少年は少女に恋して少女は少年のストーカーになりました。 作:天空を見上げる猫
四月○日
この日、織斑君は仲の良い幼馴染みを私に紹介してくれるそうです。私は織斑君にその幼馴染みがどんな人物なのか聞いてみる事にしました。
「どんな奴って言われれば…一言で言うと猫みたいな奴?」
「猫…ですか?それは会うのが楽しみですね。」
「良かった。多分もうすぐ来る筈なんだけど…。」
「一夏!お待たせ!」
教室のドアの方から元気な声が聞こえて来たので視線を移してみるとそこに居たのは小柄で茶髪をツインテールにした少女でした。
「よっ鈴、待ってたぞ。」
「この方が織斑君が言っていた方ですか?」
「そうそう。紹介するよ俺の幼馴染みの鈴だ。」
「初めまして、凰鈴音よ。鈴音って呼びにくいだろうから鈴で良いわよ。」
「初めまして、風宮麟奈《りんな》と言います。好きに呼んでください。」
「よろしくね麟奈。」
「よろしくお願いします、鈴ちゃん。」
「…。」
「?どうしました?」
「麟奈ってさ…胸のサイズ幾ら?」スパンッ!
「お前は初対面に何て言う事を聞いてるんだ!?」
鈴さんが私に質問をすると私が答える前に織斑君が鈴さんを叩きました。何故でしょうか?あ、質問には答えなければなりませんね。
「サイズはAAAです。」
「いや、答えなくて良いからな!?」
「…コンプレックスとか無いの?」
「コンプレックスは無いですね。大きければ良いと言う訳ではありませんし、体と言うものは人それぞれですから。」
「…何かこんな事で悩んでいた時間が無駄に思えて来たわ。」
「でも鈴ちゃんはそのままでも可愛いですよ?」
「…ありがとう///」
「そうそう、鈴はそのままが一番可愛いぞ。」
「ッ~///うっさい!バカ!」
「何でだよ!?本当の事だろ!?」
「そんな事平気で言うから唐変木とか一級フラグ建築士とか言われんのよ!」
「はぁっ!?何だよそれ!?」
私はこの時、気付きました。鈴ちゃんは織斑君の事が好きだと言うことを。何故ならお二人は本当に楽しそうに話しているからです。ですが何なのでしょう?私の中にあるこのモヤモヤした気持ちは?何だか気持ち悪いです…。
No.1凰鈴音 呼び方《鈴ちゃん》
織斑君の幼馴染みで私にとって二人目の友達です。容姿は小柄で髪をツインテールにしていて、可愛らしい少女です。性格は活発で中々素直になれないツンデレさんです。イメージ動物は猫です。 恐らく現時点で織斑君と付き合う可能性が大きい少女です。
その日の夜
「…本当にあの時のモヤモヤは何だったんでしょ?今まで感じた事の無い気持ち悪さでしたし…。…こんな時は絵を描いてスッキリした方が良いですね。」