それではどうぞ!
「みなさーん、起きて下さいよ。疲れてるのは分かりますけど・・・・」
「ん・・・わるい・・・いまおきる。」
「ふあぁぁ・・・・おやすみ〜」
「二度寝しようとしないで下さい、イリスさん。」
「深月の言う通りだ!みんな、シャキッとしないと!」
「そうですわよ、わたくし達には沢山の時間が必要なのですから、少しでも活動する時間を増やさないとですわ。」
「も、もうちょっとだけ・・・・ねかせて・・・・きのうのあれ・・・こたえるんだよ・・・・」
「んぅ・・・・」
「フィリルさんは消耗してるので分かりますが、レンさんはまだ披露すらしてないんですから早く起きて下さいよ。」
見ている方が眠くなってしまいそうな機内、朝に強い組と弱い組とで状態が雲泥の差であった。
悠は朝に強い方なのだが昨日は相当物質変換を行ったのか疲労して朝に弱い組と大差なかった。
ちなみに食事に関しては使っているヘリが輸送機の類という事もあり食材が豊富にあった。
簡単な朝食をすませるとスペクルムの一声で早速昨日の続きという事でリーザの技を披露する事になっていた。
悠達の昨日技を使った組のせいでメチャクチャに荒れている平野の目の前で技を発動させる。
「
するとリーザの周りに電気がバチバチと迸る。と、それと同時に電気のせいなのか髪の毛の先が逆立つ。
手をふるう。
雷の刃が光速で放たれ、遥か遠くの空で霧散したが射線上に入っていたアリエラの造っていたミスリル塊が真っ二つに切断する。
「な、何か飛んできた!?」
アリエラの驚きと折角技を発動したのに台無しにされた悲壮な声を背にリーザは更に前もって具現化させたグングニルを雷で体の運動能力を増強させ、槍投げの要領で投擲する。すると、グングニルは誰の手にも止まらない速度でまたも空へと消えてしまった。
彼女の体から迸る雷が消えると同時に髪の毛も元に戻る。
ふぅーっと息を吐くと見ていたスペクルムに問いかける。
「どうでしたか?わたくしの技は。」
「そうですね・・・まず、用途としては攻撃と、身体能力の強化という事で良いですか?」
「えぇ、ですが飛翔体の代わりになるものでも用意していただければレールガンも出来ますけども?」
「それは恐ろしいですね・・・なら、リーザさんは自分の体にどれだけの電力が耐えられるかというのを確認して、その後は悠さんと技を合わせてみてください。」
「モ、モノノベ・ユウと・・・ですか。分かりましたわ。」
そう言うとリーザは悠の近くで修業開始した。
次にレンの技だった。
彼女はミョルニルを生成する。しかし、その色は黒色一色だった。そして
「・・・
ミョルニルの殴る部分の周りに丸で囲まれた火、水、木、金、土の文字が現れ、回転している。
ミョルニルを振り下ろすと土の文字が巻き込まれ一緒に地面に叩かれる。次の瞬間、直径10メートル程度の土と書かれた円が地面に浮かび上がる。
「土判、貫きの針山!」
おとなしいレンにしては珍しく気合の入った掛け声と共に円の中には針山と言っても差し支え無い量の岩石の針_____と言っても人が刺さったら致命傷は間違いないほどの太さを持っている。それが大量に突き出してきた。
「ほう______この技、多対一の時には強いですね・・・恐らくシアエガは神話生物も用意してるでしょうし・・・えぇと、特に言うことはありませんが、他の判の技もちゃんと把握しておいて下さい。決戦でフレンドリーファイアは笑えません。」
「ん!」
そう言うと誰にも当たらない様に離れた場所でドスン!と鈍い音を響かせながらレンは修業を始めた_____
ありがとうございました!
先に言っておきます、次回はイリス、ティアです。
後、こういう回を作ったのは色々使う事になる技なのでこうやってそれの為だけの回を作って覚えてもらおうかと思ったからです。
それではまた次回!