ハイスクールD×D 白き蒼穹の王と破壊の鬼神   作:モンハン大好き

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悪魔との話し合い

朝、俺は目を覚ますと上に重さを感じ、布団をめくると黒いパジャマを着たオーフィスが俺の上でうつ伏せの状態で寝ていた

 

……またか

 

俺は心の中でため息をつく、この状況は月に2~3回は起こるから慣れたけど。とりあえず寝ているオーフィスの肩を掴んで揺らしながら声を掛ける

 

「オーフィス、起きてくれないか?」

「…ん…ふみゅう…」

 

揺すられたオーフィスは寝ぼけながら起き上がった

 

「おはよう、時雨」

「おはよう…なあ、オーフィス」

「なに?」

「何で俺の上で寝てんだ?」

「時雨と一緒に、寝たくなったから」

「…まあ別に良いけど。何度も言っているが、自分の部屋で寝てくれ」

「………分かった」

 

…おい、今の間は何だ?

 

俺は疑問を感じているとドアから誰かが入って来た

 

「時雨、朝食が出来たぞ…」

「あ、ティアおはよう」

「……おはよう時雨、オーフィスも居るのは…また一緒に寝たのか」

「え?ああ、まあ」

「……そうか、朝食が冷めるから早く来い」

 

ティアは不機嫌になりながら下に行った

 

……はぁ~またこのパターンだよ。早く何とかしないと修行の時、確実に死ぬ。マジで

 

「時雨、疲れた顔をしているけど、大丈夫?」

「大丈夫だオーフィス、ほら着替えて来い。飯が冷めるぞ」

「うん」

 

オーフィスはそのまま自分の部屋に戻って行った

 

「さて俺も着替えるか」

 

俺は手早く制服に着替え下に降りて朝食を食って学園に向かった。ちなみにティアは朝食の時でも機嫌が悪かったが休日に一緒に買い物に行こうと言ったら機嫌を直してくれた

 

学園に登校している途中、周囲の生徒が騒ぎ始めていた。俺はどうしたんだと思い他の生徒と同じ視線の方に向くとそこには俺の友人イッセーとリアス先輩が登校していた

 

…そりゃあ騒ぐわな、何せ変態三人組の一人と二大お姉様の一人が一緒に登校してんだ。騒がない方がおかしい

 

俺は納得しているとリアス先輩はイッセーに何か言うと別れた。すると元浜と松田がイッセーの所に行くや否や尋問し出した

 

…朝っぱらから元気だなぁ~あいつら

 

俺はそう思いながら教室に向かった

 

 

――――――――――――――――――

 

 

放課後、俺とイッセーは教室でリアス先輩の使いが来るのを待っているとイッセーが突然俺に話しかけて来た

 

「なあ、時雨」

「なんだ?イッセー」

「昨日、お前の背中に白い翼を生やしてただろ?あれは一体何だ?」

 

あ、そうだった。こいつにあれを見られちまってたんだった。……どうしようか

 

俺はイッセーの質問をどう答えようか迷っていると廊下から女子生徒の歓声のような声が響き始めた。気になり廊下の方に向くと学園一のイケメン、木場祐斗が教室に入って来た

 

木場はこちらを見つけると近づいて来た

 

「兵藤一誠君と紅月時雨君だね?」

「ああ」

「そうだけど」

「リアス・グレモリー先輩の使いで来たんだ。ついて来てくれないかい?」

 

金髪イケメンがそう言うと周りの女子が騒ぎだしたが俺達はそれを無視してついてくる。何か「時雨×木場」とか「木場×時雨」とかの単語が聞こえたがそれも無視した。そうしないとやってられなかった

 

俺達が木場について行くと旧校舎の前に来ていた

 

「部長連れてきました」

 

木場がそう言うと中に入っていき俺達も続けて入るとソファに座ってようかんを食べている小柄な少女が居た

 

学園のマスコット 塔城子猫、そういえば元浜が言うにはかなりの甘党だとか

 

そんなどうでも良い事を考えていると木場が子猫に俺達に紹介する

 

「こちら、兵藤一誠君と紅月時雨君」

「……どうも」

 

短い挨拶を言うとまたようかんを食べる、うん噂通り無表情だな。てゆうかそのようかんの量を見る限り、丸ごとじゃね?

 

そう思っているとシャワーの音が聞こえ周りを見ると白いカーテンが掛けられた所を見つけ、よく見ると女性の影が見えた

 

……なんでシャワー室が?

 

疑問を抱く俺とは別に隣のイッセーは煩悩丸出しの顔でそこをガン見していた

 

「……いやらしい顔」

 

そんなイッセーにぼそりと言う子猫

 

「確かにな。イッセー気色悪いぞ、その顔」

 

俺も便乗する

 

「ちょ!?子猫ちゃんはともかくお前まで」

「いやだって、本当の事だし」

「くそ、味方が居ねぇ」

「居るだろ?スリーサイズスカウター(元浜)とセクハラパパラッチ(松田)が」

「いや、味方ってそう言う意味じゃないんだけど」

「あれ、違うの?」

 

こんな風に話していると黒髪をポニーテールにした女性がタオルをシャワー室の所に持って行く

 

あれって確か、リアス先輩と同じく二大お姉様の一人、姫島朱乃先輩だな

 

「部長これを」

「ありがとう、朱乃」

 

それにしても向こうが呼び出しておいてその本人がシャワーを浴びてるってどうなんだろうか?

 

そんな事を考えているとリアス先輩が出て来た

 

「ごめんなさい。昨日イッセーの家に泊まったからシャワーを浴びれなかったから」

 

……今思ったんだけどそのイッセーの家の風呂を借りれば良かったんじゃね?

 

「さて、これで全員揃ったわね」

 

リアス先輩は周りを見渡した後、俺達の方に向き

 

「兵藤一誠君と紅月時雨君、いえイッセー、時雨と呼ばせてもらうわ」

 

……いきなり呼び捨てですか先輩

 

「歓迎するわ。悪魔としてね」

 

 

――――――――――――――――

 

 

「どうぞ」

「あ、どうも」

 

俺は朱乃先輩が出したお茶を飲む

 

「……おいしいですね」

「ふふ、ありがとうございます」

 

今度このお茶の入れ方、教えて貰おうかな

 

「単刀直入に言うわ。私達は悪魔なの」

 

これを聞いたイッセーは驚愕していた。まあ、仕方ないよな。さっきまで普通の高校生で過ごしていたんだし

 

「……貴方、驚かないのね」

「最初っから分かっていましたからね」

「そう…貴方に聞きたい事があるけどまずはイッセーに説明しないとね」

 

そう言うとリアス先輩はイッセーに話し始めた

 

天使、堕天使、悪魔の三大勢力は長い間戦争をしていたこと、その戦争で四人の魔王と多くの純血悪魔を失い種の存続のために悪魔の駒を作ったこと、今は停戦状態が続いていることなどを話してた

そしてイッセーが知りたがっていた天野夕麻の事も話していた。リアス先輩が言うにはイッセーの中に眠っていている物を危険視して殺したらしい。それでなんでイッセーが生きているのかと言うと死んだイッセーに『悪魔の駒』を使い悪魔に転生させたらしい

 

途中でイッセーが「ドラゴン波!!」とか言いながらポーズを決めたら篭手のような物が出て来た時は驚愕していたな。その時、俺は篭手よりもイッセーがやったあのセリフとポーズに爆笑してしまったが

 

「次は時雨ね、それで聞くけど貴方は何者なの?」

 

ついに俺の番か

 

「俺は人間と竜のハーフです」

 

俺は腕に鱗を出しながら言うと皆驚いていた

 

そんなに驚く事か?まあ良いか、さっさと終わらせよ

 

「俺はこの年まで冥界で暮らしていて、ずっとはぐれ悪魔や危険な魔物を狩ってました」

 

まぁ、所々嘘が混じっているがそれ以外は本当の事だ。後俺が『鬼面の死神』と言う事も伏せている。喋れば面倒くさい事になるからな。それにもう家を壊されたくないし

 

「貴方、冥界に住んでたの?」

「はい。それと神器も持ってます」

「貴方も神器を持っているのね、良かったら見せてくれないかしら?」

「分かりました」

 

俺は右手に刀身が赤い片刃の大剣を出す

 

「それが貴方の神器」

「はい、これが俺の神器『鬼神の幻晶剣』です。能力は魔力を喰らえば喰らうほど攻撃力、防御力、速さが上がると言うものです」

「…私が知る限り聞いたことが無いわね。もしかして新種?」

「多分そうだと思います」

 

まあ、新種になるだろうな。何せあの神から貰った物だからな

 

「ふ~ん、そうなの」

 

あれ、なんかリアス先輩の表情がまるで獲物を狙うものになっているような

 

「時雨、私の下僕にならない?」

「下僕…ですか?」

「ええ、貴方、悪魔にならない?悪魔になれば色々な物を得られるわよ」

 

あっ、やっぱり勧誘ですか

 

「う~ん、遠慮します」

 

まっ、当然拒否で

 

「……どうしてかしら?」

「俺はそう言うのに興味が無いからです」

 

正直、今の生活で満足だし

 

「そう、分かったわ。でもオカルト研究部に入ってもらうわ」

 

オカルト研究部か……まあ、入った方が良いか。これも拒否したら監視されそうだし

 

「ええ、良いですよ。これからよろしくお願いします先輩」

「俺もです。よろしくお願いしますリアス先輩」

「こちらこそよろしくね、イッセー、時雨。それと私の事は部長と呼んで」

「分かりました部長」

「俺もよろしくお願いします部長」

 

こうして俺とイッセーはオカルト研究部に入ることになった

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