この普通の魔法使いに祝福を! 作:普通の魔法使い
今回は東方projectの魔理沙がこのすばの世界に行ったら結構合いそうだなぁと思って書いてみました。
今回が初投稿なので色々とお見苦しい点があると思いますが、お付き合いしていただけると嬉しいです。
「ここは一体どこなんだぜ……」
私こと霧雨魔理沙は見知らぬ森の景色を見ながら思う。そう、事の始まりは今から少し遡り霊夢
に頼まれて神社の倉庫の整理をしていた時だった
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「ちっくしょー、今回こそは勝てると思ったのに!」
「はいはい。そこで寝転んでないで弾幕勝負は今回も私の勝ちなんだから約束通り倉庫の整理
していってよね」
霊夢の言葉を聞き渋々と立ち上がる
「うぅー、賭けは賭けだから約束通り倉庫の整理はしてやるぜ。でも、次は勝つからな霊夢!」
「分かったから、早めにお願いね」
そう言って、霊夢は神社の中に引っ込んだ。どうせ中でせんべい食べつつお茶でも飲むつもりだろう
「私も早く整理終わらせて、腹いせに霊夢の茶菓子を食べまくってやるぜ」
良し! そうと決まったらささっと終わらせるか
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勢いを付けて始めようとしたのは良いが、その勢いは倉庫の扉を開いた時点であっさりと
無くなってしまった。
見渡す限り足の踏み場も無い位に色々な物が乱雑に置かれており端の方で黒光りするものが動いていたような気もする程だ。
「霊夢の奴め、少しは自分で片づける努力って奴を出さなきゃだめだぜ」
自分もアリスに部屋を片付けろと言われていた気がするがスルーしてそう呟く
「お札やら何やら本当に色々置いてあるな……!」
そうだ。霊夢だってこれだけ色々置いてあるんだから何か少し物が無くなっても
気づくわけがないそうと決まれば良さそうな物でも探すことにするぜ
ごそごそ……
「おっ、この箱なんだか偉く豪華だぜこれに決めた!」
探し出したのは桐で出来た箱だった。この乱雑に置いてある物だがこれだけは全く埃や汚れなどがなく貴重そうだった
「さてさて、何が入ってるのかご開帳だぜ!」
バーーン! と私が開けた箱の中には水晶玉が一つだけ入っていた
「何だただの水晶玉かぁ……いや、待てよこれだけ桐の箱に入ってたってことはもしかして
凄いマジックアイテムなのかも知れないぜ」
そう思って水晶玉を色んな角度からみたりしてみたが特に変わった感じはせず
「はぁー、何にも無さそうだな。試しに魔力でも注いで見るか」
私は水晶玉に手を当て少し意識を集中させて魔力を送り込んだ。
すると、水晶玉が急に光始める。それは、最初は小さな光だったが徐々に大きくなっていく
「うぉ! 何だこれ、えっどうしよう止めかた分かんねぇ」
魔力を注ぎこむのを止めてるのに水晶玉の光は大きくなり続ける。そして、遂には倉庫全体を包みこみ光輝くと同時に私の意識は闇へと落ちた。
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場面は戻り、再び森の中へ
「うーん、さっきの水晶玉は転移魔法の術式でも入ってたのか? 取りあえずは歩いてみるか」
「それにしても、箒や八卦炉とかも一緒に此処に合ったのはまだ良かったぜ」
そう言いつつ、箒を片手に森を進むが特に変な物は出てこない
その一方で森の別の所では騒ぎが起きていた
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「はぁはぁ。やばいです。これはマジでやばいです」
小柄な少女は背中に更に小さな少女を背負いながら森を全速力で走っている
この走っている少女の名はめぐみん。自称、紅魔族随一の魔法の使い手
今日は妹のこめっこと遊ぶ約束をしていたので近くの森にピクニック感覚で遊びに来ていたのだが運悪く、遊んでいた場所の近くに恐ろしいモンスターが居たのだ
そのモンスターの名は初心者殺し。一言で言えば、猫科の猛獣。
虎やライオンをも超える大きさのそいつは、全身が黒い体毛で覆われ、サーベルタイガーみたいな大きな二本の牙を生やしていた
そんな、モンスターを見つけた以上急いで逃げようとしたのだが運悪く発見されてしまい今に至る
事態は大分まずい。ここから紅魔の里まではしばらくかかるのだ。とても、追いつかれる前に里には付けない
「……こめっこ。ここからは一人で行けますよね。私はあの獣を足止めしてきますのでその間に
誰かを呼んで来てください」
「……姉ちゃん。姉ちゃんは本当に大丈夫なの?」
こめっこは不安げに私を見つめながら呟く。それを安心させるように私は笑って答える
「ふっ、こめっこ私を誰だと思ってるのですか。我は紅魔族随一の魔法の使い手、めぐみん! あんな奴ちょちょいと倒しますよ!」
「……うん。そうだよね、すぐ呼んでくるから姉ちゃんはちょっと待っててね」
こめっこは私から降りると素早く走る。初心者殺しがその後を追おうとするがその前に立ちふさがる
「ここから先には行かせませんよ! 我は紅魔族随一の魔法の使い手、めぐみん! こめっこには近づかせません!」
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森の中をゆったり歩いている所だったが、そんな私の所へ一人の少女が
「そこの人! 姉ちゃんを助けて!」
声をかけられたことに驚くがその表情と言葉から大変なことが起きてると把握する
「どうしたんだぜ?」
「姉ちゃんがモンスターに襲われてのお願い、姉ちゃんを助けて」
少女の必死の懇願に私はその子が安心出来る様に笑顔で答える
「あぁ、任せとけ! この魔理沙さんがお前の姉ちゃんを助けてやるぜ!」
私は少女を箒の後ろに乗せ箒を空にに飛ばす
「案内頼むぜ! 少し飛ばすからしっかり捕まってろよ!」
「う、うん!」
空を飛んだ事に驚きつつ私の服をしっかりつかみ姉の元へ案内してくれるようだ。
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「流石にきついですね……爆裂魔法を覚えていればこんなモンスター倒せるんですがしょうがないですね。」
私はボロボロになりつつ、もうほとんど諦めていた。
「こめっこはちゃんと里に着けたでしょうか? それだけが心配ですね」
モンスターが爪を振りかぶるのが見えた。回避は間に合わない、死の予感が私を襲った時に
遠くの方から声が聞こえる
『行くぜ! 恋符「マスタースパーク!!」』
その声と同時に私の前のモンスターを虹色の柱が包みこむ。
それは、あまりにも綺麗な、虹の柱だった。
「……」
私は、声が出なかった。あまりにも美しいその光景を見て先ほどまで殺されそうだったことも忘れて見惚れた
「よっ! 大丈夫か?」
しばらく、呆然としていると、目の前に箒に乗った金髪で黒白の服の女の子とその後ろに私の妹の姿が見えた。
どうやら、私は結構運が良かったらしい。