「エネルギーの複合体、確認。
排除する。」
エイリアンが彼女に迫りくる。
その得物が振り下ろされるが難なく避け、逆に腹部にカウンターの拳をおみまいする。
「…!
身体能力の向上確認!」
素早くルパンブレードバイラルコアを装填。
銃口を押す。
『ア~ルティメット!
ルパ~ン!
ストラ~シュ!』
「ハァ!」
エネルギー波をカウンターをおみまいした一体に放つ。
「ググゥ…!?」
そのまま爆発。
違う一体が重加速を起こす。
木々の揺れは遅くなるが、彼女には通用しない。
「重加速の対応、確認。」
一体が今度は上空からフローラを翻弄する。
彼女は飛び回るエイリアンに弾を当てる。
すると、その動きはまるでコマ撮りのようになる。
「か…体が…!」
フローラが飛翔する。
「ハァ!」
「グゲッ…!」
空中でエイリアンを一閃し、爆散。
着地するフローラにエイリアンが動揺しながら問う。
「何故だ!
既存のエネルギー同士の融合体風情が!
我々に勝てるはずは!?」
フローラは前に進みながら、銃口を押す。
『ア~ルティメット!
ルパ~ン!
ストラ~シュ!』
「あなた達だけには、負けない!」
エイリアンはビームを放つ。
はるかはエネルギー波を放つ。
互いの力はぶつかり合い、爆風を起こす。
爆風が終わる。
「何処へ消えた?!」
その瞬間、太陽の光が遮られる。
「プリキュア!
アルティメット・トルビヨン!」
遥か上空にいるフローラがエイリアンに向かって、急降下する。
「ハアアアァァァアアア!!!」
ルパンガンナーのブレードをエイリアンに突き立て、斬り裂く。
「グゴァァァアアア!」
エイリアンは爆発する。
そして、彼女は背を向ける。
「ごきげんよう。」
「はるかちゃん、宿題終わった?」
ゆいが聞く。
「うん!」
はるかが満面の笑みを浮かべた。
「先に教室で待ってて。」
はるかがゆいに言う。
「了解。」
ゆいが部屋から出る。
はるかが机の下からルパンガンナーを取り出す。
「夢じゃ…無かったんだよな~。」
すると、ルパンガンナーから一枚の絵が鮮明に映し出された。
ゆいが教室で待っていると、はるかが来た。
「はるかちゃん、遅い…どうしたの?」
ゆいがはるかに聞く。
「ふぇ?
なんでもないよ~。」
はるかの目には、大粒の涙が溜まっていた。
「どうしたんだ?
ベルトさん。」
とある地下ガレージで、一人の男ど一つのベルトが話していた。
「すまないね。
仮面ライダーを辞めた君に申し訳ないが、もう一度だけなってくれないか?」
「そりゃどうして?」
男はベルトに問う。
「あるところで、重加速反応があった。」
「本当か?」
「あぁ。
さらに、ルパンガンナー一式を誰かに盗まれたみたいだ。」
「本当かよ。」
「すまない。」
ベルトがしょんぼりする。
「いや、起きたことはしかたない。」
男はベルトを巻く。
「やってくれるのかい?」
「あぁ、バディ復活だ!」
男がベルトに問う。
「ところで、重加速反応があった場所ってどこなんだ?」
ベルトが答える。
「私立ノーブル学園付近だよ。
進ノ介。」