「お、曙。」
歓迎会が終わり、
「お前の部屋をまだ言ってなかったな。」
「はい。」
「君は7駆の4人と同じ部屋で寝てもらう。」
「同じ部屋ですか?」
「ああ。大丈夫か?」
「はい・・・、大丈夫ですけど・・・。」
「良かった。君のあのリュックを7駆の部屋に移動しちゃったから、もし拒否されたらどうしようかと思っていたよ。」
「いや、私はほとんど全ての事は了承しますよ。まあ、それを利用して、私に変な事しようとしたら、そこで(物理的に)寝かせた大和みたいになりますよ。」
「ああ、わかった・・・。」
田島提督は逃げるように食堂から出て行った。
「ここが部屋。」
開けると、6人部屋なのか、二段ベッドが3つあり、奥には机、空いたスペースにはブラウン管だが、テレビがあった。
「凄い・・・。」
「ああ、そう。机はあそこを使って。」
朧は1番端から2番目の机を指差した。その机にはいつも学校に持って行っていたリュックが載っかっていた。
「じゃあこれで。」
朧はそう言うと、部屋から出て行った。
机に行き、
「何これ・・・。」
と曙が言いながら数IIの教科書を、漣は現代社会の教科書を開いて読んでいた。
「へーっ。戦後の日本ってこんなに綺麗になったんだ・・・。」
漣が色々なページを見ながら言っていた。
「戦争が負けた事は知っていたけど、こんなに進化するなんて・・・。あれ?今って1984年だよね・・・。」
漣が疑問に思い出した。
「これって・・・。」
曙と漣が教科書を読み終わって気づいたことがあった。見慣れない〝平成〟という年号。教科書の裏表紙に書かれている男性の名前。
その時、
「あ、曙・・・、この教科書の背表紙に書いてある名前って何?それに〝平成〟って見慣れない年号が書いてあるんだけど・・・。」
「貴女って本当は何なの?」
曙と漣に真剣な顔で質問されたので、部屋にいなかった潮、朧を呼び、絶対に口外しないと約束して、全てを話した。自分は元々は違う世界の男子高校生で、教科書に書いてある名前は自分の名前で、この世界にいるのは向こうの世界で死んだからだと話した。まあ、信じてもらえなかったが、スマホとかを見せたら納得してくれた。
「へー。面白いじゃん。」
曙が微笑みながら言った。
「話したけど、皆、嫌わないの?」
「嫌う訳ないじゃん。元男でも今はどう見ても女の子じゃん!!!」
漣が笑いながら言った。
「じゃあ、7駆の皆、よろしく!!!」
描いて欲しい挿絵はありますか?あったら活動報告の方にお願いします。話の中のワンシーンでも大丈夫です。描く気力で描くかどうか決めます。期限?ありません。