曙になった男子高校生   作:しがみの

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どうも。Aobaです。


絵が上手くなりたい・・・。ペンタブ欲しい・・・。


第21話 判断

「提督、トマホークでのヲ級撃沈を具申します。」

 

()は、無線機で、田島提督に具申した。

 

「撃沈!?曙さん、撃沈しなくてもハープーンで飛行甲板を使用不能にすれば・・・」

 

「いや、駄目です。珊瑚海海戦で日本軍の攻撃を受けたヨークタウンを米軍は僅か3時間で修復しています。もし、彼女らが、米軍を模した存在だとしたら、その時と同じ様になります。それにハープーンは射程圏外です。」

 

「少し近づいて、ハープーンを撃ってから3時間もあれば戦闘は回避できる!!!いくら自衛の為だとしても、命を奪う事にためらいは無いの!?曙さん、自衛官らしくない!!!冷静さを欠いています!!!」

 

みらいは()を冷静に判断していないと判断し、必死に呼び掛けていた。

 

「冷静になってこその決断です。我々は既に手負いの状態。弾薬の補給までの戦闘全てを防戦で防ぐことは出来ない!!!」

 

()にきつく言われ、みらいは言い返せなくなった。

 

「今回はっきりとわかったことがあります。彼女たちに生半可な威嚇は通用しない、我々は日本海軍じゃない自衛隊なんだと唱え続けても、この世界は理解してくれない。深海棲艦は、殆ど無条件で、私達を攻撃してくる!!!そのことを認めなければ我々は自らを守れない!!!私の判断の甘さがこの被害を招いた。旗艦としてこれ以上の艦隊の安全が脅かされる状況を、放っておくわけにはいきません・・・。」

 

()はみらいにそう言うと、無線で田島提督に具申した。

 

「提督、250マイル先の洋上にいるヲ級までトマホークが到達するまで30分かかります、一刻も猶予は・・・。」

 

「どんな状況に置いても思考停止・・・いや、敵味方の二元論で行動する事だけは避けたいところだ。まず深海棲艦の状況把握のためシーホークを飛ばし、撤退確認後、直ぐに当海域を離脱しろ。』

 

「了解しました。」

 

『曙、通信機器は生きているな。』

 

「はっ。」

 

『ヲ級に警告を打つ。』

 

田島司令は()にそう言った

 

『曙、第2次攻撃を断念した時点でトマホークは自爆だ。』

 

「了解しました。」

 

 

そして数分後、深海棲艦の状況把握の為、()の艤装からSH-60K(シーホーク)が飛び立って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(アノ高練度ノ航空隊ガタッタ1隻のクルザー二、2分デ・・・。敵ノ防空火力ハ想像以上ダッタトイウ事か・・・。)」

 

「第2次攻撃隊、後、30分デ発艦準備完了スル。シカシ、『我々は攻撃の意思はない。本艦に対する第二次攻撃を中止を要請する。攻撃を断行するなら自衛手段としてやむを得ず貴艦隊を撃沈する。』カ。カンムスラニシテハキミョウナデンブンダ。マア、戦艦デモゼイゼイ3〜40km。200kmイジョウノバショニナンテコウゲキデキナイダロウ。」

 

ヲ級は、その電文を只の威嚇だと考えた。

 

 

 

 

 

 

 

ちょうどその頃、()の艦隊では、()の艤装の1セルのハッチがゆっくりと開き始めた。

 

「トマホーク、攻撃始め!!!」

 

()が叫ぶと同時に艤装からトマホークが発射された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約10分後、ヲ級に帰艦中の艦載機の真下をトマホークが通り過ぎていった。

 

「トマホークは高度200ヤードで巡航中。目標まで93マイル。帰艦する米軍機を今追い越した。目標到達まで7分。」

 

()は、レーダーをじっと見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

「ん?レーダーに感。これは・・・。航空機・・・!!!」

 

そして、それと同時にレーダーに映っているヲ級らしき目標から艦載機らしきものが飛び立って行ったように見えた。

 

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