パシャ!パシャパシャ!
「い~ね~!
いいよ!
はい!
OK!」
カメラマンの男がモデルの少女…天ノ川きららにカメラを向ける。
「はい、じゃあ今日はここまで~!」
カメラマンは、終了の合図をする。
「あ、すいません。」
天ノ川きららは近くにいた黒髪のスーツをピシッ!と着こなした男に話しかける。
「ん?
どうした?」
黒髪の男はキリッとした目付きで天ノ川きららを見る。
「今回は呼んで頂いてありがとうございます。」
「あぁ。
それを言うのはこっちの台詞だ。」
男は少し微笑みながら言う。
「最近、この町で色々と事件が起こってな。
誰もやってくれなかった事を君がやってくれた。
礼を言うのはこっちの方だ。」
男は続ける。
「俺も昔、この町に多大な迷惑をかけてしまった。
その罪を背負う責任が俺にはある。」
男はハッとする。
「すまないな。
すっかり話しこんでしまった。」
「いえいえ。
あ、そうだ。
この町で見た方が良い所ってどこですか。」
「ん…。
そうだな、仕事終わりにダンスを見るのは疲れるだろうしな…。」
男は思い出したように言う。
「落ち着ける良い所がある。」
感覚がない。
何も感じられない。
ここはどこだ。
目の前には、赤い世界が広がっている。
私が目覚めたという事は、バックアップをとっておいて正解だったという事だな…。
彼は、黒い果実を模した錠前だった。
私の身体は相変わらず黒いままか…。
彼は自身の体を嘆くが、状況がそれを阻んだ。
目の前には、見覚えのあるアーマードライダーが見覚えのない深紅のアーマードライダーと戦っている。
何度も何度も倒される深紅のアーマードライダーから、ベルトの部品が外れる。
何かと思い、見る。
それを回収する。
その後、その世界をさまよう。
永遠に続くかもしれない赤い空を見ながら、どこかもわからずに進んだ。
すると、金に輝く黄金の騎士が佇んでいた。
私の身体だ…。
その姿に、覇気も感情も感じられない。
その中に入る。
身体は金の球体になる。
また、深紅のアーマードライダーの所に戻る。
すると、そこには憎きアーマードライダーが骸骨を模した巨大な恐竜と対峙していた。
深紅のアーマードライダーの姿が見当たらない…。
しかし、今は相手をしている場合ではない…。
再度、自分の身体を見る。
身体は、まだ黒いままだ…。
力を溜めなければ…。
憎きアーマードライダーはクラックを開け、仲間をそこに入らせる。
今だ…!
彼もクラックの中に入っていく。
その球体は、金と黒が混ざり合い、鈍く光っていた…。