巡る季節~オレの青春論~   作:ゴルギアス

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どうも、ゴルギアスです。
今回の話、今日の夕方に投稿の予定だったのですが
せっかく本編を書き終えたのに、
後書きを書こうとしたら間違えて
スマホの戻るボタンを押してしまい、
無かったことになりました()

なので、テンションが低いながらも、
一生懸命書きました。

ではでは、本編どうぞ!


ヒトメボレ

 

 

恵side

 

 

高校初日、入学式の日。

私はこの1日で、どれだけ心を

揺さぶられたんだろう。

 

1人の男の子にこれでもかってくらいに

振り回され続けたけれど、

嫌な感じは全くしない。

 

思い返せば、あの人の言動によって

心が熱くなったり、苦しくなったり。

でも、心地いいのが一番だった。

…何でなんだろう?

 

ここまで考えられて、この気持ちに

名前をつけることが出来ない。

この気持ちはなんなの?

…知りたい。うん、知りたい。

 

…それにしても、周りが賑やかな気が…?

 

 

 

恵side out

 

 

 

浩作side

 

 

 

あれ、周りが騒がしくなってきたぜ。

…まぁ、これだけカオスになれば

そりゃ注目されるか!

 

それにしても、クラスメイトの目の矛先には

恐らくオレは映っていないみたいだな。

多分…女性陣を見ている感じだ。

 

確かに、この4人はなんていうか、

レベルが高いよな~!

まぁ、1人は幼すぎるけど。

 

特に、可愛さでいうなら…宇佐ちゃんかな。

本人には言えないけど、小動物みたいな、

そう、ウサギのような!

まず、オーラが純白だからね!

 

こう、守ってあげたくなるような?

 

そういうば、自由時間にオレの周りに

男子が10人位集まってきた時、7割方は

宇佐ちゃんについて話していたなぁ。

残りの3割ほどは坂口さんだったな。

 

…うん、誰がどう見ても宇佐ちゃんが

ダントツで可愛いんだよな、オレもそう思う。

 

けど、なんというか、他の男子がそうやって

宇佐ちゃんを狙うような話し方をするのが

少し、すこーしだけ、気に入らなかった。

だってみんな顔についてばっか話してたし!

他にいいとこあるだろうが!!

 

…あれ、なんで気に入らなかったんだろう。

うーむ、深く考えるのはやめよう!

 

そんなこんなでこの状況が続くかと思いきや、

急に1人の男子が立ち上がり、

宇佐ちゃんに向かって行ったと思うと、

 

「あ、あの!宇佐さん!」

「は、はいぃ!?」

 

若干大声で話しかけていた。

おいおい、宇佐ちゃんが超ビビってる。

まぁ、いい反応だから面白いけど。

 

「えーっとさ、せっかくクラス同じになったし、

よかったらメアドとか交換しない?」

「え!?えぇっとぉ…」

…はぁ?いきなりそれかよ!

おい、更に宇佐ちゃん困ってるじゃないか。

 

「せっかくだからね!いいでしょ?」

「あの、えっと…」

 

…あいつ、弱みにつけこんでるな。

たった今初めて話したくせに馴れ馴れしく

されたら、そりゃ宇佐ちゃんがそうなるわ。

 

くそ、よく分かんないけどムカついてきた。

 

「…はい、どーん!!」

「うおぁ!?」

「…え?」

 

そして気づいたらオレは、

男子と宇佐ちゃんの間に入り、

距離を無理矢理離していた。

 

「いってぇ…何すんだ吉川!」

「…あのなぁ、ちゃんと青春したいなら

少しは順序くらい考えて話しかけろよ」

「は?青春?」

 

「人を困らせておいて悦に浸るなんて!

これっぽちも青春じゃねぇよ!!」

「え?おま、何を言って」

「それになぁ!」

 

 

「オレが最初に宇佐ちゃんに

話しかけたんだ!」

 

 

 

 

「簡単にはやらねぇよ!!!」

 

 

 

 

ちなみにオレは、謎のムカつきがあってから、

自分が何を言ってたのか、覚えていない。

 

 

 

 

浩作side out

 

 

 

 

陽子side

 

 

え!?え!?なになに!?

もしかして告白?公開告白!?

 

さっくんったら大胆ねぇ~♡

男子たちもたじろいじゃってるし、

恵もりんごみたいに真っ赤っか♡

 

あぁ~若いっていいわねぇ~

でも、私も同じ年だったわ!

…あら、さっくんまでポカンとしてる。

きっと何言ったのか覚えてないわね。

 

「…え?何?吉川たちってそうなの?」

また別の男子が質問してる。

私はその質問の意味が一瞬でわかった。

 

「え?どういう事だ?」

「いやだから、その、

吉川と宇佐さんって…」

 

「…付き合ってるのか?」

 

その瞬間、教室に緊張が走ったわ。

なんだか修羅場を見てるみたい、悪くない♡

そしてまた別の男子が恵に聞く、

 

「そ、そうなの?宇佐さん?」

 

さぁ、どう答えるの?恵!

 

 

「よっ、吉川くんに聞いてください…//////」

 

あら~さっくんに無茶ぶり入ったわ。

さて、ここからは恐らく愛が試されるわ。

そう思ってるのは私だけだけど。

 

「ど、どうなんだ、吉川!」

「…付き合ってるわけねぇだろ!」

 

…あらぁ…?即否定?でも痺れるわぁ…♡

ここまで真っ直ぐだとむしろ気持ちいいわね。

 

「お前なぁ、たった1日で出来上がるような

青春なんて、つまんねぇだろうが」

 

「みんなで、じっくりと、確実に作るものが」

 

「『オレの思い描く青春』だっ!!」

 

 

…なるほど、やっとわかった。

あなたってそういう人…いや、

 

そういう男だったのねぇ。

そりゃあ私も恵も惚れるわ。

…すると性懲りもなく男子達が。

 

「じ、じゃあ、実際宇佐さんを

どう思ってるんだよ!!」

「そうだ、答えろ!」

 

あら、これは傍からみたらさっくんがいじめを

受けてるように見えるかもしれないわね。

けど、私の目に見えるのは…

 

「…めっちゃ可愛いと思ってる!!!」

 

…さっくんの逆襲、ね♡

 

 

陽子side out

 

 

咲良side

 

 

…何これ、何?この状況…

さっきから吉川くんが告白じみた事を

してるようにしか見えない…

 

けど、本人照れてる様子ないし…何なの?

 

「お前らが面と向かって言わないから

この際オレが言ってやるよ!」

「宇佐ちゃんは顔が可愛いだけじゃなく!」

「優しいし、良い笑顔もする!」

「なんか、照れ屋みたいだけど、そこがいい!」

「あと、卵焼きしか食べてないけど、

料理も出来る!完璧だろ!」

 

…これ、間違いなく、恵の方が

ダメージ受け…うわっ!机に顔伏してる!

そして、陽子は絶対楽しんでるし…

 

「…え?そこまで言って付き合ってないの?」

「あぁ、付き合ってない!」

「…宇佐さんの事好きじゃないの?(小声)」

「わからん!!」

 

どう見ても好きなようにしか見えない…

けど、吉川くんだから分からない。

彼は変わった人だから。

けど、恵に対してしか言わなそう。クスッ。

 

そして、男子達はそれを見て、

呆れたのか、はたまた諦めたかのように

注目の的を変える。

その人物は…あいつだった。

 

「なぁ…塚田、だよな?」

「…俺か?」

「お、お前はどうなの?」

「何がだ」

 

いや、何がじゃないっしょ!

あんた自分の状況把握してないの!?

 

「その抱きついてる子と…付き合ってるの?」

「そんなわけないだろ」

こいつも即答。

 

「じゃ、なんで抱きつかれたまんまなんだよ!」

「俺に聞くな、こいつに聞け、このチビに」

「あのぉ、小山さん?」

「?」

 

名前を呼ばれて純粋な目を向ける唯ちゃん。

陽子じゃないけど、あら可愛い。

 

「小山さんは、そいつの事どう思ってるの?」

「だいすきだよっ!!」

 

…この子まで即答。

 

「で、でも、さっき会ったばっかなんでしょ?」

「んーとね、ようこがおしえてくれたの!」

 

そして、その子は、

 

「゙ひとめぼれ゙ってやつ!!!」

 

とびっきりの笑顔で答えた。

 

 

 

咲良side out

 

 

 

恵side

 

 

…今、やっとわかった。

気づいたきっかけは、唯ちゃんの最後の一言。

 

…゙ひとめぼれ゙。

 

ありふれている言葉かもしれないけど、

しっくりくるの、私の心に。

まるで、欠けていたパズルのピースが、

しっかりとはまったみたいに。

 

そっか、うん、きっとそうなんだ。

 

 

見てくれは違うけど、今の私も、唯ちゃんも

おんなじだったんだね。

 

 

唯ちゃんは…

 

表情が全然変わらなくて、目が少し鋭い、

それでいてちょっぴり友達思いな。

 

塚田くんのことを…

 

 

 

 

…そして私は、

 

 

元気で、少し変わり者で、

色んな人を振り回しそうで、真っ直ぐで

 

 

そして、多分私が本能で欲しがっている言葉を

無意識に与えてくれるあなたを……

 

 

 

 

 

 

吉川浩作くんのことを………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…好きになっちゃったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

…うん、間違い無い。

だって、あなたの事を考えるだけで。

 

 

 

 

 

 

 

…胸の鼓動が高鳴って、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熱くなるの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この気持ちを……知ってよかった。

 

 

 

 

 

 




…はい、結論として、ヒロインが
主人公に恋をしました。

あとは宇佐ちゃんがじっくりと、
頑張っていくんです。
振り向いてもらうために。
オレも宇佐ちゃん応援します()

そして、唯ちゃんにも頑張ってもらいたい。
健気さでいえば、宇佐ちゃん以上だし。

…さて、この作品を読んだ方々は、
楽しんで頂けてるでしょうか?
オレは割と楽しんで書けています。

けど、自己満足にならないように、
皆で楽しんでいけるように
頑張って投稿していきたいと思っています。

感想・意見があれば快く受け付けますので!
よろしくお願いします!

それではでは、また次回!!!
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