遊戯王が当たり前?→ならプロデュエリストになる!   作:v!sion

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リミットレギュレーションです。[ユニコーン]ありがとう、さようなら。そして[六武の門]おかえり!これで全緩和だけど環境に勝てねえwwwって事か悔しい!

※前話で高城さんが[ユニコーン]を2枚使ってますが、10月のレギュレーションを守るので今話からしれっとデッキが少し変わってます。ご了承ください

あと過去最長です。あげられるギリギリでした


第二十六話 見えざる顔

「2回戦も終了しました!こちらが現在のトーナメント表です!」

 

   ー

    ├ー

   ー  │

      ├ー

   ー  │  │  

    ├ー   │  

高城 ー    │

        ├ー

城ヶ崎ー    │  │

    ├ー   │  │

   ー  │  │  │

      ├ー   │

   ー  │    │

    ├ー     │

   ー      

        Cブロック優勝

   ー      

    ├ー     │

楠  ー  │    │

      ├ー   │

   ー  │  │  │

    ├ー   │  │

   ー    │  │

        ├ーー

   ー    │

    ├ー   │

   ー  │  │

      ├ー

小鳥遊ー  │

    ├ー

   ー

 

「早くも残り4名です!生徒の紹介に移ります!」

 

「おっとりゆるキャラ3年生!暴力は許さない魔法使い!高城千夏さん!」

 

「光あるところに影はある!彼の闇の罠に誰もが捕まっていく!4年生城ヶ崎亜蓮君!」

 

「天よりの狩人、標的は決して逃さない!黒羽と共に敵を散らせ!3年生楠知樹君!...しかし!急用で先ほど帰宅しました!」

 

「寡黙な決闘者(デュエリスト)、無言の先には死人を操る彼女!4年生小鳥遊有栖さん!」

 

「第3回戦は小鳥遊さんの不戦勝となります。しばらくお待ちください!」

 

「...え!?知樹折角ベスト4まで残ったのに...なにか聞いてる?」

「分かんない、後で連絡してみよう!...てか蛭谷は?」

 

初戦で敗退した蛭谷。第2戦も終えた今はそろそろ観客席に来てもいい頃のはずだがまだ姿は見せていない

 

「そうねまだ来ないわね...あら?」

 

人混みに溢れている決闘棟(デュエルパーク)内。まずその人物を長身の黒川が気づく

 

「どうかしましたか?...あ、あの方はAブロックの...」

「麗華ちゃん?美姫ちゃん?誰がいるんですか??」

 

小柄な詩織だけ跳躍し、皆の視線の先の人物を探す。灰田も既に捉えたが慎也の目は詩織のその姿を捉えているため気づいてない

 

「肩車してあげようか?」

「本当ですか!?」

 

「そ、その必要はありませんわよ!」  

 

いつの間にかその人物は近くに来ていた。Aブロックで慎也と戦った草薙花音だ

 

「ん?あー草薙か、さっきぶり」

「む、村上さん...ご、御機嫌麗しゅう...」

「お前!花音様に対し馴れ馴れしいぞ!」

「止しなさい、愛梨」

 

いつものメンバーと共に来ているようだ。金髪とオレンジ色を従え、黒髪ロングを靡かせながら草薙は慎也達に一礼した

 

「遠山。友樹に[フレシア]は負けフラグだぞ」

「み、見ていたのか!BF(ブラックフェザー)なんて初動を止めればいいんだろう!?」

「友樹は制圧されると突破用のカードを引く」

「そんなもの...たまたまだろう!」

「俺が先攻でぶん回すと決まって次のターンで返される。俺が先攻とっちゃうとほとんど勝ててない」

「な、何が言いたいんだ!」

「[フレシア]で安心するなって事だ!」

 

慎也も[フレシアの蟲惑魔]に何度か苦しめられたことがある。この大学内では[フレシア]そのものが負けフラグとなっているかもしれない

 

「くっ...確かにその通りだが...」

 

「愛梨にアドバイス、有り難うございますわ村上さん」

「アドバイスなのかは分からないけどね」

「いえ、とても的を得ていらっしゃると思いますわ!流石村上さんと言ったところでしょうか」

「は、ははは...」

(こいつこんな感じだっけ?)

 

出会って日は浅いが、どことなく違和感を感じる慎也。対する草薙は頬を紅めながらも気にせず談笑を続ける。愛梨はともかく、詩織まで何故か悔しそうにしている

 

「く、草薙様...あの話は宜しいのですか?...(ボソボソ」

「ま、まだ心の準備が出来てませんわ...(ボソボソ」

 

「で、草薙達は何しに来たの!?」

「あら、そう言えばそうね」

「...」

「あの、皆木さんがさっきから何も喋らないんですけど...」

 

草薙が意を決した様に口を開く

 

「...はい、実は...その、村上さんに用がございまして...」

「やっぱり村上君ねー」

「あの、灰田さん皆木さんが...」

「...」

「慎也が他の女子と仲良さそうにしてると喋らなくなるんだよねー!」

 

「俺に?どしたの??」

「...決勝戦の時にも少し申し上げたのですが...」

 

歯切れが悪い。愛梨達からも緊張が伝わり、慎也まで真剣な目つきで続きを待つ

 

「...今度お暇な時でいいので草薙家に遊びに来てくださいませんか!?」

「やっと言えましたね、花音様!」

「お、おめでとうございます...」

 

「...あらあら」

「皆木、これ慎也が文化祭でやったメイドのコスプレ姿」

「...はぅ!?照れながらスカート握りしめる村上さん可愛いですぅぅ!!」

「それで治るんだ!?...というより村上さんは何してるんですか...」

 

「なんだそんな事か、別にいいよー」

 

草薙と詩織の表情が一気に明るくなる

 

「で、でしたら連絡を撮りやすくするためにLIN〇を教えていただいても!?」

 

「詩織、これは大変ねー?」

「はい?...え、これってそういう事ですか!?」

「どういう事なの...」

「慎也はもてるってことだよ!」

 

「いいよ、...はい」

「...はい、登録させていただきました...で、では後日改めてごれんらくいたします!それでは失礼しますね!!」

 

最後はまくしたて、早足でその場を去る草薙と愛梨。(ベル)だけ何か言いたそうにその場に残っていた

 

「...ついて行かないの?」

「いや、その...」

 

「どうする?詩織??」

「村上さんは格好いいですし、優しいですし、ギャップの塊ですし草薙さんの気持ちもわかりますよ。でもそれに触発されて私がどうこうするってのはおかしいと思うんですよ!ただ、やっぱりその憧れの人が目の前で...って思うと、やるせない気持ちにもなりますし...でも私は今の関係満足してないことは無いんですよね...でも...」

「今度は凄く喋るんですけど...灰田さん?」

「皆木、慎也がケーキ頬張ってる写真」

「わぁう!?頬っぺのクリームに気づかないなんてぇ!!?」

「私も村上さんの写真もっとこうかな...」

 

「で、藍原はどうしたの!?」

「...先輩とは知らずに失礼な口を聞いてしまったと思った...思いまして...」

「ああ、2年生なんだってね。いいよ別に」

 

今大会の公開情報で知った過去の無礼を謝る(ベル)

 

「はい...それでは...あ、皆木先輩ちょっと...」

「はい?私ですか?」

 

(ベル)が皆木にそっと耳打ちする

 

「...草薙様、なんでか分かりませんけど...村上先輩行為のようなものをよせてるわ...ですよ(ボソボソ」

「や、やっぱり...それで?(ボソボソ」

「...私は草薙様に失恋して欲しくないけれど...皆木先輩には村上先輩と上手くいってほしいから...その、頑張って...ください(ボソボソ」

「っ!...はい!」

 

唐突の激励、詩織は戸惑いと不安と闘争心を一度に抱く。片思い(?)で3年間の過去の経験を糧に、これまで以上に気合を入れ直すことになった。忘れてはならないが彼女達は決闘者(デュエリスト)だ。

 

「...それでは私も草薙様の所に戻りますね、では」

「うん、あとサーチ。3枚出来るなら[連契]3枚より[騎襲]とか混ぜた方がいいと思うよ」

「アドバンスありがとうございます...では」

 

(ベル)もその場を駆け足で去る

 

「...わざわざそれだけ言うためにねー、可愛いところもあるんだね」

 

「かわっ!?...そ、そうですね...」

「あーあ!」

 

三度慎也の写真(精神安定剤)の服用で元に戻る詩織だった...

 

 

*

 

「急がないとね...」

 

慎也達と別れた(ベル)は草薙達の元へと歩を急がせる。すると中央の出入口付近でフードを深くを被る、気になる人物が横切った

 

(...ん?今の...)

 

視線を出入口に移すと、黒いフード姿の後ろ姿があった

 

決闘(デュエル)...見ないのかしら...?」

 

複数のアクセサリーを身にまとうその人物は決闘棟(デュエルパーク)から外へ通じる廊下を進んでいった。片手には端末が握られており、通話のために外へ出るのだろう。何も不自然なところはない

 

(ベル)ー!こちらですわよ?」

 

いつまで経ってもこない(ベル)を心配した草薙達が声をかける。(ベル)も視線をそちらに移し、もう1度駆け出す準備をする

 

「草薙様...今行きますー!」

 

最後にフード姿を捉え、草薙の元に走り出す。どうしても気になるようだ

 

(...まっくろ)

 

*

 

 

「それでは3回戦を始めます!決闘(デュエル)...スタート!!」

 

       「「決闘(デュエル)!!」」

 

ーーー

ーー

 

ー高城vs城ヶ崎ー

 

「私が先攻だね~[ラクーンちゃん]を通常召喚~」

 

  [マジェスペクター・ラクーン] ATK 1200

 

「効果で[マジェスペクター・ユニコーン]をサーチ、そして[ユニコーンちゃん]と[キャットちゃん]をスケールにセット~」

 

  [マジェスペクター・ユニコーン] (2)

 

  [マジェスペクター・キャット] (2)

 

「スケールあってないですよ?」

 

「いいのいいの~[揺れる眼差し]を発動~!お互いペンデュラムスケールをすべて破壊して破壊した枚数によって複数効果が使えるカードだよ~」

 

「なるほど!」

 

「1枚の効果で相手に500ポイントのダメージ、2枚の効果でデッキからペンデュラムモンスターをサーチするよ~![エキセントリック・デーモン]をサーチ!」

 

マジェスペクターのペンデュラムスケールは2と5しか存在しない。そのためエースカードである[ユニコーン]をペンデュラム召喚するためには最低でもスケール7のペンデュラムモンスターの採用が必要だ。高城は[エキセントリック・デーモン]でのペンデュラム召喚を可能にした

 

城ヶ崎 LP 8000→7500

 

「[エキセントリック・デーモン]と[マジェスペクター・フォックス]をスケールにセット~ペンデュラム召喚!みんな集合~!」

 

  [マジェスペクター・ユニコーン] ATK 2000

 

  [マジェスペクター・キャット] DEF 1800

 

「[キャットちゃん]の効果でデッキから[マジェスペクター・テンペスト]をサーチするよ~カードを2枚セットしてターンエンド~」

 

高城 手札:0枚 LP 8000

 

モンスター/ [マジェスペクター・ラクーン] ATK 1200

 

     / [マジェスペクター・ユニコーン] ATK 2000

 

     / [マジェスペクター・キャット] DEF 1800

 

魔法・罠 / リバース2枚

 

スケール / [マジェスペクター・フォックス](2)

 

     / [エキセントリック・デーモン](7)

 

「俺のターンですね!ドロー、俺の場にモンスターが存在しない時、[SR(スピードロイド) ベイゴマックス]は特殊召喚できます!行け!」

 

      [SR(スピードロイド) ベイゴマックス] DEF 600

 

 

慎也が反応する

 

「[ベイゴマックス]!?」

『彼もSR(スピードロイド)使いなのですか?』

 

 

「効果でデッキから[SR(スピードロイド) タケトンボーグ]を手札に加えます!そして特殊召喚!」

 

      [SR(スピードロイド) タケトンポーグ] DEF 1200

 

「レベル3の[SR(スピードロイド) ベイゴマックス]と[SR(スピードロイド) タケトンポーグ]でオーバレイ、旅路を道踏みしめ、旅人は進む。悪しき鬼の誘い、地獄の業火に消えろ!エクシーズ召喚!行きな、[彼岸の旅人 ダンテ]!」

 

    [彼岸の旅人 ダンテ] ATK 1000

 

 

彼岸テーマの出現に灰田が驚く

 

「あれ!?城ヶ崎さん...彼岸の動きだね?」

「初戦はデーモンだったよね?」

「いえ、2回戦では暗黒界を使ってましたよ」

「じゃあ村上君みたいに複数持つタイプなのかしらね」

「...っ!皆さんよく手札見てください!」

 

 

「じゃあ![ダンテさん]が出てきた時、[ユニコーンちゃん]の効果発動~![ラクーンちゃん]と[ダンテさん]をバウンスするよ~!」

 

あくまで効果は攻撃力アップ。コストで墓地肥やしを行うため、[スキル・ドレイン]下でも肝心の墓地肥やしはできる。[マジェスペクター・テンペスト]の発動は可能だが、そもそも効果を使われる前にバウンスしてしまえばいい

 

「だったら...[手札抹殺]を発動!手札全部捨て、捨てた枚数分ドローする!」

 

「1枚捨てて1枚ドロー~」

 

ここで城ヶ崎はチェーンを組んだ。墓地にて悪魔が騒ぐ

 

「墓地に送られた[暗黒界の鬼神 ケルト]と[彼岸の悪鬼 ハックルスパー]と[トリック・デーモン]の効果をチェーン発動!デッキから[デーモンの将星]を手札に加え、相手のバックをバウンスし、[ケルト]を特殊召喚する!」

 

       [暗黒界の鬼神 ケルト] ATK 2400

 

「あや!?色々詰め込んでるね~」

 

慎也達も同様の反応を見せた

 

 

「まじか一つのデッキなのか」

「あらあら...よくここまで回すわね...」

「え、ええ...」

「美姫ちゃんも麗華ちゃんもすこし混ぜてるじゃないですか?」

「詩織、そこに私達より詰め込んでる子がいるわよ」

「ドラゴン!でかい!格好いい!」

「こいつはただのアホだよ」

 

 

「[ケルト]をリリース![デーモンの将星]をアドバンス召喚!」

 

   [デーモンの将星] ATK 2500

 

「[将星]はアドバンス召喚に成功すると墓地のレベル6のデーモンモンスターを特殊召喚できる!行きな[巨神]!」

 

   [デーモンの巨神] DEF 1600

 

「[抹殺]の時だね~」

「ああ、レベル6の[デーモンの将星]と[デーモンの巨神]でオーバレイ、エクシーズ召喚!行きな[永遠の淑女 ベアトリーチェ]!」

 

   [永遠の淑女 ベアトリーチェ] ATK 2500

 

「[ベアトリーチェ]の効果でデッキから好きなカードを墓地に送る![彼岸の悪鬼 スカラマリオン]を墓地に送るぜ!」

 

「フリーチェーンだからね~[ユニコーンちゃん]もうちょっと待っててね~」

 

 

「バトルだ![ベアトリーチェ]で[ユニコーン]に攻撃だ!!」

 

「む~!」

 

高城 LP 8000→7500

 

「カードを2枚セット、エンドフェイズに[スカラマリオン]の効果だ!デッキから悪魔族・闇属性・レベル3モンスターを手札に加える![暗黒界の狩人 ブラウ]を手札に加え、これで俺はターンエンドだ!」

 

城ヶ崎 手札:3枚 LP 7500

 

モンスター/ [永遠の淑女 ベアトリーチェ] ATK 2500

 

魔法・罠 / リバース2枚

 

「私のターンだね~まずはペンデュラム召喚!みんな集合~」

 

    [マジェスペクター・ユニコーン] ATK 2500

 

    [マジェスペクター・クロウ] ATK 1000

 

「[クロウちゃん]でデッキから[マジェスペクター・ストーム]をサーチするよ~」

「それにチェーン発動だ!速攻魔法[手札断殺]!お互いに手札2枚を捨てて2枚ドローする!」

 

「あや~2枚しかないよ~」

 

高城はサーチ前に手札すべてを入れ替えた。[マジェスペクター・テンペスト]が墓地に送られたことから、リバースカードのバウンスはしっかりと[マジェスペクター・テンペスト]を貫いていたようだ

 

「[マジェスペクター・ストーム]をサーチするよ~」

 

[ブラウ]をコストに城ヶ崎はドローするが、この効果は墓地に“送る“なので暗黒界の効果は使えない

 

「[キャットちゃん]をリリースして[マジェスペクター・ストーム]を発動![ベアトさん]をデッキバウンスするよ~!」

 

    [マジェスペクター・クロウ] ATK 1000

 

「チッ...破壊じゃないか、ならチェーンして[ベアトリーチェ]の効果発動だ!デッキから[地縛神 CcapacApu(コカパクアプ)]を墓地に送る!」

 

「やや!なんだか怪しいね~?」

 

[キャット]は竜巻を生み出す。それの仕事は敵のデッキバウンスであり、[キャット]から放たれると[ベアトリーチェ]をエクストラデッキに力づくで押し返した

 

「今のうちだね~バトル![ユニコーンちゃん]と[クロウちゃん]でダイレクトアタック!」

 

城ヶ崎 LP 7500→5500→4500

 

「カードを2枚セットしてエンドだよ~」

 

高城 手札:0枚 LP 7500

 

モンスター/ [マジェスペクター・ユニコーン] ATK 2000

 

     / [マジェスペクター・クロウ] ATK 1000

 

     / [マジェスペクター・ラクーン] ATK 1200

 

魔法・罠 / リバース2枚

 

スケール / [マジェスペクター・フォックス](2)

 

     / [エキセントリック・デーモン](7)

 

 

「ドロー!..フィールド魔法[混沌空間]を発動!そして俺の墓地闇属性モンスターが5体以上存在し、俺の場にモンスターが存在しない場合にこいつは特殊召喚できる!行きな[ダーク・クリエイター]!」

 

   [ダーク・クリエイター] ATK 2300

 

「墓地の[ヘルウェイ・パトロール]の効果発動!除外し、手札から[デーモンの騎兵]を特殊召喚!」

 

これは[手札断殺]で捨てたカードだろう。手札を何度も入れ替え、都合のいいカードを手札と墓地に置いていたようだ

 

    [デーモンの騎兵] ATK 1900

 

    [混沌空間] カオスカウンター0→1

 

「..行くぜ、[終わりの始まり]を発動!墓地に闇属性モンスターが7体以上存在する時、そのうちの5枚を除外して3枚ドローする![スカラマリオン]と[ハックルスパー]と[トリック・デーモン]と[ケルト]と[巨神]を除外する!」

 

3枚ドロー。発動条件こそ困難なものだが、そのドロー数は凄まじい。さらに[混沌空間]にカウンターが乗り、高城は警戒心を強めることとなる

 

    [混沌空間] カオスカウンター1→6

 

「手札の[獄落鳥]を捨てて[ダーク・グレファー]を特殊召喚!」

 

    [ダーク・グレファー] ATK 1700

 

「レベル4の[ダーク・グレファー]と[デーモンの騎兵]でオーバレイ、エクシーズ召喚!行きな[キングレムリン]!」

 

    [キングレムリン] ATK 2300

 

「[キングレムリン]の効果発動だ!デッキから爬虫類族の[The() tyrant(タイラント) NEPTUNE(ネプチューン)]を手札に加える!」

 

「およ?何そのカード?」

 

闇でも悪魔でもないモンスター。何が狙いなのだろうか

 

「[ダーク・クリエイター]の効果だ墓地の[獄落鳥]を除外して墓地の[地縛神 CcapacApu(コカパクアプ)]を特殊召喚!」

 

   [地縛神 CcapacApu(コカパクアプ)] ATK 3000

 

   [混沌空間] カオスカウンター6→7

 

「さらに[ダーク・クリエイター]と[キングレムリン]をリリースし、アドバンス召喚!行きな、[The() tyrant(タイラント) NEPTUNE(ネプチューン)]!」

 

   [The() tyrant(タイラント) NEPTUNE(ネプチューン)] ATK 0

 

「[NEPTUNE(ネプチューン)]はリリースしたモンスターの攻撃力と守備力を受け継ぐ!」

 

  [The() tyrant(タイラント) NEPTUNE(ネプチューン)] ATK0→4600/DEF 0→5000

 

「さらに墓地のリリースしたモンスター1体の名前と効果も手にする!俺は[ダーク・クリエイター]を指定する!」

 

「強い!?」

 

  [The tyrant NEPTUNE(ダーク・クリエイター)]

 

「[The tyrant NEPTUNE(ダーク・クリエイター)]の効果発動!墓地の[グレファー]を除外して墓地の[ダーク・クリエイター]を特殊召喚!」

 

    [ダーク・クリエイター] ATK 2300

 

    [混沌空間] カオスカウンター7→8

 

1度正規の召喚を行っているため蘇生条件は満たしている。このまま連続蘇生が可能だ

 

「[ダーク・クリエイター]の効果発動!墓地の[騎兵]を除外して墓地の[グラファ]を特殊召喚!」

 

    [暗黒界の龍神 グラファ] ATK 2700

 

    [混沌空間] カオスカウンター8→9

 

「[混沌空間]の効果発動!カウンターを8個取り除いて除外されている[獄落鳥]を特殊召喚!」

 

    [獄落鳥] ATK 2700

 

    [混沌空間] カオスカウンター9→1

 

「むむ...まさか?」

「ああ!俺はレベル8に[暗黒界の龍神 グラファ]とレベル8の[獄楽鳥]をマイナスチューニング!決闘(デュエル)の地平に君臨する最初にして最後の神!!混沌を束ね姿無に身を現世に映さん!!シンクロ召喚!!《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》!!」

 

   [究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン] ATK0 

 

「[ビシバールキン]は場のモンスター1体につき攻撃力が1000ポイントアップする!」

 

   [究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン] ATK0→7000

 

 

「攻撃力7000のドラゴン!?」

「やめときなよ...」

「でも高城さんあのままじゃ...」

「そうね、攻撃力が高すぎるわね...」

「で、でもバウンス効果も伏せカードも2枚あるからっ」

 

 

「バトルに入るぞ!!」

「あやや~痛そう...」

 

「まずは[地縛神 CcapacApu(コカパクアプ)]でダイレクトアタックだ!!」

 

「させないよ~![ユニコーンちゃん]の効果で[クロウちゃん]と[コカさん]をバウンスするよ!」

 

この戦闘をとめ、互いのモンスターを減らせば[ビシバールキン]の攻撃力も下がり、高城としては大分楽になりそうだが、城ヶ崎のリバースカードはそれを許してくれなかった

 

「リバースカード!カウンター(トラップ)[闇の幻影]!闇属性モンスターを対象にとる効果を無効にして破壊する!」

 

「うにゃ!?やばいかも」

 

力を使おうとする[ユニコーン]。仲間と主を守る慈愛に満ちた効果も這う闇の手に抗うことは出来ずに、その身を引く

 

「でもマジェスペクターモンスターは相手の効果で破壊されないよ」

 

「知らねえな、とりあえず3000は受けろや!」

 

高城 LP 7500→4500

 

「[The tyrant NEPTUNE(ダーク・クリエイター)]で[ラクーン]に攻撃だ!」

 

「...リバースカードオープン、永続(トラップ)[マジシャンズ・プロテクション]!私のフィールドに魔法使い族モンスターがいる限り私が受けるすべてのダメージは半分になる!」

 

「半分か...やるじゃねえか!」

 

強大な敵を前にし、小さなマジェスペクターは静かに消える。高城の瞳も悲しげだが、ダメージは減らせた

 

高城 LP 4500→2300

 

「でとこれはどうだ?[ビシバールキン]で[クロウ]に攻撃だ!“天聖雷撃(マヤク-ル・カクタ-)“!!」

 

「リバースカード[ガード・ブロック]!戦闘ダメージを0にして1枚ドローする!」

「最初から伏せてたヤツ...まだだめか!」

 

守り、手札を稼ぐカード。今の高城にはありがたすぎるカードだ。神の名を持つモンスター2体の猛攻の中生き抜く

 

「[ダーク・クリエイター]で[ユニコーン]に攻撃だ!」

 

「くっ!...」

 

高城 LP 2300→2130

 

「耐えるじゃねえかよ、ターンエンドだ!」

 

城ヶ崎 手札:1枚 LP 4500

 

モンスター/[The() tyrant(タイラント) NEPTUNE(ネプチューン)] ATK 4600

 

     /[地縛神 CcapacApu(コカパクアプ)] ATK 3000

 

     /[ダーク・クリエイター] ATK 2300

 

     /[究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン] ATK 5000

 

魔法・罠 / リバース1枚

 

フィールド/ [混沌空間] カオスカウンター1

 

 

「私のターン!」

 

いつの間にか高城にいつもの脱力感は無くなっていた。モンスター達がやられていくのを黙って見るだけなのはもう嫌だと、少ない手札を見つめる

 

「スケールの[エキセントリック・デーモン]の効果を発動!フィールド上の魔法・罠と自身を破壊する![混沌空間]を破壊!」

 

「くっ、[地縛神]が...」

 

フィールド魔法を破壊すらば同時に地縛神の処理もできる。フィールド魔法が無くなり、依存する場所を無くした神は大地から姿を消した

 

 

「だが、[混沌空間]が墓地に送られた時、その時乗っていたカウンターと同じレベルの闇か光のモンスターをデッキから手札に加える事ができる![暗黒界の導師 セルリ]を手札に加える!」

 

「なら...次は貴方よ、[EM(エンタメイト)ドクロバット・ジョーカー]を通常召喚!」

 

     [EM(エンタメイト)ドクロバット・ジョーカー] ATK 1800

 

EM(エンタメイト)...お前もなんか入ってるじゃねえか?」

 

「まあね、効果でデッキから[EM(エンタメイト)オッドアイズ・ユニコーン]をサーチする、そしてスケールにセット!」

 

   [EM(エンタメイト)オッドアイズ・ユニコーン](8)

 

「ペンデュラム召喚だな...だがこれはどうだ?[ビシバールキン]の効果発動!互いの場に同じ数の邪眼神トークンを特殊召喚する!“天聖風軍(マヤク-ル・イク・ホルカン)“!」

 

お互いのメインフェイズに使える効果。使用ターンは攻撃できなくなる制約があるが、案の定相手ターンに使えば問題ない。無駄なトークンにフィールドを使われてしまうと得意のペンデュラム召喚で数が稼げない。さらに[ビシバールキン]の攻撃力も上がる事も分かるが

 

「墓地の[ブレイクスルー・スキル]を発動![ビシバールキン]の効果を無効にするよ!」

「墓地だと?...[手札断殺]の時にか...っ」

 

たまたまドローしたカードだったがここに来て意味をなした。効果そのものを無効にしたため、2体目の神も攻略済みと言っても過言ではない

 

   [究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン] ATK 5000→0

 

「...ペンデュラム召喚!皆、来て!」

 

   [マジェスペクター・ユニコーン] ATK 2000

 

   [マジェスペクター・キャット] DEF 1800

 

   [エキセントリック・デーモン] DEF 1000

 

   [マジェスペクター・クロウ] ATK 1000

 

「[クロウ]と[キャット]の効果でデッキから[マジェスペクター・テンペスト]、[マジェスペクター・サイクロン]をサーチする!」

 

「[マジェスペクター・サイクロン]を発動!風属性・魔法使い族モンスターをリリースし、相手モンスター1体を破壊するよ![キャット]をリリースして[The() tyrant(タイラント) NEPTUNE(ネプチューン)]を破壊!」

 

「クッ!...やるじゃねえか!」

 

「まだだよ![エキセントリック・デーモン]の効果発動!リリースし、相手モンスター1体を破壊する![ダーク・クリエイター]を破壊!」

 

1枚1枚、正確に対象を破壊し、除去を続ける高城。気づけばもう巨大な壁はほぼ崩れかけていた

 

「バトル![ユニコーン]で[ビシバールキン]に攻撃!」

「くぅ...!」

 

城ヶ崎 LP 4500→2500

 

「[ドクロバット・ジョーカー]でダイレクトアタック!」

 

城ヶ崎 LP 2500→700

 

「カードを1枚セットして、ターンエンドよ!」

 

高城 手札:1枚 LP 2150

 

モンスター/ [マジェスペクター・ユニコーン] ATK 2000

 

     / [EM(エンタメイト)ドクロバット・ジョーカー] ATK 1800

 

     / [マジェスペクター・クロウ] DEF 1500

 

魔法・罠 / リバース2枚

 

     / [マジシャンズ・プロテクション]

 

スケール / [マジェスペクター・フォックス](2)

 

     / [EM(エンタメイト)オッドアイズ・ユニコーン](8)

 

「俺のターン!」

 

「速攻魔法[魔力の泉]を発動![マジシャンズ・プロテクション]とスケール2枚で俺は3枚ドローし、[魔力の泉]の分で1枚捨てるぞ!」

 

「くぅ...ペンデュラムだからね...」

 

詩織が秋天堂相手に使ったドローカード。ペンデュラム相手だとドロー量も安定して確保できる。だが、このカードの発動後、次の相手のエンドフェイズまで相手の魔法・罠は無効化と破壊がされなくなる。手札を稼ぐことが出来たことには変わり無いが

 

「今捨てた[ブラウ]の効果でデッキから1枚ドロー!」

 

暗黒界でアドを取りに行く。これで単純に手札が倍の枚数になった。

 

「さらに[闇の誘惑]を発動!2枚ドローし...[セルリ]を除外する!」

 

手札4枚は未知なるものになった。何が来るか、高城は警戒する

 

「[死者転生]を発動!手札を1枚捨て、墓地の[ダーク・クリエイター]を回収する!」

 

「むむ...」

 

「[ダーク・クリエイター]を特殊召喚!さあどうする!?」

 

「うん...ここを止める![マジェスペクター・テンペスト]を発動!...[クロウ]をリリースしてその特殊召喚を無効にして破壊する!」

 

[クロウ]は自ら暴風と化し、[ダーク・クリエイター]がフィールドに降りる直前を狙った。[ダーク・クリエイター]は地をふむことなく、墓地に行った

 

「後はバウンスだけだな、[暗黒界の門]を発動!墓地の[ブラウ]を除外し、この効果を使う。手札の悪魔族モンスターを捨て、1枚ドローする!」

 

これは“捨てる“が効果。もちろん暗黒界の効果も出る

 

「今捨てられた[暗黒界の尖兵 ページ]の効果で特殊召喚!」

 

    [暗黒界の尖兵 ページ] ATK 1600→1900

 

「[暗黒界の門]で悪魔族モンスターは攻撃力が300ポイントアップするぜ!」

 

「でもまだ届いてないよ」

 

「そうだな、[ページ]をリリースする![魔帝アングマール]をアドバンス召喚!」

 

     [魔帝アングマール] ATK 2400

 

「こいつがアドバンス召喚に成功すると墓地の魔法カードを除外し、その同名カードをデッキから手札に加えることができる!俺が除外するのは[終わりの始まり]だ!」

 

「くっ...」  

 

「勿論発動...いいや、[カード・アドバンス]を発動する!デッキトップ5枚の順番を入れ替え、アドバンス召喚権を得る!」

 

「まだくるのね...」

 

「...よし、そして[終わりの始まり]を発動!墓地の[ダーク・クリエイター]、[ビシバールキン]、[ページ]、[グラファ]、[獄楽鳥]を除外して3枚ドロー!!」

 

1度の決闘(デュエル)中に2度目の[終わりの始まり]。10枚もの闇をコストに6枚引いている。ここでのこのドロー量は危険だ

 

「いくぞ、[アングマール]をリリース![怨邪帝 ガイウス]をアドバンス召喚!」

 

       [怨邪帝 ガイウス] ATK 2800

 

「[ガイウス]はアドバンス召喚したモンスター1体でアドバンス召喚できる。そして効果発動!場のカードを1枚除外し、相手に1000ポイントのダメージを与える!」

 

「対象に取れるカードは...っ!」

 

「[魔力の泉]が与えるのは破壊耐性だけだ![マジシャンズ・プロテクション]を除外!」

 

マジェスペクターは対象に取れない。[魔力の泉]により[マジシャンズ・プロテクション]も破壊されないが、除外はされる。そして効果無効にされなくともそもそも無くなってしまえば効果も使えない。

 

「墓地の[スキル・プリズナー]を発動![マジシャンズ・プロテクション]を対象にとるモンスター効果を無効にするよ!」

「墓地だと?それはいつの間に...」

「これは[抹殺]の時だよ!」

 

今度は[スキル・プリズナー]が[ガイウス]から守る。ダメージの回避と防御札の維持に成功した。

 

「さて...召喚権も使った、どうするつもり?」

「まだだ、俺は[デーモンの宣告]を発動!ライフを500払ってカード名を宣言し、デッキトップがそれなら手札に加えることが出来る」

 

「デッキトップね...確かいじってたね」

「そうだ、ライフを、500ポイント払い俺は

[ 真 実 の 名 ]を宣言する!」

 

「っ!?神のカード...っ!」

 

神の降臨、それは誰もが予測できたことだ。城ヶ崎が捲ったカードは間違いなく[真実の名]。神はすぐそこにいる

 

「ほら、そのまま発動するぜ?[真実の名]を発動!こいつもデッキトップを言い当てると手札に加えることが出来る。おまけで神の特殊召喚かサーチも行える!俺が宣言するカードは[リビングデッドの呼び声]だ...宣言したカードだったため、俺はデッキから神族のモンスターを特殊召喚する!行ってこい![オベリスクの巨神兵]!!」

 

       [オベリスクの巨神兵] ATK 4000

 

「バトルだ、[オベリスクの巨神兵]で[ドクロバット・ジョーカー]に攻撃!」

 

[マジシャンズ・プロテクション]があってもダメージは[ガイウス]の攻撃と合わせると大きい。高城は[ユニコーン]に命令する

 

「[ユニコーン]の効果発動!」

「[オベリスク]は効果対象にならないぜ!」

「ううん、対象にとるのは[ドクロバット・ジョーカー]と[ガイウス]!」

 

[ユニコーン]は[ガイウス]と共にそれぞれ主の元に帰った。これでダメージはかなり減る。モンスターの数が変わったことにより巻き戻しが発生した

 

「だったら[オベリスク]で[ユニコーン]に攻撃だ!」

「くっ...いいや!ダメステに入るよ![プライドの咆哮]!自分のモンスターがその攻撃力よりも高い相手と戦闘する時、その差分のライフを払って発動!この戦闘中のみ、その差分+300ポイント攻撃力がアップする!」

 

「差分っておいおい...背水の陣ってやつか?」

 

 

「っ!?」

「慎也、真六武衆じゃないよ!?」

「[背水の陣]は昔からあるカードだ!」

 

 

高城 LP 2150→150

 

     [マジェスペクター・ユニコーン] ATK 2000→4300

 

城ヶ崎 LP 1400→1100

 

「やるじゃねえか...カードを2枚セット。ターンエンドだ!」

 

城ヶ崎 手札:1枚 LP 1100

 

モンスター/ なし

 

魔法・罠 / リバース2枚

 

     / [デーモンの宣告]

 

フィールド/ [暗黒界の門]

 

「私のターン...」

(スケールも残ってる、[ユニコーン]や[キャット]達でサーチとバウンスをすれば勝てる...っ!)

 

高城はメインフェイズに入り、ペンデュラム召喚を行おうとする。まずはペンデュラム召喚をしなければ何も始まらないが...

 

「スタンバイに[リビングデッドの呼び声]を発動!墓地の[ダブルコストン]特殊召喚する!」

 

       [ダブルコストン] ATK 1700

 

「[死者転生]のコストね...その子をどうするつもり?」

「[ダブルコストン]は闇属性のアドバンス召喚に使用する時、2体分になれる。そしてこいつの召喚時にリバースカードオープン![ダーク・アドバンス]!墓地の守備力1000で、攻撃力2400以上のモンスターを手札に加え、その後手札からそのステータスのモンスターをアドバンス召喚する!」

 

「帝...まさかっ!」

 

「ああ、[アングマール]を回収。[ダブルコストン]をリリース!手札から[怨邪帝 ガイウス]をアドバンス召喚!!」

 

       [怨邪帝 ガイウス] ATK 2800

 

「[ガイウス]の効果発動![マジシャンズ・プロテクション]を除外し、1000ポイントのダメージだ!」

 

「そんな...私のターンなのに...」

 

[マジシャンズ・プロテクション]は魔法使い族がいない今、何も無いただの永続罠。破壊時に墓地の魔法使い族を特殊召喚する効果があるが、そもそも[ガイウス]は除外。[ガイウス]は先ほどの[スキル・プリズナー]の屈辱を思い出したのか、いつもより荒々しく、魔法使いの壁を穿ち、高城に闇の痛みを味わらせた

 

 

        LP 150→0

          高城LOSE

 

ーーー

ーー

 

「...いい決闘(デュエル)だったぜ、立てるか?」

 

城ヶ崎が決闘(デュエル)終了後、高城に歩み寄る。一言お礼を言い、差し出された手に助けられるかのように立ち上がる

 

「...むむ~!悔しい!!」

「まさかあの神達のフィールドをサクッと返されるとは思わなかった」

「君も良くあの詰め込みデッキを回せるよね...」

「うん、でも[マジシャンズ・プロテクション]が入ってるってことは他にもペンデュラム以外の魔法使い族入ってるよね?」

「うん~でもそれは次やる時のお楽しみで~」

「はは、ではお疲れ様です。またやりましょう!」

「あ~い~じゃあね~!」

 

 

 

「...なんかクール・ダウンみたいだね」

「あの2人、裏表がすごいね!」

 




相手ターンに勝利は初めてですね。城ヶ崎君おめでとう、先輩だけど。


~おまけ~

「灰田さんの携帯には何枚村上さんの写真が入ってるの?」

「俺は高校からの付き合いだからいっぱいあるよ!200枚くらい?」

「ちなみに私は50枚くらい」

「なんで黒川さんまで持ってるんですか...」

「詩織の精神安定用よ」

「なんの話をしてるんですかー?」

「皆木さん...普段おとなしい子が荒れた時の話です」

「ふぇ?そんな話をなんで...」

「あ、村上だー優勝おめでとー」
「ん?あーありがとうー頑張るねー」

「皆木、慎也が女の子に話しかけられてるよ!」

「そ、そうですね...」

「...皆木さん、この猫ちゃん可愛くないですか?」

「...可愛いですねー...麗華ちゃんが飼ってるんですか...?」

「はい...」

「皆木、大学の入学式でスーツ着てる慎也」

「はぁぁ!ビシッと決まっててスマートですねぇ!!」

「...」パシャッ

「ん?なんで西条俺の写真とるの?」

「皆木さんのためです」

「?」

『...我も必要になるかもしれませんな』

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