翌日全員が目を覚ましてから玲奈の住む諏訪大国に向けて出発した、玲奈の話によるとそう遠くないようなので昼前には着きそうだ、行く前に昨日妖怪のせいで取れなかった山菜を採るのを手伝っていった。
時間は少しかかったが沢山の山菜が採れた。
「時雨さんこの山菜持ってもらっても大丈夫ですか?」
「りょーかい、てかこの山菜を入れておくための籠とかはないのか?」
「あるにはあったんですが…昨日妖怪に追われている時に落としてしまって…」
「なるほどね、少し待ってな」
俺は能力で籠を作りその中に山菜を入れていく。こうゆう時にも使えるからこの能力は便利だな。籠を作るのを見て玲奈が騒いでいるがいちいち説明するのも面倒なので先に山菜を入れていく。少し大きめに作った籠だがすぐにいっぱいになってしまったので2人にそろそろ切り上げるように声をかける。
「まぁこんだけ取れればいいだろ、あんまりとっていって余らしてもいかんしな」
「そうですね、手伝っていただきありがとうございます‼︎お礼に向こうに着いたらいっぱいご馳走しますね。」
それを聞いて俺よりもユキが喜んでいた…お前手伝いせずにずっと遊んで癖に。と思いつつも籠を担ぎ諏訪大国に向け歩を進める。
昼も回った頃だろうか、諏訪大国が見えてきた。自分の予想していたよりかなり規模の大きい村のようだ。これは大国と名乗っているだけのことはあるなと心の中で感心していた。そして諏訪に着いた…まではなぜか兵士たちに囲まれていた。
「玲奈様⁉︎よくぞご無事で‼︎1日経っても戻らず我が兵士一同心配で心配で夜も眠れず、朝方から全兵士をあげて探していておりました。無事に戻られ本当に良かったです」
「はい、心配おかけました。この人達に助けてもらいましたので怪我もしてませんし」玲奈は淡々と兵士達に説明していく、玲奈は小声で「こうゆうのは慣れてるので任せてください。とりあえずこの先にある私の住んでいる神社があるのでそこに先に向かっててください。私もすぐに向かいますので待っててくださいねー。」
俺は玲奈に言われた通りこの先にある神社に向かう、ユキは俺の中で寝ている。
(ほんとに寝るのが好きだなこいつは)
少し周りから浮いているのか住人からの視線がこちらに向いている気がする。それもそうだあの時…都市で過ごしていた頃の服装で過ごしているのだ。
(これはあとで服を調達しなきゃな…それとあの神社に近づくにつれてすごい神力を感じるな、かなり高位の神でもいるのか?)
side???
遅い…帰ってきたってのは兵の1人が報告に来てくれたのはいいがまだここに来てくれてない。おおよそ兵士達に囲まれてるんだなと思うが毎回毎回あいつらはなんなんだろうか。玲奈の事が心配なら護衛につけよ。毎回毎回騒ぎ立てやがってこんど喝を入れてやろうか…なんて考えると大きな霊力が近づいてきているのを感じる。ようやく兵士達から解放されたのかと思い。いつも通り隠れて飛びつく準備だ
「おっかえりーー玲奈ーーー‼︎遅かったけど大丈……って別人⁉︎うわぁ!」姿を確認せず突っ込んでしまった結果見知らぬ男に突撃してしまった…しかもこの男に触れた時僅かに神力を感じ取った。
「あんた誰?なにしにここに来た‼︎まさか私の信仰を奪いにきたか⁉︎もしそうなら容赦しないよ‼︎」
「いや待ってくれよ、俺はただの人間だよ。ここには…」
「うるさい!そんな大きな霊力をしてて僅かにだけど神力も持っている人間がいるか!」
時雨は説明をしようとしているがそれとは対照的に話を聞こうとしない女の子…少しでも動いたらこっちに向かって攻撃してきそうな雰囲気を出していた。
(…時雨さんどうします?話をしようにも効きもしなさそうな態度ですけど)
(起きたのかユキ…とりあえず1発ガツンとやれば話し合いに持っていけるんじゃないか?)
(いや、とりあえず神格化して話し合いできないかやってませんか?私と時雨さんの神力を合わせれば私たちにかなう神様なんていませんよ♪もしそれでも話し合いできなかったらガツンといきましょう。)
俺はユキと神格化をし神力と霊力を爆発的に上げる。普通の人間なら浴びただけで耐えきれずに死んでしまうだろう。目の前の少女はいきなりの出来事にあっけにとられていた。
(は?いやいやいやなにこの神力⁉︎こんなのまともにやりあったら勝ち目なんてないじゃん‼︎どうしよう…格上に喧嘩うっちゃったかな…あはは私今日死ぬかも…)
「とりあえず話を聞いて欲しいんだけど…無理なら無理で実力行使で行くけどどうする?」
少し大げさに力をぶつけつつ威圧をかける
「わ、わかった。わかったからその神力をしまってくれ息苦しい…」
「あぁ、すまんなだがこうでもしないと話聞いてくれないだろう?」
神格化を解きつつ話しかける
「とりあえず話ってなに?どうしてここに来たの?」
俺はここに来た経緯と玲奈の事と山菜をご馳走になるとゆうのを話した。
「なーんだ、てっきり信仰を奪いにきたのかと思って攻撃仕掛けようとしてたよ。もし攻撃してたら私どうなっていたのやら」
「俺は信仰を必要としないから別にあんたの信仰には興味ないさ。俺の名前は天城時雨だよろしく。」
「私は洩矢諏訪子って言うんだ。よろしくね」
「であともう1人いるんだけど…」
諏訪子は不思議そうな顔をしている、見える範囲には俺以外いないのだからな。そう見える範囲には
「はいはーい私は天城ユキって言いまーす。よろしくですよー!」
ユキは俺の体から飛び出し挨拶をする。
諏訪子はまたあっけにとられていたが俺が説明をすると納得したのかどうかわからないがそれ以上はなにも聞いてこなかった。
「ええっと…とりあえず2人とも私の国へようこそ!歓迎するよ。」
俺は諏訪子にこれまでの旅の経緯を話しつつ玲奈が戻ってくるのを待っていたが玲奈が戻ってきたのは夕方頃だった。どれだけ兵士の話に付き合っていたのやら。夕食は玲奈が作ってくれた山菜などをご馳走になった。諏訪子と玲奈は俺たちが泊まるところがないと話すとここに住めばいんじゃない?と2人揃っていってきたのでしばらく厄介になることにしよう…
(また楽しい日々がやってくるんかな…)と俺とユキは思いつつ夜は更けていった。
投稿遅くなり申し訳ありません。急いで書いたので文法がおかしかったり、誤字などあるやもしれませんがご勘弁を…