お久しぶりです、ゴルギアスです。
2週間くらい空いてしまいましたね、
申し訳ありません。
タグに亀更新をつけといてよかった()
あと、また1人新キャラが登場します。
ゴルギアスは、新キャラを作るのが
だぁいすきなんだ!
ランランルー!
…古いですね。
それではでは、本題ゴー!
恵side
「へぇ~、楽しみだわ」
「うん、楽しみにしててね」
学校が始まってはや2週間ほど。
色んな人と知り合ってきた。
高校生活に慣れつつある今日、
私は友達の分のお菓子を作ってきた。
普段、お菓子はあまり作らないけど、
今日はそれなりに上手くいったかなぁ。
あ、でも塚田もお菓子なら作るって
聞いたような。もしかしたら酷評の可能性も?
でも、作ってきた一番の理由は…
「ま、みんなの分とか言っておきながら
吉川くんにあげたかっただけでしょ?」
「そ、そんなんじゃないって」
実は、そう。陽子ちゃんが昨日…
『まずは胃袋を掴んできなさい!!』
なんて言うから、つい勢いで…はぁ。
で、張り切りすぎて多く作っちゃったから、
みんなにもあげようかってなったの。
結果的には、この方が自然だよね。
「それにしても、吉川くんってほんと
毎日楽しそうよねぇ」
「うん、まさに青春してるって感じ」
「あとさぁ、今更聞きたくなったんだけど」
「ん?どうしたの?」
「吉川くんの、どこを好きになったの?」
…急に、爆弾を投下してきた友達。
「う、うーん、なんだろうなぁ…」
「まぁ一目惚れならそんなもん?
今まであんた恋なんて1度もしてないし」
「あ、ははぁ…」
失礼な。私だって1度くらいは。
確か、小6くらいに金髪の人に
困ってるところを優しく接してくれて、
…でも、それ以来会ってない。
あれ?これただの近所の人との出来事?
確かに、あの頃は今のような気持ちに
なったことは無かったなぁ。
改めて、恋をしてるんだなぁ。
「強いて言うなら、あの楽しそうな顔が
見られるからかなぁ」
「やっぱり、恵って純粋よねぇ。
吉川くんとおんっなじでね」
私が吉川くんの同じ?
ちょっと嬉しい。
「そういえば、今日って何かあったかな?」
咲良ちゃんがそう言うと、私が答える。
「確か…広報新聞?が始まるとかなんとか…」
恵side out
浩作side
「なぁ、フジ」
「どうした、吉川くん?」
オレは気になることがあったので
フジ…藤原のことを呼んだ。
「今日から始まる広報新聞って何なんだ?」
「あー、それはだな、1週間ごとに
学校の出来事、行事などの概要とか、
生徒からの要望、リクエスト等を集めて
ちょっとしたランキングなどのミニコーナー
を載せる新聞なんだ」
へぇー、1週間って大変じゃねぇか?
「てか、詳しいなぁ」
「何を隠そう、私はそれを作る
広報部に所属しているんだ」
「え、そうなのか、初めて知ったわ」
確かに、フジは色んな情報持ってるし、
向いていることかもなぁ。
「あと、ミニコーナーには、先生に
突っ込まれない限りは結構に書けるんだ」
「それは、書く方も見る方も楽しそうだ!」
「まぁ、楽しみにしていてほしい」
なんて、期待をしていると。
「ちょっと!和広(かずひろ)!」
…誰かが現れた。他クラスの女子かな?
てか、和広って、フジの名前か?
「…なんなんだ、こんな朝から」
「こんな朝だからだよ!手伝って!」
「清書はもう終わったんだろう?」
「違うの!ミニコーナーのインタビュー!」
「なんでやってなかったんだ…」
ありゃ?なんか置いてけぼり…
てか何、広報新聞まだ完成してない系か。
「あ、吉川くん、ついでに紹介しとくよ。
この人がうちの部長である
宮内 凪(みやうち なぎ)だよ」
「ちょっと急いでよ…って、あら?」
宮内さんかぁ、てか、一年で部長?
…そいえば、広報部って今年から始まったとか
言っていた気がする。
「あなた、もしかして『青春野郎』くん!?」
「いやー、そんな名前ではないかなー!」
いきなり悪口か!?失礼しちゃうぜ。
なに、オレってそんな呼ばれ方されてんの?
「うそうそ、吉川浩作くんでしょ?
私は宮内凪!以後よろしく~」
「おう、よろしくな!」
でもまぁ、悪い人じゃなさそうだ。
「ねぇ和広、この人良いんじゃない?」
「私は別にいいが、ちゃんと許可とりなよ」
「さっすが!ねぇねぇ吉川くん?」
「ん、どうした?」
「インタビュアーになってくれない!?」
…いきなり、インタビューを頼まれた。
まぁいっか。暇だし。主に親友がいないせいで。
奴は今日は風邪で休むっぽい。
「暇だし、いいよ!」
「じゃあ、本題の前にまず聞きたい事が!」
「お、なになに?」
「君はあの宇佐ちゃんの彼氏!?」
「…はい?」
あー、またこの手の質問かぁ…
「宮内、吉川くんと宇佐さんは
そういうんじゃないんだよ。
吉川くんはその質問ばかりで
うんざりしてるんだ」
「ありゃ、そーなの?」
フジが代わりに話してくれた、ありがたや。
「うーん、ざっくり言うとそんな感じ」
「オッケーよ!なら本題にいきます!!」
切り替えが速い。
「初回のミニコーナーの内容はなんと、
新入生1の可愛さと名高い、『宇佐恵』!」
「確かにそのとおりだ」
「…え?」
「ん、どうしたの宮内さん?」
「…ねぇ和広、この人ってやっぱり
宇佐ちゃんのこと好きなんじゃ…」ボソボソ
「吉川くんは自分のことになると疎いんだ、
それをわかって話してくれ」ボソボソ
おーい、内緒話はやめてくれい、寂しい。
「んんっ!…で、その宇佐ちゃんについて
なんだけれども、どう思う?
とりあえず思いついた事を言ってみて!
それを載せるから!」
「締切が目前だからって投げやりだな…」
フジが代わりにつっこむ。
思いついた印象かぁ。
実はもう浮かび上がってたりして。
問題は、差し障りがないかだよな…
まぁ、たぶん名前は伏せるだろうから
なんとかなるだろう。
宇佐ちゃんは優しい雰囲気で包まれてる。
純白のオーラというか、そういう類の。
ていうか、背中から羽が生えてるような
イメージだから、そうなったら…
「天使にしか見えない」
…そう言うしかなかった。
「………………」
広報部の2人は黙っていた。なんか怖い。
もしかして、没になるのかなこれ。
一言で言うのならもう思いつかんぞ。
「あははは!気に入ったよ!!」
宮内さんから笑いが。とりあえず採用らしい。
「そんなクサい台詞をよく言えるね…」
フジ褒めてる…のか?もしかして貶してる?
「よぉし、ご協力ありがとう吉川くん!」
「あぁ、オレでよければ頼ってくれ!」
「うん!てか私、君のファンになっちゃったから
たまに質問しに行くね!またね!」
そう言って宮内さんは全速力で教室を出た。
「てか、ファンってどういうこと?」
「そのままの意味じゃないか?」
なるほど、わからんな。
「やぁ、吉川くんと藤原くん」
…あれ、ジュンこと、三沢純也が現れた。
「あ、三沢くんおはよう」
「おは!ていうか、急に現れたな」
「正直な話、暇だったものでね。
あと、さっきF組の宮内さんがこの教室から
ダッシュで出てきたが、君らが
関係しているのかい?」
さすがはジュン、よく分かっている。
「あぁ、今日から始まる広報新聞の
インタビューを頼まれたんだ」
「ほう、やはりか」
「三沢くんは、なぜ吉川くんが
質問されているとわかったんだ?」
フジがジュンにそう聞く。
「いやぁ、ついさっきに僕の所に来て、
『吉川浩作くんのクラスどこだっけ!?』と
聞かれたものだから、答えたらすぐ
そっちに向かったって事があったんだ」
「なるほどなぁ」
…待てよ、なんで宮内さんはジュンに
このインタビューをしなかったんだ?
「なぁ、ジュン。
お前が受けようとは思わなかったのか?」
「愚問だね、君がやる方が
面白いに決まっているだろう」
「それは私も同感だ」
2人してにやけながらそう言う。
なんか腹立つなぁ!
「君は不思議な人種だ。
自分ではわかっていないようだが、
いつの間にか人々の中心となっている。
それは素晴らしい才能だ」
才能ねぇ…しっくりこねぇや。
ふと、ガラッと開いたドアを見てみると、
マスクを着けた不審者……いや、
マスクを着けた目つきの悪い、
オレの親友がいたのだった。
4割増でこえーよ。
「トモ、風邪は大丈夫なのか?」
「大したことないから来たんだろうが」
「君なら面倒くさがって来ないと思ったが」
「黙ってろ、三沢」
トモとジュンが軽く言い争う。
にしても、ジュンは本当に胆が据わってる。
マスク姿のトモを見たら、オレでも一瞬
ビクッとなったのに、こいつはそんなこと
なかったもん、すげえわ。
「マスク越しだと微妙に分かりにくいが、
今日は何かが楽しみなのかい?」
「意味がわからん」
「ふふ、君は図星の時には
頬を指で掻く癖があるからバレバレだ」
ジュンって本当にアレだな、
メンタリストって奴だな、それっぽい。
「わざわざお前らに話すことではない」
「なんだよトモ!逆に気になるぞ!」
「なら気になったまま死んでろ馬鹿」
うわー!流石に腹立つ!
「もしかして、小山さんに関わること?」
「…はぁ、しかたねぇ。
おい藤原、お前だけ耳を貸せ」
オレら男子の中で一番扱いがいいのは
フジだった。それはいいんだけどさぁ、
なんでオレらに話してくれないのか。
…すると、フジがこの気持ちを察したのか、
「えっ、小山さんがクッキーを
作ってきてくれるんだって?」
「おい藤原、声がでけぇ」
…ナイスフジ!でかしたぞ!
そして、軽くチョップされている。
「まじかよ!いつの間にそんな話してたのか」
「塚田くん、やはり君は素直ではないな」
「だから言いたくなかったんだよ」
「ごめんな、塚田くん」
ってことはだぞ?
「オレ達もクッキー食べさせて貰えるのかな?」
「もしそうなら頂きたいところだね」
「確かに…ちょっとだけ食べたいかも」
オレらは微かな期待を。…しかし。
「いや、たぶん無理だろ」
「「「えっ、なんで?」」」
「あのチビのことだ、たぶん…」
ガラガラッ!ドンッ!
「ともきー!おまたせ!!!」
「俺の分しか作ってないぞ」
親友に一途な子は、
その期待を裏切ったみたいである。
…まぁ、いいんだけどね(泣)
次回、スイーツ回。(ドンッ)
とはいえ、食レポとかそういう要素は
一切ないのであしからず。
さぁ果たして、宇佐ちゃんは浩作の胃袋を
掴めるのでしょうか、楽しみです。
…まあ、オレが書くんですがね。
それでは!また次回です!