遊戯王が当たり前?→ならプロデュエリストになる! 作:v!sion
そんな事より六武衆のリンクキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
先攻ワンキル捗る!←
と言う冗談はさておき欲しかった...本当に待っていた...圧倒的感謝っ!
ぶっちゃけ斜め下ってだけでもう充分。[門]サーチはやりすぎなぐらい。これで[結束]か[道場]なんかがあればもう[キザン]ループ止まりませんよ。マジで嬉しいっ!!
◐月下-
「思っていたよりも君との再戦は早かったよ」
「コチラのセリフですヨ...ゴホッ、マサカ初めニ現れルのが貴方とは...」
時は少し遡り大神とジャヴィの
一度は大神が勝利したカードだが、あの時とはあらゆる状況が異なっていた
両者疲弊の限りを尽くしている
ジャヴィは連続して
大神も勝利こそ続けているが、
だが大神は凛と自らの足でしっかりと屹立していた。
[イデア]を召喚し、チェーンの有無を問うと逆に質問されてしまった
「私ノ置き土産、ナゼそこマデ躊躇なく利用できタのですカ?
「そんな事...」
ジャヴィが日本に残したゲートの事だ
確かに彼自身が待っているとまで豪語したものだが、大神が月下に来るまでの時間差は殆ど無かった
戦争中の今ジャヴィを信じたと言うのは納得しきれない。結果としてはジャヴィは本部内に繋げなかったのだが、貴重な幹部がとる行動にしてはやはり解せない
何が彼をこの行動に追いやったのか
ジャヴィの疑問の答えはシンプルで人間味溢れるものだった
「簡単な話だ」
「...何故?」
「君にも見える頃だろう」
[イデア]の効果により、大神の元に[イデア]、[エイドス]が集った
自分の疑問が霞んだのかとジャヴィはそれを重ねたが、大神の答えはこの2体のモンスターにあった
見える
それが何を意味しているのか分からないジャヴィだったが、その瞬間悟った
大神の肩、左右両方にフィールドに居るはずのモンスターが見える
そうか
彼もまた
「紹介しよう、私のパートナー達だ」
《イデアと申します》
《エイドスと呼ばれている》
「なるホド...精霊を宿してイタのですか」
それだけの材料があればもう何も聞かなくとも理解出来る。英世界の住人をその身に宿した者、大神はそれに当てはまる人間だったのだ
それならゲートの行き先を知る事も可能か
何よりもこれまで強敵を退いで来たのにも納得がいった
彼自身と彼の精霊との絆がそれを可能にしてきたのだろう
《大神、何故村上には隠したのに、あの男には見せたのですか?》
《忍、何故慎也には見せなかったのに、あの男には隠さなかったんだ?》
「村上君にも、全てが片付いたら話すさ」
《村上、きっと無事ですよ》
《慎也、絶対に怪我無いよ》
「あぁ、きっと無事だ...さぁ仕事だ、我が帝を導いてくれ[イデア]、[エイドス]!」
《行きます!》
《迎える!》
アドバンス召喚だ
2体の下級モンスターが揃った今、大神が掲げるあの1枚を止めることはジャヴィには出来ない
何が来るか
フィールドにカードが無いため、[ガイウス]のような強制効果を持つモンスターでは無いだろう
堅実かつ粘り強い
「かの絶望の幕、我絶望で覆う」
《...あれ?》
《あれ...?》
「消えゆきし星の彼方へ未来を渇望せよ」
《大神さん、違う!》
《忍、それじゃない!》
「...少し静かにしていてくれ、我らその先で嗤おう。アドバンス召喚!希望無き光、[The despair
[The despair
「今度ハ最初カラ...」
《大神!それは帝王様ではありません!》
《忍!それはプラネットモンスターだ!》
「...済まない、ジャヴィ君。私のパートナーが騒がしくてね。[URUNUS]の効果を発動する、私の魔法・罠ゾーンにカードが無い時にアドバンス召喚に成功すると発動可能、君は永続魔法か永続罠を選択し、私は選ばれた方のカードをデッキからセットする」
思いの強いリベンジマッチなのだが、大神のパートナーらが緊張感を錯誤させてしまっている
自らを帝以外の糧にした事がそこまで気に食わないのか、イデアもエイドスも口々に文句を放ち続けていた
ジャヴィの言の葉はそれにかき消され、何処か居心地の悪いような錯覚すら起こっていた
大神が2人の家臣に何か耳打ちするとやっと機嫌が直ったらしい。
すると大神は前回の
嫌な思い出だが、効果の処理は果たさなければならない
永続魔法か、永続罠かを
(...[溶撃]がアリましたが、[進撃]にヨル強固な盤面は避けたいデスね)
[The despair
召喚成功時に永続魔法・罠を持ってくる効果は一部に過ぎない。
1つは永続魔法・罠の数により自身の攻撃力を上げる効果。上昇値は300と控えめだが、永続魔法らのサポートと合わせると非常に強力なモンスターと化す
そしてもう1つの永続効果に、永続魔法・罠を効果の対象から守る効果がある
アドバンス召喚したモンスターに破壊耐性と対象に取られない効果を与える[進撃の帝王]とは相互的に強力なシナジーを持つ
かと言って罠を選択し、[
「...デハ永続罠を」
「ふむ、ならば私はデッキから[
あらゆる特殊召喚を封じる永続罠
だが無論穴はある。自らの墓地にカードが落ちた瞬間に[虚無空間]は自滅する
だがそれすらも[
たった2枚のカードだが、既に強固な盤面が見え始めた
「手札から[汎神の帝王]を発動、手札の[真源の帝王]を糧に2枚ドローする。そのまま墓地効果を適用し、[溶撃]、[真帝王領域]、[烈旋]を提示しよう」
続けて相手に一任する効果だ
デッキの性質上と言うべきか、前の
[深怨]を含ませなかったのはジャヴィの選択しだいでその後の舵を考えるのだろう。若しくは確実に持ってきたいカードが存在しないか。兎に角公開された3枚は全てともジャヴィに取って良くないものだ
[烈旋]以外は発動条件が既に揃っている
「...[溶撃]を選択シマす」
「ほう、では墓地の[エイドス]の効果を発動する。墓地より帝の使い、[イデア]を特殊召喚する」
《行ってこい、イデア!》
《行ってきます、エイドス!》
[天帝従騎イデア] DEF 1000
「私はカードを2枚セットし、ターンを終えよう」
大神 手札:2枚 LP 8000
モンスター/ ]The despair
/ [天帝従騎イデア] DEF 1000
魔法・罠 / リバース3枚
「私の...ターン!」
現在は何も無い
優先権の関係があるとはいえ、ジャヴィがスタンバイフェイズに何も持ち合わせて居なければ直ぐに[虚無空間]は発動できる
だが大神は何も発動しなかった
ジャヴィかメインフェイズに突入すると分かった今も尚だ
「発動しナイのデスか...?」
「まだだ。優先権は後で頂くとする」
通常ならば[虚無空間]のようなあるだけで制圧に繋がるカードの発動は焦り気味になってしまう
スタンバイフェイズ、中にはドローフェイズ中に先走る
そして[URUNUS]の存在がまたそれを後押しする。発動しておけば良いカードは耐性付きだ、発動を待つ事に理由はあるのだろうか
「ナラ...フィールド魔法«цпкпошп»ヲ発動!効果処理ニヨリデッキから«цпкпошп»を手札に加エ、そのママ通常召喚しマス!」
«цпкпошп» ATK ?
「さらニ«цпкпошп»の効果発動!デッキから«цпкпошп»を装備させマス!」
「良かろう」
通常召喚と装備
仮に[虚無空間]をチェーン発動されたとしても妨害されない効果だ
効果解決後
このタイミングでも大神は何も効果を発動しなかった
相変わらずクレバーな男だ
ジャヴィは心の中で大神を賞賛すると、早くもバトルフェイズに突入していた
優先権を放棄するのならもう発動は許さない、と。
「バトル!«цпкпошп»で[URUNUS]に攻撃!」
「やはり持っていたか...」
「貴方コソ見越しテイルとはネ、ダメージステップに手札の«цпкпошп»の効果を発動シマス!」
«цпкпошп» ATK ?→?
「サァッ!ダメージを受けてもらいマスよ!」
「ぐぅっ...仕方あるまい.....っ!」
大神 LP 8000→6100
[
バトルフェイズは使ってしまったものの、強固な盤面は免れた。ただ大神にプレイングはその盤面を作ろうともしていなかったのだが
「ゲホッ...ゴホ.....何を企んデいるのカ分かりまセンがメイン2デス。«цпкпошп»をリリースシ、«цпкпошп»を発動!デッキから«цпкпошп»を特殊召喚しマス!」
「そこにチェーンする。[虚無空間]、このカードがある限り君は特殊召喚が不可能となる」
特殊召喚する効果にチェーン発動すれば、無論その特殊召喚は止めることが出来る
コストが存在する場合、それを無駄に消費させることがこの場合可能。
結果論だが[URUNUS]がフィールドに存在する時に発動していれば戦闘破壊後共に墓地に行っていた。そしてこの特殊召喚は通すしか無くなっていたのだ
まるで[URUNUS]が突破される事を見越したプレイングだ。だが彼が目の前の安全よりも後の確定をとる
「チェーン3、«цпкпошп»![虚無空間]を破壊しマス!」
永続罠故に解決時に存在しなければ特殊召喚は可能となる。セットカードは多かったが、見えている[虚無空間]さえ破壊出来れば問題は無い。恐らく速攻魔法のそれは[虚無空間]の喉元に迫りかかった
だが3枚も手札を使ってしまう
確実に通ってもらわなければ困ると願うが、大神はさらにチェーンを重ねてきた
[虚無空間]の隣で沈黙していたカードだ
「チェーン4、永続罠[リビングデッドの呼び声]を発動。墓地の[URUNUS]を特殊召喚する」
「なっ...!」
[URUNUS]の永続魔法・罠へ耐性を与える効果は永続効果だ。後に特殊召喚された場合でも、チェーンの最中であってもカードを破壊から守る
つまりこれが[URANUS]がフィールドに現れると、ジャヴィの特殊召喚する効果も、それを妨害するカードを破壊する効果も通らない
4枚ものカードが無駄に消費される
残り1枚の手札を見つめると、そんな事許せるはずがない事を再確認した
「さらにチェーンヲ!«цпкпошп»!貴方の墓地の[URUNUS]ヲ除外し、このターン同名モンスターの効果ヲ無効化しマス!」
[リビングデッドの呼び声]の対象を狙った
解決時に墓地に存在しなくなった為、[URUNUS]がフィールドに特殊召喚される事は無くなった
チェーン5とあまり聞き慣れない数だ
合戦に勝利したジャヴィだが手札は過程でなくなってしまった
「デハ...[リビングデッド]は不発、そして[虚無空間]を破壊シ、私はデッキから«цпкпошп»を特殊召喚しまス!」
«цпкпошп» DEF ?
「特殊召喚に成功シタ«цпкпошп»と、墓地に送られた«цпкпошп»ノ効果を発動!デッキの«цпкпошп»と«цпкпошп»を手札ニ加えます!」
「ほう...」
一度は手札1枚まで陥ったジャヴィだがサーチを利用し3枚まで回復して見せた
内2枚は墓地にあったカードだが、あの動きは既に見た。今加えたばかりのカードも墓地に行くのだろう
「ソシて«цпкпошп»ノ効果デス、手札の«цпкпошп»を捨てテ特殊召喚!」
«цпкпошп» DEF ?
「«цпкпошп»ヲ発動...2枚ドローしマス」
「ただの2枚ドローだと...いや、そんなはずは」
«цпкпошп»により見える効果は2枚ドローのみだった
敵が禁止・制限を無視する事は分かっているが、まさか”あのカード”までも使用するのか?大神の中に一瞬それが過った
だがそんなはずはなかった
もし仮にあのデメリットも何も無い只只アドを取る魔法カードだとしたら今発動するのはおかしい
初めから発動していたはずだ
恐らく発動条件とその後のデメリットがあるのだろう
大神は気持ちを切り替えジャヴィのフィールドを睨んだ。ただのドローカードよりもこれからの方が大切だ。
「«цпкпошп»と«цпкпошп»でオーバーレイを、«цпкпошп»をエクシーズ召喚!」
«цпкпошп» ATK ?
「...そのモンスターが厄介な事は見せてもらった。ここで永続罠[連撃の帝王]を発動。[イデア]をリリースし、手札から[邪帝ガイウス]をアドバンス召喚する」
「何...[溶撃]ではナイ!?」
3枚目のセットカードはサーチしていた[溶撃]では無かった。見えていた[虚無空間]とチェーンされた[リビングデッド]の存在が思わぬ過信を生んでいたのか、大神の奇襲は想像以上に上手く機能した
だが大神は[URUNUS]が破壊される事を前提としたプレイングだった。3枚目のセットカードが[溶撃]では無い事は、2枚目の[リビングデッド]の時点で予想は着いたかもしれない
アドバンス召喚したモンスターがいる前提の効果なのだから[URUNUS]だけではアドバンス召喚しモンスターが足りなくなるからだ
[邪帝ガイウス] ATK 2400
「召喚に成功した[ガイウス]の効果にチェーンし、墓地に送られた[イデア]の効果を発動する。除外されている[汎神]を手札に戻し、君のエクシーズモンスターを除外しよう」
《大神、どうぞ!》
「ぐっ...シテやられマシた...っ!」
除外を受け入れるしかないジャヴィだが、念の為そのモンスターのテキストを確認した。
が、やはり除外では効果は発動しないらしい
前回の
恐らく大神にはこのモンスターがバレているのだろう。確実且つ最も的確な除去だ
「クッ...く、ならコチラデス!墓地の«цпкпошп»3体を除外!」
「来るか...っ!」
「私のエースモンスターです...始めまショウ、この日の元を我らに!«цпкпошп»を融合召喚!」
«цпкпошп» ATK ?
「カードを1枚セットしてターンエンドデス」
ジャヴィ 手札:1枚 LP 8000
モンスター/ «цпкпошп»
魔法・罠 / «цпкпошп»
フィールド/ «цпкпошп»
前回大神を苦しめたあの融合モンスターだ
コストである手札は1枚
少ない数だが一度は除外効果が襲う
分かっているだけでも今回は気が楽だ
「私のターン」
《大神、そのまま勝利しなさい!》
《忍、これから敗北させろ!》
大神は油断しない
ジャヴィは他人と言い捨てられないぐらいには知っている仲だ。この男に生半可な攻めは通用しないと知っている。だからこそ油断しない
今でこそ肩で息をし、疲弊を見せるジャヴィだが、この地でも沈んで貰わなければ困る
私情を捨て去ると、早速1枚を捨てた
「通常魔法[汎神の帝王]を、手札の[溶撃]を糧に発動。2枚ドローする」
「コストにしまシタか...」
「そのまま墓地の効果を適用する。[烈旋]、[開岩]、[進撃]の3枚だ」
「.....[進撃]を選択しマス」
大神は[汎神]の効果で同じカード3枚、若しくは[深怨]を混ぜた3枚を提示しない
その選択をすれば確実に欲しいカードを手札に引き入れる事が可能なのだが、大神の狙いはサーチよりも相手の感情を見ることにあった
何が嫌なのか
これなら問題ない、それならまだ対抗できる
彼には相手のそれを読み取ることなど容易い
相手の手札に残るカードや、デッキのギミックまでも予想の範囲内に収める事が可能となる。そんなプレイングをする者など少なくともこの場には大神しか居ないだろう
「では[強欲で貪欲な壺]を発動する。デッキトップ10枚を糧に2枚ドローする。そしてフィールド魔法[真帝王領域]を発動し、[イデア]を通常召喚する」
《出番です!》
[天帝従騎イデア] ATK 800
「効果によりデッキから[エイドス]を特殊召喚するが」
「...イイでしょう」
《やったぜ!》
[冥帝従騎エイドス] ATK 800
「効果によりアドバンス召喚権を増やし、バトルフェイズに以降する。[ガイウス]でそのモンスターに攻撃だ!」
実に嫌らしいプレイングだ
[進撃]や[領域]を見せてから[イデア]を召喚した事により、ジャヴィは迂闊にその従騎達を対象に効果を発動出来なくなってしまった
下手すれば[領域]で詰みとなる
そしめ効果の温存は大神の攻撃宣言によって不可能となった。[領域]か[ガイウス]どちらかの除外は今この瞬間決めなけらばならない
そして大神の予想とジャヴィの選択は重なっていた
「サセません...«цпкпошп»の効果ヲ発動!手札を1枚捨て、貴方の[真帝王領域]を除外シます!」
「[連撃の帝王]の効果をチェーン発動、[イデア]と[エイドス]をリリースし、手札の[天帝アイテール]をアドバンス召喚する!」
《天帝様です!》
《冥帝様じゃない!》
[天帝アイテール] ATK 2800
「クッ...っ!」
「[真帝王領域]は除外されるが、デッキの[轟毅]、[汎神]を糧に[アイテール]の効果を発動する」
「私もチェーン!«цпкпошп»をリリースシ、除外されている«цпкпошп»3体を特殊召喚しマス!」
«цпкпошп» DEF ?
«цпкпошп» DEF ?
«цпкпошп» DEF ?
「では...[アイテール]の効果でデッキから[クライス]を特殊召喚する」
「通すしかアリません...っ!」
[光帝クライス] ATK 2400
対象に取る効果から逃げる
対象に取られないから逃げる
僅かなやり取りの終着点はジャヴィがエースモンスターを、大神がフィールド魔法を失う形に落ち着いた
「[クライス]の効果を[クライス]自身と君のフィールド魔法を対象に発動。それにチェーンし墓地に送られた[イデア]の効果により除外されている[真帝王領域]を手札に加える」
「私モフィールド魔法«цпкпошп»の効果を発動!デッキから«цпкпошп»を«цпкпошп»に装備させマス...」
奇しくもジャヴィの除外効果と帝がシナジーしていた。[連撃]によるサクリファイスエスケープは予想出来ていたため、攻撃と制圧2つの役割を持つフィールド魔法を狙ったのがジャヴィの選択だったが、[イデア]による回収は頭になかったのだろうか
疲れによるミスか
或いはバトルフェイズ中故の発動ラグを狙うのか
「ではお互いにドローしよう」
「有難く頂きマス」
大神は3枚目
ジャヴィは唯一の手札を握った
「バトルを続けよう。[ガイウス]でそのモンスターに、[アイテール]でそのモンスターに攻撃だ」
「くっ...墓地に送られた«цпкпошп»らの効果でデッキの«цпкпошп»と墓地に«цпкпошп»を手札ニ加えマス...ッ!」
守備表示のためダメージは与えられず、手札も大神と同じ数まで回復されてしまった
だが大神の優勢と言えるだろうか
制圧を担うカードの数が違う
「ではメインフェイズ2に移行する。[アイテール]を糧に[アドバンスドロー]を発動。デッキから2枚ドローする」
《あぁっ!天帝様!》
「無駄にはしない...手札から永続魔法[進撃の帝王]とフィールド魔法[真帝王領域]を発動し、カードを1枚セットする。これでターンを終えよう」
「エンドフェイズニ、セットシテいた«цпкпошп»を発動!墓地より«цпкпошп»を特殊召喚!」
«цпкпошп» ATK ?
「そのママ効果を発動!貴方から頂いタ手札デス。[真帝王領域]を除外しマス!」
「相変わらず厄介な効果だね」
大神 手札:1枚 LP 6100
モンスター/ [邪帝ガイウス] ATK 2400
/ [冥帝従騎エイドス] ATK 800
魔法・罠 / [連撃の帝王]
/ [進撃の帝王]
/ リバース1枚
「私ノ...ターン...」
エンドフェイズの僅かな時間に手札を使ってしまったため、3枚からのスタートとなった
だが最も厳しい[真帝王領域]を打破済みのため、フィールド魔法が無い今でも少しは行動可能になっている
次に狙うカードは[進撃]一択だ
あれがある限りジャヴィのエースモンスターの対象は限られてしまうからだ
[連撃]も同じように除去できる。だが焦っては行けない
やはり耐性を持たせるカードも制圧力のあるカードも除外出来るこの効果は非常に優秀だ。だが手札コストは痛い
「装備状態の«цпкпошп»ヲ特殊召喚!ソシテ2体の«цпкпошп»でオーバレイを、«цпкпошп»ヲエクシーズ召喚!」
«цпкпошп» ATK ?
「効果ニよりデッキから«цпкпошп»を手札に加えマス。ソシて墓地の«цпкпошп»3体を除外!再び我らに、«цпкпошп»を融合召喚!」
«цпкпошп» ATK ?
「ココで«цпкпошп»の効果ヲ発動!貴方の[進撃]を除外しマス」
「チェーンしよう。[連撃の帝王]の効果を発動する」
ジャヴィが2体目の融合モンスターの召喚後に[進撃]を狙ったのには理由がある
ワンテンポ遅れてしまうが、フリーチェーンのため大神の[連撃]にもう片方の除外効果をチェーンさせる事が可能になる。さすれば残るはセットカードのみとなる
そしてジャヴィの予想通りの結果となった
攻撃力では優っているため、残るモンスターは順々に殴りつけるつもりなのだろう
「チェーンして«цпкпошп»の効果デス![連撃の帝王]を除外しマス!」
「さらにチェーンし、墓地の[帝王の溶撃]を糧に[真源の帝王]の効果を発動する。自身を特殊召喚だ」
[真源の帝王] DEF 2400
「...何故このタイミングデ?貴方の[進撃]と[連撃]は除外シマスよ」
「構わないよ」
大神の意図は分からないが、チェーンを経た結果2枚のカードを除去する事が出来た
[領域]も[進撃]も[連撃]も
厄介な帝のサポートカードはこれで無に期した
後は[ガイウス]と[エイドス]を戦闘破壊するだけか
一度は苦しい思いをさせられたものだが、勝利の追い風はジャヴィに味方し始めている
「«цпкпошп»を攻撃表示ニ変更...っ!」
ビィーッッ!!
「っ...なんだ!」
ジャヴィが全てのモンスターを攻撃の構えに変更した瞬間
大神が来たる攻撃に備えようとディスクに指を添えた瞬間
劈くような
すぐ近くでだ
こんな前線で幹部が戦っているのは彼らを除いて一組しかいない。オキナと黒川だ
大神とジャヴィ双方どちらが無事か、どちらが勝利したのかほぼ同時にそちらへ視線を向けた
立っているのはモノクルを着用した白髪の老人
「オッ、オキナサン!」
「こちらは...終わりました」
「く、黒川君!」
「はぁ...ハァッ......ご、ごめんな...さ...い」
直ぐにでも駆け寄りたかった
自身の生徒の、未来ある若者の安否をこの手で確かめたかった。
幸い意識はあるようだ
「く、黒川!」
「待つんだ灰田君!」
幹部に敗北した彼女を心配するのは大神だけでは無い。後ろの方から聞きなれた灰田や秋天堂の声も聞こえる
彼自身もこのアンカーが無ければ直ぐにでも抱き抱えに行っていただろう。だがそれを改めて知らしめるかのようにジャヴィは大神のアンカーを引っ張った
「マサか投げ出シたりしませんヨネ...貴方の相手ハ私デスよ!」
「...」
今までよりもジャヴィの瞳の闘志は燃え上がっていた。仲間であるあの幹部の勝利に後押しされたのか、彼自身の感情なのかは分からない
だが数時間前に倒したあの男とは別人のようだった
「...その通りだ」
大神は黒川から視線を外した
目の前の敵に集中するためでもあるが、自分自身への戒めでもあった
彼女達をこの争いに巻き込んでしまったのは最早取り返しのつかない過去の事
彼自身に宿る罪悪感の浄化のために彼女達へ手を差し伸べるのはとても出来なかった
戦争後彼女達が無事か否かは今の自分の勝利が関係するだろう。ならば今は戦おう
これが彼女達への償いでもあるのだと
「大神サン!私は今度こそ貴方ニ勝ちマス!«цпкпошп»で[エイドス]に攻撃!」
「...」
[連撃]の効果を発動した事から大神の手札は上級モンスターだ。その1枚で完結した防御のカードである確率はかなり低い
モンスターが並んでいる為ダメージは軽減出来るだろう。だが次のターンこの少ない手札で盤面をひっくり返す事は出来るだろうか
墓地に[イデア]は待機している
除外効果が2回放たれるとなると劣勢にも取れる
「あぁ、そうだね」
「...っ!」
その瞬間
ジャヴィの目には信じられない光景が広がった
「私だって一度の勝利で満足出来る程謙虚では無いさ」
「こ、これは...っ!?」
[ABC-ドラゴン・バスター] ATK 3000
[ABC-ドラゴン・バスター] ATK 3000
[ギアギガントX] ATK 2300
«цпкпошп»の真の姿がそこにはあった
だがジャヴィのフィールドでは無い
大神のフィールドに存在しているジャヴィのモンスター達がそのジャヴィを睨んでいるのだった
何故だ
何が起こった
「[スウィッチ・ヒーロー]を発動した。お互いのフィールドに居るモンスターの数が同じ時に発動可能なトラップ。全てのコントロールを入れ替えさせてもらった」
「な、ナン...だと.....っ!」
「フィールドを映ると見える様になるのは報告で聞いていた。...私なりの対«цпкпошп»戦術だったんだが...備えていたとでも言おうか」
《忍!俺が敵みたいになってる!》
要のサポートカードを
[領域]を、[進撃]を、[連撃]を囮にしてまで狙っていたトラップカードは[スウィッチ・ヒーロー]だった
効果解決時にまでコントロールするモンスターの数を同じにしなくてはならないその性質はまさに高難易度だ
[アイテール]をコストにしたのも、[クライス]の破壊対象を絞ったのも、[真源]のタイミングを測ったのも全てこのための手順だったようだ
加えてフィールドにモンスターが3体存在していた時を狙った。[ドラゴン・バスター]の特殊召喚効果で数をばらけさせる事が出来ない時を
狙うには難しすぎるプレイだ
だが、それがもたらす効果は絶大すぎた
「効果は使用済みだったな、さぁどうする!」
「ぐっ...クッ、ぐぅっ!」
手札コストはどんな種類でも果たせる
つまり次のターンからは大神があの忌々しい除外効果を発動可能になるわけだ
それも2回
このターンこそ叶わないが、これはジャヴィにとって窮地以外の何でもない
敗北
それが過ったのは一瞬だった
「バトルを....イエ、[ガイウス]で[ギアギガントX]に攻撃しマス!」
「グっ...」
大神 LP 6100→6000
残る2枚の手札を睨んだ
[ドラゴン・バスター]のコストに当てるつもりだったが、何故か自分の元から離れている
なら温存する必要も無い
エースモンスターを奪われようと
彼が諦める理由にはならなかったのだ
バトルを諦めると直ぐに手札の効果を発散させ始めた
「マダ...まだ諦めるマセん!«цпкпошп»を発動!2枚ドローシマす!」
ジャヴィのデッキトップからいくつものカードが削られていった。大神も発動していた[強欲で貪欲な壺]だ。あれだけのコストを要求するのは他に無い
今まで発動しなかったのは[ドラゴン・バスター]のコストの分は足りていたからだろうか。キーパーツも除外しかねないこのカードをそのままコストにするつもりだったのか
或いは長期戦を見据えたか
デッキアウトによる敗北を懸念したのか大神には分からないが、結果としてジャヴィはドローに回したのだ
これで3枚だ
「ぐっ...«цпкпошп»を発動!サラに2枚ドロー!」
今度は墓地のカードが減った
ならば[貪欲な壺]だろう
大神にはジャヴィの墓地のカードは見えない
そのため3体目の[ドラゴン・バスター]の素材が居なかった事だけ把握しており、散々手札コストで捨てられたカード達が戻ったのだと推測した
つまり墓地リソースと引替えに手札を求めた
この絶望的状況を打破するためのカードを引くために必死なのだ
「私ハ...墓地の«цпкпошп»3体を除外!」
「何...まだ揃っていたのか!」
「最後の...«цпкпошп»デス!」
«цпкпошп» ATK ?
「グッ...くっ、カードを3枚セット!ターン...エンドデス.....」
ジャヴィ 手札:1枚 LP 8000
モンスター/ «цпкпошп»[ガイウス] ATK ?/2400
/ «цпкпошп»[真源] DEF ?/2400
/ «цпкпошп»[エイドス] ATK ?/ 8
00
/ «цпкпошп» ATK ?
魔法・罠 / リバース3枚
4枚まで増えた手札も、[ドラゴン・バスター]のコスト様とそれぞれの効果の兼ね合いにより3セット1枚残しを選択された
恐ろしい3枚セットだが、肝心の[ドラゴン・バスター]の効果はたった一度だけだ
残り2体が大神の元にいる為、それ以上の脅威は無い
「私のターンだ」
《大神!エイドスは駄目ですよ!》
《忍!俺を除外するなよ!》
だが大神の手札も2枚と少ない
[ドラゴン・バスター]の効果を使ってしまえばそれで終わり、帝の動きに専念すれば発動自体出来ない可能性もある
故に迷った
セットカードを除去しに行くべきか
奪った[ドラゴン・バスター]は温存するべきかと
その刹那に行動に移したのはジャヴィの方だった
「«цпкпошп»ノ効果デス!私の[ドラゴン・バスター]を除外しマス!」
「くっ...」
先に動き、相手に選択を迫る。そしてその上を手数の多さで越える
大神がよく行うプレイングだ
気がつけばジャヴィに模倣されている
形勢が激しく移ろいでいるのだ。一体ぐらい黙って通すべきか。それとも対象に取られた[ドラゴン・バスター]の効果をチェーンし、ジャヴィが持つ最後の[ドラゴン・バスター]も除外してしまおうか
後者が魅力的だ
セットカードにチェーンされるより相手の切り札の3分の2を除外させた方が後々強く出れるだろう
層考えるが早く、大神も手札を捨てていた
「チェーンし、手札1枚を糧に[ドラゴン・バスター]の効果を発動。君の[ドラゴン・バスター]も道ずれだ...っ!」
「ソウ来ると思って...イヤ、願っテました!さらに«цпкпошп»をチェーン発動!」
チェーン3に重ねられたジャヴィのセットカードから処理される。効果は単純明快、墓地より装備する効果だった
前の
「装備さレタ«цпкпошп»ノ効果デ私ノ«цпкпошп»はモンスター効果ヲ受けませン...ッ!」
「...やられたよ、私の[ドラゴン・バスター]だけが除外される」
永続効果のためチェーンの最中でも効果耐性が付与された。
これは1ターン目と随分似ている場面だ
異なる点と言えば永続効果による妨害を狙ったのが大神であり、結果として失敗していた。だが今回はジャヴィが狙い、成功に収めている
不思議な感触を覚えるが、大神が失ったのは奪った相手モンスターと手札1枚だけだ。
「墓地の[汎神]の効果を発動する。[烈旋]、[深怨]、[深怨]だ」
「[アイテール]ノ時の...[深怨]デス!」
[アイテール]のコストで墓地に送っておいた[汎神]だが、2枚目移行の[烈旋]は除外ゾーンにあるようだ
だが兎に角大神モンスター効果を受けつけない[ドラゴン・バスター]の対処札を確実に握る手段に出た
大神は苦し紛れに選ばれた[深怨]を手にするが、発動までしばし悩む様子を見せる
そして発動した
「[強欲で貪欲な壺]を発動だ、2枚ドローするよ」
彼は随分躊躇無くこのカードを使用する
既にデッキ枚数は半分を大きく下回っており、そろそろキーパーツの消失も考えられる
だが彼もまたジャヴィの様にただコストにする事は選ばなかった。勝つためには躊躇う事はできないのだ
尤も[深怨]と[強欲で貪欲な壺]の2枚だけでは何も出来ない。発動は必然でもあった
「[深怨]を手札の[氷帝メビウス]を提示して発動する。デッキから[烈旋]を手札に加える」
「[メビウス]...っ!」
氷帝
効果はバック2枚の破壊だけだが、ジャヴィの[ドラゴン・バスター]を糧に召喚すれば彼のフィールドには大神のカードしか残らない
無論チェーンによるリカバリーは可能。だが発動を強制させることに意味があるのだろう
「[烈旋]を発動し、アドバンス召喚を行う。君の[ドラゴン・バスター]をリリースし、[氷帝メビウス]をアドバンス召喚!」
[氷帝メビウス] ATK 2400
「効果を発動する。君の2枚のセットカードを破壊するよ」
「サセません...っ!チェーンして«цпкпошп»を2枚とも発動!墓地の«цпкпошп»らをデッキに戻シてドローと、デッキの«цпкпошп»を除外スる事で同名カードヲセットします!」
「珍しい効果だ...だがこれで」
ドロー効果と新たにカードをセットする効果
何れにしても何時でも発動が可能だったのだろう
だが効果耐性を持つ[ドラゴン・バスター]の除去と言う本筋の狙いは通った
後は少しずつ削っていけばいいだけだ
「バトルだ、[メビウス]で私の[エイドス]は返してもらおう」
《忍!痛い!》
「ぐっくぅ...っ!」
ジャヴィ LP 8000→6400
「済まなかったね、続けて[ドラゴン・バスター]で私の[真源]を返してもらおうか」
「仕方ありませン...」
《仕方なく無い!》
送り付けた[エイドス]はやはり墓地に欲しい。ここまで見越した攻撃表示でのコントロールチェンジだったのだろう。少なからずダメージを与える事が出来た
結果としてジャヴィのフィールドから全てのカードが消滅した。大神のやや優勢と見える状況だが、双方共通の問題を抱えていた
それはお互い唯一の手札
「...カードをセットする」
大神は悩んだ末それを次のターンに託した
[ドラゴン・バスター]のコストにあてる事を考えたが、それよりかはそのカード自体の効果を使うべきと結論づけたのだ
対してジャヴィも今引いたカードを見つめていた
大神がターンを終え、彼のドローフェイズになっても尚のことだった
「...どうしたのだね、早くカードを引いたらどうだい」
「...」
大神に急かされ、返す言葉は無くともカードを引いて見せた。2枚目のカードを目にすると、軽く吐息を吐いた
良いカードが引けなかった
そう捉えた大神はジャヴィの次の言葉を理解出来なかった
「...大神サン、私達ケッコウ似た者ドーシですよね」
「......そう、かもしれないな」
囮を担った幹部
立場に至ってはほぼ同じ2人だ
だがジャヴィが言いたかったのはそれではない
こんな戦況地で
こんな異端な戦いで
こんな背負うものが多すぎる中で
彼ら2人は己の勝利の為に貪欲になっているのだ
1枚1枚のカードのやり取りが命のやり取りに繋がるこの時で
楽しいとまで感じていた
そんな奇妙な感情も含めて似た者と表現したのだろう
「案外...出会いが違ケレば仲良くヤッテいたかも分かりマセんネ」
「...そう、かもしれない」
お互い深くは知らない関係だ
だがどうしてかそう思ってしまって仕方がない
何となく感じた話なのだ
深く考える必要は無いのだが、大神も否定しなかった
いや、出来なかった
心からそうとは断言出来なかったが、否定も出来なかった
「終わらせマショう!«цпкпошп»を発動、墓地の«цпкпошп»ヲ特殊召喚!」
«цпкпошп» ATK ?
「バトルフェイズ!«цпкпошп»デ...イヤ、[ドラゴン・バスター]で貴方の元ニある[ドラゴン・バスター]に攻撃!」
「なんだと...同じモンスターで...っ!」
「エェ、私も同ジク備えて居まシタ...«цпкпошп»ヲ発動!」
大神の
こちらに与える影響は«цпкпошп»であろうと凡そ把握可能。つまり今発動した«цпкпошп»はチェーンを問うと同時に大神に与えるかもしれない影響を知らしめる
今回はバーン
何も無ければ大神を襲うバーンの数値が示されている
その数値実に6000
ゲームエンドに繋がる数値だからこそ
何か発動しろ、と
「これは...まさか」
「ソウ、融合と融合ノ戦いニ発動可能ナカード...効果は総攻撃力分のダメージをお互いニ!」
ジャヴィのライフはまだ6400ある
つまりこのバーンを双方が受けてもジャヴィは生き残る
それは...
それは大神の敗北を意味していた
思い返せば短い
一度勝利した相手だからといって油断していた訳では無いのだが、何処か心残りを感じてしまって仕方ない
やはりセットした最後の手札は残しておくべきだった。ジャヴィから受け取った[ドラゴン・バスター]の効果に使用していればこのバーンは受けずに済んだのだから
「成程...勝利が見えていたのだね」
「えぇ、デスが何故か...寂しくてデスね」
「
「はイ」
あの表情は
そうか、
こんな命をかけた戦いが
国の存命をかけた戦いが
終わる事に寂しくも感じてしまうのか
敵に思う感情とはかけ離れている
だから彼は言ったのか
出会いが違ければ仲良く、と
確かにそれは友人や近しい者へ過ぎる感情だ
最後に大神は心ある同意を思い浮かべていた
「楽しかっタ、デすヨ」
「あぁ、私もだ」
大神 LP6000→0
ジャヴィ LP6400→0
-DRAW-
「ナッ...ぐわぁっッ!!」
「うぐっ...うぅ!」
2人は同時に倒れた
見慣れない表記
恐らく普通に
-
お互いが同時に勝利・敗北した瞬間に下される裁定だ
ジャヴィのバーン効果によって起こるとは予想されていなかったそれだ
「なっ...何が起こ..っタのデス...カ.....っ!」
「ぐっ.....このカードを...は、発動させてもらった.....っ!」
大神の手には1枚
[禁じられた聖杯]が握られていた
効果は対象に取ったモンスターの効果を無効化するのみ。妨害札にはなりうるが、このバーン効果への対処は担えず、結果としては[ドラゴン・バスター]のコストにするべきだった
だがこの引き分けをもたらしたのにはもう1つの効果が関係していた。対象のモンスターの攻撃力を400ポイントアップさせる効果。
微量だが、総攻撃力を6400まで持っていく事は可能だった
そう、バーンダメージをジャヴィのライフを持っていく程に上昇させることに成功したのだ
大神の最後の一手は引き分けに持ち込む事だったのだ
あと一歩はギリギリの所で届いた
「は...ハッハァ.....ひ、ヒキワケだなんて...初めテですヨ
...ヤット勝てル...カト.....ゴホッ!」
「わ...私もだ.....流石に強いな......君は...っ!」
互いを認め合う最後だ
今度こそ、今度こそ
大神の中ではそう貢献を成した事を自分自身で賞賛するしか出来なかった。
日本側も幹部を失った形にはなるが、これでいい
リベンジなどさせない
やるからには共に沈んでもらう
勝利こそ出来なかったが、何処か満足気な表情を大神は浮かべていた
「君の...君のような...
意識が遠のいていく最中
最後に映ったのはニヤリと笑うジャヴィの顔だった
彼もまた同じ事を考えているのだろうか
この2人のデュエルはマジで長い(大事な事なので
という訳で初の引き分け。どうしてもやりたかったんや
~今日の盤面~
«えっ、こんな盤面からでも入れる保険があるんですか!?»
とある日の出来事です。
久しぶりに僕は覇王魔界劇団を使ってました。
対戦相手は守護竜レッドアイズでした。
気づいたらこんな盤面に...
【挿絵表示】
僕のフィールドは見ないで!
ちなみにセットは[鎖付き真紅眼牙]2枚でした。
ターンは帰ってきませんでした。
[ニゲ馬車]の効果無効化されてぶん殴られました。
[サベージ・ドラゴン]のカウンターはしっかり4個でした(泣)
ぶっちゃけどうですか?
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読みたいからやめて欲しくない
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読みたいけど無くなったら読まない
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普通
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無くてもいい
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読むのが億劫