「あれがモノノベユウかぁ。
さて、彼の心は何処を突けば壊れるのかなぁ・・・・!」
岩場の上から自由に散策している悠を見下す影が一つ。
その顔は狂喜をそのまま具現化したかのような顔だった____
~*~
特にいく宛もなく何かと遭遇しないかとブラブラと歩き回っている悠。
しかし何事も無くただただ時間だけが過ぎ去っていった。
だが、そんな空虚な思いも束の間、それは唐突に訪れた。
海岸の方面から凄まじい爆音と熱波を確認して慌ててそちらを確認する。
「な、なんだ・・・この音・・・それにあの方向はまさか!」
その爆発が何を意味するか、それを汲み取った彼の心に嫌な予感が過る。
次の瞬間には彼は走り出していた___
~*~
彼が海岸に到着するとそこには大量の野次馬と燃え盛るヘリだった鉄塊があった。
「嘘・・・だろ。___深月ぃ!!!」
人目も気にせず大声で自分の唯一の妹である深月の名前を叫び燃え盛る鉄塊に向かって走る。しかし、火勢いが強すぎる制からか思った様に近寄れない。
「に、兄さん?」
「深月!良かった無事だったか。」
ヘリの影から恐る恐る煤だらけの深月が姿を現す。余程怖かったのだろうか、普段の彼女ではあり得ない目に大粒の涙を浮かべ、悠に抱きついてくる。そんな彼女を優しく抱き返す。
腕や胴から伝わってくる彼女の温度を感じながら安堵する。
「意識が戻って周りを確認しようと外にでたらいきなり・・・!」
「分かった。分かったから何も言わないでくれ・・・・無事なことが何よりだ。」
そう言うと彼女を抱きしめている腕にさらに力を込める。
しかし、突如彼は激痛と腹部を伝わる生暖かい液体の感触を感じる。
「ぐ・・・・・・がはっ・・・・・・・!み、深月・・・・?」
彼が恐る恐る激痛に堪えながら彼女の顔を見る。
膝を着いているため、見上げる形になったがそれでも彼はハッキリとそれを視認する。
うっすらと笑みを浮かべているだけだったがそれだけでも彼を戦慄させるほどの狂気を孕んだ彼女の顔を____
「う、うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
~*~
闇の底に沈んでいっている彼の心。
だが、そんな中で自分の事を呼び戻そうとする声を聞く。
「・・・さん!ゆう・・・・・」
その声でようやく彼の意識が戻る。
「っ____!はぁっ・・・・はぁっ・・・・はぁっ・・・・」
「ようやく気がつきましたか。何があったんです?
いきなり道端に倒れている貴方を発見したときは何事かと・・・・それに、酷く魘されているようでしたし。」
「わ、悪い・・・・それで・・・・此処は何処だ?」
現状を全く把握できていない二人だったが、悠が先ずそれを知ろうとする。
「ヘリの機内ですが・・・・それが何か?」
「え____爆発したんじゃ・・・・・」
「爆発?何の事を言っているんですか。
そんなのおきてませんよ。」
自分の居場所を知らされるとキョトンとした顔になる。そして他の人たちにとって何も訳がわからない言葉にスペクルムが返事をする。
「じゃあ・・・・あれは夢・・・だったのか?」
「あれ?あれとは何ですか?それが貴方の魘されていた原因ならば詳しく聞かせてほしいですが・・・・」
「俺は魘されていたのか・・・・原因は恐らくその夢だ。
内容は・・・・・あれ?何も・・・・思い出せない。何でだ・・・・?」
悠に起こった謎の現象に誰もが不安を抱くなか、悠は隣で寝ている深月の寝顔を見ると、言い様のない不安に襲われた・・・・・
ありがとうございました!
ヤバいヤバい!駄文がホントヤバい。