曙になった男子高校生   作:しがみの

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どうも。Aobaです。陽炎抜擢の小説の最終巻を探しに書店を何件も行った思い出があります。何で最終巻だけ無かったのか不思議です。あ、挿絵は設定で出します。(多分・・・)


第4章 沖縄鎮守府へ
第33話 対潜哨戒


大海原を進む()、曙、みらい、漣、朧、潮の計6人の艦娘達がいた。彼女らが行く先にある1つの島、沖縄島である。現在、横須賀鎮守府を12時に出港し、現在は18時で、6時間程経っていた。6人の艦娘達の真ん中には輸送船と石油タンカーが1隻ずつあり、鋼材やボーキサイトなどの資材を満載していた。現在航行中の海域日本近海だが、敵潜水艦の有無もわからない海域。しかし、その艦隊は、之字運動もせずに真っ直ぐに進んでいた。その理由(わけ)は・・・

 

 

 

タタタタタタ・・・

 

 

ディッピングソナーを水面に垂らしている日の丸の飛行物体が飛行している。そう、SH‐60Kである。1機の哨戒ヘリと、曙とみらいのパッシブソナーが哨戒網を創り出しており、第2時世界大戦時代の潜水艦を1隻たりとも通さない(曙談)見えない壁になっていた。

 

 

 

 

(ぼのぼの)、あけぼの02。ソナーに感あり。本機から右25度、3マイル。深度25、20・・・、浮上してきます。』

 

30キロ先を飛行するSH‐60Kから旗艦である()に報告が来る。(艦名は曙だが、艦載機の名前はあけぼの01、02となってる。)

 

「周辺海域に別の潜水物は?」

 

『感なしです。』

 

「分かった。深海棲艦だと確認できたらヘルファイア撃ち込んで。」

 

『了解。現在、目標深度15。』

 

妖精さんからの報告が終わると、無線は砂嵐の音のみが聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

『浮上しました。深海棲艦1(ヒト)!!!』

 

「了解。ヘルファイア、()て!!!」

 

()が指示を出すと同時に、パシュッという腑抜けた音が無線に聞こえた。そう、ヘルファイアが発射されたのだ。

 

『ターゲット・キル!!!敵潜水艦、爆沈して行きます!!!』

 

「良し!!!」

 

()は、SH‐60K(あけぼの02)からの撃沈報告が来たと同時にガッツポーズをし、直ぐに無線を、艦内マイクに切り替えた。

 

「交代の時間よ。SH‐60J(あけぼの01)を出して。」

 

『哨戒機1機、準備出来次第発艦せよ。』

 

()が指示を出したと同時にヘリ格納庫のシャッターが開き、SH‐60Jがヘリ甲板に姿を現す。

 

『ベア・トラップ、輸送軌条に展開。』

 

 

 

『ベア・トラップ、リテイリングレールに到達確認。甲板作業員は退避ー!!!』

 

SH‐60Jが完全にヘリ甲板に姿を出すと、整備士妖精さんが直ぐにヘリ格納庫に入って行く。

 

「主翼展開、右エンジンレッドブースト。」

 

ヘリ格納庫に収納するのには邪魔だった主翼が広がり、シュイーンというエンジン音が響いた。

 

「ベア・トラップオープン、テイクオフ!!!」

 

パイロット妖精が叫ぶと同時にSH‐60Jがヘリ甲板から離れて行き、大海原に飛び立って行った。

 

 

 

 

 

 

沖縄鎮守府に向かっている()艦隊によって日本の太平洋側の敵潜水艦はたったの数日で全滅させられた為、輸送船団の護衛の艦娘達は暇だったらしい。

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