仮面ライダーまどか☆555 ──灰色の冀望   作:人生舐めてる

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みなさんお久しぶりです。投稿が遅くなってしまい申し訳ございません。_| ̄|○

諸事情で、いいイメージやネタが思い浮かばなくて……。誠に更新が遅れて御免なさい!




8話 あのときの真実

 巧也となぎさは魔女の結界に入っていた。

 入って数刻経つと、巧也は、なぎさに違和感を感じた。

 

 なぎさとの距離がかなり近い。今、なぎさは巧也の腕を抱いて歩いている。

 最初はまだ魔女が怖いからやっている事かと思っていたが、違う。

 巧也は、なぎさの顔を見るとそれが判る。なぎさは魔女の結界の中にいるのに恐怖をあまり感じていない様に感じられた。

 むしろ今にも鼻歌を歌いそうなくらい気分が良さそうな顔をしている。

 

 ──どういうことだ……?なぎさ……お前は魔女に怯えていたはずじゃないのか……?──

 ──この変わり様……見た目的な意味じゃなくて精神的な意味で気持ち悪い。──

 

 巧也がそう思っている間に、なぎさは更に巧也の腕を自分の身体に寄せる。

 なぎさの行動に巧也は焦りを感じた。

 

 ──……まずい事になった。俺に惚れている事を頭に入れてなかった……。これからコイツは俺の行動を束縛しそうだ。──

 

 巧也は行動を縛られ、呼び出されたりされるのは困る。自分の意思以外で、まどかとの時間を削られるのは拷問に近いからだ。

 そこで巧也は考えた。

 適度に好感度を減らして自分に対する恋心を擦り減らしていこうと。

 

 ──お前と恋人になるのは御免だ。まどかといる時間が少なくなるし……下手すれば守れなくなる……──

 

 

 

 なぎさと巧也は魔女の結界を歩いていると異様な声が聞こえてくる。

 魔女の使い魔だ。

 巧也は使い魔の姿を確認すると、カイザに変身しようとなぎさを離し、カイザに変身する。

 

 ──9.1.3.Enter 「変身!」

 

 カイザはベルトに装着していた携帯電話をはずし、コードを入力し、銃モードにして使い魔を撃ち抜いて一掃する。

 

「ふぅ……」

 ──…………。──

 

 巧也はカイザフォンを、見て思いふける。

 

 巧也はカイザに変身する度に違和感を感じた。

 カイザは変身すると同時に操作方法(戦い方)を教えてくれる。

 その時に送られた情報によるとカイザ専用の武器がある筈なのだが、どうゆう事かそれが無い。

 情報によると、カイザブレイガン、カイザショット、がある筈だが、それらがケースの中に入っておらず、贈られて来なかった。サイドバッシャーというバイクもあるらしいのだが、それを呼び出すバイクの番号を入力しても来ない。

 

 自分はこのカイザを何の躊躇いもなく利用しているが、smart(スマート) brain(ブレイン)は何故こんな物を作っているのかわからなかった。

 

 ──何を企んでいる?スマートブレイン……──

 

 

 

 

 巧也がカイザの事についてぶつくさ考えていると、魔女いる部屋へ到着した。

 なぎさと巧也が魔女に戦いをしかけると、巧也はなぎさに驚きを隠せなかった。

 

「おい!今日は俺が仕留める!だから今回は後ろに下がれ!」

 

 今なぎさが自分から率先して魔女を倒しに行っているからだ。

 そんな、なぎさに巧也は注意を促す。

 

「おい!なぎさ、距離を取れ!突っ込みすぎだ!」

 

 巧也は咄嗟に援護しに行く。

 カイザは魔女を殴り、目を潰して視界を奪い、時間を作ってなぎさに話しかけた。

 

「なぎさ!」

 

 巧也が呼びかけると、なぎさは反応して巧也の方へ向き直る。

 その顔は青くなっており生気が薄い。

 

「大丈夫なのです。巧也!早く……巧也の力になりたいのです。だから……」

 

 なぎさは、巧也の役に立ちたいと思い魔女のトラウマをいち早く克服しようと我慢していた。

 

「……お前の気持ちは分かった。だが、無理に我慢すると連携は拙くなってしまう。俺がやる。」

 

 そう言って巧也は、なぎさと交代する様に魔女の前に出て何度も殴りかかる。カイザに殴られ魔女は悲鳴を上げ後ろに交代し、なぎさが直様後ろから魔法で射撃する。

 すると暫くすると魔女は命が尽きたのかその場で消滅して、その後にグリーフシードを残して結界が現へ変わった。

 

 

 

 XXX

 

 

 

 戦い終わった巧也となぎさは、変身を解除する。

 巧也は魔女の落としたグリーフシードを回収して、なぎさに渡す。

 

「ほらよ、なぎさ。」

 

 巧也はグリーフシードだけ渡し終えるとそのまま帰ろうとした。そんな巧也をなぎさは咄嗟に抱きついて止める。

 なぎさの行動に巧也は不愉快な気持ちを表すかの様に声のトーンを低くしてなぎさに話しかける。

 

「なぎさ、何だ?俺は疲れたんだ……帰らせてくれ」

「私は……巧也ともう少し……。」

「帰らせろ。俺は疲れたんだ!」

「え、あそ、そのゴメンなさいなのです……。」

 

 巧也はそれだけ言うと、ため息をついて、なぎさをその場に残して去って行った。

 なぎさは追求しすぎると嫌われると思い、恐る恐る離れる。

 

 ──巧也……どうして、なぎさに冷たくしたのですか?──

 

 なぎさは去っていく巧也の背中を見て下唇を強く噛みながら服の裾を握りしめた。

 

 

 XXX

 

 

 巧也はなぎさと別れたあと、なぎさについて考えながら、まどかのいる自宅へと帰っていた。

 

 ──なぎさ……確かに、お前は一人で頑張った。確かに、俺だけがお前(なぎさ)の味方なれる……でも、俺はな、なぎさ…お前は俺の事を裏切らなくても、俺はまどかを一番に考えている。だが、それで良いだろ?俺がいなければお前は一人ぼっちのままだった。いずれ、ずっと友達のままでいる様に調節させてもらうからな……──

 

 巧也が人けのない場所へ入ると鼻に刺激のある匂いを感じる。火薬だ。

 巧也は何と無く気になって現場へ向かって行った。

 すると、今度は火薬が弾けるような音が聞こえた。銃声かもしれないと思い、興味本意で走ってむかった。

 五分程経ち、ビルや建物を曲がりに曲がって、現場に到着すると、信じられない光景だった。

 

「ちょ、ちょっとタイム…タイム。マジで頼む。」

「良い加減、ファイズのベルトの在りかを教えろ。」

 

 一人の男性を特殊警察みたいな格好が二人と…自分(カイザ)と同じ物……いや、似た者に変身している者が二人いた。

 それはまるで、カイザと違い、ラインを持たず、胸の装甲がオレンジ色で仮面は一つ目の真っ白だ。

そう、前に巧也を襲った奴と同じ者だった。

 合計四人が一人の男性を追いかけ、殴り飛ばし、地面へと転ばせた。

 

「教えろ!ファイズのベルトは何処だ!」

「……そんな記憶、うんこと共に出て行っちまったよ。」

 

 追いかけられていた男性がそうゆうと、白い仮面の人間が仲間に言う。

 

「おい、お前ら、此奴を連れてけ!連れて行って拷問でもして吐かせる」

「待て待て待て待て!ターイム!出したもの思い出すから待ってくれ!」

 

 巧也は目を凝らして、追いかけられていた男性を良くみる。

 その男性を見て、巧也は何故かその男性を助けたくなった。(そもそも、人が殺されそうになっているのに助けず見て見ぬ振りするのは眠りが悪くなる。)

 そして、一人の白い仮面が、自分の存在へ気づいて、此方へ向いた。巧也はバレて仕方がないと思い戦闘準備に入った。

 

 ──913…Enter

「変身……。」

 巧也は変身したと同時に駆け出して、その場へ行き男性を守る様に間へ割り込む。

 

「カイザか!?貴様いったい誰だ!」「何故そのベルトを持ってる!?奪ったのか!!言え!」

「だ、だれだ?オメェ?もしかして、乾……か?それとも……」

 

 目の前の人間達は何か喋っているが巧也にとってどうでも良かった。

 

「おい!お前!聞いているのか!」

 

 白い仮面の一人がカイザへ触れると、カイザは思いっきり振りかぶって、それに殴りかかる。

 殴られた白い仮面は宙にまって遠くに飛ばされた。

 反射的に他の者はカイザに攻撃を開始し始める。

 カイザは一瞬で白い仮面の隣にいた特殊警察みたいな格好した者の腹部をなぐり灰にする。もう一人も同じように巧也は腹部をなぐり、灰にする。

 もう一人の白い仮面は現状に困惑し、なんとか気持ちを振り絞り、カイザに叫ぶ。

 

「き、貴様!良い加減しろ!一体誰だ!装着しているお前は誰だ!?」

 

 何故、白い仮面に襲いかかったのか、巧也にもわからなかった。何故か、白い仮面が、とても憎たらしく、恨みの対象に感じた。

 白い仮面は剣を取り出しカイザへ斬りかかる。

 カイザはその攻撃を受け止め、空いている拳で殴り返す。

 カイザは武器を奪いその白い仮面を斬り刻み始めた。

 トドメをさしつき刺そうとすると、2体目の白い仮面がカイザの背中を切り刻みとばす。

 カイザは地面に転がり、頭を上げ2体の白い仮面を睨む。

 ベルトのバックル部分のカイザフォンを取り外し番号を入力し、銃にして光弾を放つ。

 しかし、いとも簡単に見破られてしまい、剣で弾かれてしまう。

 巧也はこのままでは勝てないだろうと思っていた、矢先。

 何かがカイザの目の前に物が飛んでくる飛んできた方向を見ると襲われていた男性が投げたものだとわかった。

 

「其れを使え!」

 

 カイザは投げられた物を拾いながら立ち上がり、マジマジと見る。それは双眼鏡であり、メモリを装着する部分があった。

 カイザは見た瞬間、衛生から情報と使用法が送られてくる。

 カイザは携帯についているメモリをそこに挿入する。

『 Ready 』

 低い電子音声と共にその双眼鏡のソルテックレンズの鏡筒が180度回転し機動する。

 カイザはそれを右足へと装着した。

 白い仮面はお構い無しに襲いかかるが、それがカイザの格好の的となってしまった。

 ──Enter

『Exceed Charge』

 カイザはEnterキーを押すと、ベルトからメモリ装填したツールへとエネルギーを送るかのように一点の光が輝いて伝わっていく。

 カイザは光弾を蹴り飛ばす様な感じで、回転する二本の黄色の閃光を一体の白い仮面の兵士へと発射する。

 

「ぐぅっ!」

 

 被弾した白い仮面に四角錐状の人、一人分入るくらいの大きな四角錐状のポインターが展開された。

 

「でやあああああ!」

 

 カイザは飛び上がり展開された四角錐のポインターの中へと片足を伸ばし飛び込む。カイザが飛び込むとポインターは高速回転し始め、カイザはそのポインターと一体化したかの様に光になり、白い仮面を貫いた。

 貫き終えると、カイザは白い仮面の背中に立つ、それと同時に白い仮面の背中に"Χ"の烙印が浮かびあがり、青い炎へと包まれ、白い灰の塵へと崩れていった。

 もう一体の白い仮面は仲間が簡単に殲滅された現状が理解できずに困惑し、慌てふためき、逃げようとし直様、カイザと捕獲しようとした男性に背中を見せた。

 

『 Xceed Charge 』

 

 しかし、カイザは其れを許さず先ほどの同じ四角錐のポインターを逃げようとする白い仮面へと発射する。

 ポインターが展開された白い仮面の兵士はそれにより身動きが取れなくなる。

 

「ぐああッ!」

「や、やめろ!もう──」

 

 逃げる白い仮面は恐怖で悲鳴を上げ、襲われていた男性はカイザのしようとしていたことを止めようとした。

 

「でやああああ!」

 

 しかし、カイザは聞く耳を持とうとせず、そのまま白い仮面を蹴り貫き、灰の塵にした。

 

 カイザは振り向いて、襲われていた男性を観察する。

 男性は誰がカイザに変身しているか、巧也に質問した。

 

「ちゅ、ちゅーか、なんだオメェ、だ、誰が変身しているんだ?」

 

 巧也はその質問に答えるように変身を解除した。

 それを見た男性は驚愕する。

 

「が、ガキ!?なんで、ガキが……?」

「あんた……名前は、なんていうんだ?」

 

「そそ、そんなに聞きたければ教えてやろう!俺様の名前は 海堂直也 様だ!」

「海堂直也……ね。」

 

 

「あんた、確かファイズのベルトを持ってるからSMART BRAINに目をつけられている、あの……。」

「ちゅーか、なんだ、ガキ?オメェ、なんで俺様がスマートブレインに目ぇつけられているって知ってるんだ?」

 

 

 

 

 巧也と海堂はお互い質問したい事が沢山あるため一息つき、人目に目立たない雑木林へと移動した。

 最初に口を開いたのは海堂だった。

 

「ちゅーか、ガキ、名前は?」

「鹿目……動物の鹿に目玉の目で鹿目。」

「わかった。鹿目、だぁなぁ。よし!覚えた!」

 

 ヤケにテンションが高い海堂に対し、巧也はウザイと感じるが、なんとかスルーする事に専念し、巧也は海堂に質問する。

 

「海堂さん、あの白い兵隊はなんなんですか?」

 

 巧也がそう質問すると、海堂の表情が真剣なものへと変わり巧也をまっすぐ見て答えた。

 

「あれはライオトルーパー……人間が変身すると死んじまうが、オルフェノクちゅー特別な人間のみが変身できるベルトだ。」

「……オルフェノク?」

「けど、今は王様が分裂して寝ている状態の今では、元々オルフェノクだった俺様とかは変身できずにオルフェノクの記号に適合できた奴だけができちまう。」

「待ってくれ!話がわかりにくい。そんで……あんたはオルフェノク?そして、なんであんたはSMART BRAINに追いかけられているんだ?」

「たしかに俺様はオルフェノクだ。そして、俺様がファイズのベルトちゅー物のアリカを知ってるからだ。」

 

 ──ファイズ……──

 

 巧也はファイズのベルトが一体何のかと思い、その場で静止する。

 そして、今度は海堂が質問をし始めた。

 

「ちゅーか、鹿目、オメェよ……なんで、そのカイザのベルトを持ってる?」

「え、えーと、コレはSMART BRAINから……。」

「………。」

 

 ──ん?どうしたんだ?──

 

 巧也が質問に答えると、海堂は腕で木にもたれ掛かけて、地面を見て考え始めた。

 そして、答えを導きたいが為に、巧也に質問をする。

 

「鹿目……本当にスマートブレインからカイザのベルトが送られてきたんだな?」

「え?あ、うん……あ、あんた何か知っていて……?」

 

 質問に答えた巧也の答えに海堂は、始まっていたのか、と小さく呟き。

 そして、何かに覚悟をするよう大きく深呼吸し、巧也に質問する。

 

「鹿目……オメェはなんか、デッケぇ……いや、死ぬかと思った事故に合ったコト……あるか?」

 

 巧也はあからさまに嫌な物を思い出すような顔をし答えた。

 

「……ある。」

 

 巧也の記憶にはマンションの火事、母親に裏切られた事は鮮明に今でも頭の中に焼き付いていた。

 巧也の答えに海堂は何かに気づいたようにその場でボソボソと呟き始めた。

 

「ちゅーかカイザに変身できる時点で気づくべき……だったのか……最近、ガキの失踪事件が多いちゅーはそうゆう事だったのか……。」

「あんた一体、このベルトについて何を知ってるんだ!?」

 

 巧也は不快な質問をされ、虫の居所が悪くなり、海堂に叫ぶように質問する。

 海堂はそんな巧也の様子をよそに冷静を装い答える。

 

「鹿目……信じられないかもしれねぇが言っておく……。お前は……」

 

 ──……? いったいなんだ?──

 

 

 

「その事故の時……オメェは一回死んでいる。」

 

 

 

 to be continued•••




オマケ
白い仮面……ディエンドが大好きなライオトルーパーです。

情報が衛生から送られる。……「ベルトは変身すると同時に変身者へ衛生から情報が送られてくる。」そんな裏話を聴いたような気がします。間違っていたら報告お願いします。




閲覧ありがとうございました。
みなさん、多くの閲覧数、お気に入り数、感想ありがとうございます!

仮面ライダーエグゼイド……格好は(フォーゼより)ダサいけど楽しみです。
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