遊戯王が当たり前?→ならプロデュエリストになる! 作:v!sion
リンク出たし新しい六武衆でるとは思ってました。新旧がいるので今度は未来の六武衆かな?とか思ってましたけどまさかの影とは...影はエクシーズとかチューナーでも使ったのにまた出すとは思いませんでしたね。
キザンと門のお陰でマスタールール4でも六武衆はすごく強いとは思っていましたが、忍びの六武衆とかやばいっすね!相手ターンスキップとかやってみたい!ソルチャ使ってでも並べる価値が出来ましたね
「はぁ...はぁ......」
『っ!?主人!止まるガウ!』
シザー・タイガーの静止により詩織は足を止めた。息を殺し、曲がり角の陰に身を隠す。
誰かの話し声が聞こえる。すぐ側に敵はいた
「...”希望”に持たせてあった発信機は別の女が持っていたようだ」
「それで、その女は回収したのか?」
「いや....他のガキに邪魔されたらしい」
「なるほど、奴らも馬鹿じゃねぇってことだな。何人で行動してるんだ?」
「...1人だ」
「...何?」
「1人のガキに邪魔を.....まさかそのガキに負けたんじゃ?」
「...あぁ」
会話は段々と雲行きが怪しくなっていた。どうやら聖帝のある生徒が危険視されているようだ。聖帝側としては嬉しいニュースだが、いまは敵が邪魔でそれどころではない
「はぁ......はぁ.....ケホッケホッ...」
『主人.....大丈夫ガウ?』
「.....はぁ..はぁ....」
黒川と別れてからまた詩織の喘息は悪化しだした。何とか呼吸を整えようと努力するが、難しそうだ
すぐ側に敵がいるこの状況がより一層緊張を高める
「......おい、そこに誰かいるのか?」
「なに?」
「.....っ!........はぁ...ハァ......」
気づかれた
声が徐々に近づいて来る
もう逃げられない、決死の覚悟で詩織は立ち上がった
『.....ご主人、やる気ガウ?』
「........はぁ..はぁ...はい、いつまでも逃げていられません.....っ!」
ゆっくりと廊下を進む
恐怖に押しつぶされないように、慎重に1歩、また1歩と
開けた廊下に出ると敵と対面ー
「貴様は.....」
「ほ、報告のガキだ!」
「......」
「...え?」
『主人!戻るガウ!』
敵が感じていた気配は詩織のものでは無かった。
現に詩織が確認できたものは敵の背後だけ、彼らは詩織とは反対方向に注意を向けている
シザー・タイガーに促され、再び壁を利用し身を隠す事に落ち着いた
「慌てるな、全員でかかるぞ」
「あぁ...のこのこと出てきやがって...覚悟しろ!」
「だ.....大丈夫でしょうか...?」
黒服の男達と敵対関係にあるという事は、自ずと聖帝の生徒であることが分かる。一言も語らないその生徒は男か女かも分からない。せめてもの情報として、恐る恐る目視しようと試みた
敵の背中でよくは見えなかったが、詩織のよく知る人物が黒服の集団と対面していた
「あ、あの人は......っ!?」
∫
時刻は少し遡り、13時。
«цпкпошп»による強襲がちょうど行われた頃
本来プロデュエリストインターンシップの説明会が行われるはずだったこのビルは、黒服の謎の集団が闊歩し、各フロアに展開された異質な空間に変わっていた。
「...始まったようだ」
「行くぞ、お前はあっちだ」
「了解、健闘を祈る」
「あぁ」
2人の黒服がそこに居た。1人は階をまたぐ階段の方へ、1人は非常口などがあるビルのはずれの方へ移動した
恐らくこの行動は、危機に落ちた生徒らの行動を予測したものだろう。玄関へ逃げる者、非常口を利用しようとする者を捉えるために構える。
「...」
非常口の方へと向かった男。
たどり着くまでにいささか距離があり、同じ服を着た何人かとすれ違った。
「...ここだな」
1階の非常口にたどり着いた。すぐ側には屋外を経由する非常口階段があり、まだどこにも生徒の姿は見当たらなかった
外へ出るための扉は施錠されており、外からは入れないようになっていた
はずだった
ガチャンッ!
「なんだっ!?」
扉の施錠は音を立てて解かれた
今ビル内にいる者はその男のみ、誰かが外から鍵を開けたことになる。
男は後ずさりしながら扉にディスクを構えた
ゆっくりと開いた扉の先に、とても若い青年が現れた
「.....貴様、どうやって鍵を?」
「...見るからに怪しい」
青年は男を怪しむ目で下から上へと見渡した。男の質問には答える気が無いようだ
「聖帝の生徒か...いや、見られたからには関係ない、ここで拘束する!」
「...交番まで走ってきて!やばそう!」
「う、うん!分かった!」
「っ!もう1人いたのか!?」
青年は外にいたもう1人の人物に命令した。予想外の出来事に、男に残された時間は減ることとなった
「貴様!タダではおかん!」
「...え?」
男は青年にディスクを向け、何か操作をした。
すると男のディスクから青年のディスクへと一線の光が放たれ、光の糸でディスクは繋がれた
「な、何これ...?」
「
青年のディスクには「
「
「五月蝿い、始めるぞ!」
「...よく分からないけど、やるしかないみたいだね」
改めてディスクが起動した。先攻はビル内にいる男、外に位置する青年は慎重に敵の動きを観察している
「「
「俺のターン!手札から«цпкпошп»を発動!」
「.....ん、え?」
青年は相手が発動したカードをディスクごしで確認する。そこには「
「アップデートはしたよね...でも普通に機能してる......?」
「説明はしない、効果によりデッキから«цпкпошп»を手札に加える」
未知のカードは連鎖する。青年に明かされた情報は今の所一切無い
「«цпкпошп»を発動!お互いに手札を全て捨て、その枚数分ドローする!」
「お互い...[手札抹殺]?」
答え合わせの出来ないまま手札交換を受け入れる青年。まだまだ謎のカードは続く。
男の墓地に4枚のカードが落ち、公開情報を求めるが、それは叶わない。«цпкпошп»とだけあった
「«цпкпошп»を通常召喚、効果を発動!リリースし、墓地の«цпкпошп»と«цпкпошп»を特殊召喚する!」
«цпкпошп» ATK ?
«цпкпошп» ATK ?
「カードを1枚セットする。ターンエンドだ」
敵がターン終了宣言をする。だが、すぐに青年にターンは回らず、再びディスクに「
「...ん?」
ディスクの確認ボタンを押すとそれは消え、青年のドローフェイズに移った。どうやらエンドフェイズに割り込む処理があったらしい
«цпкпошп» 手札:2枚 LP 8000
モンスター/ «цпкпошп» ATK ?
/ «цпкпошп» ATK ?
魔法・罠 / リバース1枚
「.....俺のターン、ドロー!」
青年はカードを引いた。それは自身のデッキのカードであり、見慣れた物。敵の«цпкпошп»と相まってどこか安心するカード達が手札、墓地にあった
「[ソーラー・エクスチェンジ]を発動!手札の[ライトロード・ヴォルフ]を捨てて2枚ドローする!」
「ライロか...」
青年の使用するデッキはライトロードのようだ。黒服の男が発動したカードは分からないが、既に青年の墓地に5枚のカードが送られている。
「さて...俺は[ライトロード・アサシン ライデン]を通常召喚!」
[ライトロード・アサシン ライデン] ATK 1700
能動的に墓地を肥やすことが出来るライトロードを召喚した。高速で墓地にカードを貯めるためには相応しく、召喚権を使うに値するモンスターだ
「[ライデン]か、ならばリバースカード«цпкпошп»![ライデン]を破壊する!」
「い、いきなり...」
[ライデン]に地の感触を味わう時間はあまり無かった。召喚に成功こそはしたが、すぐに足元を救われてしまった
[ライデン]が破壊されると再びディスクに「
2度目の謎の処理により青年は疑問の表情を浮かべる
「うーん、だったら[光の援軍]を発動!デッキトップ3枚を墓地に送って、デッキからライトロードモンスターを手札に加える!」
「...」
発動時のコストとし、3枚のカードが墓地に送られた
「[ライトロード・アーチャー フェリス]を手札に加える」
「いい加減にターンを返したらどうだ?」
「まだ返さないよ。墓地の[ゾンビキャリア]の効果発動!手札を1枚デッキトップに戻して特殊召喚する!」
[ゾンビキャリア] DEF 200
「なるほど、カオスライロのようだな」
「まぁね。手札から[死者蘇生]を発動!墓地の[ライトロード・サモナー ルミナス]を特殊召喚する!」
青年はライトロードを並べるために、蘇生効果を持つライトロードの特殊召喚を試みる。が、男のフィールドのモンスターも何か効果を持っていた
「«цпкпошп»の効果を発動する。自身をリリースし、魔法カードの発動を無効にして破壊する!」
「魔法無効持ちだったのか...」
無地のカードがフィールドを離れると、青年の魔法カードも同様に墓地に送られた。やはり、カード情報が分からないと隙を突かれてしまうようだ
「う〜ん....厳しいな、カードを1枚セットしてターンエンド」
青年 手札:2枚 LP 8000
モンスター/ [ゾンビキャリア] DEF 200
魔法・罠 / リバース1枚
「俺のターン、ドロー。俺は手札の«цпкпошп»の効果を発動する。墓地の«цпкпошп»と«цпкпошп»を除外し、手札から特殊召喚する!」
«цпкпошп» ATK ?
「軽い特殊召喚条件だな.....なんのモンスターだろ?」
「...ふん、バトルだ。«цпкпошп»で[ゾンビキャリア]に攻撃!」
「くっ...」
手札を一時的に手放し召喚した[ゾンビキャリア]も、壁の役割を申し訳程度にこなしただけだった。2体目の攻撃を防ぐモンスターはいない
「«цпкпошп»でダイレクトアタックだ!」
「うっ...ぐぅぅ.....ぅ!?」
青年 LP 8000→5200
突然の衝撃...痛みとも言えるものに青年は驚きを隠せない。しばし胸を抑え深く息を吸うと顔を上げ、敵を見据えた
「...なにこれ?」
「これが我々の戦いだ、構えろ!」
青年の眉が上がった。2800の戦闘ダメージは青年に
「俺はカードを1枚セットし、ターンエンドだ」
「エンドフェイズにリバースカードオープン、[針虫の巣窟]を発動!デッキトップ5枚を墓地に送る!」
デッキトップ5枚のカード、[ライトロード・アーチャー フェリス]、[グローアップ・バルブ]、[
「墓地に送られた[トリック・クラウン]の効果発動!自身を特殊召喚し、1000ポイントのダメージを受ける!」
青年 LP 5200→4200
[
フィールドに[トリック・クラウン]が現れると同時に青年にはダメージの処理が入る。現在、そのダメージはディスクの数字上だけのものでなく、プレイヤーを直接的に襲っている
そのため青年は再び苦しむ
「くっ.....ぐぅ...っ!」
「...ふん、改めてターンエンドだ」
«цпкпошп» 手札:1枚 LP 8000
モンスター/ «цпкпошп» ATK ?
/ «цпкпошп» ATK ?
魔法・罠 / リバース1枚
「お、俺のターン!」
青年が新たにカードを引くと彼のターンが始まる。
ライトロードを使用する彼の墓地には18枚のカードがある。2ターン目にしてはなかなかの枚数だが、ライトロードにしては少し心持たない。
「墓地の[シラユキ]の効果を発動!墓地の[ソーラー・エクシチェンジ]、[光の援軍]、[針虫の巣窟]、[死者蘇生]、[リビングデッドの呼び声]、[黄昏の双龍]、[トワイライト・イレイザー]を除外し、特殊召喚する!」
[
「効果発動!その...えと、«цпкпошп»?を裏守備にする!」
「こいつか...ならリバースカード、«цпкпошп»を発動する。モンスター効果を無効にして破壊する!」
「そっちはモンスター効果無効か...」
先ほどから何度も妨害効果が襲っているため、まともにモンスターを展開できていない。しかし、このターンには通常召喚が許されている
[シラユキ]をもう1度墓地で待機させると青年は行動に移った
「だったら俺は[トワイライトロード・シャーマン ルミナス]を通常召喚!」
[トワイライトロード・シャーマン ルミナス] ATK 1000
「効果発動!墓地の[フェリス]を除外し、除外されている[ライデン]を特殊召喚する!」
[ライトロード・アサシン ライデン] ATK 1700
「今度こそ[ライデン]の効果発動!デッキトップ2枚を墓地に送り、その中のライトロードモンスター1枚につき200ポイント攻撃力がアップする!さらに他のライトロードモンスターの効果が発動した時、[ルミナス]の効果をチェーンして発動!さらにデッキトップ3枚を墓地に送る!」
合計5枚のカードが墓地に送られた。[ライデン]の効果で[エクリプス・ワイバーン]、[ライトロード・サモナー ルミナス]が墓地に。[ルミナス]の効果で[トワイライトロード・ジェネラル ジェイン]、[光の援軍]、[増援]が落ちた。まずまずのカードだ
[ライトロード・アサシン ライデン] ATK 1700→1900
「ふん、それが目的ではないだろ?」
「勿論、墓地に送られた[エクリプス・ワイバーン]の効果発動!デッキから光か闇のレベル7以上のドラゴン族モンスターを除外する。[
[エクリプス・ワイバーン]の効果を経て、フィールドにレベル4モンスターが並んだ。ライトロードの墓地肥やしはまだ続く
「俺はレベル4の[ライトロード・アサシン ライデン]と[
[ライトロード・セイント ミネルバ] ATK 2000
「効果発動!ORUを一つ取り除き、デッキトップ3枚を墓地に送る。その中のライトロードの数だけデッキからドローする!カードは[ライトロード・アーチャー フェリス]、[トワイライトロード・ファイター ライコウ]、[
墓地肥やしと手札補充を同時に担う効果が輝いた。手札は4枚、墓地は少し減り14枚。
「墓地の[グローアップ・バルブ]の効果発動!デッキトップを墓地に送り、自身を特殊召喚する!」
[グローアップ・バルブ] DEF 100
「俺はレベル3の[トワイライトロード・シャーマン ルミナス]にレベル1の[グローアップ・バルブ]をチューニング、シンクロ召喚!現われろ、[
[
「シンクロまで...それに[
「説明はしない、墓地にライトロードモンスターが四種類いる時、手札の[
「くっ...」
[
「まだだ!墓地の[シラユキ]の効果発動!墓地の[エクリプス・ワイバーン]、[グローアップ・バルブ]、[ライデン]2体、[ルミナス]、[フェリス]、[ヴォルフ]を除外して特殊召喚する!」
「くっ...しつこいやつだ!」
[
「除外された[エクリプス・ワイバーン]の効果にチェーンして[シラユキ]の効果発動!そのモンスターを裏守備にする!」
「チッ...«цпкпошп»の効果発動。リリースし、モンスター効果を無効にして破壊する!」
「こっちも[
無効合戦を制した者は青年だった。リリースがコストのため、最終的に残るモンスターはチェーン2の[シラユキ]だ
「除外された[エクリプス・ワイバーン]の効果で除外しておいた[
「何っ!?儀式パーツが入っているだと...?」
「まぁね、[
ライフを糧に1匹の龍がフィールドに雷を1つ2つ落とす。それは男のフィールドにいる他者を襲い、裏のまま塵とかした。
これで青年を邪魔するものはない
青年 LP 4200→3200
「[
[
「くっ...」
「まだだ、手札から[竜の交感]を発動!手札の[ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン]を見せ、それと同じレベルのドラゴン族モンスターを手札に加える。その後に見せたカードをデッキに戻す」
「に、2体目か.....っ!?」
「勿論、[
[
「殴れば勝てそうだけど«цпкпошп»はよく分かんない。[
青年 LP 3200→2200
残りライフも段々と無くなっていく。だが、敵はフィールドも墓地も除外ゾーンにも一切カードが無い。対する青年のフィールドには攻撃力3000が3体。勝敗は見えている
「バトルだ、[
「ぐっ...ぐわぁぁぁっ!?」
LP 8000→5000→2000→0
«цпкпошп» LOSE
「く...ち、畜生.....」
勝利した者は謎の青年。素性も分からない男が倒れていくのを見届けるとディスクをしまった
カード情報を隠蔽する«цпкпошп»。
「...こんなのがビル内に...」
青年はここでようやくこの
「...行こう、早くしないと.......っ!」
青年もまた、ビル内へと行く
謎のライロ使いがビル内に侵入していた...
彼は果たして味方なのか、それとも...
ぶっちゃけどうですか?
-
読みたいからやめて欲しくない
-
読みたいけど無くなったら読まない
-
普通
-
無くてもいい
-
読むのが億劫