ハイスクールD×D 白き蒼穹の王と破壊の鬼神 作:モンハン大好き
村に魔物が襲撃してから数日後
俺はティアと一緒に、村からの依頼で魔物を狩りに来た、村の住民の話ではこの魔物が度々村のを襲いに来るらしくそれで何度もこの魔物を討伐しようとするがあまりにも強くて手に負えず俺達にその魔物の討伐をお願いしてきたからだ
「全く、たかが魔物一匹倒せないとは、悪魔どもは弱すぎるだろ」
「まあまあ落ち着け、向こうは冥界の復旧で人手が足らない状態なんだからさ」
俺はティアの頭を撫でながら言う
「そ、それはそうだが…////」
最近分かったんだけどこいつが不機嫌になっている時はこうやって頭を撫でてやるとすぐ機嫌が良くなる
「…ん……///」
しばらく撫でているとティアは気持ち良さそうに目を細める試しになでるのをやめてみると
「あっ……」
ちょっと寂しそうな顔になった
「…帰ったらまたやってやるから、今は仕事に集中しようぜ」
俺は苦笑しながら約束をすると
「…うん///」
ティアの機嫌はすっかり良くなった
「さて、村の人達の話じゃあ、このあたりだと思うけど」
そう言いながら村で聴いた魔物の住処を探していると目の前の茂みから気配を感じた
俺達はその茂みの方に目を向けると魔物が俺達に突っ込んで来た
「キシャ――――!!」
「「!?」」
俺達はとっさに飛んで魔物の攻撃を避けた
「っと、こいつが村の連中が言っていた魔物か」
俺は目標の魔物を観察する、魔物の姿はサソリに似ているが大きさは俺達より数十倍あり体色は緑色で背中に水晶のように透明な棘が無数にある、何より目を引くのは腕が四本持ってて、その内二本は大きな筒のような形をして、尻尾が二本ある
「何だこの魔物、今まで見た事が無い…新種か?」
「え?ティアでも知らない奴なの?」
「ああ、少なくとも私はこんな奴は知らないな」
マジか、龍王でも知らないって…これは結構骨が折れそうだな~
「別に悩む必要は無いんじゃないか?どの道討伐するんだから」
「…そりゃあそうか、それじゃあ一丁殺りますか!」
俺は腰に差したウィンチェスターを引き抜き、魔物に突っ込んだ
「おらぁ!!」
俺は真空斬撃の魔法を発動させ魔物に切り付ける
ガキン!!
だが、魔物の甲殻は思ったより硬く弾いてしまった
「うわ、こいつ、凄く硬いな」
「なら、これならどうだ」
ティアはそう言うと魔力の弾を数発撃ち込むが魔物の体中にある棘が魔力弾を吸収した
「なに?」
「あの棘…魔力を吸収するのか」
「キシャ―――――――!」
魔物が叫び出すと両腕の砲身のような物を俺達に向け、そこから魔力の弾を撃ちだした
「うおっ!?」
「!?」
予想外の攻撃にかなり驚いたがすぐに避けた
「なるほど、あの腕は砲台のような物だったのか」
「余裕みたいだな時雨」
「まあな、こいつは思ったよりそんなに速くないし、砲撃と尻尾に気を付ければ何とかなると思う」
「それはそうだが、あいつの甲殻はお前の剣を弾いたんだろ?」
「う~ん、とりあえずあの棘を剥がすか?」
「…今思ったんだが、お前の神器で殺った方が早いんじゃないか?」
「…確かにこっちの方が早いか」
俺はそう言いながら神器『鬼神の幻晶剣』を出し、魔力を神器に流して自身を強化する
「んじゃ、俺が突っこむからティアは援護を頼む」
「ああ、分かった」
「それじゃあ、行くか!」
俺は強化した脚で魔物に近づき
「そりゃあ!!」
魔物の背中に生えてる棘を力任せに神器で根元から粉々にする
「キシャ―――――!!」
魔物は自分の背中に乗っている俺に二本の尻尾の針で刺そうとする
「させるか!」
ティアは魔力弾で尻尾を破壊しようとするが背中に残った棘に吸収されて威力が弱まり尻尾を弾く程度になった
「おりゃあぁぁぁ!!」
俺は叫びながら、神器を魔物の頭部に突き刺す
「キシャ――――!?」
魔物は黒い血を吹き出しながら倒れ、動かなくなった
「ふう…」
俺は息を吐きながら神器を抜き、剣に着いた黒い血を払う
「は~、流石にこいつを使うと疲れるな」
神器を肩に担ぎ、ため息を漏らす
「しっかし、こいつって一体何だろうなティア?」
「さあな、こいつを魔王に持って行って調べて貰えば何か分かるんじゃないか?」
「そうか…じゃあ、こいつの体の一部を切り取って持って行くか、ティア、手伝ってくれ」
「ああ、分かった」
俺は魔物の死骸に近づき懐からナイフを取り出そうとすると
「…見つけた」
「「!?」」
突然目の前に黒い穴のような物が出現しそこから黒のゴスロリ衣装を着た黒髪の少女が出て来た
「時雨!」
ティアがいきなり叫び出したかと思いきや、俺の襟首を掴み後ろに引っ張った
「ぐぇ!?いきなり何だよ、ティア」
「いいから、私の後ろに居ろ」
「お、おう」
何かすげぇ焦ってんな…まあ、あのゴスロリ少女の気配を感じればそうなるか
「まさかお前がこんな所に出てくるとはな、何しに来た?」
「我は、お前と話したい。ただ、それだけ」
黒髪の少女はティアの質問を俺に指を差しながら答える
「え?俺に話がある?どういうことだ?」
「我、お前のような龍、見た事が無い」
?…意味が分からないが、敵対する意思は無さそうだな
「なぁティア?こいつはただ俺に用があるみたいだし、話だけでも聞いてみないか?」
「…そうだな、今の所、敵意は無いみたいだし」
ティアはそういいながら引き下がり、俺は目の前の少女に近づく
「初めまして、俺は紅月時雨って言うんだ。君、名前は?」
「我は、無限の龍神 オーフィス」
「それでオーフィス、話したい事ってなんだ?」
「・・・・・・」
あれ?急に無言になったぞ、どうしたんだ?
「お、おい、どうしたんだ?さっきから黙って」
「……話す内容、考えてなかった」
「「・・・・・・」」
おいおい龍神さんよ、話す内容くらいちゃんと考えてから来ようよ
「あ~、これはどうすれば良いんだ?時雨」
「俺に聞くな、俺だって困ってんだからさ」
…何か一気にやる気が削がれた気分になったな~、ティアも何か脱力しちゃってるみたいだし
「え~と、じゃあオーフィス、どうして俺と話したいんだ?」
「時雨から感じる気配と力、今まで感じた事が無い。だから我は知りたい、時雨の存在を」
…要するに俺が珍しいから、興味がある、で良いのか?
「そうか…じゃあさ、俺達の所に来るか?」
「?」
いきなりの提案にオーフィスは首をかしげる
「俺達と一緒に居ればお前が知りたい事が分かるじゃないか?」
「…分かった、我、時雨について行く」
どうやらOKみたいだ
「おい、良いのか?相手は世界最強の龍だぞ?」
「良いんじゃないか?こいつはこちらから仕掛けない限り基本的に無害みたいだし」
「…はぁ、お前がそう言うなら私も何も言わない、好きにすれば良い」
「おっし、龍王様からの許可をもらったな、これからよろしくなオーフィス」
俺はそう言いながらオーフィスの頭を撫でる。ティアは何故か羨ましそうな顔をしてたが気にしないでおこう
「ん…よろしく」
俺に撫でられたオーフィスは気持ち良さそうにしながら答えた
こうして俺の家の住人に世界最強の龍神様が入居した
誤字、脱字などがあったら教えて下さい。
あと感想お待ちしています。