ハイスクールD×D 白き蒼穹の王と破壊の鬼神 作:モンハン大好き
―時雨side―
放課後、俺はいつも通りに帰ろうとするとイッセーが俺に聞いて来た
「なぁ、時雨」
「何だ?イッセー」
「時雨、この前話した俺の彼女の事を覚えているか?」
「ああ、覚えているぞ。確か天野夕麻、だろ?で、何でそんな事を聞くんだ?」
「松田と元浜の奴らに夕麻ちゃんの事を聞いたんだけど覚えてないって言ったんだ。この前確かに夕麻ちゃんを紹介したのに…どうなってんだ?」
……あの堕天使、イッセーを殺した後、自分に関わった奴の記憶を消したみたいだな。まぁ、今イッセーには教えなくても良いよな?どの道知ることになるし
「……さあ?俺も分からないな」
「そっか~」
「で、どうしたいんだ?」
「へ?」
「いやだから、その状況をどうしたいんだって聞いてるんだけど?」
「どうしたいったって……う~ん」
「…いっそのこと、お前も彼女の事を忘れた方が良いじゃないか?」
「え?」
「どこに居るのか分からない彼女をいつまで引きずってもどうしようも無いだろ?」
「それは、そうだけど」
「ま、どうするかはお前の自由だ、好きにすれば良い」
俺はイッセーにそう言うと鞄を持って教室から出ようとする
「お~い、イッセー」
「早く俺ん家に行こうぜ~」
「ああ!今行く!」
「……またエロDVD鑑賞か?」
「まあな、よく分かったな」
「お前らの日頃の行いを思い出せばだいたい予想できる」
「日頃の行いって…まあそうなんだけどさ」
「じゃ、また明日」
「おう」
俺はイッセーと別れの挨拶をし、そのまま教室から出た
――――――――――――――――
その日の夜、自室で音楽を聴きながら読書していた
「時雨」
「ん?…うお!?」
いつの間にか俺の隣にオーフィスが居た
「…オーフィス、いつもノックしてから入ってくれって言ってるだろ?」
「我、ちゃんとノックした。けど何度やっても、時雨が出てこないから、勝手に入った」
オーフィスは不機嫌な顔をしながら言う
「そうか、ごめんな」
俺は謝りながら撫でるとオーフィスは直ぐに機嫌が直った
「それで何しに来たんだ?オーフィス」
「また堕天使がこの町に出て来た」
「……どこに?」
「え~と」
―龍神様説明―
「そうか、ありがとう」
オーフィスの報告を聞いた俺は直ぐに立ち上がる
「行くの?」
「少し嫌な予感がしてな、ちょっと行って来る」
「分かった」
俺はそのまま家を出た
――――――――――――――
―一誠side―
俺は元浜と一緒に松田の家でエロDVD鑑賞会をした後、昨日の夢を思い出しながら歩いていた
「……やっぱり、あれは夢だったのかな?」
俺はそうつぶやきながら歩いて行くと昨日夕麻ちゃんと来た公園に来ていた。俺はその公園にあった噴水の近くに来た
「……ここで俺は夕麻ちゃんに…」
俺はそうつぶやくと後ろに嫌な気配を感じ振り向くと
「なぜお前がここに居る?確かレイナーレ様が殺したはず……この感じ、なるほど悪魔になったか」
黒いコートを着た男性がぶつぶつと訳が分からない事を言っていた
何だこいつ、何か嫌な感じがする
俺は目の前の男から感じる気配に後ずさる
「お前の主が出てこない所を見ると…お前、はぐれか?」
はぐれ?主?何を言ってんだ、こいつ?
「はぐれならば、お前を滅しても何も問題は無いな。運が悪かったなお前」
男はそう言うと黒い翼を生やした
っ!?あれは夕麻ちゃんと同じ
「安心しろ。せめて痛みを感じる暇もなく滅してやろう」
男は手に光の槍を生み出し俺に投げて来た
「うお!?」
俺はとっさに避ける
「避けるな。当たらないじゃないか」
「そんな槍を投げられて素直に当たりに行くような馬鹿はいねぇよ!」
俺は目の前の男から全力で逃げた
「逃がすか!!」
男も空を飛んで俺を追いかける
「はぁ…はぁ…くそ!はぁ…はぁ」
俺は必死に走るが全然振り切れずどうすればいいのか考えていると腹に衝撃を受けた
「…え?」
見下ろすと光の槍が俺の腹を貫いていた
「ごぼっ!?」
俺は口から血を吐き出し膝をついた
「やれやれ、大人しくしてれば楽に死ねたものを」
男はまた槍を出し俺に向けて投げた
(くそ、俺はこんな所で…死ぬのかよ)
俺は逃げようとするが全く動けず目の前の槍が自分に迫って来る
ガキン!
「なっ!?」
「え?」
突然、誰かが割り込んできて男が放った槍を弾いた
俺は槍を弾いた人物の姿を見た
その人は背中に俺を殺そうとした男と同じく翼を生やしていたけど、その男とは違いハチの巣のような模様と蒼く光る爪のようなものが生えた白銀の翼だった、それはまるでおとぎ話に出てくる竜の様だった
すると目の前の人物は俺に振り向く。俺はその人物の顔を見て驚愕した。何故なら
「イッセー、大丈夫か?って大丈夫じゃないなこれだと」
俺の友人、紅月時雨その人だった
――――――――――――――
―時雨side―
俺は背中にゼルレウスの翼を出しオーフィスが言っていた堕天使のところへ移動する。本来これは腕と一体化されていたけどそれだと戦闘の時に支障があるので背中に翼が出せるように修行した。そのおかげでゼルレウスの一部の技を使えるようになったり、人間形態でも適応を使えるようになった(その時は体の一部に甲殻や鱗が出てくる)
「え~と、オーフィスの話だとここら辺らしいけど」
俺は周囲を見渡すとコートを着た堕天使を見つけたがそこにもう一人、腹から血を流している男子が居た
って、イッセーじゃねぇか、あの様子だとまた狙われたか
そう思っていると堕天使がイッセーに止めを刺そうと光の槍を投げた
俺はウィンチェスターを取り出しイッセーと堕天使の間に突っこみ光の槍を弾く
「っ!?お前は昨日の!?」
ん?あれ?このコートの男、昨日俺を襲って来た奴か?手加減してたとはいえ雷撃投槍を数発受けたら流石に死ぬと思ってたんだけど、以外に頑丈だな
「イッセー、大丈夫か?って大丈夫じゃないなこれだと」
俺はイッセーの傷を見ながら言う
「……時雨…なのか?」
イッセーは戸惑いながら聞いて来た。随分と驚いているな、何かあったのか?……あ、やべ!翼しまうの忘れてた!
「何で…お前がここに…それにその姿は…うぐ!?」
「話すな、傷が悪化するぞ」
俺はそう言うと目の前の堕天使を見る
「よう堕天使、よくも俺の友人を痛めつけてくれたな。塵になる覚悟は出来てんだろうな?」
「ふん、余裕こいてるのも今の内だぞ人間、あの時は油断したが次はそうはいかんその悪魔もろともお前を滅してやる」
……たく、相手の力量を図れないのか?この鳥人は
俺は翼を収め、あの堕天使に向けて魔法を構築しようとする。すると俺達の近くに魔法陣が出現した
「紅い魔法陣…グレモリー家の者か」
堕天使が憎々しげ言うと魔法陣から紅髪の女性が現れた
「ごきげんよう、堕ちた天使さん。私はリアス・グレモリー、これ以上私の下僕を傷つけるのなら貴方を消し飛ばすわ」
リアス先輩は全身に魔力を放出しながら堕天使に言う
「なるほど、貴方の眷属だったか。困るぞリアス・グレモリー、下僕をちゃんとしつけて貰わないと私のような堕天使や悪魔祓いに狙われるぞ」
「ご忠告ありがとう。以後気を付けるわ」
「リアス・グレモリー、それと青髪の人間、我が名はドーナシーク再びお前達と会いまみえぬ事を願う」
ドーナシークと名乗った堕天使は俺を睨んだ後どこかに行った。堕天使が居なくなるとリアス・グレモリーが俺に声をかけて来た
「私の下僕を助けてありがとね。それで貴方は何者?」
……やっぱ聞くか、そりゃあそうだよな~。ってそれよりも
「俺の事より、こいつを何とかした方が良いと思いますが?」
俺はいつの間にか気絶して倒れたイッセーを指さす
「……確かにこの傷はかなりヤバイわね。とりあえずこの子の家に連れて行きましょう」
彼女はイッセーを背負うとこちらに向いた
「貴方の事色々と聞きたい事があるけど、明日に聞く事にするわ。放課後使いを出すからこの子と一緒に来てくれないかしら?」
…はぁ~面倒くさいな、けど行かないと厄介な事になりそうだし素直に行くか
「分かりました、それじゃあリアス先輩、また明日」
「ええ、また明日」
リアス先輩はそう言うと魔法陣を展開させて消えた。残された俺は
「…とりあえずサーゼクスにばれた事を報告するか……はぁ面倒くさい」
憂鬱になりながらまた翼を出し、飛んで家に帰った
話の内容を考えるのってやっぱり難しいですね
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