仮面の騎士と笑顔と希望の少女たち   作:烏賊の毒

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なぜ彼はそれを盗んだのか 4/4

「エネルギーの複合体、確認。

 排除する。」

 

エイリアンが彼女に迫りくる。

 

その得物が振り下ろされるが難なく避け、逆に腹部にカウンターの拳をおみまいする。

 

「…!

 身体能力の向上確認!」

 

素早くルパンブレードバイラルコアを装填。

 

銃口を押す。

 

『ア~ルティメット!

 ルパ~ン!

 ストラ~シュ!』

 

「ハァ!」

 

エネルギー波をカウンターをおみまいした一体に放つ。

 

「ググゥ…!?」

 

そのまま爆発。

 

違う一体が重加速を起こす。

 

木々の揺れは遅くなるが、彼女には通用しない。

 

「重加速の対応、確認。」

 

一体が今度は上空からフローラを翻弄する。

 

彼女は飛び回るエイリアンに弾を当てる。

 

すると、その動きはまるでコマ撮りのようになる。

 

「か…体が…!」

 

フローラが飛翔する。

 

「ハァ!」

 

「グゲッ…!」

 

空中でエイリアンを一閃し、爆散。

 

着地するフローラにエイリアンが動揺しながら問う。

 

「何故だ!

 既存のエネルギー同士の融合体風情が!

 我々に勝てるはずは!?」

 

フローラは前に進みながら、銃口を押す。

 

『ア~ルティメット!

 ルパ~ン!

 ストラ~シュ!』

 

「あなた達だけには、負けない!」

 

エイリアンはビームを放つ。

 

はるかはエネルギー波を放つ。

 

互いの力はぶつかり合い、爆風を起こす。

 

爆風が終わる。

 

「何処へ消えた?!」

 

その瞬間、太陽の光が遮られる。

 

「プリキュア!

 アルティメット・トルビヨン!」

 

遥か上空にいるフローラがエイリアンに向かって、急降下する。

 

「ハアアアァァァアアア!!!」

 

ルパンガンナーのブレードをエイリアンに突き立て、斬り裂く。

 

「グゴァァァアアア!」

 

エイリアンは爆発する。

 

そして、彼女は背を向ける。

 

「ごきげんよう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はるかちゃん、宿題終わった?」

 

ゆいが聞く。

 

「うん!」

 

はるかが満面の笑みを浮かべた。

 

「先に教室で待ってて。」

 

はるかがゆいに言う。

 

「了解。」

 

ゆいが部屋から出る。

 

はるかが机の下からルパンガンナーを取り出す。

 

「夢じゃ…無かったんだよな~。」

 

すると、ルパンガンナーから一枚の絵が鮮明に映し出された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆいが教室で待っていると、はるかが来た。

 

「はるかちゃん、遅い…どうしたの?」

 

ゆいがはるかに聞く。

 

「ふぇ?

 なんでもないよ~。」

 

はるかの目には、大粒の涙が溜まっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうしたんだ?

 ベルトさん。」

 

とある地下ガレージで、一人の男ど一つのベルトが話していた。

 

「すまないね。

 仮面ライダーを辞めた君に申し訳ないが、もう一度だけなってくれないか?」

 

「そりゃどうして?」

 

男はベルトに問う。

 

「あるところで、重加速反応があった。」

 

「本当か?」

 

「あぁ。

 さらに、ルパンガンナー一式を誰かに盗まれたみたいだ。」

 

「本当かよ。」

 

「すまない。」

 

ベルトがしょんぼりする。

 

「いや、起きたことはしかたない。」

 

男はベルトを巻く。

 

「やってくれるのかい?」

 

「あぁ、バディ復活だ!」

 

男がベルトに問う。

 

「ところで、重加速反応があった場所ってどこなんだ?」

 

ベルトが答える。

 

「私立ノーブル学園付近だよ。

 進ノ介。」

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