どうもこんにちは、ゴルギアスです。
改めて自分の作った物語を見てみると、
どうやら一話完結が苦手みたいです。
何が何でも次話に繋げたいお年頃←
そして、今回も何話か話が続きます。
お楽しみに。
〜和広side〜
今私たちは、体育の授業のため、
体育館でバレーボールをしている。
同じB組の吉川くんと塚田くん、
あと、今回はC組と合同なので
三沢くんも一緒だ。
この新橋高校での体育は、
毎回バラバラではあるが、他クラスと
合同で行っているのだ。(女子も同じく)
学年のクラスは8つ、どのクラスも
男子は約20人なため、約40人で行う。
まぁ、体育館は広めなため、狭くはない。
「高校入って早速バレーかー」
吉川くんは何だかワクワクしている。
「やるからには全力でやらせてもらおう」
三沢くんもやる気に満ちている。
C組なので相手側だが。
「なら、全部お前らに任せる」
塚田くんも…まぁいつも通りだ。
「なんだよ!レシーブくらいしろよ!」
「ならスパイクミスんなよ、
ミスったら〇ッポ奢りな」
「言ってろ、奢んねーから!」
いつの間にかトッ〇の交渉が始まっている…
この2人は傍から見たら仲良さそうに
見えないかもしれないが、面白い。
\ピ--ッ!/
お、試合が始まったようだ。
私の所にサーブが来ないことを祈る。
相手のサーブは、三沢くん。
そのサービスボールは、なかなかの威力で
塚田くんに真っ直ぐ飛んでいく。
「…ったく、わざとか?」
なんて文句を言っていたが、
レシーブは上手く決まる。
「フジ!こっちにトス!」
おっと、吉川くんがボールを要求している。
ボールは綺麗に上がっているから、
運動が苦手な私でもトスを上げられそうだ。
「ふっ」
割といい感じでトスができた。
さて、やる気満々な吉川くんだが…
「うらあぁぁぁぁぁ!!!」
バシンッ!!!!
…試合開始数秒でコートが静まる。
そりゃそうだ、なんてスパイクだ。
威力だけでなく、飛ぶタイミングも
まさにぴったり。
「…お前、中学はバレー部だったのか?」
チームメイトが吉川くんに聞く。
「いや?部活なんてやってねーよ?」
吉川くんは即答。まじか。
それに、他の人は気づいていないのかも
しれないが、あのスパイクの威力の理由になる
おかしな点があった。
それは、スパイクをする手が……
なぜか、グーの手になっていた。
そう、吉川くんはボールを殴るようにして
スパイクを決めたのだ。
一応、聞いてみようかな。
「…ねえ吉川くん」
「どうした、フジ?」
「なぜ、殴るようにしてスパイクを…?」
「…その方がパワー出るかなって思って!」
…何というか、吉川くんらしいような。
「発想からして馬鹿だろ」
塚田くん、オブラートに包んで…。
〜和広side out〜
〜純也side〜
結局この試合、結論から言うと
吉川くん達の勝ちになった。
僕も全力を出したつもりなのだが、
あの2人のチームプレーは崩せなかった。
今回わかったのが、吉川くんと塚田くんは
凄まじい程の運動能力を持っている事。
実はまだ体力テストを行っていないので、
その結果が楽しみなところ。
藤原くんも、苦手という割には
考えながらトスができている。
少し過小評価しすぎているのだろう。
…ただ一つ気になったのが、
例のパンチのようなスパイクを
最初の1本でやめたこと。
それ以降は普通に掌で叩いていた。
…少し妙だ。なぜやめた?
普通なら吉川くんはこういう勝負事であれば
本気でやることを躊躇わない性格のはず。
僕の予想が外れているだけなのか…。
それとも、「普通ではない」何かの
理由でもあるのだろうか…?
「おっ、女子もバレーやってるぞ!」
誰かがそう言うと、男子は皆ほとんど
体育館中央のネットで隔てられた
女子の試合に目を向けた。
…まぁ、僕も男だ。
目を向けてしまうのは当然だろう。
女子はA組とB組やっている。
つまり、C組女子とA組男子が
別の授業をしている。
B組…つまり、あの2人のが
注目の的なわけだ。
「おおっ、宇佐さんがやってるぞ」
「坂口さんも一緒だ」
「いいなぁ、あの光景」
やはりな。
どうやら運動が苦手らしい宇佐さんは
慌てながらコートに立っている。
正直、とても可愛らしい。
あと、坂口さんの運動神経だが、
女子の中でも段違いだ。
特にレシーブの完成度が高い。
「でも、よく見たら宇佐さん…アレ、だよな」
「んー?…あー、そう、かもな…」
…おや、何の話だろうか。
試しに問いただしてみようか。
「君たち、今のは何の話だい?」
「あ、三沢くんか」
「いや、でかい声で言えないけどさぁ」
耳を貸せというジェスチャーをしているため
それに素直に従うことにする。
「…宇佐さんって、胸、小さいよな…」
……一瞬何を言っているのか理解不能だった。
そして冷静になってみてから、
不本意ながらその部分を見てみる。
……ふむ。
なんというか、うん。
「なに、それが全てではないさ」
僕は考える事を放棄した。
「それにしても、A組と授業するのは
なんか気が引けるなぁ」
A組といたくない?
「それはどういうことだい?」
「噂の不良生徒がいるからじゃないかな」
そう答えたのは、いつの間にか横にいた
藤原くんだった。吉川くんと塚田くんもいる。
「不良生徒が、A組にいると?」
「うん、人物関係無しに乱暴な言葉遣い、
他校の生徒とのケンカなどで
早速問題児として警戒されてるんだ」
思ったより問題児なんだな。
そして、よく入学出来たものだ。
「不良、かぁ…」
そう、吉川くんは小さく呟く
呟いていたが、それについて
追及する気にはならなかった。
理由を聞いてはいけない気がした。
〜純也side out〜
〜???side〜
……だりぃな、ちくしょう。
教師はうぜぇが、ちょっと睨めば
怖気づくやがる、根性無しだ。
クソが、ここには骨のある奴ぁ
一人もいやしねぇ。
…こんなつまんねぇとこにいる
俺も俺だけどな。
まぁ、仮に骨のある奴がいたところで、
…全員ぶん殴ってやるがな。
はい、また新キャラです。
しかも、三沢くん以上に厄介そうですね。
オレは作者で構想は出来上がっていますが、
どうなることやら。
このシリーズてか、A組問題児編は
もう何話か続きますのでよろしくです!
それではでは、また次回。