グロウリングカオスさんとの駄文ですがコラボ小説!
どうかお楽しみ下さい!
夢とは、
あたかも現実の経験であるかのように感じる、一連の観念や心像のこと。睡眠中にもつ幻覚のこと。
将来実現させたいと思っていること。願望。願い。
Wikipediaより
これは、俺が体験した決して交わる事の無かった筈の平行線。それが交わった“虚構”の物語________
〜*〜
夏も佳境に差し掛かった今日此の頃。
草木には若葉が生い茂り、ひまわりはその大きな花を目いっぱい開きながら太陽に照らされながら見せつけている。
そんな夏真っ盛りのとある1日。
俺ことノア・フレイアはいつも通りの天井を見つめながらいつも通りの眠りから覚める。因みに今の時刻は6時34分、起床する時間にしては極めて普通な時間帯だ。
ラノベとかだったのならば、ここで美少女がベランダの手すりに洗濯物の如く干されていたり、一緒に同じ布団で寝ていたりと、そんな裏山展開があるのだろうが、現実はそう甘くはない。
殺風景な何もない部屋を寝起きの意識もままならないままズカズカと横断する。
そして朝日が少し漏れているカーテンの前に立ち窓を勢いよく開けた。
「ふああぁぁぁ〜・・・・よく寝た。」
取り敢えず、顔でも洗おうか。まだ寝ぼけていて窓の外もまともに直視出来ない。
俺は折角開けた窓をそのままに放置して洗面所へと向かう。
ミッドガルの宿舎は謎に高級ホテルが如く豪華な家具や広い間取りなど色々至れり尽くせりなのだがその分移動が増えるのが難点だ。
いっその事模様替えの名目で1番広いリビングを生活に不可欠な家具全部持ってきて残りは全部物置にでもするか。
ふふっ、我ながら悪くない案だ。まぁ、面倒だからそんなのは絶対にやらないと思うが。
蛇口を捻り、冷水を勢いよく流す。
冬にやろうものならばただの地獄が待っているのだが、こうも蒸し暑い夏もではキンキンに冷えている水が出ているのはとてもありがたい。悪魔的だ。
朝飯は何にしようか。トーストにコーヒー、後はスクランブルエッグでも作ればいいか。
軽い朝食も済ませ、身支度もパッパと終わらせる。
ミッドガルが男のDに合わせて急ごしらえで作ったであろう黒のジャケットにシャツ、そして純白のネクタイ。
一通り朝にやる事を済ませ、登校するべく部屋を出る。
そして向こうから人影を確認する。
綺麗な白髪にアイスブルーで切れ長の目。だが、全体的に何だか細くてそれなりの長身でもやし・・・・とも言えるかもしれない。
そんなThe優男といった雰囲気を持つこの男______世界で俺と悠に続いて3人目の男のD、
「おっす、零夜!」
「おはよう、ノア。」
軽く挨拶をして2人並んで教室へと向かう。
これが俺の日常だった。
外から見ればただの男子高校生の何気ない日常。
しかし、ここはミッドガル。Dと呼ばれる物質生成能力を持った特別な人間がやってくる学園兼軍事要塞の様な場所だった。
「そういやぁさ、昨日謎な事があってさ。」
「へぇ、何それ?」
「リーザが最近『ドロップキックがしたいですわ。ノアさん、実験台になって下さいます?』とか言ってきてさ。それでほぼ毎日登校する度にあいつのドロップキックが飛んでくるんだわ。
どうすりゃいいかな、あのポンコツお嬢様。」
「さぁ?取り敢えず飽きるまで相手してあげればいいんじゃない?」
「それもそうか・・・・それ、来なすった。」
ほら、またあのポンコツが何か叫びながら突撃してきたぞ。そしてライダーキックの構えを取りましたねぇ。
そして大きくジャンプし〜〜〜〜飛んだああぁぁぁぁぁぁぁ!!
「覚悟してくださいましいいいぃぃぃぃぃぃ!!」
「いやいや、当たる訳ないでしょっ・・・・と。」
《今日は黒か。》
何故だろう、零夜と思考が通じ合った気がする。
2人揃って親指を立て合う。
因みにリーザは俺が軽くあしらって・・・・ていうかちょっと避けたらそのまま飛んでいき後ろの清掃道具を派手な音を散らしながら壁に激突した。
「ちょ、ちょっとリーザさん!?大丈夫!?」
零夜が慌てて駆け寄って逆さまになっているリーザを立ち上がらせる。
クソ、あれ絶対見えてただろ・・・・俺も行けばよかった・・・あ、何かビンタされてる・・・
「え、えぇありがとうございます・・・」
「いえいえ、どういたしまして・・・・っ!!」
「?何顔を赤くしているのです?・・・〜〜〜〜っ!!み、見ないでください!!」
「ゲフゥッ!!」
あいつもなかなか災難だなぁ・・・・っと、リーザがむすうっとしながらこっち来た。
「ノアさん!何回も言っていますが避けないでください!わたくしは早くドロップキックを貴方に当てて、その快感を味わいたいのです!」
「あのなぁ!俺は可愛い女の子に虐められて喜ぶマゾヒストじゃねぇんだよ!」
「んなっ・・・・!そういう・・・趣味なのですか・・・っ!!」
「どういう趣味だこの野郎っ!よし、分かった。これからお前がドロップキックしてくる度に足つぼマット蹴らせてやる。」
「ひいっ・・・・!」
なんか・・・赤くなったり青くなったり面白い奴だな。
っと、零夜が戻ってきた。右の頬がパンパンに腫れて中々に面白い顔になってるな。
「おう零夜。中々に面白い顔だぜ!」
「少しはこの災難を労ってはくれないか・・・」
「ははは!悪い悪い!面白くてつい・・・まぁそんな事より、早く行こうぜ?」
(そんな事で済まされた・・・・)
「う、うん。そうだね。」
「え、あちょっ!わたくしを置いて行かないで下さい!」
こうして俺のやかましくもファニーでファンな1日が始まったのであった_____
ありがとうございました!
リーザはこうやってポンコツお嬢様キャラでいいと思うの。
このコラボも数話続きますのでどうか次回をお楽しみに!