遊戯王が当たり前?→ならプロデュエリストになる! 作:v!sion
それではどーぞ!
「...さぁ!いよいよBブロックも決勝戦です!!」
願いが果たせなかったもの、格上に勝利したもの、プレッシャーの中で己の実力を発揮したものと様々な生徒がいる。その彼らの中で優勝者を決めるため、司会者はより一層気合をいれ、進める
(麗華ちゃん...わたしはあなたの分まで頑張りますね!)
「Bブロック決勝戦は女性対決!」
「愛嬌と恐怖の融合体!それらは紡がれ、団結し、殲滅する!彼女の
「カエルによる、カエルのための、カエルが行う
「よ、よろしくお願いしますぅ...」
「は、はい!」
西条を倒した1年生の及川に対しかなり警戒する詩織。実力は確かなものであり、同じブロックで並行して
「決勝戦ですね!お互い悔いの残らないように頑張りましょうね!」
「は、はいぃ...」
「...」
「...」
「...」
(か、会話が続きません...っ!?)
元々人の分析に長けているわけでもなく、相手も緊張とプレッシャーにのまれかけているため詩織の作戦は失敗に終わった。沈黙に焦りを覚え始めた頃に及川がスカートのポケットから何かを取り出した
「し、失礼しますね...」カシャッカラッ
「...タブレットですか?」
(このタイミングで...)
「はいぃ...落ち着けるかなぁって思いまして...」
(や、やっぱり失礼だったかなぁ...)
「...ひ、1つ貰ってもいいですか?」
(あんまり好きじゃありませんけどここは...)
「は、はい、どうぞ!」
(せ、先輩も欲しかったのかな...)
詩織は相手の分析を諦め、せめてもの気持ちで及川と距離を縮めようとアプローチする。及川が詩織の掌に2個、3個とタブレットを落とす。詩織はお礼を述べ、しばしタブレットを睨む。その後それら全てを口に含み、咀嚼するが...
「...............っ!?」モグモグ..
(か、辛いですっ!!?)
口を押さえ慌てながら所持していたミネラルウォーターに助けを求めるが
「ーーーっ!?」
(余計スースーしました!?)
悶える詩織。顔を真っ赤にしその場にうずくまり、立ち上がり、屈伸運動を繰り返す。終いにはその場ではね続ける。ちなみにそのタブレットにそのような効能はない
「だ、大丈夫ですかぁ...?」
先輩を心配する及川だがその視線は自然と...
(せ、先輩...す、すごい揺れてる...)
...何がともあれそのアプローチは及川を余計不安にさせただけであった。しかしそんな2人よりも司会はトーナメントを進行できるのかとさらなる不安を抱えた
「...皆木さんは大丈夫ですかね?」
「だ、だいじょうぶれす!」
「ふふふw」「か、可愛い...」「そんなに辛いのかあれ?」「早く決闘しろよー!」
詩織の奇行により会場が少しどよめく...決勝戦なのだが妙に締まらない2人だ
「そ...それではBブロック決勝戦!
「「
詩織 LP 8000
及川 LP 8000
「わ、私が先攻ですね...手札の[貫ガエル]を捨てて[鬼ガエル]を特殊召喚しますっ」
[鬼ガエル] ATK 1000
「この子の効果でデッキからレベル2、水族、水属性モンスターを墓地に送ります...[クレイドル・スライムJr.]を墓地に、その後この子自身の効果で手札に戻します...」
「[グレイドル・スライム]...?確かにカエルデッキのようですが...」
「はいぃ...私は手札から[グレイドル・スライムJr.]を通常召喚しますっ」
[グレイドル・スライムJr.] ATK 0
「効果で墓地のグレイドルモンスターを特殊召喚し、その後に手札からその同レベルモンスターを特殊召喚できます...墓地から[グレイドル・スライムJr.]と手札から[鬼ガエル]を特殊召喚しますっ」
[グレイドル・スライムJr.] DEF 2000
[鬼ガエル] DEF 500
「[鬼ガエル]の効果でデッキから[粋カエル]を墓地に送ります...」
「[鬼ガエル]の効果でガエルモンスターの召喚権が増えているので手札の[裏ガエル]を通常召喚しますっ」
[裏ガエル] ATK 500
「私はレベル2の[グレイドル・スライムJr.]と[鬼ガエル]でオーバレイ、両生類の新境地、ここに新たな波紋を起こす!エクシーズ召喚!出ておいで[餅カエル]!」
[餅カエル] ATK 2200
「続けてレベル2の[グレイドル・スライムJr.]と[裏ガエル]でオーバレイ、波紋は新たな波紋を産み、強靭な波と化す!エクシーズ召喚、出ておいで![餅カエル]!」
[餅カエル] ATK 2200
「カードを1枚セットしてターンエンドします...」
及川 手札:1枚 LP 8000
モンスター/ [餅カエル] ATK 2200
/ [餅カエル] ATK 2200
魔法の・罠/ リバース1枚
「[餅カエル]ですか...ドロー!」
「スタンバイフェイズにこの子たちの効果を2回使いますっデッキから[魔知ガエル]2体を特殊召喚します、おいで!」
[魔知ガエル] DEF 2000
[魔知ガエル] DEF 2000
「[まっちぃ]が2体いるので先輩は攻撃宣言が出来ません...」
「効果無効も2回使えるんですね...困りました...」
([まっちぃ]てあだ名...ですかね?)
[餅カエル]が2体並ぶとこうなる。先攻にしては上出来だ
「まずは[融合]を発動します!...どうしますか?」
「[融合]...」
(どうしよう...[まっちぃ]がいるから召喚されたモンスターに[もっちー]の効果をつかいたいな...)
「...はい、どうぞ」
「では...手札の[ファーニマル・ドッグ]と[エッジインプ・シザー]を融合、愛嬌ある姿はやがて悪魔と化す!融合召喚!現れでっちゃってください![デストーイ・シザー・タイガー]!」
[デストーイ・シザー・タイガー] ATK 2200
「[シザー・タイガー]の効果で[魔知ガエル]と[餅カエル]を破壊します!」
「そ、それは止めないとっ[もっちー]自身をリリースしてその効果を無効にし、破壊します!」
登場とともに荒れ狂い迫る[シザー・タイガー]を迎え撃つのは小さなカエル。一心不乱に振り回される鋏を躱し、さばく。疲れのせいか隙を見せた[シザー・タイガー]のうなじに[餅カエル]は跳躍し、手刀を浴びせた。その場に崩れた[シザー・タイガー]を引きずりながら及川の元へ帰ってきた
「[シザー・タイガー]を私のフィールドにセットしますっ...い、頂きますね?[もっちー]の効果で墓地の[鬼ガエル]を手札に加えます...」
「うぅ...しかたありませんね!すぐ取り返すから待っててください!」
心なしか裏守備セットカードが揺れた
(さて...とは言ったものの...どうしましょうか?)
無効化はまだ獲物を狙い、研ぎ澄まされている。攻撃での突破もできない今は効果での除去にしか頼れない。しかし手札消費が激しい融合テーマで可能なのだろうか
「す、少し考えます...」
「はいぃ...」
腕を組み、顎に手を起き長考の構えをとる詩織。眉間にシワを寄せ、眉毛も逆ハの字の形を取り、深く考える。一見可愛らしいポーズの詩織に対し及川は...
「...」
(わぁ...乗っかってるよぉ...)
何故か及川自身も自分の胸に手を当て何かを考え始めた。恐らくその悩みの元凶である詩織は答えを出していた
「...分かりました!モンスターを裏守備セットします、カードを1枚セットしてターンエンドします!」
「...え、エンドですか?」
「はい!」
詩織 手札:1枚 LP 8000
モンスター/ 裏守備
魔法・罠 / リバース1枚
いつものスタイルとは一転して控えめなエンド宣言だ。突破口が見えるまで耐久するつもりだろうか
「ドローしますぅ...」
(ここは変に動かずに先輩から借りたアタッカーで...)
「[シザー・タイガー]を反転召喚します、...バトルフェイズです...」
ダメージを優先し、[シザー・タイガー]を反転召喚したが、それはデストーイ融合モンスターだ。詩織はバトルフェイズに入ったこの瞬間を見逃さなかった
「手札を1枚捨てて[超融合]を発動します!私とあなたのフィールド上のモンスターで融合を行います!」
「ちぇ、チェーンできないカード...っ」
[超融合]は己の効果に他者の効果を許さないカード。素材が存在すれば融合を約束されているようなものだ
「手札の[エッジインプ・チェーン]をコストに、あなたの[デストーイ・シザー・タイガー]と私の裏守備の[ファーニマル・ラビット]を融合、あらゆるものを喰らう、猛獣紡がれし時、新たな
[デストーイ・サーベル・タイガー] ATK 2800
「[サーベル・タイガー]の効果にチェーンして[エッジインプ・チェーン]の効果と[ラビット]の効果をチェーンします!どうしますか!?」
「[サーベル・タイガー]を無効にしたかったんですけど...[ラビット]ならいいです、どうぞ...」
「墓地の[ファーニマル・ドッグ]を回収し、デッキから[
[デストーイ・シザー・タイガー] ATK 1900
誘発効果とチェーン発動できないカードを上手く使用し、[餅カエル]をすり抜け展開に成功した。デストーイが増えたため攻撃力も上がる
[デストーイ・シザー・タイガー] ATK 1900→2900
[デストーイ・サーベル・タイガー] ATK2400→3400
「さあ、どうぞ!」
「うぅ...攻撃力高いモンスターでてきちゃった...」
[餅カエル]ではどうしようもない、他のエクストラのモンスターに頼るしかなさそうだ
「...バトル終了でメイン2です。[鬼ガエル]を通常召喚しますぅ...効果で[引きガエル]を墓地に送ります...」
[鬼ガエル] ATK 1000
「[鬼ガエル]の効果でフィールド上の[魔知ガエル]を手札に戻して、ガエルの召喚権を増やしますっ」
「[強欲なウツボ]を発動しますっ手札の[魔知ガエル]と[貫ガエル]をデッキに戻して3枚ドローしますっ」
[鬼ガエル]とドローカードにより[魔知ガエル]の居場所をデッキに変え、手札を入れ替えた。ディスクのシャッフル後、及川は恐る恐るデッキトップに手をかけた
「...うーん...墓地の[引きガエル]を除外して[粋カエル]を特殊召喚しますっ」
[粋カエル] DEF 2000
「レベル2の[鬼ガエル]と[粋カエル]でオーバレイ、エクシーズ召喚!もう1回出ておいで、[餅カエル]!」
[餅カエル] ATK 2200
「バトルは終わってしまったので、ターンエンドします...」
及川 手札:3枚 LP 8000
モンスター/ [餅カエル] ATK 2200 ORU 1
/ [餅カエル] ATK 2200 ORU 2
/ [魔知ガエル] DEF 2000
「不味いですね...ドロー」
「スタンバイに[もっちー]の効果でデッキから[魔知ガエル]を特殊召喚しますっ」
[魔知ガエル] DEF 2000
「うぅ...まだ攻撃できない...」
初ターン同様の布陣に戸惑う詩織。手札もサーチしたカードと今引いたカードのみ、やれる事は限られている
「...[ファーニマル・ドッグ]を通常召喚します!」
[ファーニマル・ドッグ] ATK 1700
「効果でデッキからファーニマルモンスターを手札に加えますよ!?」
「...どうぞ」
「...[ファーニマル・シープ]を手札に加えます![ファーニマル・シープ]はフィールド上にファーニマルモンスターがいると特殊召喚できます、特殊召喚!」
[ファーニマル・シープ] DEF 800
「[ファーニマル・シープ]の効果を使います![ファーニマル・ドッグ]を手札に戻して墓地の[エッジインプ・チェーン]を特殊召喚しますよ!?」
「う、どうぞ...」
[エッジインプ・チェーン] DEF 1800
「...カードを1枚セットしてターンエンドします...」
(もうエンドかぁ...[もっちー]を使うべきだったかな...)
1枚とはいえ不確定要素が含まれている。無効化を使うべきだったが結果論だ
詩織 手札2枚 LP 8000
モンスター/ [デストーイ・サーベル・タイガー] ATK 3700
/ [デストーイ・シザー・タイガー] ATK 3200
/ [ファーニマル・シープ] DEF 800
/ [エッジインプ・チェーン] DEF 1800
魔法・罠 / リバース1枚
「私のターンですね...ドロー」
(そろそろダメージを与えたいな...)
「...スタンバイに[まっちー]でデッキから[引きガエル]を特殊召喚しますっ」
[引きガエル] DEF 100
「レベル2の[魔知カエル]と[引きガエル]でオーバレイ、エクシーズ召喚、出ておいで[キャット・シャーク]!」
[キャット・シャーク] DEF 500
「[キャット・シャーク]の効果で[もっちー]の攻撃力を倍にしますっ」
[餅カエル] ATK 2200→4400
「...来ますか」
「バトルです、強化された[もっちー]で[シザー・タイガー]に攻撃ですっ」
再び[餅カエル]と[シザー・タイガー]の戦闘が繰り広げられる、が、案の定強化された[餅カエル]には及ばず[シザー・タイガー]はまもなく地に伏した
詩織 LP 8000→6800
「えぇと...[もっちー]で[ファーニマル・シープ]に攻撃しますっ」
まるで[餅カエル]の独壇場だ。効果を封じ、敵を蹂躙するそのステータスは恐ろしいが表情からそれは読み取れない。相変わらず惚けた表情をしている
「ターンエンドします...」
(やっぱり、アタッカーが少ない...)
及川 手札3枚 LP 8000
モンスター/ [餅カエル] ATK 2200 ORU 2
/ [餅カエル] ATK 2200 ORU 0
/ [魔知ガエル] DEF 2000
/ [キャット・シャーク] DEF 500
魔法・罠 / リバース2枚
「ドローします...」
「スタンバイに[もっちー]で[まっちぃ]を特殊召喚します...」
[魔知ガエル] DEF 2000
「またきましたねっでももうデッキにはいませんよね!」
「うぅ...はい...」
「まずは[ファーニマル・ドッグ]を通常召喚します!」
[ファーニマル・ドッグ] ATK 1700
「効果をつかいますよ!?」
「うぅん...」
(多分だけどまた[シープ]かな?これ以上時間かけてワンショットキルなんてされたら怖いけど...)
考える及川。先ほどのターンのこともあり、無効化を使うかかなり悩んでいるようだ
「いえ...とめません...」
「なるほど、ではデッキから[ファーニマル・ウイング]を手札に加えます!」
「[ウイング]...っ」
(先輩展開する気だ...っ!)
「まずは無効化を使わせます、[
「うぅ...融合...」
(もう融合自体のを無効にした方が良さそうだね...)
「そ、それを止めますっ..[餅カエル]自身をリリースしてその発動を無効にし、破壊します...」
[餅カエル]が詩織の手にしていた[
「頂きますね...[もっちー]で墓地の[まっちぃ]を手札に加えます...」
「どうぞ、ここでリバースカードオープン![融合準備]!エクストラデッキの[デストーイ・シザー・ベアー]を見せて、その素材の[ファーニマル・ベア]と墓地の[融合]を手札に加えますよ!」
「うぅ...どうしよう...」
(ここを止めても仕方ないよね...?)
「ど、どうぞ...」
「[ファーニマル・ベア]と[融合]を手札に加えます。[ベア]を捨ててデッキから[トイポット]をセットします!」
「手札を1枚デッキトップに戻して[エッジインプ・シザー]を特殊召喚します!」
[エッジインプ・シザー] DEF 800
「ここで[融合]を発動します!」
「っ!?」
([融合]...っ出てきたモンスターを...!)
詩織の手札は今使っている[融合]と[ファーニマル・ベア]と[ファーニマル・ウイング]とドローした謎のカード。恐らくそのドローしたカードは[融合]の発動からエッジインプモンスターの可能性もある。ここを止めれば...だが、及川は別の可能性も考えた
(いや...フィールド上には[エッジインプ・シザー]がいるから[シザー・タイガー]が出てくるかも...でも...)
仮にドローしたカードが素材でなく、突破のためのキーカードだと逆転される可能性も捨てられなくなる。だが本当に素材だとして[シザー・タイガー]の召喚時効果に効果をチェーンされると[餅カエル]の効果が使えない。こちらの方が危険性が高い
(さあ...どうしますか...及川さん??)
(...[ベア]の効果は...なるほど、ここを無効にすると[トイポット]と[ウイング]のコンボで手札が増えるんだね...)
[トイポット]と[ウイング]のコンボで2枚ドローと[エッジインプ・シザー]かファーニマルモンスターのサーチが可能で手札を3枚増やせる。長考の末、及川が出した答えは...
「...お待たせしましたっ[もっちー]自身をリリースして無効にし破壊します!」
再び融合カードをカエルに奪われる詩織。ならばと詩織は冷静にディスクを操作する
「[融合]を私のフィールドにセットして、墓地の[鬼ガエル]を手札に加えます...」
「...無効化は終わりました![トイポット]を発動します!手札を1枚捨ててデッキトップをめくります!」
デッキトップは操作している、そのカードは
「[ファーニマル・オウル]、ファーニマルモンスターなので手札からモンスターを特殊召喚します![ファーニマル・オウル]を特殊召喚!」
[ファーニマル・オウル] ATK 1000
「[ファーニマル・オウル]の効果でデッキから[融合]を手札に加えます!」
「墓地の[ファーニマル・ウイング]の効果を発動します!自身と[ファーニマル・ベア]を除外して1枚ドロー!その後[トイポット]を墓地に送り、さらにドローします!」
「墓地に送られた[トイポット]の効果でデッキから[エッジインプ・シザー]を手札に加えますよ!」
「[融合]を発動します!いいですよね!?」
「うっ...ついに来る...」
[シザー・タイガー]の出現に身構える及川、しかし詩織が告げる素材は...
「フィールド上の[エッジインプ・チェーン]と[エッジインプ・シザー]を融合します!」
「えっ!?エッジインプモンスター同士!?」
「魅惑の香りで虫を誘う二輪の美しき花よ!今ひとつとなりて、その花弁の奥の地獄から、新たな脅威を生み出せ!融合召喚!現れちゃって下さい!飢えた牙持つ毒龍。[スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン]!」
[スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラコン] ATK 2800
「す、[スターヴ]...!?」
突然のデストーイモンスター以外の融合召喚に戸惑いを隠せない及川。観客席でそれを見ていた生徒達、教授や慎也達も例外なく見入っていた
「[スターヴ・ヴェノム]だぁ!!?」「すげえ!?」「[餅カエル]の妨害を受けながらここまでやるとは...」「皆木さぁーん!頑張れ!!」
「詩織ちゃん...すごいね」
「あぁ、あの手札からここまでやるとは...」
「素材もフィールド上の闇属性モンスター2体だしなぁ、まぁデストーイだと出るよなぁ?」
「皆木!頑張れ!!」
(村上さん...私もあなたの元へ!)
「墓地に送られた[エッジインプ・チェーン]の効果と[スターヴ・ヴェノム]の効果をチェーン発動します![餅カエル]の攻撃力を[スターヴ・ヴェノム]に与え、デッキから[
[スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン] ATK 2800→5000
「ま、まだきますか...」
「[デストーイ・ファクトリー]を発動します!墓地の[
[デストーイ・シザー・タイガー] ATK 1900→2900
「[シザー・タイガー]の効果を[スターヴ・ヴェノム]とあなたのリバースカード2枚を対象に発動します!破壊しますよ!!」
「い、いやですっ[ブレイクスルー・スキル]を発動します!」
今度こそ暴れてやる、勢いよく現れた[シザー・タイガー]だが効果無効罠により、やはり止められてしまった。この効果が通れば[スターヴ・ヴェノム]の破壊された時の効果、「相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター全てを破壊する」が起動し全滅からのダイレクトアタックでゲームエンドに持っていけたのだが...
「なるほど...[ウツボ]の手札交換で引いていたんですね...」
(流石にリバースカードがありますもんね...)
「はいぃ...」
(危なかった...)
「[融合回収]を発動します!墓地の[エッジインプ・シザー]と[融合]を手札に加えます」
「[融合]を発動します!手札の[エッジインプ・シザー]と[デストーイ・シザー・タイガー]を融合!再び現れでっちゃってください![デストーイ・サーベル・タイガー]!」
[デストーイ・サーベル・タイガー] ATK 2400→3200
「効果は使いません」
[シザー・タイガー]はフィールド上に1体しか存在できない。[シザー・タイガー]の召喚時効効果を再び使用するには
「...そして[
[デストーイ・シザー・タイガー] ATK 1900→3600
「効果で4枚、セットカードと[魔知ガエル]2体と[キャット・シャーク]を破壊します!」
「うっ、[禁じられた聖衣]を[キャット・シャーク]を対象に発動します!このターン効果で破壊されません!」
もう何度目だろうか、いい加減に暴れたいと[シザー・タイガー]が現れた。今までの鬱憤をはらすかのように及川の場を荒らす。しかし元々戦闘破壊されない[キャット・シャーク]に効果破壊耐性が付与され、命は繋がれた
「[まっちぃ]2体の効果でデッキから[鬼ガエル]と[引きガエル]を手札に加えます...」
サルベージとサーチを繰り返し手札を稼ぐ及川。ほとんどカエルモンスターであり、文字通り潤っていた
「まだ破壊できませんか...ターンエンドします」
(手札を与えすぎましたかね...)
詩織 手札0枚 LP 6800
モンスター/ [デストーイ・サーベル・タイガー] ATK 4100
/ [デストーイ・サーベル・タイガー] ATK 4100
/ [デストーイ・シザー・タイガー] ATK 3600
/ [スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン] ATK 2800
魔法・罠 / [デストーイ・ファクトリー]
「大型モンスターがたくさん...もう[もっちー]じゃ...」
([キャット・シャーク]にも荷が重い...)
いつもより重いドローを行う。妨害は飛んでこないがあまり見たくないフィールドだ。しかしいま及川には手札が8枚ある
「っ!...[忘却の都 レミューリア]を発動します!」
(居た...このデッキにもアタッカーがっ!)
「...手札の[鬼ガエル]を捨てて[鬼ガエル]を特殊召喚しますっ」
[鬼ガエル] ATK 1000→1200
「[レミューリア]の効果で水属性モンスターの攻・守が200ポイントアップしますぅ...そして効果でデッキから[粋カエル]を墓地に送ります...この子自身を手札に戻し、ガエルの召喚権を増やしますっそして[引きガエル]を捨てて特殊召喚しますっ」
[鬼ガエル] ATK 1000→1200
「効果でフィールド上の[キャット・シャーク]を墓地に送ります...」
「フィールド上も行けるんですね...って[キャット・シャーク]を?」
詩織の残り手札だと戦闘破壊できない[キャット・シャーク]はなかなか厄介だ。それなのにフィールドを開けることを優先したのには何か有るのだろうか
「墓地の[まっちぃ]を除外して[粋カエル]を特殊召喚します!」
[粋カエル] DEF 2000→2200
「ここで[地獄の暴走召喚]を発動します!」
「ま、また私に融合モンスターしかいない時に...」
本日2度目だ
「す、すみません...デッキから[デスちゃん]を3体特殊召喚しますね...」
[デスガエル] ATK 1900→2100
[デスガエル] ATK 1900→2100
[デスガエル] ATK 1900→2100
「ここで[レミューリア]の効果を使いますっ私のフィールド上の水属性モンスターの数までフィールド上のモンスターのレベルをあげますっ」
[デスガエル] ☆5→9
[デスガエル] ☆5→9
[デスガエル] ☆5→9
[粋カエル] ☆2→6
「れ、レベル9?」
「はいぃ...私はレベル9の[デスガエル]3体でオーバレイ、エクシーズ召喚!忘却の都より浮上せよ、頂点なる龍よ!出てきてください、[No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon]!」
[No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon] ATK 0
強大にして禍々しい龍の出現に、詩織を含め
「ここで[Heart-eartH]かよ......」「す、すげえ!」「カエルデッキからでるなんて...!」「格好いい...」
「..[
[粋カエル] DEF 2000→2200
「そして[鬼ガエル]で増えた召喚権で[まっちぃ]を通常召喚しますっ」
[魔知ガエル] ATK 100→300
「いったいなにを...っ!?」
及川が発動したカードを見て狙いを悟る詩織
「[
「相手フィールド上のカードすべてを破壊する...ですね...?」
「はいぃ...すみません...」
[魔知ガエル]もフィールド上では[デスガエル]として扱う効果を持つ。正規の[デスガエル]を1体も用意せずに発動する形となった
「全破壊...」
代理人のみの合唱が始まった...詩織のフィールド上の大型モンスター達はその歌にに苦しみ、一人残らず破壊され尽くされた...
「す、[スターヴ・ヴェノム]の効果はつかいませんよ!?」
[Heart-eartH Dragon]は効果破壊されると特殊召喚され、除外されているカードの数×1000ポイント攻撃力がアップする効果がある。お互いに除外は行っているため[スターヴ・ヴェノム]の効果を使うと敗北が決定してしまう。だが[スターヴ・ヴェノム]の効果は任意だ。及川に[Heart-eartH Dragon]を破壊するギミックは入っているのだろうか?
「レベル2の[粋カエル]2体でオーバレイ、エクシーズ召喚何度でも出ておいで![餅カエル]!」
[餅カエル] ATK 2200→2400
「そして...もとよりある召喚権で[
[
「く、
突然の他テーマのカードの出現に誰もが戸惑っているのはもういう必要も無い。及川は静かに続ける
「[プラシレータ]の効果を使います...私のフィールド上の表側カードを破壊してデッキからクリストロンチューナーモンスターを特殊召喚しますっ[Heart-eartH Dragon]を破壊しますっ[
「そ、それがねらいですか!?」
[
小型モンスターの効果のコストとして巨龍が破壊される。しかし[Heart-eartH Dragon]はこの時こそ輝く、さらなる力を宿して復活する
「...よみがえれ![Heart-eartH Dragon]!!」
[No 92. 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon] ATK 0→10000
「カエルからこんなモンスターが出るなんて...」
「バトルです![Heart-eartH Dragon]でダイレクトアタックです!“ハートブレイク・キャノン“!」
過去の灰田の召喚した[Heart-eartH Dragon]の攻撃力程ではないが、敵を葬るには充分な数値である。轟音と閃光を見据え、咆哮に貫かれながら詩織は悔やむ
(あぁ...村上さんと大学対抗戦にでたかったですね...ごめんなさい、村上さん...)
6800→0
詩織LOSE
やっぱりカエルでハートアースは書いちゃいました。クリストロンはやり過ぎましたかね?
〜おまけ〜
「負けてしまいましたわ...」
(またあおられちゃう...)
西条が観客席の慎也達の元へ来た
「おつかれ、よかったよ」
「あぁ、よく[
「おうおう、取り合えすま座って皆木の応援してやれや」
「そうだぞ!今度は応援する側だよ!」
「あら、今は随分優しいのね」
「皆さん...」
(((((及川との
『西条殿...不便でありますな...』
「次はこうはいきませんよ!」
ぶっちゃけどうですか?
-
読みたいからやめて欲しくない
-
読みたいけど無くなったら読まない
-
普通
-
無くてもいい
-
読むのが億劫