安い御用さ 約束するよ」
「なら、良し…んじゃ作戦を決めようか」
こいつの巧みな話術に上手くのせられちまったが
それで龍光寺の携帯番号を教えてもらえるならそれでも良いかと
切り替えて 早退する作戦を今、この場で決め始める…
後編へ続く
≪5月16日≫ 三話楽しんでいただけたでしょうか まだまだ序盤ですけど
楽しんでくれたら幸いです さて、少しお知らせがあります
久しぶりにときメモ4を触ったばっかりなので カイや皐月先輩達の設定を忘れてる
所がありまして 少しばかりときメモ4再プレイを兼ねて四話の投稿は自粛します
楽しみにされてる方は本当にもうしわけございません