ハイスクールD×D 白き蒼穹の王と破壊の鬼神 作:モンハン大好き
駒王学園に転入して数日後
俺とイッセーはいつの間にか仲良くなった。アイツが持っているドラグ・ソボールなどのマンガやアニメを一緒にみたり話していく内に打ち解け、一緒に遊びに行くようになった
だが俺は今、教室で意味不明な光景を目にしていた
イッセーがどや顔で元浜と松田に携帯の写メを見せている、それを見た二人は
「う…嘘だろ?…あのイッセーが…」
元浜は何かこの世の終わりのような顔をし
「イッセェェェェェ!!お前!裏切ったのか俺達を!?俺達は仲間だったはずだったろぉぉぉぉぉ!!!」
松田は号泣しながら喉が裂けるんじゃないかと思うくらいに叫ぶ、それを見たイッセーは
「ふ…許せ、友よ。俺は先に行かせてもらうぜ」
かっこつけながら言う……そのどや顔うぜぇな
「……お前ら何してんの?」
「あ、時雨おはよう」
「おはようイッセー、…で、何この状況?何で二人はこんな状態になってんだ?」
「ふっふっふ、それはな」
…何か悪役がやりそうな笑い方だな
「実は俺、彼女が出来たんだ!!」
イッセーが予想外の言葉に俺は一瞬思考を停止してしまった。けど何とか再起動させる
「……え~とイッセー?それって二次元の奴か?いくらお前がモテないからってそれは」
「ちげーよ!!リアルの方だ!!と言うか何だそのまるで気持ち悪い物を見て引いているような目は!?」
「え?いやだってお前、変態3人組っていう異名を持ってんだし。それに女子剣道部の着替えを覗いたり、教室で堂々とエロ本やエロDVDを出してエロトークをしている奴に好きになる奴が居ないと思うが?」
「うぐっ!?そこまで言うのかよ、酷くないか?」
「事実だろ?」
「くそ!そこまで信じないか、じゃあこれを見れば流石に信じるだろ」
イッセーは携帯を取り出し、俺に黒髪の女性の写真を見せた
「…イッセー、もしかしてこの子がお前の彼女か?」
「そうだぜ!やっと信じてくれたか」
まあ、証拠を見せられれば信じるしかないけど
「まぁ、とりあえず、おめでとうって言っとくわ」
「……なんか反応が薄いな」
「まぁ、友人の一人や二人、彼女が出来ても俺は関係ないからな。それにそこに居る馬鹿二人みたいに他人に嫉妬してる暇があるなら別の事をしろよって思っているし」
俺はいまだ地面に項垂れている元浜と松田を見ながらそう言う
「随分とはっきり言うなお前、そう考える奴は少ないぜ?」
「自分は自分、他人は他人って割り切っているだけだ」
「…割り切り過ぎじゃねぇか?それ」
「そうか?」
俺とイッセーはそう話していると先生が来たので直ぐに席に着いた
―――――――――――――――――――――
放課後、俺は家に帰ろうとするとまたイッセーが話しかけて来た
「それで?俺に何か用か?」
「実は休日にデートする約束をしてんだけどさ。どこにすれば良いのか分からなくて、それで時雨に相談しようと思ってな」
なるほど…初めてのデートだから不安なんだなこいつ
「元浜と松田が居るだろ?そいつらに相談したら良いんじゃないか?」
「すでにやったんだけどあいつら、涙を流しながら『彼女に振られて死ね!!』と言いながらどっかに行っちまった」
「……あ…そうか」
おいおい、親友に死ねって、俺でもそんな事は言わねぇぞ
「それで、どうすりゃあ良いんだ?」
……親友に死ねって言われても全然気にしてねぇなこいつ
「う~ん、よく分からないけど、この町で人気な所で良いんじゃないか?それに何かプレゼントでもすれば良いと思うし、あとは…どこか景色が良い所に行くとか…かな?」
「なるほど!ありがとう時雨、参考になった。お礼に何か奢るよ」
「別に感謝するほどじゃ無いだろ?」
「ん?そうか?助けてくれる奴に礼を言うのは当たり前だろ?」
「……はぁ~、お前のその変態の部分をどうにかすれば少しはマシになるのにな~」
「な、何だよ、いきなり」
「何でもねぇよ。じゃ、帰るわ」
俺はそのままイッセーと分かれた
(それにしても、イッセーの彼女か…確か会っていきなり告られたって言ってたか?)
俺は歩きながら、イッセーが彼女が出来た経緯を思い出す
(……思い出してみれば胡散臭くないか?)
そもそも会ってそうそう告白する時点で怪しすぎないか?イッセーはそのままOKしたみたいだけど俺だったらむしろ警戒するな。……何かあるのか?
……イッセーには悪いが跡を付けさせてもらうか
――――――――――――――――――
休日、俺は遠くからイッセーを監視していた、イッセーは彼女を待ってる間、何故か眼鏡を掛けた女性が通るたびに視線を移していたり、変な女性がイッセーに何か紙のような物を渡されたりしていた。イッセーはその紙をどうしようか迷っていたがイッセーの彼女、天野夕麻を見つけるとその紙をポケットに入れ彼女の傍に行った
「ごめんなさい待った?」
「いや、俺も今来たところだよ。夕麻ちゃん」
随分とかっこつけてるなイッセーは、多分ずっとこれが言いたかったんだろうな~
二人はそのまま手をつなぎ歩き始め、俺は二人の跡を気づかれないようについていった
二人のデートの様子は、傍から見れば良い感じになっていたが、夕麻と呼ばれる女性から憎悪や殺気のようなものを少し感じる、どうやら心の中では楽しんでないみたいだな。それにこの気配は堕天使か?そういえばサーゼクスが堕天使に不穏な動きがあるって言ってたな
そんな事を思っているといつの間にか公園に来ていたそして結界のような物が張られたのを感じた
(……いよいよだな、イッセーには悪いが排除する)
俺は異空間に収納していたウィンチェスターを取り出す
「っ!?」
後ろに殺気を感じ、その場を離れると俺が居た所にに光る槍が突き刺さる。俺は槍が飛んできた方を見てみると
「ほう、これを躱すとは、貴様ただの人間では無いな」
黒いコートを着た男が黒い翼を出しながら飛んでいた
「…堕天使か」
「ほう、我らを知っているのか。貴様、何者だ?」
「素直に答えるわけねぇだろ?」
「そうか…ならば死ね!」
男が叫ぶと手に光の槍を数本生み出し、俺に向けて投げる
「おりゃ!」
俺は光の槍をウィンチェスターで全て弾く
「なに!?」
俺が弾くとは思わなかったのか男は驚愕していた
(この程度で驚くなよ)
俺は『雷撃投槍』を周囲に十本配置し堕天使に向けて放つ
「ぐあぁぁぁ!?」
堕天使は回避するが数発当たり地面に落ちた
「たくっ邪魔しやがって、……しまった!」
俺は慌てて公園の方を見た。そこには血まみれで倒れているイッセーとそれを見下す黒い翼を生やした天野夕麻が居た
(イッセー!!?)
俺は慌ててイッセーの下に駆けつける
堕天使は俺が出て来たのが予想外なのか驚いた顔をしていた
「あら?何で人間が、結界を張ったから誰も入れないはずなのに」
「お前、どうしてこんな事を」
「人間に答えるつもりはないわ。あなたはどうせ、ここで死ぬんだし」
堕天使が俺に向けて光の槍を投げるが俺は素手で掴みそのまま握り潰す
「私の槍を素手で!?」
「……おい」
「っ!?」
俺は高濃度の殺気を放つ、殺気をあてられた堕天使は体をガタガタと震わせた
SS級はぐれ悪魔やティアとオーフィスなどの伝説の存在相手に一人で殺り合った俺にはこんな小物、一瞬で粉々にしてやれるがイッセーの事もある
俺は殺気を出したまま低い声で目の前の堕天使に言う
「今は見逃してやる、だが次に会った時はお前を木っ端微塵にしてやる」
「くっ!」
堕天使はそのまま逃げて行った。俺はイッセーの方に向く
「……すまないなイッセー」
俺は死んだイッセーに謝っていると突然地面に魔法陣が出て来た
(これは、グレモリーの魔法陣?…なるほど、あの紙が)
俺は直ぐにその場から離れた。サーゼクスの妹 リアス・グレモリーならイッセーを何とかしてくれるだろうし
翌日、俺はいつも通り学校に行くと教室でイッセーを見つけたがあいつから悪魔の気配がした
……どうやらリアス・グレモリーの眷属悪魔になったみたいだ。本人は気づいてないみたいだけど
いつの間にかお気に入り登録が100人以上になってました
登録してくれる人は数十人くらいかな~と予想してましたが予想以上に登録されていたのでびっくりしました