遊戯王が当たり前?→ならプロデュエリストになる! 作:v!sion
期末レポート地獄なうです
あと6個です!
気が付けばハリケーンなど気にならないでいた
大型の局所的なそれも、ただ4人の
慎也は靡く前髪をはらうと、一ノ宮から渡されていた
敵も使う
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「新しい機能?」
「そうだ」
日本を立つ前の会話
一ノ宮を通して国から支給された
渡されたディスクは普段慎也が使っていた物よりも軽くコンパクトな物。外観からはそれ以上の事は分からず、それを知る者からの説明を乞うていたところだ
「これは今までの物に2つの機能を加えてバージョンアップさせた物だ。1つは
「"アンカー"...あの光ってる糸みたいなやつですね」
「実際に見たのはお前だけだかな」
ライフを表示するディスプレイの下、魔法・罠・ペンデュラムカードを発動させるためのスイッチよりもさらに下部にそれを使用するための小さなボタンがあった
言われなければ気が付かない位置にあるが、誤って押すことはなさそうだ
「ねっ!それにしても草薙さんも仕事が早いよね!」
「ほんまですね。どういう原理なんだか分かりまへんけど」
「ふふふっ...」
一ノ宮らも初めて手にした物らしい
月下ではこのアンカーに頼るだろう、できる限りの説明はちゃんと消化しておきたいところだ
「本来のディスクと同じように相手のディスクと通信しているだけだ。なんで強制できるかまでは知らん。使用者の
「そうですか...」
「それで一ノ宮はん、もう1つの機能は何ですか?まさかカード情報を隠すってやつですか?」
「いや、UNKNOWNってのは無い。それに至っては間に合わなかったそうだ。なんでカード情報が出ねぇかすら分かってない」
相変わらず一ノ宮は苛立ちを隠さず話している
この中で実際に«цпкпошп»と戦ったのは慎也のみだが、
経験済みの慎也にはそれの脅威さが分かる
ノーヒントでモンスターの推測は不可能に近く、召喚された位置、タイミング、こちらに与える効果だけで判断が求められる
故に攻めの手が遅れる
まさか数日でそれの解析が終わっているとは考えていなかったが、少し悔やんだ
あの«цпкпошп»化が無ければ彼らプロの面々が敗北しないとどこかで信頼していたからだろうか
「2つ目の機能は"
「...でゅえるしょっく?」
「奴らのディスクには相手の別神経に干渉し錯覚を起こさせる機能があった。個人差はあるが痛み、痺れ、最悪の場合は意識を失う場合もあるらしい」
「.....神経障害性疼痛を起こすのかしら?」
「知らん」
それも経験済みだった
カムイとの
古賀と東野もそれの被害者だ
話によると渡邊もだ
散々その機能を恨んできた慎也だが、まさかそれを使う側にまわる時が来るとは思いもよらなかっただろう
もはや遊戯王はコミュニケーションのツールではなく、戦闘の道具から逃れられなくなっている
「2つ目の機能はこれでオンオフが出来る。だが基本的にはオンにしておけ」
一ノ宮が指さしたのはアンカーを射出させるボタンの下。何か細い棒のようなものがなければ押せそうにない。今はオン状態にあるようだ
「アンカーの使い方をもう少し話しておく...まずは」
ーーー
「おい、報告!」
「あぁ!」
慎也は森から飛び出すと、月下の硬い土を踏みしめた
そして狙うは走り出した
「ディスクを平行に保ち、カードをドローする時と同じように構えろ。後は強くこのボタンを押すだけだ。空気抵抗は受けない、よく狙えばちゃんと当たるはずだ」
「...逃がさない!」
一ノ宮から教わったアンカーの射出方法は、予想以上に早く使用することになった
使い方は分かっている
だが試した事は無かった。初披露は急を要する場面であり、失敗はできない。何としてでも
「...当たれよ」
狙い定めた先には、黒服の右腕に装備された
例のアンカーだ
速度を落とすこと無く、強い風の中進路を変えることもなく確実に黒服の男目掛けて走り続けた
そのアンカーは、敵のディスクを物理的に捕らえた
間もなく慎也のディスクのディスプレイに「強制開始」の文字が浮かび上がり、成功を示した
「強制開始が成功した場合、その後4人まではその
「な、なぜ貴様がアンカーを!?」
「...まだだ」
慎也のアンカーにより、トラックを目指していた男は体勢を崩した。不意に体を引っ張られたその男も、その様を見ていた残り2人も驚きを隠さなかった
母国の技術が盗まれていたのだ、驚愕も無理はないが慎也はその隙を見逃さなかった
今度は2回そのボタンを押し込んだ
比例して2本のアンカーが残り2人の黒服の男達も強制開始の標的と化した
咄嗟の行動にしては上出来だ
慎也は3人の
「貴様...どこでアンカーを...」
アンカーを伝って敵の狼狽を感じる
あのビルで見たものと同じく、頑丈に思えた
そのアンカーから敵に視線を移すと、驚きは既に消滅し、臨戦態勢に見えた
「...仕方ない。希望を捕縛し、直接本部に戻るぞ!」
「3人係なら...っ!」
元は彼らの技術だ、もう
問題はここから
慎也の存在を知られない為に、彼らに報告はさせる事はできない。故にここで沈黙してもらうしかない
その為には
補給地点の死守、
「悪いけどここを破壊させる訳にも俺の事を連絡させる訳にもいかないんだ」
「貴様、我々は3人とも
「...正直
慎也のディスクに「
時間が来た
«цпкпошп»に加えて多勢と状況はかなり不利にある。それでもやるしかない。決闘《デュエル》は始まるのだ
「「「「
「強制開始」の文字が消滅すると、慎也のディスクには何も無い更地のフィールドが映された。
初期手札5枚を手中に収め、まだ訪れない自分のターンを待つことにした
ここで初めて自らが選んだデッキを知る
久方ぶりのそのデッキは、あまり多勢向きでは無いように思えた
「先攻は俺のようだな...貴様に
アンカーで物理的に足止めをした黒服の男に先攻が回っていた。3体1だ、
今は1人しかいない
慎也が敗れれば後続もなく、日本にその事を伝える事すら叶わなくなる。絶対に負けられない孤独な戦いだ
「俺は«цпкпошп»を発動する!」
案の定敵のカード情報は得られそうにない
それでも今回に限っては特定は容易かった。慎也のディスクは慎也に手札をすべて捨てるよう指示していた
その後にはその枚数分ドローする処理が訪れた。誰しもが知る手札交換魔法だ
「[手札抹殺]か...墓地を使うデッキかな?」
「全員入れ替えるぜ?そして俺は...」
「待った、墓地に送られた[レオ]の効果を発動させる。デッキから[紋章獣アンフィスバエナ]を手札に加える!」
「チッ...墓地効果か」
慎也が選択していたのは紋章獣だった
未知の相手との
慎也の紋章獣は[
今回もビートが上手く通らないデッキが相手だとすると分が悪く、«цпкпошп»がそれの確認を遅らせてしまう。今の段階では少なくとも墓地に居ていいカードがあるデッキとしか分かっていない
「なら俺は«цпкпошп»を発動する!墓地の«цпкпошп»と«цпкпошп»を除外して«цпкпошп»を特殊召喚!」
«цпкпошп» DEF ?
「俺はターン終了だ」
モンスター/ «цпкпошп» DEF ?
魔法・罠 / なし
「俺のターン!」
モンスターが1体のみフィールドに現れた。伏せも何もなくターンは終え、またしても敵のターンに続く
現段階ではそのモンスターは守備表示で特殊召喚され、攻撃力はあまり高くないと大雑把に睨んでおくことしか出来なかった。如何せん情報が少なすぎる。それよりも次のターンプレイヤーが何か特定可能な情報を見せないか集中するべきだと慎也は収まった
「«цпкпошп»を発動!墓地の«цпкпошп»を特殊召喚する!」
«цпкпошп» DEF ?
「さらに«цпкпошп»を通常召喚!効果により墓地の«цпкпошп»と«цпкпошп»を手札に加える。さらに«цпкпошп»の効果だ、«цпкпошп»と«цпкпошп»を特殊召喚!」
«цпкпошп» ATK ?
«цпкпошп» DEF ?
«цпкпошп» DEF ?
「くっ...一気に4体のモンスターか...」
目まぐるしいスピードで«цпкпошп»がひしめき出した。何とか追えたのは蘇生札と通常召喚権を使用した事だけであり、いったいどのカードの効果が発揮されたかまではたどり着けなかった
「«цпкпошп»を発動!効果により手札を1枚捨てデッキから«цпкпошп»を手札に加える」
フィールド魔法ゾーンに«цпкпошп»と表示された。サーチ効果という事はテーマのフィールド魔法だろうか
「«цпкпошп»の効果を発動。«цпкпошп»をリリースし、デッキから«цпкпошп»を特殊召喚!」
«цпкпошп» DEF ?
「«цпкпошп»の効果だ、墓地の«цпкпошп»を手札に加え、«цпкпошп»の効果で特殊召喚する!」
«цпкпошп» DEF ?
「5体...」
「ああ、俺は«цпкпошп»を発動!«цпкпошп»を特殊召喚する!」
«цпкпошп» ATK ?
1度はフィールドを埋めたモンスターもたった1枚のカードにより2体まで減ってしまった。
恐らく融合召喚だ
手札が2枚減っている事からフィールドから4体、手札から1体のモンスターを素材に5体融合が行われたのだ
攻撃表示で現れたそれは、容易には突破させてくれそうにもない
「カードを1枚セット、エンドフェイズに«цпкпошп»の効果を発動。墓地の«цпкпошп»を手札に加える。そして«цпкпошп»の効果だ、特殊召喚!」
«цпкпошп» DEF ?
モンスター/ «цпкпошп» ATK ?
/ «цпкпошп» DEF ?
/ «цпкпошп» DEF ?
魔法・罠 / リバース1枚
フィールド/ «цпкпошп»
「俺のターン!俺はフィールド魔法«цпкпошп»を発動。そして«цпкпошп»を通常召喚!」
«цпкпошп» ATK ?→?
「«цпкпошп»の効果だ、デッキから«цпкпошп»をサーチする」
「...」
«цпкпошп»戦において最も困惑するパターンだ。召喚時にサーチ効果は余りにもカテゴリーが多すぎる。フィールド魔法と合わせて考えても該当するテーマは多々ある
「それにチェーンして墓地の«цпкпошп»の効果を発動。特殊召喚!」
«цпкпошп» DEF ?
「そして«цпкпошп»を発動!«цпкпошп»を特殊召喚!」
«цпкпошп» ATK ?→?
「また融合か...?」
「さあな、カードを2枚セットしてターンエンドだ」
モンスター/ «цпкпошп» ATK ?
魔法・罠 / リバース2枚
フィールド/ «цпкпошп»
「...ドロー!」
慎也にターンが回ってきた
初ターンの[レオ]の効果に加え、通常ドローが相まって手札は7枚からスタートする。
未だ敵のデッキは特定出来ていないが、このデッキならやる事は変わらない。ランク4を作るのだ
「相手フィールド上にのみモンスターが存在する時、手札の[
[
「そして[アステル・ドローン]を通常召喚!」
[アステル・ドローン] ATK 1600
フィールドに2体のレベル4モンスターが並んだ
だがここまで相手のモンスターもセットカードもなんの反応を示していない。各テーマのサポートカードなのか、発動タイミングが無いだけなのか
何れにしても慎也のやるべき事はエクシーズ召喚しかない
「俺はレベル4の[
[No.18 紋章祖プレイン・コート] DEF 2200
「召喚成功時の[アステル・ドローン]の効果にチェーンして...」
ここで慎也が[プレイン・コート]を召喚したのには2つ理由があった
1つ目は単純な墓地肥やし。[手札抹殺]である程度は墓地に紋章獣が落ちているとはいえまだ必要なカードは揃っていない。そのため序盤の[プレイン・コート]は無難な手と言えるだろう
2つ目は相手のカード情報を少しでも得るためだ
忘れがちだが[プレイン・コート]にはフィールドで発動する誘発効果がある。フィールドに存在する同名モンスターの内、片方を破壊する効果だ。それはそもそもフィールドに同名モンスターが存在しない場合発動できない効果だが、少なくともフィールドに同名モンスターがいないことが分かる。
今回は[アステル・ドローン]のドロー効果にチェーンする形で[プレイン・コート]の効果を試みたが、ディスクに発動を断られてしまった
仕方なくドローの処理だけを行おうとすると、相手がチェーンを狙った
「何も無いのか?なら俺はその効果にチェーンして«цпкпошп»を発動!その発動を無効にして破壊する!」
「くっ...!」
5体融合を期した2人目の
結果2枚のカードを失う
召喚権も使っており、幸先はかなり不安だ
だが[プレイン・コート]は墓地に落ちた。まだ勢いは死んではいないだろう
「墓地に送られた[プレイン・コート]の効果を発動!」
「チェーンして«цпкпошп»の効果を発動する!」
初ターンの男が何かの効果を起動させた
嫌な表情を浮べながら待っていると、墓地で発動するはずの[プレイン・コート]が姿を消していた
てっきり無効効果かと思っていたが、どうやら少し違うようだ。敵の魔法・罠ゾーンには«цпкпошп»の文字が増えていた
「[プレイン・コート]の効果が...発動しない!?」
「くっくっくっ...どうした?早く続けな」
慎也のディスクでは、墓地に[プレイン・コート]が存在しない事になっていた。加えて効果も発動されない
除外ゾーンにもカードは無く、[プレイン・コート]は完全に存在を消してしまっている
目当ての墓地肥やしも、[レオ]を経たサーチもできなくなってしまっただけだ
「くっ...だったら手札の[紋章獣アバコーンウェイ]を捨てて[紋章獣アンフィスバエナ]の効果を発動!」
[アンフィスバエナ]の特殊召喚効果はチェーンブロックを作るため、妨害も受けやすい。
今しがた邪魔をされただけに少し警戒を強めて
だが[アンフィスバエナ]に至っては杞憂に終わった
[紋章獣アンフィスバエナ] ATK 1700
(流石にターン1か...?)
今度は何も妨害が無かった
先程[プレイン・コート]を無効にしたモンスターは1ターンに1度の制約があると仮定すると、自由に動けるのは今しかなさそうだ
「...[おろかな埋葬]を発動!デッキの[トリック・クラウン]を墓地に送る!」
フィールドにレベル4のモンスターを並べるためには仕方の無い選択だった。ライフを糧に何とか2体目のレベル4は集める事が出来た
「墓地に送られた[トリック・クラウン]の効果発動。自身を特殊召喚し1000ポイントのダメージを受ける...くっ!」
慎也 LP 8000→7000
[
「そしてダメージを受けたことにより、墓地の[サウサザンド・ブレード]を特殊召喚する!」
[
「俺は...レベル4の[
[No.18 紋章祖プレイン・コート] ATK 2200
「[蘇生紋章]を発動。墓地の[レオ]を特殊召喚する」
[紋章獣レオ] ATK 2000
ここで慎也は悩んだ
2体目のエクシーズモンスターを召喚するか、このまま1度バトルフェイズに入るか
[レオ]は十分に攻撃力を持ち、戦闘には参加できる。あの5体融合モンスターは無理としても、周りの何体かは倒せるかもしれない
悩んだ末、あの[プレイン・コート]を無効化したモンスターだけでも突破することにした
「バトルだ、[プレイン・コート]で...?」
「くくく...そいつは攻撃出来ないぜ?」
[プレイン・コート]に攻撃の命令は届かない
攻撃の出来ない制約などどこにも見えず、ただ混乱を極めるばかり。何故だ
考えていても仕方ない。«цпкпошп»によって見えないテキストにそれが書いてあるのだろう。ならば他のモンスターであのモンスターを破壊するまでだ
「なら...[レオ]でその...っ!何だよ!?」
[レオ]も攻撃が叶わない
厳密にはそのモンスターに対しては攻撃が出来ない状況にあるらしい。
いったいどのカードの効果だ
多勢はやはり«цпкпошп»の理不尽さが際立つ
(クソッ...どうなってる.....っ!?)
[プレイン・コート]とは違い、攻撃そのものが出来ないわけでは無さそうだ
ならばと慎也はディスクを連打し始めた。するとあるモンスターにだけは攻撃が可能なことが分かった。5体融合をしたプレイヤーのモンスターだ。
エンドフェイズに何かモンスターを特殊召喚していたが、どうやら今はそのモンスターにしか攻撃が出来ないらしい。ならばそのモンスターさえいなくなってしまえば[プレイン・コート]も攻撃に参加出来るのではないだろうか
推測の末、慎也はそのモンスターへの攻撃を命じた
「そいつか...[レオ]でそのモンスターに攻撃!」
「通すぜ」
«цпкпошп»を穿ち、ようやく1体のモンスターを滅する事が出来た。攻撃モンスターは減ってしまったが、これであの[プレイン・コート]を封じているあの«цпкпошп»にも攻撃ができそうだ
せめて攻撃が通らなければ守備力や攻撃力も分からない。焦れったさを覚えながら慎也は新たに命じる
「今度こそ...[アンフィスバエナ]でそのモンスターに...」
「待ちな、墓地の«цпкпошп»の効果を発動する。墓地の«цпкпошп»を手札に加える!」
「墓地回収...」
「そして«цпкпошп»の効果だ、«цпкпошп»を特殊召喚!」
«цпкпошп» DEF ?
「.....また攻撃が出来なくなった」
恐らく先程攻撃を誘導していたモンスターが再び現れたようだ。[アンフィスバエナ]も[レオ]と同じように目当てのモンスターへ攻撃が叶わなくなってしまった
墓地回収からの特殊召喚。複数枚のカードが動いていることは分かった。だが、やはり状況は悪い
「仕方ない、[アンフィスバエナ]でそのモンスターに攻撃!」
「へへっ!よくやったな」
2度も同じモンスターと戦闘を強いられ、結局の所[プレイン・コート]を奪ったモンスターには届かなかった。案の定[プレイン・コート]はまだ攻撃に参加出来ず、慎也のバトルフェイズは終わったも同然だ
せめてもの救いでもう一体のランク4モンスターは召喚しておきたい
「メインに移る...俺はレベル4の[紋章獣レオ]と[紋章獣アンフィスバエナ]2体でオーバレイ、エクシーズ召喚!現れろ[No.106巨岩掌ジャイアント・ハンド]!」
[No.106巨岩掌ジャイアント・ハンド] DEF 2000
「そして[エクシーズ・ギフト]を発動する。[ジャイアント・ハンド]のORU2つを取り除き2枚ドローする。さらに墓地に送られた[レオ]の効果でデッキから[紋章獣ユニコーン]を手札に加える」
サーチとドローにより、疲弊しかけていた手札を4枚までは回収できた。だが、相手ターン中頼るはずの[ジャイアント・ハンド]のORUは全て無くなってしまっている
それも初ターンの[手札抹殺]で解決できるようだ。必要なカードは墓地にあった
「墓地の[ツインヘッド・イーグル]の効果発動!墓地の[レオ]と[アバコーンウェイ]を[ジャイアント・ハンド]の素材にする!」
「チッ...また[レオ]が使われるのか」
1ターンに1度の制約もエクシーズ素材を介せば上手く運用が可能。特に多勢の今では自分のターンよりも相手のターンの方が長く、[レオ]の効果を上手く使いたい所だ
「俺は...カードを2枚セットしてターンエンドだ」
慎也 手札:2枚 LP 7000
モンスター/ [No.18紋章獣プレイン・コート] ATK 2200
/ [No.106巨岩掌ジャイアント・ハンド] DEF 2000
魔法・罠 / リバース2枚
現段階で分かっている事はあった
1つ目は相手ターンでもこちらのモンスターを奪いにくる効果。これにより何故か1体の[プレイン・コート]は行方をくらまし、別の[プレイン・コート]まで攻撃が出来ない状況にある
2つ目は5体素材という明らかに危険な融合モンスター。攻撃力も分かっておらず、死に直結しかねるステータスも考えられる
さらにそのプレイヤーは他のモンスターへの攻撃を許さないモンスターまでいた。相手ターンでも手札からモンスターを特殊召喚する効果を持つモンスターもおり、それと合わさり攻撃が思うように通らない
(くっ...駄目だ、情報が少なすぎる)
焦っていた
後攻によるドローとバトルフェイズのアドバンテージもほぼ意味無く終わってしまい、要の[プレイン・コート]も封じられてしまった
彼らは自らを
「...」
「くっくっ...俺のターンだ!」
敵にターンが回る
自らがエンドフェイズを期した結果なのだから当然の事だが、どうしても理不尽に思えてしまう
「...今に始まったことじゃないか」
「何を言っている?」
インターンシップ説明会場への
戦争のツールと化した遊戯王。情報を隠蔽する«цпкпошп»。敗北による痛み。
どれも理不尽としか説明のつかないものばかりだ
今更恐れるな
俺はたった1人の戦士なのだから
「...俺は絶対に負けない!」
敗れた
頼れる仲間などそもそもいないのだから
久しぶりの«цпкпошп»戦でした
ぶっちゃけどうですか?
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読みたいからやめて欲しくない
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読みたいけど無くなったら読まない
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普通
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無くてもいい
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読むのが億劫