オリ主が問題児世界でオレTUEEE!する話(大嘘) 作:詩人
オリ主の主観的認識と作中の事実は必ずしも一致しません。みたいなこと感想返しのどこかに書きましたが、ここに関してはそういう意味ではなく完全に作者側の私のミスです。
ですがこの辺は本作に影響大してありませんので後書きの方を微妙に修正しました。あの鎌はハルパーにあやかっただけの普通の鎌だけどオリ主は勘違いしてたということにします。
作者側の都合や不手際を作中キャラに押し付けるという私個人にとって最低のタブー犯してますね。本当にスマン権兵衛。
というかもう既にアウトじゃね?
……いや、今ならまだギリギリ間に合うはずだ!
「前言撤回ィーーー!!!やっぱ戦うのは禁止だウォーモンガーどもォ!!!」
アホかオレ!
原作知識持ち転生オリ主なら
後が怖いが仕方がねー。どんな手段使ってでもこの問題児ども止めねーと全てが終わる!
「おいおい向こうは不法侵入者だぜナナシ? あと誰がウォーモンガーだ」
「さっきと言ってることが逆じゃない! あと誰がウォーモンガーよ」
「リーダー名乗るなら権兵衛が一番前で戦って。後でぶっ飛ばす」
ダメだ止まらない。
あとお前ら間違いなくウォーモンガーだよ。特に飛鳥お嬢様。あと耀ちゃん殺意が高くね?
まだ根に持ってるの?
『馬鹿な!石化の恩恵が無効化された!?相手は没落コミュニティだぞ!?』
『逃す訳にはいかん…。あの吸血鬼はギフトゲームを中止にしてまで用意した大口の取引相手の商品だ』
『このまま台無しになれば"サウザンドアイズ"に我ら"ペルセウス"の居場所はないぞ!』
やっべえ原作と違ってレティシアは石化してねえから向こうもやる気満々じゃん。
「一緒に黒ウサギもノリノリなあのバカ3人を止めてくれ! いや前話ラストで先に嗾けたのオレなんだけ」
『しかも取引相手は箱庭都市の外とはいえ一国規模のコミュニティだ!』
『こんな路傍の没落コミュニティ相手に邪魔される訳にはいかん!』
あっ。
「箱庭の外ですって!?」
顔面蒼白になりながら反応して叫ぶ黒ウサギ。
そらそうですよね黒ウサギの素敵ウサ耳で聞き逃すなんざある訳ねーよな余計なこと言ってんじゃねーぞペルセウスゥ!!!
「一体どういことです! 彼女ら吸血鬼はーーー"箱庭の騎士"は箱庭都市の中でしか太陽の光を受けられないのですよ!? その吸血鬼を箱庭都市の外に連れ出すなんて………!」
アカン。
「いや黒ウサギ落ち着いて。気持ちは分かるけどここ喧嘩売ったらマジでダメだか」
『我らの首領が取り決めた交渉。部外者は黙ってろ』
「こ、この………!これだけ無遠慮に無礼を働いておきながら、非礼を詫びる一言もないのですか!? それでよく双女神の旗を掲げていられるものですね、貴方達は!!!」
お願い止まって黒ウサギ。もう希望はお前以外残っていねーんだ。
「
『ふん。こんな下層に本拠を構えるコミュニティに礼を尽くしては、それこそ我らの旗に傷が付くわ。身の程を知れ"名無し"が』
「そっちもそっちで挑発で遮るのやめろや! いや正しいのはそっちなんだろうけど!」
あと黒ウサギはこっちの話も聞けよ!なんで遠い空の上のあいつらの挑発聞こえんのに隣のオレの話無視すんの!?
「呼ばれてるぜ
「呼ばれてるわよ
「呼ばれてるよ
「おめーら3人は3人で急にふざけ出すの止めろ! こっちいい加減ツッコミ追い付かねーんだよ!!」
いややっぱ当分そこでふざけてろ戦わなくていいからハイこれ有事の際のリーダー命令!!!
「「権兵衛(くん)にだけは言われたくない(わ)!」」
「ごっふぅ!!」
いかん女性陣の暴力の矛先がオレの方に。いやこのままペルセウスとバトルよりは断然マシだけど痛い痛い痛いローキックはやめて脛狙うな!
…
「あ」
もう、ダメだ。黒ウサギの堪忍袋の緒が切れた。
興奮で黒髪が緋色に変わった…まではまだいい。
今、彼女の全身から可視化できるレベルの憤怒と雷光が漏れ出している。
というか雷光に関しちゃ比喩なんかじゃねえ…。
クソ雑魚パンピーのオレでも『あっこれ神様サムシング的なエネルギーだな』って無理やり理解させられてしまうほどにヤバさが伝わってくるっ…!
だが、
『フン。戦うというのか』
『愚かな。箱庭の貴族と言えど、自軍の旗も名も守れなかった"名無し"など我らの敵ではないぞ』
『多少は強力な雷電系恩恵を持っているようだが、こちらにはルイオス様より賜りしこの石化の恩恵がある』
『先ほどはそっちの小僧が偶然無効化できたようだが、そう奇跡が何度も起きると思うなよ』
『恥知らず共め。我らの御旗の元に成敗してくれるわ!』
はいあっちも戦闘態勢。
オレさ、頑張ったよ。頑張ったんだよ。
どうせあのお空の馬鹿どもはこの後黒ウサギにぶち殺されるだろうけどもうそんなのどうでもいいんだよ。
「
問題は、壮絶な笑顔の黒ウサギの手に握られている
余りの異様さに直接殺気をぶつけられていないはずの飛鳥と耀ちゃんすら固まっている。
黒ウサギ本人と紙片から
ちなみに俺も足ガぐブルだ。漏らしそう。
「ふ、ふふ…。いい度胸です。多少は名のある恩恵で武装しているようですが、
「何だと!?」
どうやら、その殺気は空の馬鹿どもにも届いたようだ。
…まあ、今この状況で本当に馬鹿なことしてんのは
「ありえない……ええ、ありえないですよ。天真爛漫にして温厚篤実、献身の象徴とまで謳われた"月の兎"をこれほどまで怒らせるなんて……!」
「自分でそこまで言うの恥ずかしくね?」
そしてどうやらこんな状況でもオレの口は心に反して平常運転のようだ。
「権兵衛。この"月の兎"評は箱庭において一般的かつ普遍的なグローバル認識だ。黒ウサギの名誉のために言っておくが、決して彼女が自意識過剰な訳ではないぞ」
解説ありがとうございますレティシアさん。
というか十六夜に抱きしめられたままなのはいいけど貴女も黒ウサギ止めてくれよ。
もう遅いけど。
「顕現せよ! 黒ウサギの切り札その1!
そして。
もうなんか怒りでキャラかなぐり捨てるレベルの咆哮とともに、
いや塊ではない。正確にはあれは…。
『雷鳴と共に現れる、月の兎が持つ槍型の恩恵………ま、まさかインドラの武具!?』
『そんな話はルイオス様から聞いていないぞ!』
『あ、ありえん! 最下層の、それも没落したコミュニティが神格武具を持つはずが………!?』
『だが、かの必勝の槍とはいえ向こうもレプリカだ!』
『こちらの恩恵とてかの英雄と魔王の力のレプリカだ! 数でも勝る我々の有利に変わりはない』
「ええ、確かに。我が主神、帝釈天様より賜ったこの必勝の槍も同じレプリカでございます。ただし……」
稲妻……いや、ただの稲妻じゃない。
物質や事象、概念すら消し飛ばせる神雷を纏う槍を逆手に構える黒ウサギ。
もう、止めようがない。
オレでは止められない。殆ど一般人のオレでは近づいた時点で消し炭だ。
というか下手な人外ですら掠っただけで消し炭だ。
この世界基本的に事象や概念や運命や法則を消し飛ばせるとか言われたら比喩じゃないから。文字通りマジだから皆覚えとこうね。お兄さんとの約束だ。
「オリジナル元の恩恵と、そしてレプリカとしての精度の次元が違うのでございますっ!!」
じゃあ他の奴らならどうか。
飛鳥や耀ちゃんは恐怖で固まっているから無理だ。いや、仮に動けたところで止められないだろう。
ガルドを軽くシバいた彼女ら2人でさえ、
事情が分かるはずの肝心なレティシアさんは十六夜に捕まって動けない。しかも何故か十六夜と雑談続けてて他人事のようだ。原作の貴女そんなキャラじゃなかったですよね!?
十六夜は死ね。
『何を馬鹿なことを!』
「恩恵の格の差も見極められないなら―――その身で確かめるがいいでしょう!」
『…っ! 後悔するなよ月の兎!』
『我らの石化の恩恵を結集させろ』
『その"勝利"の概念ごとこちらの"石化"で上書きしてくれるわ!』
で、そろそろ何がヤバいか問題児シリーズをご存じねえ読者のために説明しておこうか。最後の土産だ。
単刀直入に言うと今この場でペルセウスに喧嘩売ったらノーネームと白夜叉が社会的に終わります。
多分ノーネームはその後物理的にも終わります。
以前も話題に挙がったが、サウザンドアイズ(の傘下ペルセウス)に景品として管理されているはずのレティシアが何故この七桁階層にいるのかという謎にも関係する話だ。
答えは簡単。サウザンドアイズ幹部の白夜叉が職権乱用して不正にレティシアを逃がしたからです。言い訳しようもないレベルの汚職ですはい。
しかも、その事実を白夜叉は表向きには隠蔽している。ツーアウトだ。
更に更に、白夜叉は法と秩序を守護する東唯一の
今ここでペルセウスの部下達ブッ飛ばしてレティシア取り戻すのは簡単だ。
でもそれをやった瞬間オレらノーネームはレティシアという名の景品をサウザンドアイズから強奪した盗人、ただの犯罪者となる。
当然レティシアを回収するために次の刺客は来るだろう。
というより『そもそもレティシア逃がした裏切り者誰だよ?』と先に向こうで調査が始まるはずだ。
さっき白夜叉は隠蔽したと言ったがあくまで表向きの話だ。
そもそもこんな事件を起こせる立場の者が限られている上、白夜叉が
いざ調査が始まれば一瞬でバレるに決まってる。わざわざ調査するまでもなく察してる奴だっている。何なら原作でもペルセウス現当主ルイルイ坊ちゃんにバレバレだったわ。
びっくりするくらいこちら側に道理がない。
一番最初の、十六夜の咆哮だってギリギリだったんだ。
あれでペルセウス側に死人が出ようものなら完全な宣戦布告と見なされ取り返しがつかねーことになっていた。
なのにそのまま気にせず問題児どもは戦おうとするし今だって十六夜はレティシアと雑談中だ。
今どれだけオレら危機的状況なのか分かってんのか十六夜!!
…。
……。
………あれ?
いや
そもそも原作では黒ウサギ止めてこの危機的状況回避させてたの十六夜じゃん。
あれ、あいつじゃあ何で戦おうとしたの?
何で今黒ウサギ止めてくんねーの?
「…十六夜?」
「どうしたナナシ。俺も早く戦いたいんだが」
「え、いやだってオマエこのままだと…」
「何だよはっきり言ってくれ。せっかくかのギリシャ大英雄ペルセウスと戦えるかもしれねえチャンスだぜ。あんな雑魚共くらいは黒ウサギにやっても」
「このままだとノーネームも白夜叉も終わるっつってんだよ馬鹿!!!」
「確かにそうだなその通りだ流石リーダー頼りになるな! 今すぐ黒ウサギ止めてくるぜ任せろリーダー!!」
へ?
「じゃあな金髪ロリ後のことは頼れる我らがリーダーに任せとけ!
「待ってくれ逆廻十六夜! 事情は理解してるがこんな話は聞いてn」
****
結論から言うとだ。
何とか最悪の事態は回避された。
主な流れはこうだ。
①十六夜選手! レティシアを
②騎士達(※石化ビーム発射直前)。固まる。
③黒ウサギ(※必勝の槍発射直前)。固まる。
④と、同時に十六夜が黒ウサギにルパンダイブ! 概念や事象を消し飛ばす雷?効かぬわ!
⑤レ、レティシアダイ~~~ン!!(石化)
⑥そういう訳で!レティシア返したから後はお開きな!(黒ウサギの胸を揉みしだきながら)
なお、毎度のごとくオレの動体視力では"視る"ことが叶わなかっため、上記の⑤までは状況証拠と十六夜からの事後説明によって把握したものである。
まあつまり無理やり原作の流れに持っていったってだけの話だ。
そして、なぜ十六夜が途中まで黒ウサギを
オレの言葉を待っていたのだ。あくまで
理由は言うまでもないだろう。
あの後しこたま説教されたわ。
『未来の知識活用しろって昨日言ったばかりだろ馬鹿』
『判断がおせえよ結構ギリギリだったぞ馬鹿』
『リーダーらしく堂々と言葉にして指示しろや馬鹿』
『女性陣への説明は肩代わりしとくが次から自分で説明しとけ馬鹿』
『ノーネームのNo.2になるための説得力黒ウサギに見せつける絶好のチャンスだったんだぞ理解してんのか馬k』
「馬鹿馬鹿うっせーわ! 心折れて泣きわめくぞ!」
―――ポカーン。
場所はノーネーム大浴場。今はオレ一人の貸し切りだ。
今さらこぼれた愚痴だが聞いている奴なんざ誰もいねえ。
…と思ったが黒ウサギと耀ちゃんと十六夜の聴力なら普通に聞こえてそうだな。
まあ、全部十六夜の言う通りだ。原作知識なんて反則アドバンテージ持ってるオレが戦闘以外のことですらこんな有様じゃ先が思いやられる。
それにこの後はすぐに"サウザンドアイズ"二一〇五三八〇支店に向かう必要がある。
ペルセウス現当主とのタフな交渉が待っているのだ。こんな短時間で二度も同じ失敗繰り返したら十六夜が何をするか分かったもんじゃねー。
…。
……。
………よし!
体の汚れは洗い落とした。
服もノーネームの子供達が急いで洗ってくれている。
これで最低限恥かくことはねーだろう。
気合入れろオレ。本当にヤバいのはペルセウスとのゲームが始まってからだ。あんなボンボン坊ちゃんとの交渉ごときでビビってられるか!
Q.文字通りマジだから皆覚えとこうね。お兄さんとの約束だ。
A.改めて言いますが、問題児世界(特に箱庭)において『能力/概念/事象/魂/運命/法則/次元etc』を『無効化/破壊/焼却/凍結/切断/消去etc』するって言葉が出てきたらだいたい比喩じゃなくてマジだと思ってください。
しかもこれ別に『恩恵』ではありません。勿論そういう『恩恵』も大量に存在しますが、『恩恵』としてわざわざ昇華するまでもなく『素の機能』みたいな感覚で人外達は当たり前のように使ってきます。我々人間は歩いたり喋ったりすることをいちいち「凄い能力だろ!」と大げさに言う訳ありませんよね。それと同じです。
霊格が高い人外の攻撃はデフォルトでこうなっています。これを通常技感覚でぶっぱしてます。勿論防御する側もそれに対する耐性を持っていますが、これも別に『恩恵』ではありません。
原作だと飛鳥の威光を無効化したルイルイ坊ちゃんが分かりやすいですね。彼は別に十六夜みたいな恩恵無効化や精神干渉系の恩恵を使える訳ではありません。霊格が高ければそんな恩恵持つまでもなく素で格下相手の恩恵を無効化できるのがこの問題児世界です。
事象を焼却する地獄の炎を逆に凍らす氷(鎮火ではなく炎が本当にそのまま物理法則ガン無視して凍っている)とか、その氷と同格の炎がノーガードで直撃しても無傷のストーカーとか原作で普通に出てきます。
大鵬金翅鳥の一族なんかはもっとやべーです。素で魂焼却できるほど霊格が高い上で、更にそれに上乗せする形で『魂を焼却する恩恵/権能』という重ねがけで魂焼いてくるヤバい炎をぶつけてきます。どんだけ魂焼きたいんだよ。
箱庭上位陣はそういう奴らばっかです。
…それは同時に、そこまでやらなきゃ倒せない人外(もしくはそこまでやっても倒せない人外)が箱庭に跋扈しているということでもあります。
Q.
A.原作第一部一巻の半分ギャグみたいな中盤シーンでお披露目されかけたチート槍です。主な効果は帝釈天と梵天の霊格由来の神雷まき散らしと勝利の恩恵。
前者は恩恵と呼ぶまでもないデフォルト機能。たぶん格の低い概念や事象や魂なら文字通り簡単に消し炭にできるでしょうが、そんな異常な能力ですらこの槍にとっては『その程度』の扱いです。
後者こそが能動的に使用することで発動する恩恵です。あと投げつけたら自動的に第六宇宙速度(光速)で飛んでいくみたい。なんだこの武器。
この勝利の恩恵についてもう少し詳しく説明すると、『この槍で穿った対象相手に無限の出力の神雷を叩きつける』効果を発揮します。比喩じゃないです。マジで無限です。正確には『倒すのに必要な出力まで無制限、無尽蔵に叩きつける』ですが、相手が無限の体力と防御力持ってるなら当然出力も無限になるのでだいたい同じです。
原作では2回使用されました。1回目は一撃で惑星を砕く威力に、2回目は一撃で銀河を砕く威力になってました。しかも物理的な火力が高いだけでなく、魂や精神といった非物質的かつ概念的なものも木端微塵に消滅するようです。たぶん宇宙を対象に使用すれば一撃で宇宙が終わります。黒ウサギお前こんなやべー武器使おうとしてたのか加減しろ馬鹿。
なお、本作では原作同様に、十六夜の決死()のルパンダイブにより槍はすっぽ抜けて箱庭の天幕に飛んでいきました。大丈夫なのかって? この槍が直撃しても天幕は無傷でした。箱庭怖い。
Q.恩恵の格の差も見極められないなら―――
A.実は原作だと黒ウサギのセリフは「真贋も見極められないなら―――」です。
黒ウサギの疑似神格・梵釈槍もレプリカじゃねーか!思いっきりブラフマーストラ・『レプリカ』って言ってるじゃん!と思った読者(と第一部二巻ペスト編読んだ後に思わずツッコんでしまった当時の私)に解説します。
梵天ブラフマーの疑似創星図かつ権能かつアストラとかいうぶっ壊れチート武器である『梵天槍』から見ればレプリカなんですが、マハーバーラタの大英雄カルナが鎧とトレードして帝釈天インドラから授かった必勝の槍『ヴァサヴィ・シャクティ』として見るなら確かに正真正銘本物です。
どうも問題児世界においてはヴァサヴィ・シャクティ自体がそもそも梵天槍のレプリカだったという扱いみたいです。カルナの場合、師パラシュラーマから受け継いだ奥義も名前がブラフマーストラだから紛らわしい。まあこっちの奥義も梵天槍を技として再現したものですから名前が同じになるのはむしろ当然なんです。
つまり何が言いたいのかというと別に黒ウサギが嘘ついたり勘違いしている訳ではありません。
Q.十六夜とレティシアの雑談
A.次話くらいで説明するけど、まあ簡単に言えばオリ主持ち上げるためにちょっと協力してねって程度のことです。レティシア側の認識では。