仮面ライダーまどか☆555 ──灰色の冀望   作:人生舐めてる

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前書きと言う名の謝罪
913日ぶりの投稿で申し訳ないです色々死んでました。
本当はハーメルン辞めるつもりでしたが
カイザのコンセレが出ると知って描かずにはいられませんでした。

近々最強のライダー(笑)も更新予定です。遅くなって本当にすみませんでした
psエグゼイド最高でした。


10話 離れ離れ

──翌日:日曜日──

──魔女の結界内──

 

魔女の結界の中で、なぎさと巧也は戦闘していた。

カイザが強い力を込めて魔女に向かって5発ほど連続で殴る。

魔女が痛みで怯んだと同時にカイザは右足で巨体の魔女を容易く壁に蹴り飛ばす。

 

「ハァッ!!──今だ、トドメは任せる!」

 

カイザは魔法少女のなぎさへ向き、話しかける。なぎさは「はい!」と、元気よく返事をする。

 

「食らうのです!」

 

なぎさはシャボンの魔法で魔女に放つ。

魔法のシャボン玉がドンドン魔女を包み込んで弾ける。

 

「%%#@##***!!」

 

シャボン玉が弾けると同時に魔女も弾け、破壊される。魔女が消えて、魔女の結界が消え去り、グリーフシードがその場に残る。

巧也が近づいてグリーフシードを拾い上げてなぎさに投げ渡す。

 

「ほらよ」

 

なぎさは受け取り、顔に笑顔をつくり「ありがとうなのです!」とを返した。

巧也は少し考えて、なぎさに言葉を告げる。

 

「なぁ、なぎさ。少し相談があるけど、いいかな?」

 

 

──13:00──

──まどかの家──

 

鹿目まどかは驚いた顔をしながら、巧也をみていた。

 

「一週間出かける!?」

 

巧也は平気な顔をしながら

 

「ああ、お義父さんと、お義母さんにもう話はついてるし」

 

と、返事する。返事しながら、巧也は大きなバックを見ながら荷造りをしていた。

すぐさま、巧也は荷造りを完了させ玄関へと向かっていき、扉へと手をかける。

巧也が平常心のままだったが、まどかはそうゆう状況ではなかった。まどかは巧也を捕まえて話す。

 

「ど、どうして急に!?」

 

まどかは焦りながら巧也に質問する。

巧也は頭をポリポリ描きながら申し訳なさそうにしながら言う。

 

「実は親戚からさ、連絡あったんだ。そろそろ母親の法事だからちょっと来てくれないかって。後、遺産の話も有るし一週間ぐらい遊びに来いってよ。」

 

「な、なんで一週間も!?」

 

「まぁ、長いよなぁ…。まぁ、俺は途中で嫌になったら向こうに迷惑かもしれねぇけど勝手に帰るから。もしかしたら予定より早くなるかも知れない。」

 

まどかは巧也が離れる事に不安な気持ちを隠せずにはいられなかった。そんなまどかに巧也は、まどかの頭をなでながらいう。

 

「大丈夫だって、一週間なんてすぐだって。其れに俺はちゃんとまどかの所に必ず戻る。

それとも、まどかは俺の事がそんなに信用できないのか?」

 

そう言いながら巧也はまどかに少し悲しそうな顔を見せる。まどかはその顔を見ながらハッ、となり、顔を横にふりながら言う。

 

「そ、そんな事ないよ!ターくんの事はいつも信じているよ!」

 

そう言いつつ、まどかは下を見ながら。言葉を振り絞り、巧也に言う。

 

「だ、だから…だから。だから必ず帰って来てね!」

 

巧也はその言葉を聞いて安心したように笑顔になり返事する。

 

「ああ、わかった。ちゃんと帰って来るからな。」

 

扉を開けて巧也は外に出る。扉の前にはタクシーらしき車があった。

扉は自動で開くいて、巧也は荷物と同時にゆっくりと乗り込む。

巧也はまどかの方に向き直りながら大声で言う。

 

「じゃあな!まどか、すぐに帰って来るから心配すんなよ!」

 

まどかも返事する。

 

「うん!絶対に、早く帰って来てね!!」

 

まどかがそれだけ言うと、車の扉は閉まり出発する。巧也は「じゃあな!」と言って窓から顔を出しながら手を振り別れ挨拶をする。

まどかが完全に見えなくなるまで離れると、巧也は運転手に話しかける。

 

「すみませんここでいいです。」

 

そう言って巧也はタクシーに会計を求めて、下車した。

走った距離は1キロもない。タクシーの運転手は少し不思議そうな顔をしながら会計を済ませて巧也を下ろす。

降りたすぐ先にバイクが止まっていた。そのバイクの人間が巧也に話しかける。

 

「おめぇも急だな…ガキ。」

 

「すみません。家族が狙われる可能性を少しでも減らしたい。絶対にスマートブレインから狙われたくないんですよ。

海堂さん。」

 

バイクに乗ってた人間は海堂だった。海堂は「ほら乗れ」と、バイクの後ろに乗るように催促する。

巧也はそれに応え、荷物と一緒に乗る。巧也に海堂はメットを被せて出発する。

 

「捕まってろよー!」

 

 

XXX

 

 

海堂のいたマンションまでに、巧也と海堂はバイクで移動する。

そのマンションの駐車場まで移動し終えると、巧也は一息ついて、バックの中にあるカイザギアを確認する。

 

「おい、ガキ。いくぞ。」

 

海堂は自分の家に帰って寛ぎたいのか、巧也に移動する事を催促する。

巧也は海堂に応え、一緒にマンションまで向かって移動し始めた。

 

 

海堂は自分の部屋番まで移動して、「たっだいまー」と挨拶しながら入る。

巧也はお邪魔しますといいながら入る。

海堂はすぐさまソファーへと移動し、ふー。と、一息ついて巧也も一息ついてバックからカイザギアを取り出し海堂に見せるように目の前のテーブルの上に置く。

海堂が少し間を置いて、巧也に質問し始めた。

 

「なあ、たくや。おめぇが何故ここに住みたいかはいいや。それよりもだ…

何故スマートブレインはおめぇみたいなガキを狙うか知ってるか?

それも、わざわざカイザに変身させる様な真似してだ。」

 

「そこについては俺も知りませんし、俺も知りたい。」

 

巧也はキッパリ答える。海堂は「そっかー」と言って、天井を見上げるように悩む。そんな海堂を他所に巧也は提案する。

 

「じゃあ、あのカイザと似た量産型に聞きますか?拷問して。」

 

「おめぇ、餓鬼の癖におっかない事かんがえるな…いや、ガキなんてそんなもんか。」

 

そうこう巧也と海堂が話していると、部屋に入ってくる音が聞こえる。その音に釣られて振り向く。

するとローブを深く被った中年くらいだろうか。それくらいの年齢の顔をした男性が入って来た。

 

「……ただいま。その子は?」

 

「おう、おかえり。ああ、このガキがカイザのベルトを持つガキだ。」

 

巧也は「どうも。」と返事をすると、男性はお辞儀をして二階への階段へ上がっていった。

巧也は不思議そうにしながら海堂に話しかける。

 

「あのヒトは?」

 

質問された海堂はちょっと戸惑いながらも答える。

 

「ん、あぁ。彼奴はだな、ちょっと人と関わるのが苦手な奴なんだ。あんまり気にし無いでくれ。」

 

「そうですか…。」

 

二階へ続く階段をじっと見てる巧也に、海堂はコホンと、咳払いをする。海堂は真剣な顔をして、巧也に話しかける。

 

「なぁ、ガキ……。お前はもう、元の家には帰ら無いつもりか?」

 

その言葉を聞いて巧也は真顔で答える。

 

「ああ、俺はもう。あの場所には居られ無い。」

 

「寂しくないのか?」

 

「覚悟はできてる。帰るのは死ぬか、それともスマートブレインをぶっ潰した時だ。」

 

海堂は「そっか。」とだけ呟いて少し巧也に質問する。

 

「なぁ、ガキ。お前の名前は巧也だよな?」

 

「ええ。」

 

「じゃあ、おめぇの家族は何人だった?」

 

海堂はデリカシー無くもう帰るつもりがない巧也にグイグイ質問する。それに少し巧也はイラっとしながらも答える。

 

「姉一人と、父親母親がいます。それがなにか?」

 

そのことに少し悩んだように海堂はまゆをしかめる。

 

「いや…いいんだ。悪かったな、急に。……偶然か。」

 

巧也は海堂の質問の意図が理解できずにあきれていた。最後の言葉は聞こえていなかった。

巧也も海堂を見ながら少し考えていた。

 

──あの量産型カイザに襲われている海堂さんを見てどうして助けたくなったんだ?俺は?──

 

──そのせいで俺は……離れる羽目に…なんで、どうして!?──

 

そう考えながら、拳を力いっぱいにギュッと握っていた。

 

 

XXX

 

 

──夕方──

 

なぎさが一人で公園をウロウロしていた。いつもの公園じゃない、隣町の風見野でだ。

 

「巧也…まだかな?」

 

巧也と待ち合わせをしていたらしい。

なぎさはひとりでぽつんとソワソワし続けていた。

すると、しばらくして巧也がやってくる。

 

「悪い、待たせたな。」

 

巧也の姿を確認すると同時に、なぎさは近寄って抱きつこうとするが、巧也はなぎさの頭を抑えて、抱きつくのを阻止する。

 

「話がある、なぎさ。昼間言った相談についてだ。」

 

なぎさは立ち直り、巧也の顔に向かいながら話す。

 

「一緒に見滝原から出ないかですよね?」

 

「ああ。そうだ。で、それともう一つついでに頼みがある。」

 

「どうしたのですか?」

 

巧也は少し息を飲んでためて答える。

巧也の額に汗が滲む。

ゆっくりと口を開いてなぎさの両肩を掴んでいう。

 

「……まどか。いや、家族や学校の人間全て、俺に関する記憶を消すことって…できるか?」

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