提督から艦娘への暴力?シーンがあるので、胸糞悪くなるかもしれないのでご注意ください。
海上を艦娘達が輪形陣で進んでいた。この艦隊はパラオ泊地第4艦隊、通称『捨て艦発見艦隊』は、今日も捨て艦を探しに海原を進んでいた。旗艦は軽巡 矢矧、随伴艦は、駆逐 睦月だけの小規模な艦隊だった。彼女達の役割はひたすら鎮守府正面海域で捨て艦にする艦娘を探していた。
「ハァ・・・。」
「どうしたんですか?矢矧さん。」
「何でいつもいつも捨て艦ばかり見つけて何になるってんだ・・・。」
「知りませんよそんなの・・・。ただ一つ分かる事は見つけた子は大体が沈む事だけですから・・・。
ん?」
睦月が気づくと、そこには駆逐イ級が単艦でいた。
「戦闘開始ね。」
ドォォン・・・。
矢矧が1発撃つと、駆逐イ級は大爆発を起こし、沈んでいった。
すると、海上が急に光出し、光り終わると、そこに1人の少女が立っていた。
「ドロップした様ね。」
「あ、特型駆逐艦の曙です。よろしくお願いします。」
「曙か・・・。何か雰囲気が違うわね・・・。」
「そうですか?」
「まあ、良いわ。次行くわよ。」
軽巡ホ級1隻、駆逐イ級2隻が単縦陣で進んでいた。
「攻撃開始。」
相手は練度が低いのでコチラ側には、攻撃が一発も当たらず、向こう側にだけ攻撃をし、沈めるという一方的な戦闘だった。
「またドロップか・・・。」
矢矧は、そう言いながらため息をついた。
「綾波型駆逐艦漣でーすww。こー書いてさざなみと呼びまーすww。」
漣は、わざと逝っちまった様な声や表情をし、違う事を矢矧達にアピールした。
「漣ね・・・。何かまた雰囲気が違う子ね・・・。」
「うるさいにゃしい・・・。」
「まあ、良いわ。帰投しましょう。」
矢矧は、嫌そうな顔をすると、取り舵を取り、鎮守府方向に向かって行ったので、曙達は、2人について行くことにした。
「第4艦隊、只今帰投しました。」
パラオ泊地の執務室で、矢矧は、白い軍服を着た提督らしき人物に話しかけた。旗艦は、帰投後、提督に報告をしなければならないため、真っ先に執務室に向かうのだ。
「ドロップは?」
「この2人です。」
「2人じゃない、
「すみません!!!」
矢矧は、提督の気に触れた事に気づいたのか、直ぐに床に土下座をした。
「お前ら兵器が
そう言いながら、提督は土足のまま土下座している矢矧の頭を踏みつけた。
「(思ったより酷いわね・・・。)」
「ふぅ・・・。んで、お前らは?」
提督は、矢矧の頭を踏みつけているまま曙達の方を向いた。
「あ、特型駆逐艦の曙です。よろしくお願いします。」
「綾波型駆逐艦漣でーすww。こー書いてさざなみと呼びまーすww。キャハハ キャハハ」
「2体ともいつもドロップしてくる艦娘達と何か雰囲気が違うな・・・。
よし!!!」
「気に入った。曙は、第2艦隊、漣は、第3艦隊所属とする。部屋は同室だ。今すぐ部屋に向かえ。曙は明日、漣は明後日の出撃だ。部屋で休んでろ。」
「「はっ。」」
「よし、下がれ。」
提督からそのような合図があったので、曙達は執務室を出て自室に向かった。
「さて、矢矧。今から俺の相手をして貰おうか。」
「ヒッ!?」
その後、執務室から出てきた矢矧は、とてつもなく疲れきっていた顔で、更に息遣いが荒かったらしい。
「さて、曙。作戦会議よ。」
曙達は、部屋に戻ると、直ぐに両側にあるベッドに座り、田島提督(漣)による作戦会議を始めた。
「まずは、どちらも捨て艦にならずに済んだ。これは良い事だが、漣達の変わりに捨て艦になる子達が出るかも知れないから嬉しんでは駄目よ。」
漣は、さっきまでの逝っちまった声や表情を真面目に切り替えた。
「はい・・・。それで、相手の情報は?」
「提督名、
「うわぁ・・・。」
曙は、楠木提督の悪事を漣から聞いたが、酷くて言葉さえ出なかった。
「その為、明日、曙が出撃中に艤装を拾って、睡眠ガス入ハープーンを執務室横の資料室に撃って。」
「しかし・・・、ハープーンの誘導のレーザー照射をコチラで行う必要があります。」
「それについてはこっちでどうにかするわ。」
「分かりました。で・・・、作戦名は?」
曙が漣に尋ねると、漣はドヤ顔を曙にしながら言い出した。
「作戦名は・・・
次回予告
「うちーかたはじめー!!!」
曙の声とともにサジタリウスの矢がパラオ泊地に飛んでいく・・・。