DOG DAYS -もう1人の英雄-   作:アスティオン

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初陣

『ゆ、ゆ、勇者降臨ー!!まさかのレオ閣下も勇者を召喚していたとは!』

 

空中では実況のフランボワーズが叫んでいる。

 

俺はもう一度右手の銃を回す。

 

「へえ…、なんかすげー注目集まってるな…」

 

「そうに決まっておるだろう、お主は勇者なのだから」

 

「まぁ、そうですね」

 

「では統夜、わしは先に行くぞ。お主は肩慣らしとして一般兵を倒してこい」

 

閣下は愛騎と共に駆け出した。

 

一応ルールは教えてもらったからあとは戦うだけだ。

 

さぁ…、いくぜ!

 

「勇者統夜…、撃ちまくるぜ!」

 

俺はそう言って駆け出し、ビスコッティの一般兵と遭遇。

 

「うおっ、勇者だ」

 

「勇者倒したら俺ら凄くね!?」

 

ったく、おまえらに倒されるわけないんだよ。

 

先制で俺は両手の銃を2人に撃つ。

 

頭を撃たれた兵士は、獣玉へと変わる。

 

フロニャルドの戦ではこのように獣玉になって無力化するとのこと。

 

さらに一般兵がうじゃうじゃと俺の元へとやって来た。

 

「へへっ、やれるもんならやってみろってな!」

 

俺は一般兵の大群をジャンプでかわし、空中で銃を連射。

 

大群は一瞬のうちに獣玉へ変わった。

 

「さて、次々っと…、ーーーん?なんだ?」

 

空中のモニターで閣下の姿が映っていた。

 

相手はシンクと緑髪の女の子と戦ってるようだ。

 

戦いを見てると閣下が押してるみたいだな。強えな…

 

うおっ!閣下の使ってる斧からビーム出たぞ!?

 

あれか?ルール教えてもらった時に言ってた紋章砲ってやつか?

 

「勇者!お前はなんだ!?戦いの邪魔をしに来たのか!?」

 

「そっちこそ!僕のエリアで邪魔をーー」

 

おいおい…、仲間割れしてんじゃないかよ…

 

しかもシンクのやつあの女の子のこと押し倒してんじゃねえかよ。

 

その時、閣下は再び紋章砲の構えを取っていた。

 

「獅子王炎陣、大・爆・破!!」

 

うわぁ…、もう戦場が炎の海と化してるよ。

 

閣下の紋章砲は半端ないな。

 

さて、ここでただの兵士倒すのも飽きてきたし、閣下のとこにでも行きますか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

擂り鉢エリアでは、レオ閣下の獅子王炎陣大爆破で周りの兵士は全て玉化している。敵味方関係なく…

 

「フランボワーズ、確認せい。勇者と垂れ耳はちゃんと死んだか?」

 

『あーはい、しばしお待ちを…。ええっとーーー』

 

実況のフランボワーズがフィールド内を確認していると…

 

「ーーーそう簡単に、やられるか!!」

 

「にしてもこれ高すぎない!?ねえこれ高すぎない!?」

 

『そ、空ーー!?勇者と親衛隊長無事です!』

 

なんとあの攻撃をまさか空まで飛んで交わしていた。

 

「協力だ。さっきのタイミング、今度は外さん」

 

「オーライ」

 

「よし…、ーー行ってこい!!」

 

『蹴ったぁー!!』

 

「ひでぇーー!?」

 

まさかの親衛隊長のエクレールは勇者シンクを空中で蹴り飛ばした。

 

落ちてくるシンクに閣下は斧で対応。

 

シンクの使う棒と撃ち合う。

 

シンクは押し負けるも立ち直し距離をとる。同時に反対側にエクレールが降りてきた。

 

そしてシンクとエクレールの同時攻撃。

 

レオも攻撃を防ごうとするも、自身の武器が砕けてしまった。

 

「「たあぁーー!!」」

 

フィニッシュで2人の攻撃がレオの防具を破壊した。

 

それに気づいたシンクは赤面する。

 

「チビと垂れ耳相手と思うて少々侮ったか。このまま続けてやっても良いが、それではちと両国民へのサービスが過ぎてしまうのお」

 

そう言いながら、モデルのようにポーズをきめている。

 

「レオ閣下、それでは…」

 

「うむ、わしはここで降参じゃ」

 

バーン!バンバン!!

 

『まさか…、まさかのレオ閣下敗北!総隊長撃破ボーナス350点が加算されます!』

 

ビスコッティ側に350点が加算され、点数はガレットを上回った。

 

『今回は拠点制圧ですので、戦終了とはなりませんが、このポイント差は致命的!ガレット側の勝利はほぼないでしょう!』

 

「やったぁ!」

 

「やったであります!」

 

ビスコッティ側では、姫であるミルヒオーレと学院主席のリコッタが抱き合っていた。

 

擂り鉢エリアでは…

 

「勇者よ。親衛隊長の助けがあったとはいえ、わしに一撃を入れたことは褒めてやろう。だが、今後も同じ活躍ができるとは思うなよ」

 

「ありがとうございます、姫さーー」

 

ビシッ!

 

シンクがレオに姫様と言おうとした時、レオの尻尾がピンとなった。

 

「閣下!」

 

「…っ、閣下!」

 

「うむ!」

 

レオは嬉しそうな顔をした。

 

「閣下との戦い、怖かったけど、楽しかったです!」

 

シンクが一言言った後、レオは尻尾をシンクの隣にいるエクレールに向けた。マイクを渡せとのこと。

 

シンクがエクレールにマイクを投げ渡すと…

 

「撮影班、垂れ耳によれ。良い絵が撮れるぞ」

 

レオがそういうので、撮影班はカメラをエクレールに向けた。

 

エクレールはマイクを受け取り、話そうとしたら…

 

 

 

服が破けた。

 

 

 

 

周りに静寂が流れた…

 

 

 

すると空中に映像が…

 

見るとシンクとエクレールがレオに止めを刺した際に、シンクの棒の先がエクレールの服に当たっていた。

 

 

動かぬ証拠、発見!

 

 

「あーーーー!!!!」

 

『勇者、なんと自軍騎士に誤爆!!防具破壊を超えて、服まで破壊してしまいました!』

 

「あらら…」

 

城にいるミルヒオーレとリコッタも苦笑い。

 

「ふっはははは、また来るぞ!今度はきっちり侵略してやろう!」

 

「ま、待ってください閣下」

 

レオがこの場を去ろうとした時、シンクが引き止める。

 

「なんじゃ?」

 

「あの…、統夜のことなんですけど…」

 

「む?統夜はガレットの勇者となった。それがどうしたのだ?」

 

「いや、ええっと…。どうして統夜は…」

 

その時…

 

 

1つの閃光がシンクの足元に落ちた。

 

「うわぁっ!?」

 

「む?来たか…」

 

レオがそう言い、擂り鉢エリアの外を見ると…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さてシンク、こっからは勇者同士の勝負といこうじゃねえか」

 

右手にスナイパーライフルを思わせるようなライフルを持つ統夜の姿だった。

 

 




どうも、戦闘描写ド下手のアスティオンです。


どうすりゃいいのよ戦闘描写
うまく描けねえ…





次回は…、勇者対決!
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