遊戯王が当たり前?→ならプロデュエリストになる! 作:v!sion
第六話でミスのご指摘を受けたので少し流れを変えました。勝敗に影響は無いのでそのまま読んでいただて差し支え無いとおもいます。
それではどうぞ!
「ちくしょう!負けた!!」
「いやいや良い勝負だったよ」
連戦で疲れた慎也は手頃な椅子に座る。灰田と蛭谷との連戦中で忘れられがちだが、シエンはしっかりと後ろで控えていた
「取り敢えず今日のノルマは終えたけどまだやりたいなー…」
「知樹とはやったのか?」
「まだだね、どこにいるかな?」
慎也が知樹を探そうと立ち上がりかけた。すると蛭谷が顎をしゃくったのでその方向を見ると知樹が
「蛭谷はもう2戦したの?」
「なんなら3戦したぜ」
「いつの間に…」
「お前と灰田の
「あれは長引くさ」
再び慎也がその灰田は探そうとすると蛭谷が顎をしゃくった。案の定その方向に灰田が座ってお茶飲んでた。彼は周りが良く見えているようだ
「あ、あの村上さん!」
などと考えていると後ろから慎也のシャツが引っ張られた。ふりかえると子柄な女の子がいた、"
「あ、詩織ちゃんどしたの?」
「い、いえお相手してくれないかなーっておもいまして!」
探していた相手ができた。実は慎也は詩織とはあんまり
「うん、やろうか」
「は、はい!!」
満面の笑みで喜ぶ詩織。何かを察したかのように蛭谷は静かにその場を去った。察しの良い蛭谷、しかし慎也も鈍感ではないはずだ
「元気だね」
「え、ええ!」
詩織がディスクを構える。
(この子とはわりと仲がいいんだよね。偶然必修が同じだったり、偶然選択が同じだったり、偶然遊戯王科目全部被ったり、偶然帰り道でバッタリとか、なにかと接点が多くてよく話すんだよね〜)
訂正しよう、慎也は鈍感である。
(憧れの村上さんとの
(すげえ顔赤いけど大丈夫かな?息遣いも荒いし…?)
(だ、だめですね!
(急に釣り目になった…はははwなんか可愛いな)
(ああ…!笑ってる…素敵な笑顔…)
(今度は笑ってる…面白い子だ、でもなんだろうな…?)
(今度は何かを考えてますね…どの表情も素敵です…)
(あれだ、なんか小動物みたいだ、ご飯食べさせたいな…誘ってみようかな?)
「ねえ、詩織ちゃん。」
「ひ、はい!!?」
「この後暇?ご飯食べに行こうよ」
「はい!是非!!!」
「「「早く
慎也と詩織は総ツッコミを受けた。いつのまにか詩織の幼なじみの"
「あ、美姫ちゃんおはよ〜」
「おはようじゃないわよ。憧れの村上君との決闘でしょ?早くなさい」
「み、美姫ちゃん!村上さんの前だよ!?」
「シンヤモテモテダナ〜」
「www」
蛭谷も知樹と灰田を連れて戻ってきていた。
(何言ってんだろ?取り敢えず
「始めようか」
「はい!」
「「
ソリッドヴィジョンが広が…ったが、エラーが出て消えた。その後教室が停電した
「きゃあ!?」
「停電かあ?」
「楠君私の足踏まないで」
「あ、すまん」
あたりが軽くパニックになる。詩織が腕にしがみついてきた、慎也の肩から変な落としたが…
しばらくすると証明がついた。教授もほぼ同時に戻ってきた
「皆さんすみません。新しい機械の導入で手間取ってしまいまして…
教授が謝罪をした。決闘を中断され不満に思う生徒がちらほら落胆の声をあげる…詩織もそのうちの一人だ。
(や、やっと
遺憾に思いながらも腕に力を入れ悔しがる詩織。しかし慎也の左腕がその力の被害にあっていた
「詩織ちゃん、腕いた…痛い!痛い痛い痛いい!!」
「ああ!ごめんなさい!!」
慌てて手をはなす詩織だが慎也のダメージは大きかった。慎也は笑いながら腕をさすっているが内心は恐怖に近い感情を抱いていた
「すみませんが今日はここまでにします。来週も余裕を持たせて休講にしますのでお間違いなく。」
教授の一言で解散しだす生徒。慎也達も帰り支度を始める
「新しい機械ってなんだろうね?」
「ソリッドヴィジョンの新しいヴァージョンとかか?」
「あら?生徒の"
「"
「生徒の
「じゃあ入試1位の慎也君はさぞ高いんでしょうな」
知樹がニヤニヤしながら言う。
「西条も高いんじゃ無い?」
「煽るのはやめてください!」
いないと思ったが西条はいた。後ろから顔を真っ赤にして西条が走ってきた
「噂をすれば入試2位だ」
「2位の西条さんは
「1位?村上さんが1位だったのはAOの一次募集ですよね?」
「西条って2位だったのか!?」
「2位の西条さんお調子の方はいかがですかい?」
「2位ね…」
「み、皆さん揃って…!」
煽られる西条。いくつか関係ない台詞もあったが煽りなれてない西条には十分なダメージだった。いろいろな意味でダメージが大きい講義だった。
*
午後14時。慎也は大学近くのカフェにいた。約束通り詩織を連れてきていた。食事にには早いためカフェでをお茶することにした。
ちなみに慎也は決闘奨学生に選ばれているため金銭的余裕はある。入試時の成績と別審査の決闘の結果、一年時の
更に言うと慎也は2年生の頃に県大会で好成績を残しているので当時の賞金を合わせると生活には全く困らない
「おおお、おしゃれなお店ですね〜」
「そうだよね、何食べる?」
(
(他のみんなも来ればよかったのに…)
(美姫ちゃん達も気を使ってくれて助かった…!)
(知樹はデッキ調整したい、蛭谷は洗濯物取り込まないといけない、西条は携帯を機種変したい、黒川はなんかカーテンの上のレールにかける部分買いに行きたい、灰田は腹減ったからラーメン食べに行く…灰田に至ったは来れるじゃん…)
(大分無理のある言い訳ばかりでしたけど…村上さん気づいちゃいましたかね?)
(あ、パンケーキとか頬張らせたいな)
再びしばらくの沈黙が流れる。傍から見たら別れ話を切り出す前のカップルである
ーーー
「なんであの子たちは何も喋らないのよ?」
黒川がオレンジジュースを飲みながら言う
「なんで俺らここにいんだよ」
蛭谷がコーヒーを飲みながら言う
「確かにもどかしいものだな」
友樹がカフェオレを飲みながら言う
「俺4限あったのに…」
灰田がラーメンをすすりながら言う
「なんでこのカフェラーメンおいてるんだよ…」
「あの二人いつになってもくっつかないからイライラするのよ、あんた達も手伝いなさいよ」
「3年間片思いってのもすごいな」
「村上君にそういう気持ちはないのかしら?」
「俺は慎也とそういう話しないからな」
「ん?こないだなんかタイプだとか言ってたよ!?」
灰田が注目を浴びる。
「その話詳しく聞かせなさいよ」
「こないだ飲みに行った時にポロッと言ってた!」
「なんて聞いたんだ?」
「皆木と仲いいけど実際どうなの?って聞いたら」
「…おう」
「可愛らしいよねーって」
「あとは?」
「ご飯食べさせたいなとか」
「それで?」
「あとは寝ちゃった」
各自黙って飲み物を口に含んだ。乗り気じゃなかった蛭谷も興味を示しだしたようだ
ーーー
「俺はチョコケーキにしようかな、詩織ちゃんは?」
「は、はい…何かおすすめとかあるんですかね?」
「ここはパンケーキとか美味しいよ」
「そうなんですか、じゃあそれ頂きます!」
「OK店員さーん」
「はい」
「あ、チェンジで」
「そういうのはいたしてないです」
「じゃあパンケーキとチョコケーキと…あ、飲み物どうする?」
「へ…?ああカモミールティーを…」
「じゃあカモミールティーとビール!」
「アルコールは扱ってないです」
「じゃあアメリカン」
「かしこまりました〜」
赤髪の店員との掛け合い。註文中の謎のやり取りを見て唖然とする詩織。ついに聞いてしまった。
「お、お知り合いですか…?」
「高校からの友達でね、大学も同じだよ?」
「恋仲とかですか!?」
「違うよ」
ーーー
「ああいうことは聞けるのね…」
「なぜ進展しないのか不思議だな」
「替え玉ってやってるのかな?」
「やってないって書いてあるぞ」
ーーー
「村上さんひとつ聞いてもいいですか?」
「なに詩織ちゃん?」
ーーー
「そういえば村上君、詩織だけ名前で呼ぶわよね…」
「たしかに皆木だけだな」
「脈はあるんじゃねえの?」
「俺なんで名前呼びが知ってるよ!」
「その話詳しく」
「いやまて…今その話してるぞ」
再び慎也は達のテーブルに目をやる楠達
ーーー
「…俺が詩織ちゃんを名前呼びする理由?」
「は、はい…そういえば聞いたことなかったので」
「…」
ーーー
ーー
ー
2年前春
(必修灰田達と別れちゃったな…)
大学入学後、初めての必修授業で慎也はふてくされていた。周りは知らない人ばかり、思ってたより
「…では親交を深めるためにも今配ったプリントの英文を隣の人と読み合わせしてみてください」
「よろしくお願いします…」
「あ、どうもよろしく」
「やりましょうか、ええと村上さんですね」
(あら…なんだか可愛らし顔立ちですね、一人称僕とか言いそうです)
プリントの名前を見て詩織は名を読んだ。慎也もプリントに目をやるが…
(ん?"みなぎ"?"かいき"かな?"かいぎ"か"みなぎ"かもしれないし…"しおり"は読めるけど…苗字間違えたら失礼だよね…)
「?どうかしました村上さん?」
「あ、えとすみません大丈夫です」
「 詩 織 ち ゃ ん 」
「!?」
(い、いきなり名前にちゃん付って…!?顔に似合わず意外と肉食系なのね…)
「そちらこそ大丈夫?顔赤いけど熱でもあるの…?」
額に額を当てる慎也。
「い、いえ!元気です!!」
(顔が近い…!何ですかそのギャップは!?)
「そう?じゃあ始めようか。I completed all kind card…」
(完璧な発音…!?)
「あ、落ちちゃった…そのペンとって」
("Destroyer"ってどんなペン使ってるんですか!?)
「Please wait I am not dead yet…ごめん喉乾いちゃった」
(ブラックコーヒー!?雪○コーヒーとか飲んでそうなのに!!??なんですかこのギャップ!?)
ーーー
ーー
ー
単に苗字の読み方からわからないから読める名前を呼んだ慎也とギャップに惚れた詩織の話である
「…特に深い理由はないよ」
「そ、そうですか…」
ケーキを食べながら他愛のない話をしているとシエンが背後から話しかけてきた
『殿…返事はしなくて結構ですが…』
(ん?シエン…どうしたの?)
『学園長とのお約束の方は…?』
突然立ち上がる慎也。完全に忘れていた模様。
「む、村上さん!?」
「忘れてたぁあああ!!」
「へ…?」
「ごめん!詩織ちゃん、用事を思い出した!この埋め合わせはいつかするから!!じゃあね!!!」
急いで会計をする慎也。唖然とする詩織、それと黒川と楠と蛭谷。慎也は横目で楠達を捉えたが気にせず大学へ走る。
「村上君…なんかすごい勢いで帰ったわね…」
「完全に俺らのこと見てたけどな」
「ところで西条の姿が見えないが…?」
「機種変っていってたじゃん」
「あいつだけ本当だったんだ…」
*
午後16時14分 学園長室
息を上げながら謝る慎也と苦笑いの大神が対面していた。
「すみません…わ、忘れてたました…」
「い、いや結構…それより座り給え。楽にしていてくれ」
大神に促され椅子に座る慎也。
「…でお話とは?」
「私は君の入試の結果や普段の成績を見てきたが非常に優秀だと思う」
「あ、ありがとうございます」
「うむ、この大学はデュエルディスクの開発に携わって以来プロ業界と強いコネクトがあるのだよ。うちの大学の優秀な生徒にプロからのスカウトなんかも昔あった。勿論生徒本人の同意の上でだ」
「もしかして…」
「うむ、どうだろうか?君さえ良ければ私から君を推奨したいのだが…」
「そういうことでしたら是非…!」
「そうか…ならついてきてくれ」
大神と慎也は学園長室をでる。
*
しばらく廊下を歩く二人
「そういえば今度公式で大学対抗戦が行われるのだよ」
「県大会とは別に行われるのですか?」
「うむ今年初なのだよ。参加者の選抜として構内大会でもやろうかと考えてね、近々学校から発表があるはずだ」
「はい」
「勿論君も出るだろう?」
「そうですね、興味あります」
「うむ、これからそう言った新しい大会がちらほら行われるだろうな…ここだ入り給え」
重々しいドアを開ける大神。慎也もあとから続く
「…デュエルスペース?」
「そうだ、推奨の為に、私が直々に実力を見定めるのだよ」
「が、学園長が…!?」
(意外だ...学園長が
『殿…あのお方…お気をつけください』
「はじめようか」
「はい!」
シエンにも応えるように強く頷く慎也。学園長との決闘は予想していなかった慎也。だが学園長相手でも全力でやるだけだと彼は六武衆に手をかけた。
「「
大神LP8000
慎也LP8000
先攻は大神。慎也はどんなデッキが来るか構えた…しかし彼が発動したカードに驚愕した
「手札から[紫煙の狼煙]を発動!!」
「な…六武衆!?」
まさかのミラーマッチである
大神のデッキはまさかの六武衆!六武衆同士の決闘ではたして読者を楽しませられるか正直不安です
〜おまけ〜
「オーダーで〜す」
「はいはい」
「ラーメンお願いします〜」
「本当に頼むやついたのか!?」
「ラーメンなんてやってたんですね」
「俺も忘れてたよ…どうしよう、斎藤くん!」
「はい?」
「悪いんだけど夜用の食材使っていいから作ってくれる?」
「はいはいーもうメニューから消したほうがいいんじゃないんですか?」
「…はい」
『殿、なんでこのカフェはラーメンまでおいてるのでしょうか?』
「夜はお酒も飲めるからそれようだったじゃない?」
『さっき厨房のほうで慌ててましたが…』
「…誰か頼んだじゃない?」
ぶっちゃけどうですか?
-
読みたいからやめて欲しくない
-
読みたいけど無くなったら読まない
-
普通
-
無くてもいい
-
読むのが億劫