ハイスクールD×D 白き蒼穹の王と破壊の鬼神   作:モンハン大好き

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魔王からの依頼

オーフィスが家の住人になってから何年もの月日が流れた

 

俺はオーフィスとティアに修行の相手をしてもらったり(毎回死にかける)、一緒にはぐれ悪魔や危険な魔物を討伐をしたり(完全に無双になってたが)、使い魔の森や湖など色々な所に行ったり(湖の中からゴリマッチョな変人が出て来た)と楽しく過ごしていた

 

「……あれから、随分経ったんだな」

 

俺は自室のベットに寝転がりながら神によって転生させられてからの日々を思い出す、いきなり空から突き落とされたり、転生していきなり二天龍と戦闘したり、龍王の住処に間違って入ってまた戦闘になったり、村で魔物に襲われ、その魔物を殲滅し、魔王に呼ばれて村を守ったお礼として屋敷と領地を貰ったり、無限の龍神に会って一緒に住むようになったり…

 

…あれ?今思い出してみると俺、戦ってばっかじゃね?

 

俺がそう思っていると、突然床から魔法陣が出現しそこから銀髪のメイドが現れた

 

「お久しぶりです、時雨様」

 

彼女の名はグレイフィアさん、現魔王サーゼクスの妻であり最強の女王と言われている人だ。俺は起き上がりあぐらをかく

 

「久しぶりですね、グレイフィアさん。貴方が来たと言う事は、またはぐれ悪魔の討伐依頼ですか?」

「いえ、今回はサーゼクス様から貴方に個人的な依頼があるらしいです」

「サーゼクスが?」

「はい」

 

…あいつの個人的な依頼って初めてだな。一体どんな依頼なんだ?

 

「…分かりました、準備したら直ぐ行きます」

「分かりました」

 

俺は直ぐに行く事を伝えるとグレイフィアさんはそのまま転移魔法でサーゼクスの所に戻っていった

 

「さて、さっさと準備するか……何か面倒事に巻き込まれる気がするが」

 

俺はいつもの服装に着替え、オーフィスとティアに魔王の所に行く事を伝えてから家を出た

 

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

 

客室で俺はサーゼクスに依頼内容を聞いたら予想外の物だった

 

「時雨君、学校に行ってくれないかい?」

「…え~と、すみません、意味が分からないんですが?サーゼクスさん」

「だから、妹が通っている学校に行って欲しいんだよ」

 

俺、学校に行く年齢を超えてるぞ?そんな奴を今さら学校に行かせるって、何を考えてんだ?

 

「…理由を聞いても良いか?」

「最近堕天使に奇妙な動きがあってね、妹に何が起こるか分からないから君に妹の手伝いをして欲しいんだ。あとセラフォルーからも頼まれているから、そっちもお願いするよ」

 

ああ、なるほど、要するに大好きな妹が心配だから手を貸して欲しいと言う事か、心配し過ぎじゃね?お前の親から聞いたがその妹、もう高3なんだろ?あとセラフォルーも俺に自分の妹も頼むって、どんだけ心配病なんだよこのシスコン魔王共

 

「…でもそれは他の奴に頼べば良いんじゃないか?警護だけなら誰でも出来るし、なんで俺なんだ?」

 

そもそも俺はどっちかって言うと警護より敵を殲滅する方が向いてんだけど

 

「う~ん、そうなんだけど中々見つからなくてね、それに『鬼面の死神』と呼ばれている君が居れば安心して任せられるよ」

 

…その呼び名、やめてくれない?その呼び名のせいで、ドラゴンなどの種族が俺に決闘を申し込んで来たり、アホな上級悪魔達が俺を眷属にしようと俺の家に襲撃して来て家を半壊にされたりと大変だったんだぞ。まあ、心とプライドを全部へし折りながらぶっ潰して再起不能にしてやったが、流石に勘弁して欲しいと思った

 

っと、話が脱線したな、さっさと答えないと

 

「……分かった、この依頼、受けるよ」

 

とりあえず俺はOKを出した。理由?断った所で、はいそうですかとあきらめると思うか?こいつら。

そもそも、魔王直々のしかも重度のシスコンであるサーゼクスとセラフォルーの依頼を断ったら100%面倒くさい事になるからな、ちなみにこの二人の中でセラフォルーが一番ヤバイ事をしでかすのでなるべく逆らわないようにしている

 

って誰に言ってんだ?俺、……まぁ、良いか

 

「それで、俺はいつ人間界に行けば良い?」

「君の転入手続きや、住む家の用意などがあるから今すぐに行かなくても良いよ」

「そうか、そりゃあ良かった、今すぐ行けなんて言われたら困るからな」

「ははは、流石にそんな事は言わないよ」

「それと俺と一緒に住んでいる彼女達も連れてって良いか?」

「あの二人ね、別に良いよ。むしろ連れて行ってくれた方が安全だ」

 

あの二人とはティアとオーフィスの事だ。以前、サーゼクスが俺の家に来た時に二人に会った、その時俺が二人の事を説明するともの凄く驚いていた。まあ、そりゃあそうか、なんせ龍王の一角と無限の龍神が俺の家に住んでいるんだ、驚かない方が無理がある。ちなみにこの事は魔王とその眷属しか知らないので誰かに狙われる事は無い

 

…まあ、襲って来たら襲って来たで全員、心身もろともへし折ってやるけどな

 

「ありがと、それじゃあ俺は帰る」

「あぁ、じゃあね。時雨君」

 

依頼の内容を聞き終えた俺はそのまま客室から出た

 

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

 

魔王の城から出た俺は少し寄り道をしたりしながら家に着き、玄関のドアを開けると

 

「おかえり、時雨」

 

黒髪の少女、オーフィスが出迎えてくれた

 

「ただいま、オーフィス」

 

俺はオーフィスの前でしゃがみ、頭を優しく撫でる

 

「ん…♪」

 

するとオーフィスは気持ち良さそうに頬を緩ませた。

 

(…初めてあった時に比べると随分と感情が豊かになったな)

 

そう思いながらしばらく撫でているとリビングからティアが出て来た

 

「ただいまティア」

「おかえり時雨、随分と早かったな?」

「まあな、サーゼクスからある依頼を受けただけだからな」

「ある依頼?はぐれ悪魔の討伐か?」

「いや、少し違うかな?まあ、詳しい事は中で話すよ」

 

俺はティアとオーフィスと一緒にリビングに行き、依頼の内容を伝えた

 

「と言うわけで人間界に行く事になったんだ」

「そうなのか…じゃあしばらく人間界に居るのか?」

「まあ…そうなるな」

「…時雨、もしかして我とティアは、しばらくお留守番?」

 

オーフィスは不安そうな顔をしながら聞いて来た

 

「いや、二人も一緒に人間界に行けるようにサーゼクスに頼んだから心配しなくても良いぞ」

「そう、良かった」

「それで、いつ人間界に行くんだ?」

「う~ん、サーゼクスが言うには手続きとかは直ぐに終わるって言ってたからな、俺達の準備が終わり次第行こうと思う」

「そうか、じゃあ早めに準備しないとな」

「そうだな」

 

駒王学園か……うん、カオスな日々になりそうだな~




次回は原作に入ります
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