【凍結】艦隊これくしょん《~新しい提督は研究員だけどソルジャー!?~》   作:アインスト

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今回も早めの更新です。

では、本編どうぞ。


Mission5 「やっぱりアンタは最低だ」

Mission5 「やっぱりアンタは最低だ」

 

夜。司令室にて。

 

こっそりと司令室に入ってくる艦娘が一人。

 

天龍「よ~し、まだ寝てんな?」

ツルギ「(-.-)Zzz・・・・」

 

天龍が向かった先は....ツルギの愛用しているBLADEシステムMk-2が置かれている机だ。

 

天龍「ち、ちょっとくらいならいいよな?壊さなきゃいいだけだし....」

 

天龍がBLADEシステムMk-2に手を触れようとした瞬間。

 

?「天龍ちゃん?な~にしてるのかしらぁ~?」

天龍「ゲッ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝。

 

ツルギ「ふわぁ~、今日も頑張るか~。って、ん?」

 

ツルギが目にした物は、手を縛られ倒れている天龍と何かふわふわした雰囲気のある女性だった。

 

?「あらぁ~、おはよう提督?」

ツルギ「え~と、お前は....」

龍田「天龍型二番艦、龍田よ~、よろしくね」

ツルギ「ところで天龍、お前何してんだ?まさかそういうプレイか?」

天龍「ちっ、ちがわい!!俺はただちょっとアレを借りようと思っただけで....」

ツルギ「まさかとは思うがBLADEシステムMk-2に触ろうとしたのか?」

天龍「ギクッ」

 

あぁ、だいたいわかった。

つまりBLADEシステムMk-2に触ろうとしたところ、龍田に見つかってお仕置きされてたって事か。

 

龍田「だって~、夜なのに司令室から物音が聞こえたんだもの~♪」

ツルギ「それでこうなったと....これで身に染みたろ?」

天龍「お、おう....」

龍田「じゃあ提督、天龍ちゃん、私用事あるからまた後でね~」

 

龍田はそう言って司令室から出ていった。

 

ツルギ「え~と、天龍、大丈夫か?」

天龍「心配しなくていいから早くほどいてくれ....」

ツルギ「あぁ、わかった」

天龍「チクショウ....龍田ほど怖い物はないぜ....」

ツルギ「でしょうな」

 

 

 

数時間後。

電「提督~!お手紙届いたのです~!」

ツルギ「はいはい、で?内容は」

電「どうやら合同演習のお手紙らしいのです」

ツルギ「どこの鎮守府とだ?」

電「え~と、第三佐世保鎮守府艦隊なのです」

ツルギ「第三佐世保鎮守府艦隊?確かあの鎮守府って様々な戦績を上げている鎮守府の1つか?」

電「そうなのです。けど....」

ツルギ「けど?」

電「あそこの鎮守府はブラックだっていう噂があるのです....」

 

ブラック鎮守府。

その名の通り、ブラック企業となんら変わらない人権無視が当たり前の鎮守府だ。

艦娘への暴行は当たり前、奉仕だと言って性的な行為もさせたり、艦娘が意見すれば殴る蹴る。

しかしその内情は決して外部には漏らさない。

その内部でもみ消しているからだ。

 

ツルギ「だったらその化けの皮剥がしてやればいい」

電「で、でも証拠がないといけないのです....」

ツルギ「証拠なんていくらでも見つけられるだろ」

電「そんな事できるのです?」

ツルギ「あぁ、やってみる。ところで電、時間は?」

電「あ、本日ヒトマルサンマルに来るそうなのです!」

ツルギ「10時半か....」

電「編成はどうするのです?」

ツルギ「火力も大事だが....やはり島風にも出てもらおう。編成は金剛、天龍、龍田、島風、榛名、比叡でどうだ?」

電「う~ん、提督がいいならいいと思うのです!」

ツルギ「そうか」

 

 

10時半

 

ツルギ「来たか」

電「来たっぽいのです」

篠原「第三佐世保鎮守府艦隊提督、篠原ジュウゴだ」

不知火「秘書艦の不知火です」

ツルギ「お待ちしてました。篠原大佐」

篠原「ほぅ....貴様が新人提督の氷室中尉か。よろしく頼む」

電「提督。あの....」

ツルギ「どした?電」

電「不知火ちゃんの目をよく見てください」

ツルギ「目?........ッ!?」

 

俺は不知火の目をよく見てみる。

すると、不知火の目には光がほとんどなかった。

 

ツルギ「電、あの目は心に傷を負っている証拠だ」

電「やっぱり....どうするのです?」

ツルギ「とりあえず客室に案内しよう」

電「わかったのです」

 

俺と電は篠原大佐らを客室に案内し、そこで休憩させた。

 

ツルギ「さて、どう出るか....」

電「早く証拠を掴んで助けてあげたいのです....」

 

そして1時間後。

ようやく動きが見えた。

 

電「提督、客室から声が....しかも殴ってる音もするのです....」

ツルギ「よし、合同演習を始める前に証拠を掴んでしまおう」

電「はいなのです!」

 

客室前

 

天龍「ん?提督、電、何やってんだ?」

ツルギ「天龍もくるか?」

天龍「何すんだよ?」

電「ブラック鎮守府の提督をコテンパンにするのです!」

天龍「へぇ~、面白そうじゃねぇか!」

ツルギ「シッ!」

電「ほえ?」

天龍「声が聞こえるぞ....?」

 

俺達は聞き耳を立てて声を聞いてみる。

 

篠原「なんだその目は!!」

 

『ゴスッ!』

 

不知火「うっ....」

篠原「いいか?お前達は人間ではない、兵器だ。その涙は仮初めだ!貴様らは戦って死ねばいい!」

 

『コン、コン』

 

篠原「む?」

ツルギ「どうも」

篠原「どうした?何か用か?」

ツルギ「ええ。ちょっとですね」

篠原「言ってみろ」

ツルギ「先程、篠原大佐が『艦娘は兵器だ』と申されていた事についてなんですが......」

篠原「なんだ、何か異議があるのか?」

ツルギ「はい。では質問です」

篠原「なんだね」

ツルギ「彼女らが兵器なら貴方がいつも携行している拳銃は泣きますか?」

篠原「何.....?」

ツルギ「俺は彼女らの事を兵器だとは思いません」

篠原「ほぅ....その根拠は何だ?」

ツルギ「俺は彼女らを兵器としてではなく、仲間として見ています。彼女らは立派に戦っている、事実俺もそうでした。彼女らの勝利は我々提督との絆による信頼関係によって成り立つのでは?」

篠原「違うな、ヤツらの勝利は我らの見事な采配のおかげで『じゃあ』ん?」

ツルギ「....じゃあ、アンタのその采配で何人の艦娘を犠牲にした?」

篠原「犠牲だと....?あんな物、国を救う些細な物ではないか」

天龍「ふざけやがって....」

電「許せないのです....」

 

俺は天龍達を腕で制し、話を続けさせる。

 

篠原「それにヤツらにとって国のために戦って死ねるのだ、それが本望ではないのか?」

ツルギ「・・・・・・。」(ギリッ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう我慢の限界だ.......。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はアイツの腹めがけて一部着装した拳で殴り飛ばした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

篠原「グゥッ....き、貴様ァ!」

ツルギ「これではっきりしたよ....やっぱりアンタは『最低』だ」

篠原「何ィ!?」

ツルギ「ただ椅子にふんぞり返ってピーピー喚いてるだけじゃないんだよ、俺は。今回の合同演習は無しにします」

篠原「貴様.....上官に向かってなんだその口の利き方はぁ!?」

ツルギ「じゃあ、俺がこういうヤツだったら?」

 

俺は篠原にある物を見せた。

見せただけで篠原の顔色が真っ青になった。

 

篠原「ま....ま....まさか....貴様、DARPAか!?」

ツルギ「そういう事だ。さっさと帰れ」

篠原「き、貴様ァ....!」

ツルギ「あぁ、それと」

篠原「?」

ツルギ「アンタの悪行、全部元帥のところ行ってるから」

篠原「な.....に.....」

ツルギ「アンタ多分帰ったら捕まるよ。提督としての身分も剥奪されるだろうな」

 

そして数分後、篠原らは帰っていった。

不知火は帰る間際、「ありがとう」と言っていた。

 

天龍「ま、世の中あんなヤツがいるって事だな」

電「提督、かなり怒ってましたね」

天龍「提督も提督なりの考えがあるんじゃねぇのか?」

電「そ、そうですね」

ツルギ「戻るぞ電、戻ったら報告書が山積みだ」

電「はいなのです!」

天龍「俺も手伝ってやるぜ?」

ツルギ「あぁ、ありがとう」

 

See you next mission.....




次回、巨人が動き出す。

次回《Mission6 悪意》
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