仮面ライダーまどか☆555 ──灰色の冀望   作:人生舐めてる

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悲報:投稿と書き上げに使用しているiphonが割れたよー(´;ω;` )
その所為で予定より投稿遅れた。コレはゴルゴムの仕業。
更に悲報:今回、7000字超えてしまった。読み疲れるかも知れません申し訳ございません。コレは乾たく(ry

最大の難問なんですが、魔法少女じゃない奴がキュウべえにはどうやって勝つんだろ?
感情の無い奴に対して説得しようとしても考えを改めるという事なんてしないだろうし。

因みに言っておきます。
主人公は正義の味方ではないです。まどかの味方です。


あ、ところでみなさんヤンデレは好きですか?うp主は大好きSA☆
呉キリカ、(特に)ほむらが大好きです。


5話 隠れた誘導的な言葉

「お前、前に言ってたよな?魔法少女は『願い』から生まれ、魔女は『呪い』から生まれたと?

 つまりだ……魔女が生まれた原因はお前と契約したキュウべえの仕業か?」

 

 巧也はなぎさにそう質問した。

 なぎさにとってはそれは誤解だと言いたい。

 でも、なぎさはキュウべえの言っていた事を一字一句間違えずに巧也に伝えたのだ。

 

 その言葉の解釈は、なぎさにとっては『人間』が願い『人間』が呪うことによって生まれたのだと。

 しかし、巧也の解釈は人が『キュウべえ』に()()ことで魔法少女が生まれた。

 つまり、人が『キュウべえ』に呪うことにより魔女が生まれたのかと思っていた。もしくは、『キュウべえ』が()へ呪うことにより生まれたと考えていた。

 

「で、結局のところどうなんだ?キュウべえが原因なのか?」

「ち、違うのです!」

「ちがう?根拠は?」

「そ、それは……。」

 

 根拠はないが、なぎさはまさか自分の望みを叶えてくれたキュウべえがまさかそんな事をしてる訳がないと思い頭の中で否定する。

 

「きゅ、キュウべえに聞くのです!」

 

 聞けば早いと思い、なぎさはキュウべえをテレパシーで呼ぶ。

 するとその瞬間。なぎさの隣に手品のように突然白い動物が現れる。

 が、それは巧也には見えていない。

 

『呼んだかい?なぎさ?』

「キュウべえ、一つ聞いて良いかな?」

『僕に答えられることなら、お安い御用さ。』

「実はなのですね──」

 

 何か、なぎさが何もない地面へ向かい話している。

 彼処にキュウべえと言うものがいるのだろうか?

 

 ──もしかして、少女アニメに出てくるマスコットみたいな奴なのか?──

 

 

 

 

 

  数十秒経過して、なぎさは巧也にキュウべえに質問した事を話した。

 

 なぎさの予想どうり、人間の呪いによって魔女が生まれたらしい。

 巧也は腑に落ちなかった。その「呪い」の定義がそもそも曖昧すぎる。と思い、そう、なぎさに言うと帰ってきた答えは、『人間の負の感情、いろいろだね』だと言った。

 ──いろいろってなんだよ。悲しみなのか?憎しみなのか?──

 巧也からするとその答えは捉えにくい抽象的で判りづらかった。

 

 ──聞くのがしんどくなった──

「だいたいわかった。」

 ──わからなかったけどな。──

 

「わかってくれたのですか?」

「ああ。」──めんどいからもういいか──

 

 ソウルジェムについては魔法を使えば穢れると、なぎさは言っていたが。

 巧也は、ソウルジェムが穢れきったら魔法が使えなくなるというイメージを頭の中でかってにしてしまう。

 それよりも『ソウルジェム』という名前について気になった。今度はそれについて突っ込んだ。

 

「ところで、ソウルジェムについてだけど。なんで魂という意味の「ソウル」をなんで使ってる?

 本来なら魔法という「マジック」になるはずだろ?」

 

 そう、なぎさに質問すると、帰ってきた答えは「キュウべえが昔からそう呼んでいる。」からだった。

 ──昔からってなんだよ?その昔から名付けた理由はなんだ?──

 

「じゃ、次の質問。何故そのキュウべえは、そもそも俺たち人間に協力する?メリットは?魔女の反応を感知出来るなら、逃げ続ければいいはずじゃ無いのかなぁ?そもそも、キュウべえは魔女に襲われるのか?」

 

 なぎさから返って来た答えは『メリットは勿論とあるさ。この地球が魔女だらけになるし、僕達は君達人間が居ないと生きていけない。』

 

「人間が居ないと生きていけない根拠は?」

『人間が他の種の生き物を必要とするのと同じさ。』

 

 ──……わかるが、わからん──

 

 巧也はイライラし始めた。自分にとってなんか腑に落ちない答えばかり帰ってきたからだ。

 だから巧也は少し、なぎさをいじろうとした。

 

「ところで、なぎさ。お前、キュウべえと話していたみたいだが……」

「え、巧也?どうしたのですか?」

「(俺は)見えないから、他人から見たら頭のオカシイ女の子に見える。」

「ウェッ!?」

 

 なぎさの頭に漫画みたいなガーンという擬音が背景につくようなリアクションをする。

 なぎさはかなりのショックを受けていた。

 

『思われても仕方ないんじゃないかな?他の人間には見えないし。』

「ちょ、ちょっと待って欲しいのです!きゅ、キュウべえ!巧也に見せる事は出来ないのですか?」

『無理だね。そうゆうシステムになっているから。』

 

 なぎさの要望は無理の一言で一掃されてしまう。巧也の方へ恐る恐る向いて。

 

「だ、ダメみたいです。」

(はぁ)…………。」

「そんな目で溜め息つかないで欲しいのです!」

 

 正直言って今の巧也の目は可哀想な人を見る目だった。そして、溜め息を突かれてしまい、なぎさは惨めな感覚を覚える。

 しかし、なぎさは巧也が信じないし、そんな反応をするのも最もだと思っている。

 見えない物がココにあると急に言われ、誰が信じるのだろうか?

 自分が逆の立場なら信じないだろうと理解していた。

 そこで巧也はなぎさに提案した。

 

「なぁ、なぎさ。俺はそのキュウべえに触れるってできるか?」

「…あ!で、出来ると思うのです。」

 

 触れる事が出来れば信じようと思いそんな提案をなぎさにする。

 なぎさはその方法があったと思い早速キュウべえを捕まえ、巧也に触れさせる。

 すると、巧也は目に見えない何か柔らかい物に触れた感覚を覚える。

 

「い、いるのか?!そこに?」

 

 巧也は今までにない新しい感覚を感じ、キュウべえを触りまくる。しかし、途中でなぎさから、キュウべえが嫌がっていると言う理由で離されてしまった。

 ──感覚的に、動物か?──

 

 

 

 

 

 

「結局、巧也は戦うのですか?」

「ああ。使い魔も魔女もな。」

 

 今度は巧也がなぎさから質問攻めを食らった。

 カイザのベルトは一体なんなのか、

 何の為に作られ、何処で作られ、他にも種類はあるのかと。

 巧也は自分が質問するのはいいが、(まどか以外の)相手からの質問は面倒くさがり、マトモな返事はしない。

 そもそも今回は本当に知らないのでマトモに答えようが無いが……。

 唯一マトモな返事をしたのは先程の魔女と戦うかどうかの質問だった。

 

 巧也が使い魔や魔女と戦う理由は単純だ。

 まどかを魔女の脅威から極力避けさせるという思い。それ以外はない。

 後、なぎさと協力すれば戦いそのものも安全になるだろう。

 

「ほ、本当に戦うのですか?」

「ああ。だからそう言ってるだろ?二度も言わすな。」

 

 なぎさは嬉しい反面、沈んだ表情をする。巧也に魔女と戦う道を作ってしまったからだ。

 キュウべえと契約して無いのに、何故巧也は戦おうとするのか。なぎさは正義(優しさ)の心から来ていると考えていた。

 

 ──どうしよう。私の所為なのです……──

 

 初めて会った時に魔女について説明するべきでは無かったと、なぎさは後悔した。もう今となっては遅いが。

 

 なぎさが後悔し、悩んでいると指輪、もとい、ソウルジェムが反応する。

 キュウべえも気配に気づき、なぎさに話しかける。

 

『なぎさ。魔女が現れたよ?どうするんだい?』

「……。」

 

 なぎさはキュウべえの答えに沈黙する。

 なぎさは、どうするべきかわからないのだ。

 魔女が現れたからといって、巧也を連れて行くわけにはいかない。

 でも、本心は協力して欲しい。

 

「……まさか魔女が現れたのか?行こうか。」

 

 巧也はなぎさの沈黙と仕草から思考を勘で考えて、魔女が現れたの感知したんだと、当てた。

 なぎさはさっきの言葉で体をビクッと震わせ、巧也に確信させる。

 ソウルジェムやキュウべえが魔女の気配を感知出来るのは、前に聞いていたので理解していた。

 

「なぎさ、案内しろ。」

「……あの…ですが…。」

「早くおしえろ!」

 

 巧也は内心焦っていた。もしかしたら、まどかの場所へ現れたかもしれないと。1%でも、まどかに危険の可能性が有れば取り除くのが巧也の(さが)みたいな物になっていた。

 だから少しでも早く案内して貰おうと、なぎさを()かしてした。

 しかし、なぎさの頭の中はこんがらがり、まともに考えることができていなかった。

 巧也はアタフタする なぎさを見て苛立ちを感じ、両肩を掴み顔を近づけ怒った。

 

「早く教えてくれ。君は人を助けたくて、使い魔や魔女を倒していたんじゃ無いのかなぁ?」

「──!」

「このまま見ない間にも、人が死ぬかもしれないんだぞ!」

「……わ、わかり…ました…なのです。」

 

 巧也は本心からは言っていない。

 しかし、なぎさは巧也の言葉にうたれ、巧也を魔女の結界まで案内する。

 

 

 

 

 

 魔女の結界の入り口前に到着すると、なぎさは震え始める。

 やはり、魔女に飲み込まれた時の事がトラウマになっていたのだろう。

 

「先に行ってるぞ?」

 

 そんな なぎさを無視し、巧也は迷わず魔女の結界への入り口を潜っていった。

 

「ま、待ってください!」

 

 なぎさは慌て巧也の後を追い掛け自分も入っていった。

 

 

 

 XXX

 

 

 

 魔女の結界に入ると、巧也は辺りを見回す。

 前に入った場所とは景色や物は違うが、雰囲気はどこかしら似てると巧也は感じた。

 なぎさをチラッとみる。すると、誰が見てもわかるぐらい怯えていた。

 

「おい?しっかりしろ。」

 

 巧也は、なぎさが何故こんなに震えているのか解らない。

 声を掛けて、意識をしっかりさせようとするが余り効果はない。

 

「はぁ……。」

 

 頭を掻きながらため息をつき、なぎさへ近づく。

 

「大丈夫か?」

 

 巧也の質問に対し、なぎさは黙ったまま…いや、返答が出来ない状態だった。

 トラウマの所為で過呼吸になっており、巧也が手の届く場所に来た瞬間、巧也の服を力の限りつかむ。しかし、弱々しい。

 なぎさに服を掴まれ、巧也はやっと理解する。なぎさが魔女の戦いが怖くなってしまったのだと。

 

「…怖いのか?」

 

 そう巧也が聞くと、なぎさはコクコクと頷く。

 直に体に触れると体温が低くなっている事がわかった。

 巧也は内心舌打ちし、どうするかと悩む。

 正直言って巧也は、あくまで自分はサポート程度にするつもりだった。しかしここまで なぎさの心がボロボロなら巧也がメインで戦うしか無くなる。

 ──しょうがないなぁ……──

 

 巧也がそう考えていると、後ろからのっそりのっそりと、カサカサと紙が擦れる音を立たせながら新聞で出来た魔女の使い魔が現れる。

 その音は、なぎさには恐怖心の所為で聞こえてい無かったが、巧也には聞こえていた。

 咄嗟にカイザフォンを回転させ開き銃の形にし、素早くコードを入力する。

 

 1・0・6─Enter

『Burst mode』

 

 冷静に近づいて来た使い魔に巧也は冷静に対処する。カイザフォンから3発光弾を放ち、使い魔を倒す。

 なぎさは一瞬小さな悲鳴を出して、巧也により強くしがみついて縮こまる。

 ──本当に、腑抜けになってるな……寧ろ、俺に少し依存して無いか?──

 

 巧也からすれば、なぎさに戦って貰わなければ困る。

 巧也にとって魔女の力は全く持ってわからないので、なぎさの援護は必要不可欠だ。

 しかし、なぎさはもう戦える事などできないだろう。

 誰かに頼りたい。このまま巧也の側にいれば自分は助かると思っているだろう。

 巧也はそんな、なぎさの顔を見て少しを見て考える。

 ──……気に入らない目だ。──

 

「なぎさ、何故お前は魔法少女にならない?」

「……それ…は…あの……なの……です……。」

 

 なぎさは聞き取りにくい声でボソボソと言う。

 巧也はなぎさの救いを求める目を見て、過去の自分を思い出す。

 襟元を二回緩める仕草をして、なぎさに辛辣な言葉を言う。

 

「なぎさ、まさか君が怖がって魔法少女に姿を変えない理由は……俺一人に魔女を倒して貰って楽する気なのかなぁ?」

「ち、違うのです!違うのです!絶対に違うのです!本当に……!」

 

 なぎさは必死になって否定する。「違う」の言葉を繰り返し、巧也に誤解されまいと、嫌われまいと必死になる。

 もちろん巧也は、なぎさはそんな楽するために変身しないのは知っている。

 しかし、魔法少女に変身さえすれば少しは戦う気ぐらいは起きるんじゃないかと巧也は思ってそう言ったのだ。

 

「ま、どっちでもいいか。俺が戦いに行くことには変わりはない。」

 

 そう言って巧也はベルトを装着し、携帯電話をターンして開き、コードを入力する。

 

 ──9.1.3.Enter

『standing by…』

「変身!」

『complete』

 

 鈍い電子音声と共に巧也はカイザに変身する。

 なぎさはまだ変身していない。

 そんな なぎさに巧也は先ほどの様なキツイ声ではなく優しげに話しかけはじめる。

 

「本当は君が魔女からとてつもない恐怖心を植え付けられて魔法少女になれない事は分かっている。」

「──!」

「今度こそ死ぬんじゃないかという恐怖が来るのはわかる。俺も本当は怖いんだ。」

「巧也も……なのですか?」

「ああ……でも、君がもし戦いに参加してくれたら安心なんだ。

 君が()()だ……。」

「………。」

 

 カイザがそう言うと、なぎさは俯いて考える様な仕草をした。

 カイザは首を横に振り、

 

「…………いや、やっぱり今の忘れてくれ。これからは俺一人でやっていく。」

「え?」

「俺一人で戦うと言ったんだ。無理に戦いが怖くなった可哀想な女の子は必要()()。君は戦わなくていい。変な事言って悪かった。

 死ぬまで君の分まで頑張るよ。君の助けは()()()()。」

 

 それだけ言うと巧也は結界の奥へと進んでいった。

 なぎさは慌て巧也に着いていく。

 

「待ってください!待ってほしいのです!」

 

 

 

 

 

 

 カイザはカイザフォンで道を阻む使い魔を撃ち抜いて魔女の部屋へ向かう。

 カイザは思う、使い魔は弱いと。

──……使い魔の戦闘には問題の要素はないか。──

 カナリ脆く感じる、カイザフォンの光弾一発で灰の塵と化し、一発殴っても灰の塵になる。

 コレなら本当になぎさの助けが必要無いんじゃないかと思うくらいだった。

──でも、念には念を……──

 しかし、巧也は慎重な性格なので保険を掛けて、なぎさは戦えるようにしておきたい。

 

──俺一人でも多分大丈夫だろうが………()ひ。」

 

 巧也は咄嗟に口元を抑える。が、カイザになっているため、どうしてもマスクの上に抑えてしまう。

 

 ──何だ?今の声は?俺が笑ったのか?──

 

 巧也は魔女の使い魔を倒している最中一瞬、変な声を出してした。どんな理由で笑っていたのか、それは、一瞬だったので巧也自身でもわからなかった。

 そんな考えごとする彼になぎさは心配そうに声をかける。

 

「……巧也?」

「…何だ?なぎさ?心配はないさ。」──まだ変身しないのか?──

 

 自分が戦いに行けば、なぎさも戦い始めてくれるがそうでは無かったようだ。

 

 ──……仕方ないか。──

「なぎさ、先々早く進もう。被害が出る前に」

 

 そういって巧也となぎさは奥へと急ぎ足で進んでいった。

 

 

 

 

 遂に巧也となぎさは魔女のいる部屋まで到着した。

 中を覗けば画家とコピー機を無理やり組み合わせたような巨大な人形がいた。

 カイザは中に入り様子を伺う。

 すると、魔女は巧也を見た瞬間、鉄パイプくらい大きな万年筆の攻撃を3本カイザに飛ばす。

 1・0・6─Enter

『Burst mode』

 

 素早くカイザは携帯にコードを入力し、その攻撃に迎撃する。

 二本は打ち落とせたが、一本だけ落とすのに失敗しくらってしまう。

 

「ぐわぁ!」

「巧也!」

 

 カイザは攻撃により少し宙に浮き横転する。

 横になりながら、心配し声をかけるなぎさに避難する様に巧也は声をかける。

 

「隠れていろ!」

 

 それだけ聞くとなぎさは頷いて隠れる。

 対し、巧也はすぐさま起き上がりカイザフォンで迎撃する。

 二発撃って魔女に命中する。魔女は当たった部分から火花を散らし悲鳴をあげる。

 お返しと言わんばかりに、魔女は先ほどの万年筆を飛ばしカイザに攻撃をする。

 

「うぅ!ぐぅ!」

 

 またしてもカイザは攻撃を受ける。

 なぎさはその様子を見ていて、押され気味と感じる。

 

 ──巧也!──

 

 もしかしたら、自分が動けば巧也は簡単に勝てるだろう。

 しかし、トラウマの所為で足が竦んで動けない。

 

「ぐああっ!」

 

 カイザはまた吹き飛ばされ、横転する。ふらふら立ち上がり応戦する。

 

「チクショォ、このままじゃ……!」

 

 カイザが呟いた弱音の文句の独り言はなぎさにも聞こえる。

 

 ──どうしよう…どうしよう……!──

 

 カイザは一瞬、なぎさの方をチラッと見て直ぐに魔女に対戦し直す。

 

「うおおお!」

 

 カイザはカイザフォンで魔女を五発の光弾を発射し、攻撃するが、疲労のせいなのか照準が合わず一発当たって、それ以外の四発は掠ったり、外れてしまう。

 

「はぁ……はぁ……!」

 

 魔女は雄叫びを上げ、素手で殴りかかる。

 カイザは回避できず、攻撃を食らう。

 

「ぐぁぁ!」

 

 最早、このままじゃカイザがやられるのには素人目にも明らかだった。

 魔女に殴られたカイザはその場に跪く。

 それを見た魔女は笑いながら攻撃を乱射するように沢山発射してきた。

 

「うぐっ!がっ!うあああっ!」

 

 ──助けなきゃ!助けなきゃいけないのです!──

 

 なぎさばピンチなのを見て勇気を振り絞って魔法少女になった。

 

 ──じゃないと、巧也が…巧也が死んでしまうのです!──

 

 勢いに任せてなぎさは魔女に向かって、ラッパからシャボン玉を飛ばして攻撃する。

 攻撃された魔女は乱射していた攻撃を中断し、なぎさの方へ向いた。

 魔女は起こった様な顔をし、なぎさに向かう。

 それを見たなぎさは「ひっ」と小さく悲鳴らしき声をだし、顔を青ざめさせる。

 魔女は吠えながら、なぎさに向かって攻撃を発射した。

 なぎさは顔を腕で隠す様にガードしながら目を閉じながら怖がり、その場から動けなくなる。

 

 ──いや……!──

 

 しかし、その攻撃はなぎさには届かなかった。

 

「っぐ!」

 

 カイザが咄嗟にその間に割込み阻止したからだ。

 

「なぎさ、助かった!」

 

 カイザはそれだけ言うと、魔女に向かって走りだし、カイザフォンで光弾を発射しまくる。

 今度は全弾命中し、魔女は仰け反り、悲鳴を上げた。

 

「でやぁぁぁ!」

 

 そのままカイザは魔女に向かい跳びあがり、力の限りの強力な蹴りをお見舞いした。

 それをくらった魔女は力尽きたのか、灰になって崩れ始めた。

 魔女のいた場所にグリーフシードが落ちて、同時に魔女の結界がはれ、見慣れた現へ戻る。

 

 ──や、やったのです!──

 

 なぎさは魔女が倒れたのを安堵し、その場にへたり込む。

 対し、巧也はカイザの変身を解除し、誰にも聞こえない様に小さく呟いた。

 

 

「…………はぁ……

演技するのも疲れる。」

 

 

 to be continued•••

 




オマケ
みんな大好き《嫌い》なキュウべえの言った意味を紹介します。

『僕に答えられることなら、お安い御用さ。』
→僕にとって不都合なことはとても抽象的にさせて貰うね。


『魔法少女は『願い』から生まれ、魔女は『呪い』から生まれた』
→人間(魔法少女)が絶望(穢れという名の呪い)したのが原因だし、人間が生んだ。契約して願い叶えてあげただけだし、僕に責任は無いよ。


『メリットは勿論とあるさ。この地球が魔女だらけになるし、僕達は君達人間が居ないと生きていけない。』
→エネルギー回収的な意味で。

『ソウルジェムを昔からそう呼んでいるから変える必要ない。』
→「直訳で魂の宝石だよな?」と言って、更に問い詰めると…
《日本で言う霊力みたいな物だし、問題無いはずだよ?》と言ってくる。コレでほぼ納得してくれる……多分。
霊力=魂だから。


『僕達は君達人間が居ないと生きていけない。』+『人間が他の種の生き物を必要とするのと同じさ』
→家畜的な意味で


え?キュウべえはこんなに言い訳はしないだって?

……………コ↑コ↓のキュウべえはそんなのだと思って平行世界感と思ってみてください。(うp主は結構、抽象的な言い訳して半分本当の事言って、何としても誘導して間違った解釈させる奴だと思う。だって、身内〈ほむら〉の行動に対し鋭い?マミさんが一年も魔法少女やって魔法少女が魔女になる仕組み気づかなかったし…。)




今週の巧哉くん。

・なぎさを何としても戦わせようとする。

君が必要だ→やっぱり必要ない
と言った理由は、必要とされた人間がやっぱり必要ないと言われると、ショックを受け、自分はその人は言われた事をしようとする。
〈最近の捻くれた現代っ子には通用しにくい。でも素直だったり、優しい子にはカナリ通用する。〉

「はぁ……演技するのも疲れる。」
→痛みはソコソコ。倒そうと思えばいつでも倒せた。(カイザの耐久性のテストも兼ねていた。)

・周りに対する評価

まどか>>>超えられない壁>家族>>>なぎさ>友達>赤の他人>>>超えられない壁>>裏切った友達>まどかに危害加える奴>>超え(ry>>>裏切った母


今週のなぎさ

「ウェッ!?」
→Σ(;0w0)

・巧哉の評価
→とても正義感が強くて優しい。


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