オリ主が問題児世界でオレTUEEE!する話(大嘘)   作:詩人

5 / 13
 問題児シリーズ二次創作ではチート()オリ主の箔付けのためにあらゆる形で踏み台にされる事が多い白夜叉様ですが、本作ではそんな甘い事許しません。
 というかうちのオリ主の場合まず吸血鬼ガルドにすら勝てる気しな(


第5話

 オレ達の目の前には、それはもう立派な和風の商店が居を構えていた。周りの建物に比べ一回りはデカイこの店の周りには、向かい合う双女神が記るされた蒼い生地の旗がいくつも建てられ風にたなびいている。

 

 ───そう、オレは遂に辿り着いたのだ。

 この世界に転生したオレにとって()()()()()になるだろうこの商店を構えるコミュニティの名は"サウザンドアイズ"

 この箱庭の世界で知らない者は一人もいねー超巨大コミュニティである。

 

 

 

 

****

 

 

 

 

 いやホント長かった。まさかペリペット通りがあんなに長い道のりだなんて思いもしなかった。

 原作だとあっさり着いてたから勘違いしてたけど考えてみれば当然だよな、ここ箱庭だもん。外門一つ分の街だけでも面積が相当広いことにすぐ気がつくべきだったぜ。

 

 黒ウサギのお陰で途中から十六夜達の興味の矛先が立体交差並行世界論に移ったからなんとか誤魔化し切ることが出来たが、これも一時的なもんだ。近い内に確実に根掘り葉掘りオレの恩恵を聴きにくるだろう。

 ……おめーらだって自分の恩恵探られるの嫌いな人種なんだから勘弁してほしい

 

「ですから、まだ閉店までは時間があるでございましょう!? 締め出すなんてあんまりです! 御客様をなんだと思っているのですか!?」

「何度でも言いましょう、文句があるなら他所の店へどうぞ。ここで私と言い合いをしているより余程建設的だと思いますが?」

 

 ちなみ黒ウサギは目の前の割烹着姿の店員相手にヒートアップしてる。どれくらいかというと黒髪が緋色に変わりかけるぐらい。

 

 当然ながら、ギリギリ閉店前にサウザンドアイズ支店に到着したはいいものの入店を断られたのだ。結果手持ち無沙汰なオレらは黒ウサギの後ろで事の成り行きを見守っている。

 まあどっちに非があるかと言われればこっち側なんですけどね。

 そりゃそうだよ、閉店時間ギリギリなんて普通の店でもいい顔しねーもん。格式高いサウザンドアイズ経営の商店なら尚更である。

 

「仕方ありません。確かに、"箱庭の貴族"である月のウサギの御客様を無下にするのは失礼でしたね。コミュニティ名をお願いします。中で入店許可を伺ってきますので」

「うぐっ」

 

 うぐっ、じゃねーよ黒ウサギ。原作読んでた時思ってたけどお前ホントどうするつもりだったんだよ。

 というか箱庭に来たばっかのオレらはともかく、200年生きてるお前がサウザンドアイズがノーネームお断りという常識レベルであろうルールを忘れるなよ。

 あれか、白夜叉がこの支店に滞在してる時だけ利用してたのか? つかそれぐらいしか思い浮かばねー。

 

「俺たちは“ノーネーム”ってコミュニティなんだが」

「ほほう、ではどこの"ノーネーム"様でしょう。よかったら旗印の確認をさせていただいてもよろしいでしょうか?」

 

 んでよくもまあ躊躇いなく名乗れるな十六夜。

 頭の良いお前ならコミュニティの『名がない』『旗がない』ことが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()完全に理解できてるはずなのに

 

 続く店員さんの言葉だってこっちが旗印も持ってない事を分かりきったイジワルな質問だ。

 だが、それがこの世界では当たり前で、今この場で無理を通そうとしているのはオレたちの方で、店員さんは職務を忠実にこなしているだけだ。

 

 それを理解した上で名乗ったってことはこの状況を打開する策があるのかね。

 原作でも十六夜は弁舌や交渉にも長けた万能超人であることは度々描写されていたし、案外なんとしそうな気がすると思ってしまうのはオレの過大評価だろうか。

 

 ……まあ。

 

「えと、その……あの………私達に、旗はありま」

 

「いぃぃぃやほおぉぉぉぉぉぉ! 久しぶりだ黒ウサギイィィィ!」

 

 今回に限っては、それらは要らねー心配だったわけなのだ。

 

 

 

 

****

 

 

 

 

「では、改めて自己紹介しておこうかの。私は四桁の門、三三四五外門に本拠を構えている"サウザンドアイズ"幹部の白夜叉だ。この黒ウサギとは少々縁があってな。コミュニティが崩壊してからもちょくちょく手を貸してやっている器の大きな美少女と認識しておてくれ」

「はいはい、お世話になっております本当に」

 

 美少女ってか美幼女じゃね?

 っていうどうでもいいツッコミはさて置いて、今オレ達はサウザンドアイズ支店の中にある和室にて上座にいるロリと対面している。支店の中って言っても実際は彼女の私室であるが。

 

 つい先ほど目の前の白夜叉からフライングボディーアタックを喰らいそのまま10mほど先にある水路に突っ込み濡れ濡れのぐちょぐちょ(意味深)になった黒ウサギの機嫌はまだ直ってない

 

 白夜叉が登場してからはあっという間だった。流れるようにセクハラしてくる彼女を黒ウサギがまるで槍投げのように投合。飛んでくる白夜叉の顔面を容赦なく足の裏で受け止める十六夜。

 とてもラノベの男主人公が女キャラ、それも見た目幼女にするような所業じゃねーな。普通の人間なら確実に首折れてんぞおい。

 そこから漫才、もとい黒ウサギ弄りを経て白夜叉の私室に案内されたってわけだ。

 何も間違ったことしてないのにパワハラ受けて引くことになった店員さんにはホント申し訳ねーと思う。でも箱庭って力こそが全てな世界だからね、仕方ないね。

 

 そんで耀ちゃんの質問を皮切りに箱庭都市の外門について白夜叉から説明を受けるオレら。勿論オレは原作知識で知ってるけど知らねーふりだ。

 

「ところで黒ウサギ、お主が持っておる水樹は誰が手に入れたのだ? 都市の外とはいえお主がゲームをクリアした訳ではあるまい?」

「YES! こちらの十六夜さんが蛇神様を素手で叩きのめしたのですよ」

「ほう!? 知恵比べでも勇気を試したのでもなく、武を持って手に入れたのか。それも直接打倒するとは、もしやその童は神格持ちか?」

「いえ、黒ウサギはそう思えません。神格なら一目見れば分かるはずですし」

「む、それもそうか。しかし神格を倒すには同じ神格を持つか、互いの種族によほど崩れたパワーバランスがある時だけのはず。種族の力でいうなら蛇と人ではドングリの背比べだぞ」

 

 いいよな神格。オレも欲しいよ神格。

 確か普通の蛇が巨躯の蛇神に、普通の人間が現人神や神童になれるんだろ?

 要するにパンピーのオレでも白雪さん並みになれるんだからほんとスゲーな、みんな欲しがる理由がよくわかる。

 

 実際、この世界に転生してからまず始めに考えたオレの強化プランは神格をゲットすることだ。正直下手な転生特典よりこっちの方が絶対強い。

 更に神格を得れば恩恵扱いになってるはずの転生特典も強化される。しかも飛鳥が与える疑似神格と違い正規の神格は所有者に負担が一切ねーのだから良いことづくめだ。

 

 なんで他のオリ主って神格貰う奴いねーんだろ。これ1番必要なやつだろ。

 神格をいくらでも与えられる白夜叉と何回も会えるんぜ? この七桁の階層でそれがどれだけ幸運なことなのか理解してる? みんな箱庭のこと舐めすぎじゃね? バカなの? 死ぬの?

 

 ……と、思ってたけどノーネームの食い扶持稼ぐのにそんな余裕ないんだろうな。

 神格をゲットするための試練だって相応に難しいはずだ。十六夜なら簡単にクリア出来るだろうがその十六夜は原作では神格を手に入れてねー。どころか自前の恩恵以外一つも新しい恩恵を入手していねーのだ。やっとのこさ手に入れた獅子座の太陽主権だって半ば押し付けられるようにして貰っただけだし。

 

 描写されてねーだけでホントに馬車馬の如く働いてたんだろうな問題児達。そりゃノーネームの子供達も尊敬の眼差しで見るわ。

 まあつまりノーネームに入るオレもこの先馬車馬のように働かなくちゃいけねーってことだが。

 

 それに冷静に考えれば神格を手に入れるための試練なんてオレがクリア出来るとは到底思えねー。今後のことを考えると原作で十六夜が稼いでた分の食い扶持をオレが代わりに稼いで、それで出来た余裕で十六夜に神格をゲットして貰ったほうが良いかも知れん。

 十六夜が神格持ちになったら素手で星ぶっ壊せそうじゃね?

 

「もう一人の小僧、おんしも私にギフトゲームを挑むか? ……おい聞いておるのか小僧。え、もしかして聞いておらんのか? 無視か!? 無視しておるのか!?」

「もうそいつはほっとけ白夜叉」

 

「聞いてます聞いてますロリ夜叉様。アレですよね黒ウサギに似合うエロ衣装の話でしたよね? オレはサイズ小さめの黒セーラー服なんてどうかと」

「なんで今私に飛び火させたのでございますか権兵衛さん!?」

「マジかよお前セーラー服派かよ。ただ甘いな、俺の見立てだと黒ウサギにはブレザーのほうが」

「十六夜さんも乗らないで下さい! というかほっとくのではなかったのですか!!」

 

「…階層支配者の私を前にしてその態度とは度胸があるのか唯のバカなのか。というか開口一番がロリ夜叉とか結構失礼だのおんし。仮にも私はこの一帯の最高権力者だぞ?」

 

 え、違げーの?

 いかにエロウサギをエロエロにする話じゃなかったの?

 

「やれやれ、もう一度問うぞ小僧。おんしも東側最強の主催者であるこの白夜叉に、ギフトゲームを挑むのか?

 ………あと、小僧ら二人は後でセーラーとブレザーについて詳しく話を聞か」

 

「いい加減にして下さいこの駄神様ーーー!!!」

 

 黒ウサギのハリセンが舞った。

 

 

 

 

****

 

 

 

 

 白い雪原と凍る湖畔───んでもって、水平に白銀の太陽が廻る世界。

 遠く薄明の空にある星はそれ以外、一つ足りとも存在しない。

 まるで星を一つ、世界を一つ創り出したかのような奇跡の顕現。

 

 唖然と立ち竦む三人に、十六夜の背中にしがみついて怯えているオレに、今一度、目の前にいる白夜叉(バケモノ)は問いかける。

 

「今一度名乗り直し、問おうかの。私は"白き夜の魔王"───太陽と白夜の星霊・白夜叉。おんしらが望むのは、試練への"挑戦"か? それとも対等な"決闘"か?」

 

 むりむりむりむりむりむりむりむりむりむりむりむりむりムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリ無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理

 

 心の底からごめんなさい降参でお願いしますっ!!!

 

「……。水平に廻る太陽と………そうか、白夜と夜叉。あの水平に廻る太陽やこの土地は、オマエを表現してるってことか」

 

 ホントお前スゲーな十六夜!

 この状況でまだ白夜叉を睨み付けれるとかどんな精神力してんの?

 アレか、箱庭来る前に似たような経験したからか? その気になればこの白夜の世界を消し飛ばせるからか?

 

「如何にも。この白夜の湖畔と雪原。永遠に世界を薄明に照らす太陽こそ、私が持つゲーム盤の一つだ」

「これだけ莫大な土地が、ただのゲーム盤……?」

 

 これ数あるゲーム盤の一つですって。

 うん知ってた。原作読んでたから。

 でもゲーム盤の数がオレの想像の十倍は多いのよ。

 

 だってこのゲーム盤に連れて来られる前に脳裏に見せられた情景が十や二十どころじゃなかったもん。

 原作だと明確に描写されたゲーム盤は『黄金色の穂波が揺れる草原』『白い地平線を覗く丘』『森林の湖畔』の三つだけだった。

 もちろんそれで全部だとはオレも思ってなかったよ? 地の文だと他にもいっぱいあるみたいな感じだったし。

 だから精々二十個ぐらいかな〜って思ってたわけよ。

 

 でも、なんかさっきのオレの記憶が確かなら、同時に二十種類以上の景色が1秒毎に全部目まぐるしく入れ替わってたんだけど、それが10秒以上続いてた気がすんだけど…

 頭超痛かった。

 

「如何にも。して、おんしらの返答は? "挑戦"であるならば、手慰み程度に遊んでやる。───だがしかし、"決闘"を望むなら話は別。魔王として、命と誇りの限り闘おうではないか。………なんか聞くまでもない奴が一人おるが」

 

 オレのことですね分かります。

 というか転生特典を自覚出来てねーパンピー状態なんで試練すら受けたくない。

 

 他の三人はどうか?

 飛鳥と耀は完全に戦意を喪失してる。白夜叉から発せられる圧ハンパねーしな。むしろ意識を保てるだけ凄い。

 

 オレ達四人の中でぶっちぎりの最強戦力かつ自信家の十六夜でさえ返事を躊躇ってる。それを見るだけでも白夜叉がどんだけ埒外の怪物であるのか嫌でも分かっちまう。例え全員でかかったとしても勝ち目はねー。というか十六夜以外が完全に足手まとい。

 

 

 ───まあ、原作一巻の時点だと分からなかった事実だが、実は十六夜だけは"決闘"───()()()()()()()()白夜叉に勝てないこともないのである。

 殺し合いっつうか、どっちが先に必殺の一撃を相手にブチ込めるかの勝負?

 と言っても白夜叉のほうが格上なのは変わらねーから分が悪いんだけどな。それにあくまで今の状態の白夜叉での話だ。

 

 

「参った。やられたよ。降参だ、白夜叉」

「ふむ? それは決闘ではなく、試練を受けるという事かの?」

 

「ああ。これだけのゲーム盤を用意出来るんだからな。アンタには資格がある。───いいぜ。今回は黙って試されてやるよ、魔王様。あといい加減離れろナナシ」

「ごめんもうちょっとだけ頼む十六夜。足震えて自力で立てる気しねーんだ。それはそれとしてあんだけ大口叩いた結果がこれとかお前ダサくね?」

「白夜叉、このバカはどうやら命と誇りをかけた決闘がご所望のようだ。相手してやってくれ」

「生意気言ってすいませんオレも試練でお願いします白夜叉様ァ!」

 

 ちょっとしたジョークなんだから本気にならねーでほしい。

 いや白夜叉と決闘とか死ぬから。1秒あれば軽く一万回は木っ端微塵になる自信あるぞ。

 

 あと笑うな白夜叉。

 オレと十六夜の両方に対して笑ってるけど、絶対オレが笑われてる理由は十六夜とちげー気がする。

 

「く、くく………して、他の童達も同じか?」

「………ええ。私も、試されてあげてもいいわ。…そこの権兵衛君と一緒にされるのは甚だ遺憾だけど」

「右に同じ。でも権兵衛と一緒にしないでほしい」

 

 彼女らなりの強がりとはいえオレを引き合いに出さねーでほしい。

 

「も、もう! お互いにもう少し相手を選んでください! "階層支配者"に喧嘩を売る新人と、新人に売られた結果を買う"階層支配者"なんて、冗談にしても寒すぎます! それに白夜叉様が魔王だったのは、もう何千年も前の話じゃないですか!!」

 

「何? じゃあ元・魔王様ってことか?」

「言われてみれば秩序を守る側の"階層支配者"が現役魔王なわけねーわな」

 

 ケラケラと悪戯っぽく笑う白夜叉。

 ガクリと肩を落とす黒ウサギ。

 オレの言葉に色々納得する問題児三人。

 未だに十六夜にしがみついているオレ。

 

 え、鬱陶しいそろそろぶっ飛ばすぞ?

 へっへーん、さっきまで白夜叉にビビってた癖に今更凄んでもカッコつかボグハァ!!

 

 

 

 

****

 

 

 

 

「ねえ白夜叉様オレ大丈夫? 首とれてない? 顔面陥没とかしてない?」

「安心せい、おんしはちゃんと生きとるよ。顔も無事じゃ。…まあ本当はグロッキーなことになっておったが私が特別に治療しておいた。寛大な私に感謝するがよい」

「グロッキーって具体的にどんな感じ?」

「トマトがあるだろう? それを」

「聞きたくねぇー!」

 

 え、トマトって何?

 人間の容体を例えるのにトマトが出てくるってどういうこと?

 トマトみたいに顔真っ赤に腫らして気絶してたとかそういう意味だよね?

 

「全くおんしはあの状況で同士を煽るとは度胸があるのかないのか…。いやただのバカだの。そのまま顔面殴られて潰れたトマ………気絶するなど呆れて物も言えん。あの小僧が本気で殴ってたら私でも施しようがなかったぞ?」

 

 潰れた?! 潰れたトマトって言った今!? それ完全にオレ死んでたよね? 治療っていうか死者蘇生だよねそれ?!

 

「ごほん。とにかく、もう試練は始まっておるぞ小僧。今おんしの同士の内の一人が代表として挑戦しておる。ちゃんとおんしも参加者に入れてやったのだから、ボケっとしとらんで同士の頑張りを見ないか」

 

 

ギフトネーム名 "鷲獅子の手綱"

 

・プレイヤー一覧 逆廻 十六夜

         久遠 飛鳥

        春日部 耀

        名無しの権兵衛

 

・クリア条件 グリフォンの背に跨り、湖畔を舞う。

・クリア方法 "力" "知恵" "勇気"の何れかでグリフォンに認められる。

・敗北条件 降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合。

 

宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。

"サウザンドアイズ"印

 

 

 ……………………………………ん?

 

「どうした小僧? 何か契約書類におかしなところでも……ああ、おんしらの元いた世界ではグリフォンは空想上の産物であったな。先ほども童達がはしゃいでおったわ。だが忠告しておくがの、当たり前のように修羅神仏が闊歩し悪鬼羅刹が跋扈するのがここ箱庭だ。この程度で驚いてたらこの先やっていけんぞ? 特におんしは一際弱っちいしな」

 

「…へーそーなんだー箱庭では珍しくねーのかスゲーなホントにグリフォンとかいるんだー。忠告も有り難く受け取っておくぜロリ夜叉様ー」

 

「おんし私を恐れているのか舐めてるのかハッキリせんか」

 

 いや、まあグリフォンが実在してんのはマジでビックリだぜ? 修羅神仏がランダムエンカウントする世界だなんて聞いて超ビビってるぜ?

 そりゃ本で読むのと実際にこの身をもって体感するのとじゃ天地の差だしね。

 でもそれ自体は原作読んで既に知ってる事だから今一番に驚いている事はそれじゃねーのよ。

 

 待って、マジで待って?

 これは、()()()()()()()()()()()()()()()




〇白夜叉
 原作並びに本作における最強キャラの一角。
 その力は全盛期に比べ大幅に弱体化しているのにも拘らず、なお軽く宇宙クラス。正直、この弱体化状態でもそこらのチートオリ主をひねり潰せる。転生オリ主が神様に貰う程度の特典なら素で使える上に、むしろそういう転生特典を与える側の存在でした。
 ぶっちゃけ「多次元宇宙ワンパンできるぜ!」程度でイキってる奴じゃこの弱体化状態にすら勝てないぐらいヤバい。というかそこら辺のモブ生来の神霊にも多分届きません。ここは作者も想定外でした。
 「攻撃どころかその場に存在するだけで多元宇宙がヤバい!」が生来の神霊のデフォルトとかどうなってんだよ竜ノ湖先生!
 話を戻しますと、現在の白夜叉は箱庭都市第四桁三三四五外門に本拠を構えており、同時に東側唯一の階層支配者です。
 原作では度々ノーネームに便宜を図ってくれており、経済的及び外交的問題で助けられた事案は数多い。本作でも変わらずノーネーム最大の味方であり、特に権兵衛はこれから何度もお世話になることに。ただしセクハラ大魔王なのが玉に瑕。被害者は主に黒ウサギ。


〇契約書類を読んだ問題児三人の感想
 以下こんな感じ
 飛鳥→あ、権兵衛君もちゃんと入ってるのね
 耀→私がやる、私がやる! 私がやりたい!
 十六夜→………………どういうことだ?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。