学園ものなのにまだ学校行ってねぇーw
優奈にビンタされてから精神的に疲れそうそうに寝てしまった。謝るのは今日でも大丈夫だろう
しかし、早く謝らなければ仕返しが怖すぎる。前にも楽しみに優奈が取って置いたプリンを勝手に食べてしまい怒られたけど、適当に流してたら後日プリンを作ってもらい食べたら激辛と痛い目に合ってしまった
「うー怖い」
つい言葉に出てしまうほど見た目に反して辛かったからあの時の記憶が根深く残ってしまっている
。今日の予定はそんなことと関係なく親の企業が主催するパーティに次期当主の立場な俺が出席している。しかし、前の世界でも散々出ている俺は今の世界でも両の手では数えられないほど出ている。さすがにもう勘弁してほしい
と、いうわけで脱走してきました! なんで次期当主のスピーチが項目に組み込まれてんの?
俺知らないんですけど! まぁ、できるんだけどいやじゃん? 人前に出て注目されてる中喋るの……
会場場所は有数企業のバニングスでものすごく広い。俺んちと言い争いの企業なんだろう。バニングスには俺と同い年の女の子がいるそうで今日も出席してるそうだ。会場に来たときもうバニングス夫妻にあいさつを済ませてある。その時に娘さんの話になり娘さんの名前がアリサと言うんだとか。
なぜか聞いたことあるのは気のせいだろうか? 確か小学一年生の時に騒ぎを起こしていたような……
数十分の前のことを思い出しながらだだっ広い廊下を歩いていると前にドンと衝撃が走った
「っ、すみません。ちゃんと前見てませんでした」
「いたー。良いわよこっちも前方不注意だったし」
さっきの衝撃は真っ白なフリルの付いたドレスで金色の髪が際立っている女の子だった
「あの大丈夫でした?」
「ええ特に気にするようなことは起きてないわ」
「それは良かったです! あのお名前聞いてもいいですか? 後で改めて謝りに行きますので」
「アリサ・バニングスよ。いいわよそんなの。何も起きてないんだし」
アリサ? 娘さんだったー!! こんなに綺麗だったんだ。同い年には見えないほど綺麗だな
「綺麗、ですね」
「え? え?? な、何言ってんのよ!!」
口を滑ったみたいで本人の前で言ってしまった。その本人は雪みたいな白い肌が真っ赤に染めていき肩を震わせながら声を荒げてくる。俺はお世辞じゃないので何も言わないんだけど何にか言わないとだめなんだろうな
「すみません。あまりにも綺麗だったので」
アハハと冗談ぽく言ったのに対し、目の前の少女はますます顔を赤に染めてしまう
「へ、変なこと言うんじゃな、ないわよっ! あんた名前は!」
やば怒らせちゃったかな? ここは変にこじらせるより素直に名前を言った方がいいだろう
「嗣巳n「那緒様ーー見つけましたよ!! そろそろスピーチの時間なんですよ!」うわ、やばっごめんまたどこかであったときに紹介する!」
嗣巳の使用人が2、3人必死の形相で走ってくる。最後いつもの素に戻りながら追っかけてくる使用人から全力で逃げる
「なんなのよ一体……」
少女は一瞬の出来事に唖然としながら全力で去っていく少年を見続けていた
私はアリサ・バニングスよ。突然告白まがいなことを言われ私としたことがあの少年の目の前で恥ずかしい姿を見せてしまった。大体なんで初対面の相手にき、綺麗とか真顔で言えるのよ!
そういえば名前聞いてなかったわね。いや確か……
「嗣巳那緒だったかしら?」
嗣巳といえば今日の主催の大企業じゃない。ならその那緒とかいう奴は息子なのかもしれない。んっ? でも、私の情報が正しければ姉妹と聞いたような。ならさっき私の会った少年は実は女の子かもしれないわね。格好が男物のスーツだからてっきり男の子かと思ってたわ。でも、よくよく考えれば声も女の子ぽかったしドレスが嫌いなのね。なんだ私ただの恥ずかし損じゃない
さっきの少年、いや少女の分析を終え恥ずかしがってたのが自分の勘違いだと気付き少々恥ずかしくなってしまった
「遅れて申し訳ありません。自分の身支度が遅くなってしまいました。今回嗣巳の主催したパーティにお越しくださり誠にありがとうございます。それとまだ嗣巳の会場が日本になくバニングス様に会場を貸していただきました。ありがとうございます。どうか今日を命一杯お楽しみください。これでスピーチを終わらせていただきます」
あ、噂をすればなんとやらね。それにしてもさっきあった子とは思えないわね。今のスピーチで育ちの良さがわかるわ。私もそれなりにパーティに行ってるものこのぐらいの判別は容易いのよ。堂々とスピーチしてたわね
また今度会ったらお話してみようかしら。ふふ、楽しみだわ
次に会った時のことを想像して私は自然に笑みがこぼれてしまう。まさか裏切られるとも知らずに……
「やっとおわったぁー!」
パーティが終わって俺は家に帰ってきていた。あの後別れてから結局挟み撃ちにされスピーチをする羽目になってしまった。優奈はもう家にいてお腹を押さえながらテレビに向かって笑っていた。それを横目に二階に上がり無駄に広い自室にベットに倒れこんだ。明日学校だというのにまだ夕飯や風呂や支度やらでやることがたくさんあるのにベットに倒れこんでからドッと疲れが出てしまった。このまま寝てしまいたいという衝動を押さえながら今日会った少女、アリサ・バニングスのことを思い出した
そういえばあの少女は学校まだ聖祥なのだろうか? 俺の記憶が間違っていなければ聖祥だったきがする。まぁ、学校が違っていても今日みたいにパーティがあれば会えるんだろうけど。あっちも大企業の娘なんだしおっきいパーティなら出たくなくても出ないといけないんだろうけどな
大体あっちも俺も遊びたい年盛りだぞ? まぁ、俺はこれで二回目なんだけど。今度会ったらパーティ関係なく遊んじゃおう
そうそう次のパーティの脱走計画を一人巻き込みながら立てやることを済ませてしまおうと自分の部屋から出るのだった
恋愛要素も少なくない?
え? てかないんじゃね?!