この世界の片隅で(更新停止)   作:トメィト

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相変わらずカタツムリ並みの展開スピードですけど、なにとぞよろしくお願いします。


すにーきんぐ、みっしょん

 

 

 私は嘗て見た王の笑顔を忘れないだろう。どれだけ長い年月世界を旅していても、他の記憶が悠久の時の中で石化し、塵と化したとしても。それだけは未だ脳裏に焼き付いている。―――――私が知っている王は、己の事ではなく他人の幸せを見て微笑むことができる……そのような王だった。

 それが今では――――

 

「―――帰ったら魔力供給を要求します。具体的に言えば食料的な物で!」

「一番効率の悪い魔力供給方法じゃないか。そんな誤魔化しを使うなら普通に初めから飯を食わせろと言ってくれた方が潔くて好感持てるんだけどなー」

「ご飯ください」

「はやい!もう白状したのか!」

 

 ―――立派な人間になられた(白目)

 トリスタンが言ったようなことはもうない。王は人の心がわからないという時代は終わっていたのだ。今の王は、その『王』という責務からも解放され、一人の少女として己の欲にあそこまで素直になった。決してそれは悪いことではない。むしろ喜ばしいことと言ってもいい。

 

「………ついでにスイーツも要求してもいいですか?」

「エミヤ師匠、帰ったら修羅場確定だね」

『よかろう。戦場(台所)の準備を整えておくとしよう』

 

 エミヤ、と呼ばれた仁慈殿の知り合いと思わしき男性の声が耳に届く。彼はロマニ殿と同じように遠い時代に居るらしい。しかし、今のやり取りだけで彼らが幾重にも戦いを繰り広げた歴戦の戦士(調理師)であることが容易に予想できた。

 えぇ。なんて言ったって私は二人の王から直々に食とは何なのかと言うことを叩き込まれ、今までの常識を完膚なきまでにぶち壊されたのですから。あれだけ食に傾倒しているの王を満足させられる時点でそう言わざるを得ない。

 

 

 食のことはともかく、そんな彼らを見て私は改めて決意する。この時代で、新しく理想郷キャメロットを築こうとしている王をこの手で今度こそ殺すのだ、と。例え我らが王があのように笑う可能性があったとしても、それはもう失われたもの。我々円卓の騎士が王の御心を知りもせず、知ろうともせず自由に振舞った結果……我々の自業自得。故に、殺す。

 それが、嘗て王の命に背きこの事態を引き起こした元凶たる私の唯一の贖罪なのだから………。食材ではありませんよ?

 

 

 

――――――――――

 

 

 

「うぅ~……ひっく……えぐっ……、こわかった……こわかったよぅ………。何で人が泣いている時にこう、ぐわーってくるのよぉ……何も悪いことしてないのに―――いや、ちょっとだけ水飲み場を独り占めしちゃったけど………それでも動物たちの分は残してたのにぃー……」

「何やら女性が一人で泣いています。どうしましょうか?」

「こういう時はまず手を差し伸べるのですよ。仁慈殿」

「キャーベディヴィエールサーン」

 

 流石円卓の常識人。頼りになるぜ。しかし、見ず知らずの女性を前に手を差し伸べることができるとは……流石イケメンは格が違った。只、女性関係のあれこれは円卓にとって核爆弾レベルのアレなのでそれでいいのかとも思ってしまうが。

 

「大丈夫でしたか?」

 

 安心させるような柔らかい笑みと共に左手を女性に対して差し伸べるベディヴィエール。まるで少女漫画のようだ。芋けんぴ探さなきゃ(使命感)

 それはさておき、ベディヴィエールに声をかけられた尼さんのような女性は彼の言葉に耳を貸すことなく泣き終えたかと思うと今度は一人で勝手に話し始めた。悟浄がどうとか悟能がこうとか悟空に帰れだとか、こちらの言葉が耳に届いていないようだった。……話を聞いているとこの人が誰だか大体予想できるんだけれども。

 

 とりあえず、話を聞いてもらうためにベディヴィエールに代わって彼女の肩を叩こうとした時――――こちらに接近してくる巨大生物の気配を察知する出来た。しかも何処かで一度感じたことのあるような気配である。嫌な予感がする。

 

「GUUUUUUUUUAAAAAAAAA―――――!!!」

「な、なぁ!?なんだあの巨大生物は!あんなのこの砂漠には存在していないはずだぞ!?」

「そんな、あれは……!」

 

 百貌さんの驚愕の声を上げると同時に、自分の世界に入り込んでいた女性が顔をあげ、説明を始めた。彼女は俺達の存在を認知しているのかしていないのかどちらなのかよくわからない。

 

「知っているのか!?尼さん!」

「……あれは食べ物がないから白龍様に助けてもらおうかなーと考えて召喚、そのまま失敗して“悪いけど返せないから諦めて”と言ったら逆上して襲い掛かって来た――多分フランスあたりで人々を苦しめていた魔竜なの!?」

「一から十までお前が悪いじゃねーか!すまないさーん!ジークフリートさーん!助けてー!!」

「先輩、私確信しました。この方、絶対に面白いサーヴァントです!」

「言っている場合ではありませんよレディ!盾を構えてください。ぶっちゃけあれは冗談で済まされるレベルではありません!」

「くそっ、こんなことなら無理矢理でもザイードを引っ張りだしておくべきだったか……!」

「ハッハッハ、仁慈殿はいつも賑やかですなぁ」

 

 どうして第六特異点にまで来てドラゴンスレイヤーの真似事をしなくちゃいけないんだ!そんなの竜殺し(大英雄)か竜殺し(農民)にでも任せておけばいいのに……!こちらに向かって咆哮を放ち、やる気と自分の威厳を見せつける多分フランスあたりで人々を苦しめていた魔竜。ファブニール本体というわけではないだろう。あれほどの威圧感は感じない。しかしそれに準じる力は持っているはずだ。恐らくワイバーンとは違い純粋な竜種であるが、ファブニールには劣るというレベルだろう。

 

『久しぶりの竜退治だ!……ぶっちゃけ、ファブニールすら普通に相手していた君たちに言うのは聊か無粋かもしれないけど油断はしないようにね!』

「了解です、ドクター。それでは―――」

「――行くぞ!」

 

 いざ行かん、久しぶりの竜退治。

 どこの誰だか大体予想が付いている女性も流石に戦いに参加するようで俺達に続いていた。これで一人見物決め込もうとしていたら置いて行ったかもしれない。

 

 竜の行動パターンは大体理解できている。注意すべきは口から吐き出されるブレス、もしくは火球だ。時々尻尾を振り払う攻撃も行ってくるが、基本的に口からの攻撃にのみ注意を裂く方がいい。肢体を使った攻撃はぶっちゃけ動きが鈍く回避は容易いからだ。……早速多分フランスあたりで人々を苦しめていた魔竜は前脚を大きく振り上げそのまま死んだ地面に叩きつける。

 多分フランスあたりで人々を苦しめていた魔竜の重量が加算されているそれは地面を揺らすには十分な力を持っていた。このままでは足を取られてしまうだろう。しかして、既に交戦経験のある俺とマシュがそれに引っかかると思う浅はかさは愚かしい。

 

「全員跳べ!」

 

 この一言で全員が一斉にその場から跳び上がる。

 

「うぇ?」

 

 ―――違った。唯一人を除いて、それ以外の人たちが跳び上がったのだった。何やら置いてきぼりを受けた元凶たる女性の手をもって抱えそのまま跳び上がる。胸の中で女性が少し暴れているがそれを無視して多分フランスあたりd(以下略)魔竜の様子を見る。向こうは思惑が外れたことに気づき、真っ先にこちらに顔を上げた。そう、大きな口を開けブレスを準備しているというおまけ付きで。

 

「もう放しても大丈夫?」

「えっ」

「いや、サーヴァントだし大丈夫かな」

「えっ!?」

 

 一応抱えている彼女に声をかけてみると、明らかにダメそうな反応が返って来た。戦う覚悟ができていないからこうなのか、それとも素なのか。いや、出典が俺の予想通りだったら戦うの苦手そうだけどさ。

 仕方がないので代わりにマシュに念話でやるべきことを伝える。彼女はそれに頷いた。故に俺は彼女の近くに武器を飛ばして固定し足場とする。マシュはその足場を蹴り一気に加速すると上から多分フランs(ry魔竜の上顎に持っている盾を叩きつけ――――ようとしたのだが、実はそれよりも早く動いていた人物がいた。

 

「こらー!それはおいたが過ぎるわよ!」

 

 その人物は意外や意外。先程まで一般人上等とばかりに混乱の極みにあった抱きかかえていた女性がいつの間にやら俺の腕の中から脱出し、その細腕で多分h(ry魔竜の頭を殴り飛ばしていたのだから。つーか戦えるなら最初から戦ってくれ……と思った俺は悪い子でしょうか。教えて偉い人。

 

 ――――首を出せ。

 

 聞かなかったことにした。

 

 

 

 

―――――――――――

 

 

 

 

 多分フランスあたりで人々を苦しめていた魔竜はサーヴァント達の集中攻撃によってあえなくその巨体を地につけた。こっちには経験もあるし、数の利も得ている。なんなら知能だってあるのだから、この結果は当然と言えるだろう。やたら物理で殴るあの女性の助力もあったことだしね。元凶でもあるけど。

 

「さて、一段落付いたところで一体どこの誰だか聞いてもいい?」

「んー?あたしのこと?いいわよ、教えてあげる。わたしは玄奘三蔵!御仏の導きによりこの地に召喚されたサーヴァント。クラスはもちろんキャスターよ!」

「キャス……ター……?」

 

 立派な胸部の装甲を反り返らせながらそのようなことを宣う女性改め玄奘三蔵さらに改め三蔵法師。そこで思い出すのは先程フランス(ry魔竜を倒した際の戦い方。戦法は専ら物理特攻。何処からか取り出した鍬を振り回し、自分の御供の物と思わしき棒で袋叩きに参戦していた姿。どう考えても物理系統です本当にありがとうございました。キャスター要素ゼロじゃないですかヤダー………などと、思っていても口に出すなんて愚行はしない。どうせ口に出したところでマスターだってマスターしてないじゃないですか的なことを言われるだけだからだ。

 

「……とりあえず、納得はした。けどやっぱり腑に落ちない部分もある。具体的に言えばそれだけの実力があったにも関わらずどうしてあそこで助けを求めていたのか、ということになるんだけど……」

 

 宗教的な意味で手を上げてはいけないという制約を受けているのであれば、それはそれで納得ができる。けど、普通に魔竜は殴ってたし、鍬を突き立てていたし、何より棒でぶっ叩いてたし……相手に手を上げることができないというのは少なくともないと思う。

 

「あたし、一人になるとだめなのよぉ……寂しくて」

 

 なんということでしょう……ここまである意味でとんがったサーヴァントが嘗ていただろうか?……いや、居たな。これはカルデアに居るハロウィンエリザベートに近しい空気を感じる。いわゆるダメオーラだ。

 

「………………」

「………………」

 

 これには流石のハサンさんたちも唖然―――むしろ呆れ顔。レアですね。

 とりあえず泣き出しそうになった彼女をあの手この手で慰めつつ何とか彼女の経緯を知ることができた。

 

 曰く、半年ほど前に召喚された彼女は弟子と仏の声を失いながらも己の勘を信じて歩み続けた結果、ここに辿り着いたのだという。ここに着いてからはどのようなことになっているのかを己の目で確かめるために聖都にお邪魔してみたり、あの地獄のような砂漠を越えたりしたんだと。

 それをなんとなくで成すのは流石に高僧と言ったところか。本家の物語で似たようなことをやっている―――むしろこの場合は今昔と同じことをしているのかも知れない―――人は経験が違った。

 

 ついでに聖都に住んだということで中の様子を聴くことができた。聖都キャメロットの中はまさに理想郷のようなところだったと、彼女は言う。悪人はおらず、皆が笑顔を浮かべ、伸び伸びと過ごしているらしい。それを語った当の本人は自分の居場所じゃないからと理由で出て来たらしいが。

 

「……理想郷、ねぇ……」

 

 彼女の言葉を聞いて俺は考える。俺達が見た光景はそのような街を作り出すには程遠いものだったのだから。放たれる光、その光に反応したもののみを選別し、他のものは例外なく皆殺しにする。感情も持たず機械的に処理をしていく様。例え血縁であろうとも、容赦なく引きはがし、永遠の離別を強いる。それがその理想郷とやらに入るために必要なことだ。

 ―――俺達が直接見たあの光景。それは今まで行われたことの中のほんの一部にすぎにないのだろう。少なくとも数回は確実にあれと同じような光景が繰り広げられていたはずだ。にも拘わらず、聖都の中は理想郷だったとは、少しばかりおかしいのではないかと思った。

 

 まぁ、俺の勝手な予想もしくは妄想は置いといて、彼女。実は俺達と向かう場所が一緒だった。なんでもこの特異点で遭遇して弟子にした人が、聖都の騎士たちに捕まり彼らが管理する砦に閉じ込められた!されたらしい。そこは百貌さんと呪腕さんと同じ山の翁が囚われている場所でもあったのだ。

 というわけで俺達はなんと三蔵法師を仲間に加えることになったのである。少し―――というにはいささかおっちょこちょいかもしれない彼女、戦力として一応期待させてもらうことにする。てれれてってってー、玄奘三蔵が仲間になった。

 

 

 

 

―――――――――――

 

 

 

 

 玄奘三蔵………三蔵法師を仲間にしてからは特にトラブルもなく順調に進むことができた。何もなかったのかと言われれば首を傾げる程度ではあるけれども、まぁ先程の魔竜に比べればなかったも同然である。

 

 そんなこんなで時刻は夜。夕方を通り越して太陽は沈み、例の如く現代では見えない星々を眺めることができるようになる時刻に、俺達は聖都の騎士たちの砦へとたどり着いた。

 パッと見た感じ見張りが15人以下、下にも数人誰かいるけれどもそこまで強い気配は感じない。サーヴァント反応は二体。そして彼らが全く動いていないことから拘束されている可能性が高く、消去法として俺達が救出しに来た二人であると予想できた。……見張りが粛清騎士ですらないということに少しばかり疑問を抱くが、それでもチャンスであることには変わりないだろう。

 

「という感じかな」

『頼もしいくらいの精度に僕は泣きそうだよ。本当にナビゲーションする必要があるのか疑問に思うくらいにはね』

『いい加減割り切りなさいよロマニ、なんならこっちに来て観測でもしますか?』

『それでもいいかもしれませんねぇ……』

「所長、ドクター!ナビゲーションはそのまま続けてください!」

 

 大丈夫。俺では英霊の出典とか全然わからないから。ほら、メイヴの時を思い出して!逸話を聴いたおかげで対策で来たから。チーズの祭典からのフルボッコが可能になったから必要だから!

 

 必死の説得によりロマンのやる気ゲージを再び戻し、改めて砦攻略の話し合いを始める。唐突に始まったカルデア漫才にももはや反応を返さないWハサンさんとベディヴィエールのスル-スキルに戦慄しつつ、作戦を提示した。

 

「スニーキングミッション、という感じで行こうと思うんだけど反論はあります?」

「いや、ありませんな。そも、我々の役割はそういった分野ですので」

「正面から騒ぎを起こせば増援を呼ばれることもあるでしょう。なるべく……」

「と言ってもそのスニーキングが少し難しいかもしれないんだよね」

 

 改めて兵士たちの様子を強化した魔力で確認する。喋っている兵士もいるけれども、全身の筋肉は硬直し、動きも何処かぎこちない。過度な緊張状態に見舞われていると見て間違いないだろう。

 モードレッドの撃破を悟られているとすればその態勢も頷けるが、一日やそこらで彼女の脱落がばれるのだろうか?ぶっちゃけ、モードレッドは円卓の中で最も嫌われている人物だろう。ベディヴィエールの様子を見てそれは容易に予想が付く。残されている逸話から見てまず間違いない。

 そんな彼女が聖都に近づくことを他の騎士、そしてモードレッドの反逆により様々なものを失った獅子王が許可するだろうか?呪腕さんが遊撃騎士と言っていたこと、そして百貌さんが本人から直接聞いた出来事を総合すると、それが原因というわけではない。……さて、どういう理由だろうか。

 

『普通に聖都の前でガウェイン卿とトリスタン卿を纏めてカリバーした所為だと思うけど……』

 

 ………そういう考え方も、ある。

 

 

 周りからの白い目線に耐えつつ、ひとまずは様子を見ようという結論に至った。緊張状態は長く続かない。必ず何処かで隙ができるはずだ。それを待とうということだった。

 しかして、その考えはすぐに改めることになる。何故なら、円卓の騎士が一人アグラヴェインという人物がこの砦に来ると兵士たちが会話をしていたからだ。なんでも円卓の中でも随一の尋問能力を持っており、ここを守っている兵士たちも身体をぶるぶると震わせて恐れていた。

 俺達よりもその辺に詳しいであろうハサンさんたちを見ても、其れだけの人物であることが伺えた。

 

「アグラヴェイン卿は常に王のそばで適切なサポートを行っていました。……我々にはそこまで好意的に接しては来ませんでしたけれど。後、あの兵士たちの言っていたことも事実です。円卓の騎士は……なんというか、脳筋の集まりとも言えまして……我々では手の届かない政治やらなにやらは、ほぼすべてアグラヴェイン卿が取り仕切っていましたから」

 

 尋問能力も相応に高いです、とベディヴィエールも肯定した。

 であればここで手を拱いて居ているわけにはいかない。ぶっちゃけ脳筋じゃないやつというワードだけで絶対に面倒な相手であるからだ。

 ……千里先に落ちた針の音ですら聞き取れるらしい呪腕さんの耳には馬の足音がこちらに近づいているのが聞こえているらしい。つまり、そこまで猶予がないということだ。そこで呪腕さんは言う。

 俺達を救出組と足止め組で分けようというのだ。その意見に対する反対意見はなく、スムーズに誰が足止めを行うのかという話になる。

 

 すると、ここで百貌さんが己の仮面を取ると同時に口を開いた。

 

「その役目は私に任せてもらおう。陽動、奇襲は私の仕事だ」

「……そういえば、百貌さんは増えることができたね」

「然り。アグラヴェインであれば、恐らく他の円卓は同行してはいまい。サーヴァントであれば別だが、普通の兵士など恐るるに足らず」

 

 かなり頼もしい一言を頂いたので、陽動は彼女に任せることにする。他の人たちは全員潜入だ。普通、潜入には少人数で行うことがセオリーなんだけど……まぁ、呪腕さんがいるし大丈夫。

 

 

 

 何はともあれ、ミッションスタートである。ダンボールはないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




……定期メンテナンス廃止かぁ。……石(ボソッ

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