巡る季節~オレの青春論~   作:ゴルギアス

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三ヶ月ぶり…ですね。ゴルギアスです。

今まで頑張ってました、お仕事を。
ただし、頑張り過ぎて不眠症気味で
執筆する気が失せていました。

ネタ切れなんてとんでもないです。
寧ろ構想は順調に出来上がっています。
ただ、文字をひたすら打つのが辛かっただけ()

あと、今回のサブタイってなんだか、
「部屋とYシャツと私」みたいですね。
…なんて、投稿三分前に思いました。くだらない。

とにかく、久々に頑張れそうだったので
投稿を再開しました。

どうぞお楽しみに。それではでは。




クッキーとマフィンとオレ達

 

 

〜唯side〜

 

 

きょうはね、ともきのために

くっきーをやいてきたの!

 

ようこが「男を落とすならまず胃袋よ!」

っていってたから、いちりあるとおもって!

おかしはつくれるから、とくいなクッキーを!

 

ともきはああみえてあまいのがだいすきって

ようこたちがいってたからうれしかった!

よろこんでくれるかなぁ♪

 

ともきのきょうしつのどあをあけたら、

なんか、ますくのこわいひとがいた!

たぶんあれがともき!

 

…んーと、でも、もしちがったらしつれいだから

いちおう、いちおうきいてみる!

 

 

「…ともきだよね?」

 

おいしくたべてくれるかな。

 

 

 

〜唯side out〜

 

 

 

〜友樹side〜

 

 

なんだ、マスクをしてるから

疑っているのだろうか。

まぁ、仕方ないから返事をしてやろう。

 

「あぁ、俺だ」

…声が掠れた。これだから風邪は。

 

「ほんとに?こえちがうよ?」

疑い過ぎだろ。風邪なんだよ。

 

「見ての通り風邪で喉いてぇんだよ」

「あっ、だからますく!」

今更かコイツ。

 

「やすまなくていいの?」

「喉だけだからな、休むまでもない。」

「ねつは?」

「だから喉以外は平気だと言ったろ」

…キリがないな。

 

「…なんか、あれだなぁ」

「うん、親子みたいだね…」

「というか、クッキーが食べたいから

だるくても登校したのではないかい?」

 

「おいお前ら、黙ってろ」

特に最後の台詞を放った三沢。

 

「じゃあ、やくそくどおり、はい!これ!」

そう言って袋をオレに差し出す。そして受け取る。

中身はクッキーとは知っている。

…ふむ、形は普通にいいな。

自覚はしているが、俺はこういうのにうるさい。

甘い物に限定すれば、グルメと言えるだろう。

うまくなければ、おそらく口出しもする。

 

…とりあえず、さっさと食うか。

周りの視線がうざい。

 

 

 

 

 

 

サクッ…

 

 

 

 

 

 

 

………なんだこれ。

 

 

 

 

 

………めちゃくちゃうめぇ。

 

 

 

 

〜友樹sideout〜

 

 

 

〜和広side〜

 

 

…塚田くんがクッキーを食べてから

ずっと黙ってしまっているんだが…。

美味しくなかったのかな?

 

「…へぇ〜、そんなに美味いのか、トモ?」

「…吉川くん、あれは美味しいって顔か?」

とてもそうは見えない。

マスク越しに口が動いてただただ怖い。

 

「顔ってか、美味いお菓子食べてる時はあいつ

口数が少なくなるどころか、無くなるんだよ。

食べることに集中するあまりに。」

 

…そうだったのか。

流石に親友と名乗る位だ、よく分かってる。

 

「一周回って微笑ましく感じるよ」

今なら同意できる、三沢くん。

強面の超甘党…か。

 

これは今度の広報新聞に…

載せたら間違いなく止められるだろうな。

もちろん本人に。鬼の形相で。

 

ついでに、宮内さんなら確実に

ノリノリでインタビューして

記事にしそうだ。

 

「あれ?皆集まってるね?」

 

…おや、坂口さんと宇佐さんもきた。

ん?宇佐さんが持っている袋は何だろうか?

 

「宇佐ちゃんと坂口さんおはよ!

…あれ?宇佐ちゃん、それはなに?」

吉川くんも早速気づく。

 

「あ、これね、せっかくだから

みんなに食べてもらおうと思って…」

「まじか!1つもらうね!」

「うわぁ!///」

 

強引だなぁ吉川くんは…

驚いてる宇佐さんも満更でもなさそう。

 

「えっと、みんなもぜひ食べてね?」

「あぁ、喜んで頂くよ」

三沢くんも早速受け取っている。

 

「せっかくだから私も頂こう」

女子からお菓子を貰えるなんて、

人生でもなかなか訪れない機会だろう。

 

…ふむ、これはマフィンだな。

いい香りがする。

 

「「「では早速」」」

私たちも実食といこうか。

 

 

パクッ

 

 

「うおっ!めっちゃ美味しい!」

「うん、スイーツとして最高だ」

「…これは驚いた、おいしいよ」

 

うん、本当に美味しい。

割と本気で店に出せるレベルではないかと。

 

「宇佐ちゃん!ありがとう!」

「う…うん!…えへへへ///」

 

うっわぁ…2人ともすっごくにやけてる。

あの2人の空間の方がよっぽど甘かった。

傍から見ればもはやカップルだ。

…あれ?そういえば……

 

「陽子さんはそういえばどこに?」

「あぁ、あの子風邪ひいちゃって。

症状は軽めだけど大事をとってるの。」

 

そう、坂口さんが答えてくれた。

そうか、今日は休みなのか…。

まぁ、またすぐ学校に戻ってこれるなら

それだけでもいい。

 

…なんて浸っていたら、

久しく視界に入った2人もまた、

とんでもないことになっていた。

 

「……………」

「〜〜〜♪」

 

小さな女の子が、マスクを付けて

クッキーを食べている顔の怖い男に

思いっきり抱きついている…。

 

しかもなぜか、塚田くんが

小山さんの頭を撫でている…

なんだこれは。

 

 

 

 

〜和広side out〜

 

 

 

 

〜浩作side〜

 

 

 

…オレ、吉川浩作は、今凄く驚いてる。

だって、あのトモが女子の頭を撫でるなんて

初めて見たぜ?レア過ぎる!

 

よっぽど気に入ったんだなぁ、

小山さんのクッキー。

じゃなきゃあの行動に納得できない。

 

 

 

…やっぱり、あの子がそうなのかな。

トモが昔会った子っていうのは。

 

…ま、今はそれはどうでもいいんだ!

顔には出さないけど、楽しそうだ。

 

「ねぇ、吉川くん?」

「ん?なんだい宇佐ちゃん?」

「これ、クラスの皆にも渡してほしいの」

 

…これ、クラスメイト全員の作ったんだ。

やっぱ優しい子だなぁ。

 

「おう、了解!」

 

 

 

 

 

よし、そうと決まれば!

 

 

皆にこの優しさのおすそ分けだ!

 

 

 

 

 

 

 

 





久々に小説を書き終えて、なんだか気持ちいい()
割と、楽しかったです。

いつぐらいにとは言えませんが、
次の話もなるべく早目に書きたいと
思ってますので、よろしくお願いします。

それでは、また!

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