「?ってなに!?、?って!?あいつ変なことしないよな!?」
愛人たちが手伝った『丼弁屋』は、愛人たちの活躍により、ネオ・ヴェネツィアの名物として名を挙げた
雑誌では『ネオ・ヴェネツィア風うなぎ丼』として売り上げが上がった
さてさて、皆さんは今日も皆さんはあの、人をバカにして、働きたくないと言っておきながら、みんなのために働いた。何を考えているのかもわからない。頭が天才で、顔はイケメンのくせにアホなことをする。ネオ・ヴェネツィアのエンジェル騎士にして、堕天使、七海・愛人のまたのほほんとした日常ではなく
全く誰もが見て『クソだ!!!』と思う
アホな日常が起こる
起こすのはもちろん
愛人です
そしてあの灯里の勤めるARIAカンパニーに最悪な手紙が三通届いた
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「プイニュ」
その手紙は水無灯里様とアリシア・フローレス様と愛野アイ様と書いてあった
ここにいる会社の一員の人たちに届いたのは間違いない。アイに関しては今はARIAカンパニーで居候中ではあるが、
とにかく3人はそれを開けたくはなかった
なんでかって?
どうしてかって?
皆さんもこれを見れば絶対に開けたくないと思うほど最悪な手紙だった。言い方を変えれば、これは不幸の手紙だと言ってもいいはず
なぜなら
黒い封筒で名前の文字は血で描かれたような手紙だからだ
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「ププ・・ププ」
これを誰が開けたくなるだろうか、ましてや血で文字を描かれた手紙など、不幸の手紙か死刑宣告の手紙としかありえなかった
アリア社長はそれを見た瞬間、ブルブルと机の下に隠れて怯えていた
「あの・・・・・・・アリシアさん?」
「・・・・・・・・・・何?」
「私たち・・・・・・・・・何か悪いことでもしたのでしょうか」
「してない・・・・・・はずよ?」
「な・・・・何なんですね?これ?」
「さ・・・・・さあ?」
さすがのアリシアも、こんな手紙のデザインは初めて見たらしく、かなり震えていた
「と、とりあえず開けてみましょうよ!!中身は多分普通ですよ!!ね?灯里さん?」
「そそそそそそそそ、そうだねアイちゃん!!中身は普通なはずだよ!!もしこれが酷かったなら破いて捨てればいいだけだから!!」
灯里はこういう怖い系は嫌いだった。かなり震えて言葉もうまく喋れないが、とりあえず中身を開けてみた
書いてあった内容は
『前略 皆さん熱い季節なところを申し訳ありません
31日の夜19時にサンマルコ広場にお集まりください
できればラフな格好でお集まり頂けると助かります
もし来なかった者には
わかってますね?』
としか、血で書いてあった
「いやああああああああああああ!!!まだ死にたくないよう!!」
アイがそれを見た瞬間、泣き叫ぶしかなかった
「dadadada大丈夫だよアイちゃん!!ノープロブレムだよ!!ノープロブレム!!こんなのただのイタヅラだよ!!」
震えている灯里が言っても説得力がないが、灯里がこの手紙を捨てようとするが、封筒にもう一枚手紙が落ちた
「え?なにこれ?」
そのもう一枚の手紙を開けて読む
書いてあったことは
『ちなみに来なかった者は
そうですねー、本物の天使が迎えに来てくれるでしょう
どこへ逃げても私はあなたを追いかけ、本物の天使のところへ送ってあげます
水無・灯里様の
住所は???????ー?????????
ですね?必ず来てくださいね?』
と書いてあった
「・・・・・・・・」
その手紙を見た瞬間。黙って泣く以外、灯里は絶望するしかなかった
灯里が泣いていた理由は手紙が書いてあった『本物の天使のところへ送る』という言葉、これはつまり、本物の天使のところへというのは、つまり天国に本物の天使がいるという意味
つまり
来なかった者は殺されるということだ
ちなみに住所はネオ・ヴェネツィアだけでなく、実家であるマンホームの住所も書いてあった。
つまりどこを逃げても無駄ということだ
「大丈夫よ灯里ちゃん!私がなんとかするわ!」
「アリシアさん!!」
「こういう時こそ、エンジェル騎士団に頼みましょう!」
「は!その手がありましたね!!」
こういう時こそ、頼みの綱である愛人やアクトに頼んで、こういう手紙を送った犯人を逮捕してもらう方が手っ取り早いだろう
アリシアたちは急いでエンジェル騎士団本部に行った
だが
頼みの綱であるアクトにも
その黒い手紙が届けられていた
「・・・・・」
灯里たちがたどり着いた時には、アクトは自分の机の上に灯里たちと同じ手紙を前に頭を抱えていた
「アクトさん?」
「ん?・・・ああ、なんだい?アリシア?」
「えーと・・・・・・・・大丈夫ですか?」
「大丈夫じゃない!!!今僕は命の危機が迫っているんだ!!!」
あのエンジェル騎士団団長であるアクトでさえ、涙を流して頭を抱えていたのだ。団長をも怖がらせる犯人なのであろうか
ていうか、もう団長としての立場がなくなっている
「アクトさんも脅迫されたんですか!来なかったら殺すって?」
「違う!」
「「「え?」」」
アクトは泣きながら違うと言った
殺されないのなら、むしろ喜ぶはずなのに、なぜか涙を流して絶望している
「じゃあ、どうして泣いているんです?」
「今朝、僕のところにこの黒い封筒が届いたんだ。もし31日の夜19時にサンマルコ広場に集まらなかったら、僕の大事なフォルダをネオ・ヴェネツィアの人たちにばらまくそうなんだ!!!」
「・・・・・・はい?」
要するに、アクトはもし来なかったら、自分のパソコンに入っている大事なフォルダをネオ・ヴェネツィアの人たちにばら撒かれるということになるのだ
「そんなことになれば僕は”あいつ”に殺される!!確実に殺される!!」
「そう・・・・なんですか?」
「ちなみにそのフォルダの中身はなんです?」
「え!?それは・・・・・・・」
「「「?」」」
アクトは中身に関しては何も言えなかった
とりあえず、プライバシーに関わるということはわかった
そんなこんなで言ってると、
本部の玄関から
「アクト!!」
「アクトさん!」
「ひい!!ああああああ、晃!!どうしたんだ?」
玄関から、姫屋の晃と藍華がやってきた。晃がやってきた瞬間、何故かアクトは晃に怯えた。
やっぱりあの脅迫、晃に関係しているのだろうか、
あいつに殺されるということは、晃にってことだな
「で?どうした?」
「頼む!今すぐ!この手紙を送った犯人を捕まえてくれ!!」
「私もです!!お願いします!」
晃と藍華が手に持っていたのは、アクトと灯里たちと同じ黒い手紙だった
「落ち着いて!まずは事情を聞こう!アリシアたちも話をよく聞かせてくれ!」
とりあえず、焦っても泣いても話がわからないので、一旦落ち着いてから話を伺うことにした
「なるほどね、つまりみんなもこの黒い封筒が届いて、脅迫されているってとこか」
現状が分かったとして、アクトはまずはいろいろ整理してから、これから脅迫の対応に入ることにする
「ところで?晃と藍華は何を脅迫されたんだ?」
「う!いや・・・・・それは・・・・」
「ちょっとね・・・・・・・」
「はい?」
二人は何を脅迫されたかわからないが、どうしても言いたくないほどの脅迫をされたようだ
「実はこの手紙な、僕たちだけに届いたわけじゃあないんだ」
「え!?まだ居るんですか!?」
「ええ、私たちです」
「アレクシアさん!?アイナさん!?彩音さん!?」
なんと、あの四代天使騎士にもあの黒い封筒が来ていたのだ
「嘘でしょ、まさかあの四代天使騎士に脅迫の手紙を出すなんて、何て命知らずなの」
「いえ、私たちも困っています。私たちもかなりの弱みを握られているんです」
「犯人は私たちのプライバシーに関わることを知っているようで」
「私たちも打つ手がないと言いますか、それをした瞬間、いつでもその弱みをばら撒くか酷い目に合わせると手紙で書いてあるんです」
「つまり、僕たちが下手なことをすればただでは済まないということだ」
「なんで、その人は私たちに脅迫を?」
「わからない、でも、僕たちだけでは対象できない。こういう脅しにも効かない。なんでもありで、悪党を見つけたら片っ端からイジメてイジメて、やりたいように、自由気ままに暴れて、暴れた後処理も僕たちに任せる無責任な、アリシアをなぜかテラーフォマー扱いして、無駄に器用で、オレンジプラネットのウンディーネの子たちには『お兄ちゃん』と呼ばれている。アホのくせにイケメンな、『もう全部あいつに任せてもいいんじゃないかな?』というくらい遠い目で見てしまうほど、なんでも事件をズバっと!!解決する愛人に聞いいてみよう?」
「すいません団長?あなたは愛人をなんだと思っているんですか?」
藍華はアクトの言葉にツッコミを入れてしまう。明らかに若干、自分の本音が入っている。アクトは愛人をなんだと思っているのだろうか
だが、それは頼れなかった
なぜなら、
愛人はいなかった
「・・・・・・・・」
アクトたちは愛人の仕事場を見た。
そこには
みんなに渡された黒い手紙も愛人に届いてたからだ
机に置いてあった。その上に置き手紙があった。こう書いてあった
『31日の19時にみんな逝こうか?』
と、置き手紙に書いてあった
「愛人おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!一番頼りなのに!チートのくせに!!なんでもありのくせに!!僕が仕事しなくても君が片付けてくれて僕サボれてすごく楽なのに!!なんでこんな時に逃げるんだよ!!!!」
「アクトさん!?本音しか出てませんよ!?ていうかあんた!?愛人にサボるなって言っておきながら、あんたサボってんじゃん!?このクソ団長!!このクソミカエル!!」
さすがに聞き捨てならない言葉を出てしまい、藍華のツッコミが炸裂する
真面目な団長かと思いきや、裏ではサボりまくりな団長だった
「愛人さんは逃げたりはしませんよ?ただ・・・・・何があったんでしょうか?」
「すいません。アクトさん居ませんか?」
「はい?」
本部の玄関から、アリスの声がした。
声をする方へアクトは行く。それにみんな付いていく
「どうし・・・・・た?」
「どうしましたアクトさ・・・・・ひい!!」
アクトはアリスを見た瞬間固まった
玄関に来ていたのはアリスだけでなく、アテナもだった
ところが
藍華は二人を見て怯えた。なぜなら
二人がかつてない程、怒った顔で赤いオーラを放っていたからだ
アリスならともかく、あのドジっ子であったアテナが怒る顔など見たことがなかった
ついでに目はハイライトもない。代わりにアリスは万華鏡写輪眼、アテナは直死の魔眼をしていた
「ど、どうしたの?」
「すいませんアクトさん。お兄ちゃんの倉庫からでっかい草薙の剣がありますので持ってきてください」
「何する気!?ていうかあいつ!?いつの間にそんなものを!?何に使うつもりで持ってきてるんだ!!」
エンジェル騎士団の団員一人一人に倉庫が設けられる。その愛人の倉庫には、確かアクトも若干だけ愛人の倉庫を見たことがある
確か・・・・・・・
全部、相手を確実に殺せる武器しかなかった
「あいつは・・・・・何をする気で持ってきているんだ」
もう苦笑いしかできなかった。もうツッコミが無駄だと思い。苦笑いしかできなかった
「ごめんなさいアクトさん。私も刀持ってきてください」
(やばい。この二人一体何をするかは知らないけど、手に僕たちと同じ手紙持ってきているってことは、何かされたのかな?)
とりあえず、理由を聞いて見る
「えっと?何かあったの?君たちも僕たちと同じ黒い手紙持っているみたいだけど?」
「とりあえず読んでみてください」
「なになに?」
渡された手紙を読んでみる。ちなみに脅迫はみんなとそれぞれ違うことはわかっている
だが
アクトは青ざめた。かつてない脅迫を見たからだ。
いや
この脅迫はどう見ても、犯人の自殺行為なのだ
なぜなら
「これは・・・」
『31日の19時にサンマルコ広場にラフな格好で来てください。
来てくらなきゃ
君のお兄ちゃんの命は無い』
「・・・・・・・・・」
みんなをこれを見た。第一声の言葉は
「「「「「なんてことしてくれたんだあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」」」」
灯里とアリシア以外が叫んだ。ふざけている脅迫だった
「愛人!逃げたんじゃなくて!!攫われたんかい!!?」
「愛人が攫われているなんて、想像をつかないけど、なんてことしてくれたのよ!!」
「犯人何考えているのよ!!ネオ・ヴェネツィアを血で汚す気なの!?」
なぜ、みんなは焦るのだろう。そう、愛人が攫わられたなんて、正直どうでもいい。
問題はそこではない
「ですから・・・」
「その人・・・・・・。殺るね?」
犯人という愚か者は、奴はとんでもないものを盗んでいった
それは愛人という。みんなに愛された者を盗んだこと
そんなことをすれば、オレンジ・プラネットのウンディーネに殺されるのは間違いない。
彼女たちは暴れれば、ネオ・ヴェネツィアの海が赤く染まるだろう
「アリシアさん?私会社から、『水無』という刀持ってきますね?」
「うん、私は天○劍を抜いて、魔神・妖○黎を復活させて、その犯人を殺して貰うようにに頼んで見るね?」
「アリシア!?それだけはやめるんだ!!ネオ・ヴェネツィアの人たちが死ぬ!いや!この世の終わりだ!それと天○劍は僕にくれ!!!」
「団長!?何を言っているんですか!?」
何を言っているのかは知らないが、とりあえず、ARIAカンパニーとオレンジ・ぷらねっとが手を組んで、犯人を殺すということはわかった
そしてとうとう31日の日がやってきた。
午前中でARIAカンパニーの会社で灯里と藍華とアリスが今日の夜のことを話していた
「二人は今日の夜。どうするの?」
藍華は二人に行くと
「イザナミで永遠にループにします」
「魔神・妖○黎に殺してもらいます」
「はいはいはい。わかったわかった。あんたたちが犯人殺したいのはわかった。」
もう会話は無駄だった。二人はもう犯人殺すしか頭になかった
そんなことしていると
「もみ子?居るか?」
「灯里ちゃん居いますなのだ?」
サラマンダーの暁とシルフにウッディーがやってきた
「あれ?暁さんにウッディーさん?」
「どうも?灯里さん」
「アル君!?なんでここに!?」
なんと、ARIAカンパニーの会社に暁とウッディーとアルがやってきた
「どうしたんですか?」
「ああ、お前たちもこれ持ってるか?」
「暁さんたちも!?」
なんと、ウンディーネだけでなく、サラマンダーやシルフとノームにも届けられていたのだ
「で、どんな脅迫なの?」
「脅迫?俺さまたちはは脅迫なんて書いてないぞ?」
「え!?嘘!?」
「俺さまの手紙は、なんか・・・・・」
暁の手紙に書いてあった内容は
『31日の夜19時、サン・マルコ広場にラフな格好で集まってくいださい。
来てくだいますね?熱い男の君なら来てくれるって信じている
バスケやってて、イーグルアイの目をしている。君なら来てくれるよね?
信じているから』
「って書いてある。バスケはしたことはあるけど、イーグルアイの目はしてないぞ」
「何この犯人!?何で頼んでんの!?何で信じているの!?」
「でも、これ読んでいるとダジャレを言いたくなるな〜」
暁の手紙はなんか・・・・・・脅迫じゃなくて、頼まれごとだった
「ウッディーさんのは?」
「私は・・・・なんか」
「ん?」
ウッディーの手紙は・・・・・なんか
『31日の夜19時に、サン・マルコ広場にお集まりください。
楽しくて、愉快で、ご馳走もいっぱいあるよ?
夢の国だよ?絶対に来てね?アハ♩』
「って書いてあるのだ?」
「何のCM?ていうかなんで夢の国?遊園地でも連れってくれるの?」
ウッディーさんの手紙は明らかに何かの遊園地の招待状だった
「そういえば、アルくんのは?」
「はい、僕のは・・・・・・その・・・」
「ん?」
最後のアルの手紙は・・・・
『31日の夜19時に、サン・マルコ広場に集まってくいださい。
絶対に来てくださいね?
あなたの良妻の、みこーんな姫屋のお嬢様も来てくださいますよ?』
「・・・・・・って書いてあったんですけど?・・・・って藍華さん?」
アルの手紙を読んだ瞬間、藍華が
「みこーん!上等じゃねーですか!!この犯人を私の水天日光天照八野鎮石で焼き尽くしてあげますわ!!私のご主人様をたぶらかしやがって!!!」
藍華がかつてないほど怒っていた。明らかにキャラは変わってしまってはいるが、自分の愛しい人をたぶらかしたからには、妻として怒らずにいられなかった
「藍華ちゃん!やろう!!」
「ええ!!散り一つ残さないわ!!」
「私たちを怒らせたことをでっかい後悔させてあげます!!」
カオスな状況になってしまった。とりあえず怖がるところか、この招待状に必ず参加して、必ず犯人を殺すということがわかった
「暁くん?誰なんでしょうね?恥ずかしいですけど・・・・僕のお嫁さんって?」
「お前はもう少し、ガチャペンの気持ちに気づいてあげろ?」
「さすがに鈍感すぎるなのだー」
とりあえず、招待状を渡された人たちは絶対に行くことにした。
(灯里と藍華とアリスとアリシアとアテナに関しては絶対に参加だった)
そして、その19時5分前の時間帯になった。みんなとりあえずラフな格好ではなく、仕事の格好であるが、
「「「「「「フフフフフ」」」」」」
武器を持った女5人がかつてないほどのオーラを纏いながら待っていた
「晃?これさ?愛人を心配するよりもさ?犯人が死なないかを心配するべきじゃねえ?」
「やっぱり?だよね?」
アクトと晃は、愛人よりも犯人を心配するべきだと思った。人類がこれを見たら、絶対に逃げ出すか、懺悔したくなるほど、怖い光景だからだ
コーン、コーン
と夜19時の鐘が鳴る。
だが、犯人らしき人物は来ない。
それから1分経っても、誰も来る気配もない
「おかしいな・・・・もう19時1分だぞ?」
「時間間違えているとか?」
「いや、時間は確かに合っているぞ?」
一応手紙は持ってきていた。手紙を見る限り時間は確かに夜19時だと書いてあった
どういうことだ?
アクトは考えた。
時間は夜19時、そして夏休みが始まる前日の31日、なぜこの日に集められる。更にみんなの届けられた手紙はそれぞれ違う脅迫、しかもみんなの弱みになりそうなことばかり、特に自分の脅迫なんて、フォルダの中身を知ってるのは愛人だけ・・・・・・・
愛人だけ?
「まさか・・・・・」
そう、アクトは感づいた。
そもそも、みんなも考えて欲しい。あのバカがマンホームの大企業の事件もたった一人で事件を解決したあのバカが、犯人に捕まるわけがない。
それにだ。ウッディーの招待状を見る限り、明らかにパーティの招待状の本文だった
てっことはまさか・・・・・
コツン、コツンと誰かがやってきた。やってきたのは
「よう!みんな来てくれてサンキューな?そろそろお祭りの季節!レデントーレだしな?」
「やっぱりお前かあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
「「お兄ちゃん!?」」
「愛人さん!?」
「愛人君!?」
「「「「「愛人!?」」」」」
執事服を着た愛人がやってきた。
やっぱりこの手紙とこの招待状を出したのは、愛人だった
「なんかよくわかんないけど?なんでアリシアたち武装してるわけ?」
「んなことはどうでもいい!!!この黒い手紙を送ったのはお前か!!!」
「ああ、俺だぞ?楽しかったろ?ヒヤヒヤして?楽しかったろアクト?」
「どこが楽しいんだ!?お前ヒヤヒヤして楽しいわけないだろ!!?ヒヤヒヤと使いどころ間違ってるから!!お前の楽しみ方間違ってるだろ!!!」
あの脅迫も愛人の仕業だった。理由を聞いたら、みんなが絶対に来てくれるようにするためだけに書いたらしい
ていうか、アリスとアテナに関して脅迫はもう2度とやらないで欲しい。軽はずみの行動一つだけで、ネオ・ヴェネツィアが血で染まることになるからだ
「とにかく。港まで行くぞ?そこで屋形船用意してあるから?」
「え!?、ちょっと!?レデントーレをやるために、僕たちに黒い手紙の招待状出したのか!?」
「そうだよ?驚かそうと思って」
「いや驚いたよ。かなり驚いたよ。みんなすっごく驚いたよ。お前がまさかみんなの弱みを知っていることに・・・」
明らかにこのサプライズに驚くことではなく、愛人がみんなの弱みを知ってたことに驚いた
「ま、驚くのはまだ早いから、今日呼んでいるのはお前らだけじゃないしな?」
「え?どういうこと?」
「まあ、いいから着いたぞ?」
「「「「お〜〜〜!!!」」」」
愛人が用意した屋形船は和風の屋形船だった。
日本でもまだ宴会用として使う。床が畳式の屋形船だ
「これ愛人さんが一人で!?」
「ああ、今まで俺がいなかったのは、レデントーレの準備を密かにしていたからだ」
「でも、大変じゃない愛人くん?一人でこの人数の料理を出すなんて?」
「全然平気だって、俺の飯は出来上がったら、1秒たりとも待たせないし、こう見えて行列のレストランのバイトをしたことがあってな、50分人の料理をたったの10分で出来あげることができるしな?」
「本当にあんたってなんでもなりね?」
「そんなことは心配せずにお前らは俺の作る料理を黙って楽しく食べてればいいんんだよ?とりあえず、このアイパットに手をかざしてくれ?招待状を受けた人を認証しなくちゃならねえ」
「わかった」
愛人は手にアイパットを持っていた
そこに手をかざすと、招待状を受けた人を認証し、屋形船に乗る許可を得られる
愛人はそれだけをアクトに渡して、屋形船の中に行く
「おーい!早速みんな来たぜ?」
屋形船の中に誰か居るようだ。いったい誰が
「愛人さん?一体誰か居るのですか?」
「おやおや、灯里ちゃんよく来たな?」
「郵便屋のおじさん!?」
「あらあら、みんなもよく来てくれたわね?」
「グランマ!?」
なんと、先に郵便屋のおじさんとグランマこと秋人が先にテーブルの前で座って待っていた
「無論、手紙を届けてくれた郵便屋のおっさんや、お前らの大好きな秋人も招待したんだ。まあこの二人が俺のレデントーレの一番目に早いお客かな?」
みんなより先にグランマと秋人は愛人の屋形船に乗っていたのだ。
「どうやらうまくいったみたいだね?愛人くん?」
「ああ、うまくいった。やっぱりあの脅迫でみんな来てくれると思ったぜ?」
「さすがにやりすぎだと思うけど、灯里ちゃんとアリシアは脅迫なんてしなくていいわよ?」
「じゃあ、なんて手紙に書いたらよかったんだ?」
「それはね・・・『あなたの愛しい愛・・・」
「「グランマ!!恥ずかしいセリフ禁止です!!」」
「うわ!?なに!?どうしたお前ら二人?」
グランマのとんでもないセリフにより、灯里とアリシアが止める
「愛人!あんた?あの脅迫はなによ?」
「ん?なんだよ?まだあれの一つもしてないのか?お前は16歳なんだから、取るもん取れよ?」
「ふざけんじゃないわよ!!あんたのせいでいろんなことがあったんだからね!!」
「だったら、早く済ませろよ?やることやんねえからこういうことになるんだよ?」
藍華は脅迫について、愛人に講義をしたが、愛人は謝る気は無かった
そして
「ええ、皆様。まずはお集まりいただきありがとうございます。今回皆さんも気になるかもしれませんが、なぜ、まだ夏が続くと言うのに、先にレデントーレを始めるのか・・・」
「確かに気になるのなそれは・・・」
レデントーレというのは、夏の最後の日にやるものであって、夏の初めにはやらないのだ
「その理由は・・・・・アイ!」
「あ、はい!」
「お前?もうそろそろマンホームに帰るんだって?」
「「「「「え!?」」」」」
「な!?なんでそれを!?」
なんと、レデントーレを始めたのはアイのためだった
「お前の父親は俺の知り合いでな?先日久しぶりにあいつから電話があったんだよ?」
「お父さんが!?」
アイのお父さんが愛人の知り合いとはこれは知らなかった。
「あいつがそろそろお前も夏休みでもやらなきゃいけないことがあるから、三日後にはマンホームに帰らなきゃいけないんだろ?」
「はい、そうです」
「そんでな?お前が多分夏の最後まではネオ・ヴェネツィアにはいられないだろうと思って、お前が帰る前に思い出作ろうと、このレデントーレを早めに味わってもらおうと始めたんだ?」
「私の・・・ために?」
「よーく楽しんどけ?お前らもな!こっから俺がうまい料理と酒!用意するからよ!これから暑い夏を乗り切るための宴を始めようじゃねーか!!」
アイだけでなく、この屋形船にやってきたみんなにも楽しんでもらうためにも、愛人とアラエルだけで始める
『マスター?そろそろ?』
「ああ!それでは!!!夏の始まりの一夜!!アイの思い出作りとしても!!大いに楽しんでくれ!!!飲み物はみんな渡っているよな?
それじゃあ!!
素晴らしきレデントーレに!!
乾杯!!!!!」
「「「「「「「乾杯!!!」」」」」」」」
ワインのグラスとジュースのグラスをみんなで乾杯して、それを飲む
「う〜ん!うまい!」
「どこのワインだ!?これ!?うますぎる!」
「ジュースもおいしいです!」
みんな持っていた飲み物を飲む。おいしいと評価してくれた。どうやらそこら辺売っているような、飲み物ではないらしい
「そんじゃあまずはオムレツな?」
「「「「「早!?」」」」」
みんなが乾杯してから1分もしてない内に、もう熱々のオムレツが4個もやってきた
「う〜ん!美味しい!!」
「これ!焼き立てだ!?どうなっているの愛人!?オムレツは最低でも10分はかかる料理よ!?」
オムレツはは手料理で間違いない。手料理なのにもかかわらず、たったの1分未満で完成させたのだ
「彩音はこれがいいだろ?」
「え!?嘘!?これお寿司じゃないですか!?どうやってこれを!?」
ネオ・ヴェネツィアでもお寿司は有名である。よくネオ・ヴェネツィア人がお寿司をジャパニーズ寿司と呼んでいる者も少なくはないほど、ここでは珍しい食べ物だ
「無論、今俺が裁いた。おかわりもあるからじゃんじゃん食え?それと醤油とわさびもな?」
「わさびまで!?」
「ネオ・ヴェネツィアじゃあ、醤油は日本産のは無いからな、アラエルに頼んで、ネットで頼んで運んでもらった」
「本当になんでもありね?あんた?」
「そんじゃあ!どんどん!飯持ってくるぞ!次はステーキだ!」
「おお!このステーキ!素敵だな!」
「ごめんあかつきん。それ物凄くうざいのだ」
次から次へと1分未満待つことなく、料理がどんどん来る。ワインも頼めば、30秒で届けに来る
もう接客の対応がものすごく早かった
料理も早いのはいいが、それより気になるのは
「なんであんた?執事服?」
「持て成しにはこれがいいかなと思ってな?制服ってわけにもいかないし」
「へえ、ならせっかくだから執事の真似してみてよ?」
「まあいいけど?」
アイナのご希望通り、執事の真似をしてみる
「アイナお嬢様?私に執事の真似をしてほしいだなんて?私はあなた様だけの執事ですよ?」
「あんたって執事でもやってたの!?」
「やってるわけないだろ?」
にしては、まるで本物の執事かのように、言葉使いもうまかったし、何より笑顔が卑怯だった
アホとはいえ、顔はイケメン、そんな顔の微笑みは卑怯だった
「愛人くん?できれば私にも・・・・・言って欲しいな?」
それ見て、アリシアが自分にも言って欲しいとおねだりする
「言って欲しいだなんて、やめてくださいよアリシアお嬢様?私は今そんなこと言わなくても、私はいつでもお嬢様のお傍にいます。そんなこと言わなくてもお嬢様が望むのなら、どんな命令の言葉でも実行致しますよ?」
「・・・・・・・・・ボフ!!」
「おい!?アリシア!?どうした!?もしかしてワインの飲み過ぎか!?酔い潰れるの早くね!?」
「いや、酔っているわけじゃないから?」
「愛人!!アリシアさんを誘惑するな!!」
「愛人!!アリシアさんの前で執事服は禁止よ!!」
「暁に藍華も、俺は誘惑してねえよ」
「確かに今のは愛人は悪くない」
そんなこんなでいろんな芸やイベントも多くやった。
夜中の12時が近くになると、みんな少しだけ酔い潰れていた
「そろそろだろう?アラエル?みんな起こすあれでも打て?」
『かしこまりました』
愛人はみんな疲れてきたところで、夜の空にある物を打った
パーーン!!
と花火が夜空を舞う
「「「「「「「!」」」」」」」」
「ふう!作った花火ができていてよかったぜ」
どうやら花火も手作りで用意しておいたのだ
「さてさてさて、皆さんがめっちゃ眠たそうだから、朝まで持ちそうにないから俺が手作りの花火を用意させてもらったよ」
「愛人さん!」
「ん?」
みんな集まって、グラスを持って言う
「今日はお招きありがとうございます!愛人くんのおかげで楽しいレデントーレを楽しめました!」
「たく・・・・それはレデントーレの最後。朝方に言えよな?そんじゃあ、アイの思い出作りとこれから暑い夏に負けないように
乾杯!!!」
「「「「「「「「乾杯!!!!」」」」」」」
愛人のレデントーレは最後の最後まで楽しい時間で終えることができた
これはアイだけでなく、灯里たちにとっても楽しい思い出となった
これも全て愛人のおかげである
夏の始まりにしては賑やか過ぎる宴だった
七海・愛人のイメージCVは諏訪○ 順一
アクト・ハーヴィのイメージCVは鳥○ 浩輔
として想像してください
単に自分が好きな声優さんたちが理由でありますが