血を受け継ぐ者たち   作:Menschsein

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エクスペクト・エンド・ツアー ④

 どんなに強靱な肉体を持っても、どんな高い魔力を持つ者でも、絶対に贖うことのできないものが存在する。それは、寿命だ。

 人間に比べれば遙かに長命であるが、(ドラゴン)にも寿命というものは存在する。寿命は誰にだって存在する。

 

「逝ったか……」とスルシャーナは呟いた。

 

 ツアーは人間の形態で、ベッドで横になっているアーラ・アラフの手をしっかりと握って泣いていた。最愛の人を失ったのだ、そっとしておいてやろう、とスルシャーナはツアーを見守るように静かに立っていた。

 

 スルシャーナには表情はないが、その髑髏の目から輝く赤い目は、どこか悲しげであった。スルシャーナは思う。ついに自分一人になってしまうと。いや、一人に戻ってしまうのだと。

 スルシャーナは異形種である。そして、ユグドラシルでは過酷な異形種狩りが行われていた。レベルを上げても上げてもPKされる。中にはスルシャーナが他の魔物と戦っているところを狙い撃ちし、その魔物の経験値を横取りした上で、スルシャーナをPKするというマナーの悪いプレイヤーもいた。

 そんな状況の中で、アーラ・アラフと出会い、ギルドの仲間として迎えられた。きっと彼と出会わなかったら、一人でユグドラシルをプレイしていたように思える。そして、アーラ・アラフとの出会いを通じて、大切な仲間と出会うことができた。

 ユグドラシルの最終日、残った仲間達と別れを惜しんでいた時に起こった大変化。自分一人であったら、きっと心が折れてしまっていただろう。一人でギルド拠点にこもっているだけだったかも知れない。だが、仲間達がいた。そして、仲間と未知の世界を冒険した。仲間と一緒に過ごすのは楽しかった。人間の危機を救うということもやりがいはあった。

 自分はアンデッドであるため、残念ながら人間らしい営みをすることは出来なかったが、人間を守っていく組織を作り上げていくということに没頭し、それはとても楽しかった。

 他の仲間も、それぞれ恋愛し、家庭を築き、幸せそうだった。仲間達の子供や孫も自分を頼ってくれている。充実した日々であった。

 

「ツアー行くのか?」とスルシャーナは別れを惜しんでいた。

 

「あぁ。(ドラゴン)は自分の巣で子育てをするからな。その、アラフももういないから、(ドラゴン)らしく自分の古巣で子育てに励むよ」とツアーは答える。

 

「会いに来てくれよ?」とスルシャーナは右手を差し出す。

 

「もちろんだ。この娘が独り立ちできるようになったら、真っ先に見せに来よう。きっとアラフの面影も見れるだろうよ。まぁ、普通の(ドラゴン)だと、独り立ちまで百年くらいかかるから、随分と先になるとおもうがな。ただ、この娘の場合は人間の血も入っているから50年くらいで良いかもしれん。まぁ、そのあたりは七彩の竜王(ブライトネス・ドラゴンロード)に教えを請うてみるわ」とツアーは娘を抱きながらスルシャーナと固い握手を交わした。

 スルシャーナは、ツアーの笑顔を見て、ツアーも母親の顔になるんだなと思った。

 

 その後、八欲王達によってスルシャーナが殺されたことにより、二人の約束は果たされることは無かったが……。

 

 

 

 漆黒聖典番外席次“絶死絶命”に指定された場所に守護者と共に向かったアインズ。そして戦いが始まった。

 

 まずは、完全武装したシャルティアが、自らの汚名を禊ぎたいという嘆願を受けて、シャルティアと“絶死絶命”の一騎打ちが始まった。もちろん、シャルティアに危険が迫れば、守護者全員、そしてアインズがその一気打ちに横槍を入れるつもりではあったが……。

 

 しかし結果は……

 

「大層な手紙を送ってきた割には、大したことなかったな」とアインズは言った。

 

 “絶死絶命”は、防ぐことのできない清浄投擲槍で串刺しにされ、そして、シャルティアのスポイトランスによって体力を削られ、もう既に瀕死の状態で、立っていることさえ出来ない状況であった。

 

 アインズは、右手を振り上げる。そして、その右手を振り下ろすと同時に、シャルティアが“絶死絶命”に止めを刺すという寸法であった。

 

 が……。

 

 突然、空間を裂くようにして、白金の鎧が“絶死絶命”とシャルティアの間に割って入る。

 

 シャルティア達の戦いを見守っていたアルベドは、その白金の鎧に強大な力が集まってくるのを感じた。マーレがまず、自然の避難所(ネイチャーズ・シェルター)を発動させ、そして、そのシェルターに包まれた自らの主人たるアインズとその守護者達を守るようにアルベドが女神の楯(イージス)七周されし壁(ウォールズ・オブ・ジェリコ)を使った。

 

 しかし、接近していたシャルティアはその避難所に入ることが間に合わなかった。シャルティア自らの視界が白く染まった。強大な熱量が白い光と共に押し寄せてくる。そしてそれに僅かに遅れて超高温となった熱風がシャルティアの皮膚を焦がしていく。

 

 始原の魔法(ワイルド・マジック)。その原理は極めて単純である。数式に変換してしまえば、E=MC ^2で全てが説明できてしまう。

 始原の魔法(ワイルド・マジック)は、この数式を利用して成り立っている。質量をエネルギーへと変換した時、変換されたエネルギーは熱量と共に爆発的に広がり、全ての物を焼き尽くす。

 逆に、そのエネルギーを集約化させ、質量に返還し指輪などのアイテムを作り出すことも可能だ。それも、装着者の能力を著しく向上させる能力を秘めた指輪を作り出すことができる。

 ツアーが始原の魔法(ワイルド・マジック)で使ったのはこの世界が始まるにあたって起こされた久遠の彼方で起こされし神の業、ビッグ・バーン。それを超劣化させた爆発。それでも、生身の人間がその熱量を浴びれば、骨までも蒸発し、地面に黒い影しか残らないほどだ。

 アインズの現実世界でさえ、秘匿され教えられていない日本という国に落とされた二つの爆弾と同じ原理の爆発。そんな中で、生きていられる存在がいるはずがない。

 が、その爆発でさえ、HPを削り取られながらも、スポイトランスを地面深く深く突き刺し、爆風で飛ばされないようにしながらシャルティアはそれに耐えきった。

 シャルティアを襲った攻撃。美しく白かった皮膚は熱によって液体となり、皮膚がまるで液状生物であるかの如くなっている。また、シャルティアの眼球は、爆風の衝撃によって飛び出し、視神経と辛うじて繋がっている眼球が時計の振り子のようにシャルティアの胸の所でぶらんぶらんと揺れている。

 シャルティアの美しかった髪も、こびり付いた油の如く、鎧や、焼きただれた頭皮にその面影が残っているだけである。

 その姿は既に、人間種、亜人種、異形種という種族による外見の違いを無慈悲に熱により溶かし尽くし、そして焦がし尽くし、ただの炭化した存在へと変えていた。

 

 が、それでもまだ生命を保っていた。

 

 また、解除された自然の避難所(ネイチャーズ・シェルター)から全くの無傷で、何事もなかったように姿を現す集団。

 

 ツアーは、自らの渾身の巨大爆発を直撃しながらも生き残っている存在、そしてそれを無傷で防ぎきる存在に驚嘆する。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛」 とシャルティアは、口内にまで侵入した熱によって溶かされながらも辛うじて僅かに声帯を必死に振るわせながら声にならない叫び声をあげた。

 

 痛みにより思考が纏まらず、蒸発して失った自らの血液が、新たなる血を求めて本能を刺激する。“血の狂乱”が発動する寸前であった……が、そこにシャルティアが絶対に聞き間違えることのない声が聞こえた。

 

「シャルティア! 一度引け!」とアインズが叫ぶ。

 

 その瞬間、混乱したシャルティアの思考は一つに纏まる。至高の御方、アインズ様のご命令にただ従えばよいのだと。

 

「はっ。はぃ」と、シャルティアはその瞬間、脚力を使って一気にアインズや守護者達がいる場所までシャルティアが後退する。

 

大致死(グレーターリーサル)」とアインズはシャルティアを回復させる。焼けただれた髪や皮膚、そして視野が回復し、元の美しい姿に戻った。

 

「アインズ様、ありがとうございます」というシャルティアの感謝の言葉は、

「あいつは何者だ? ユグドラシルでは見たことのない魔法だったぞ?」というアインズの言葉によって打ち消された。

 

「ツアー!!」とイビルアイが叫ぶ。

「あ、あれ? アルフォンス君?」とマーレも同時に叫ぶ。

 

「イビルアイ…… すまないね。どうやら今回は、蟲の魔神の時とは違い、私達は敵同士となったしまったようだ。それに、マーレ君。一緒に土を耕したのはなかなか楽しい経験であった。このまま友達でいたかったよ」とツアーは残念そうに言った。

 

「あいつを知っているでありんすか?」とシャルティアが尋ねる。

 

「クラスメートです」とマーレは答え、「はい。十三英雄の一人、白金です。あの鎧は遠隔操作で操っているだけです。本当の正体は、ツァインドルクス=ヴァイシオン。『プラチナム・ドラゴンロード』です。おそらく先ほどのは、竜王が使えるという始原の魔法(ワイルド・マジック)です」とイビルアイは答えた。

 

「そ、そう。じゃあ、もうどうでもいい存在ってことだね」とマーレは感情のない瞳でツアーは見る。

 

「ツアー!! お前だって分かってるだろう! アインズ・ウール・ゴウン様は、慈悲深き方だ! お前が話してくれた六大神や、そして共に私達が協力したリーダー達と同じだ。八欲王のような存在ではない! このナザリック学園にいたお前ならそれくらい簡単にわかるだろうが!!!!! 今から降服するならお前の助命を私も一緒に請う! ツアー! 考えなおせ!!」とイビルアイは渾身の力を振り絞って叫ぶ。

 

「お前はなにを言っているの? アインズ様に向かって攻撃してきた奴の助命? 殺すぞ。あ゛?」とシャルティアの持っているスポイトランスがイビルアイの方へと向けられる。自分自身が攻撃されることよりも、至高の御方に対して攻撃をしたことの方がもっと許せない。いや、断じて許してはならないことだった。

 

「よせ。シャルティア。早まるな。イビルアイ。このまま何もせず降服するのならその助命、聞き届けると知れ。アインズ・ウール・ゴウンに牙を向けたのは許せないが…… 始原の魔法(ワイルド・マジック)には興味がある。イビルアイよ。このまま奴が大人しく降服するなら、私も助命を考慮すると知れ」とアインズは言う。

 

「ありがとうございます」とイビルアイはアインズに深々と頭を下げてから「聞いての通りだ。今ならまだ間に合うぞ! それにそいつはスレイン法国の漆黒聖典だ。法国がどんな奴らかツアーだって知っているだろ! 助けた瞬間、背中から刺されるぞ?」

 

「イビルアイ……。気持ちは嬉しいけれど、私はこの場を引くわけにはいかない。長く生きていると、いろいろなものを背負ってしまってね……」

 

 

 

 神竜を倒したが、パーティーのメンバーの表情は暗かった。

 

「リーダー! リーダーのせいだぞ! ボクの妹が死んだのは! 自分で、パーティーが危険な時は自分が聖者殺しの槍(ロンギヌス)を使うって言っていたじゃないか。それなのにどうして、ボクの妹が使う事になってしまったんだよ!」

 普段大人しい彼女が、リーダーの胸を叩きながら泣いている。リーダーも放心状態でそれをただ無言で受け入れていた。

 

「と、とにかく…… 今日は何処かで休もう。まずは体力の回復が先だな。お前達リーダーを頼む。私は彼女を……」と、リグリットが泣き続ける彼女の肩を優しく支えて歩き始める。

 

 神竜の住み処の少し離れた開けた土地で野宿をするメンバー。普段は和気藹々としている夕食も、無言であった。大神官は妹を失ったショックのためか、テントから出て来ない。

 

聖者殺しの槍(ロンギヌス)を使った場合、復活は無理なのか?」とツアーは尋ねる。

 

「ワールドアイテムでなら復活は可能だけど……。六大神も八欲王達もそれを持っていなかった。だから…… 復活は無理だ……」とリーダーが焚き火の前でうなだれる。

 

「ワシのような老いぼれが生き残って、若い者が先に死ぬとはな。なんともやるせないことだ」とドワーフの魔法工が静かに杯を傾けながら言う。

 

「だが、リーダー。エルウインドのことはとても残念だが…… その…… あんまり気負うなよ?」とツアーはリーダーに優しく声を掛けた。

 

「今日はもうみんな休もう。私が警報(アラーム)を使っておこう。神竜の縄張りの中であったし、魔物もめったなことでは近づいてこないだろうしな」

 

「あぁ。そうしたほうが良さそうだ」とツアーがその提案に同意した。

 

 次の日の朝だった……。

 

「大神官の姿が見えないが誰か知らないか?」と最初に異変に気付いたのはリグリットだった。

 

「実は彼女は…… ギルド拠点の海上都市に戻った……。六大神のギルド、八欲王のギルド、その次は不明だけど、次はトブの大森林のザイトルクワエと共に現れたギルド、そして俺達のギルド。ツアーの話を整理すると、恐らく百年周期でユグドラシルのプレイヤーがギルド拠点ごとやって来ているみたいなんだ……。だから、彼女は…… 前に所属していたギルドなら妹を復活させることができるかも知れないって…… 彼女は、前のギルドで仲の良かった女性プレイヤー2人が辞めてしまってからは自分もそのギルドを辞めて、こっちの俺達のギルドに移ってきたんだ。だけど、ギルドメンバーの証である指輪はそのまま持っていて良いって言われたし…… きっと話を聞けば協力してくれるだろうって。だから…… 今後、そのギルドや…… もしくは協力してくれそうなプレイヤーが来るのを待つって…… つまり…… もう俺は頼りにしたくないって…… その…… つまり…… 俺のせいだけど…… 彼女はこのパーティーを抜けた…… すまない。全部俺のせいなんだ……」と、リーダーは自嘲気味に言う。

 

「いや…… お前さんのせいじゃないさ。誰のせいでもない」

 

「帰ろう…… 神都へ」と誰とも無く言い出し、一行は八欲王の配下達を倒すための拠点としていたスレイン法国へと向かった……が、スレイン法国へと向かう道中で、リーダーが自殺をした……。そして、蘇生拒否をされているようで…… リーダーは復活することはなかった……。

 

 仲間を一度に3人も失ったパーティーだった。勝利の凱旋であるはずのパーティーの足取りは重かった。そして、彼等の悲劇はこれだけでは終わらなかった。

 

 神都に戻った彼等を迎えてくれたのは、最高神官長や六大神官長や漆黒聖典のメンバーなど法国の重鎮達であった。

 そして、もう一人……。

 

「お母様! お帰りなさいませ」と、ツアーに駆け寄る女性。ツアーが愛したアーラ・アラフと自分の間の子供。二十代半ばを過ぎたような女性ではあるが、実年齢はもっと高い。ツアーの血を引いているためだ。

 

「心配を掛けてしまったね。だが、やっと終わったよ。これで八欲王の脅威は終わった」と、ツアーは遠隔操作の鎧越しでしか抱擁できないのを残念に思いながらも、娘をしっかりと抱きしめる。今度は、人間の形態で娘を抱きしめに来ようとツアーは思った。

 

「皆様方、本当に今日までご苦労様でした。心よりお礼を申し上げます。巫女達によって監視をさせていただいておりましたが、神竜も滅んだ。だが、選ばれた存在である人間が、この世界で生きるのにはまだ脅威が存在する!! 私達は、その脅威から人間を守らねばならない。それは、我等が神から与えられた崇高な使命なのだ! 人間にとって脅威となる存在は、我々が排除せねばならない!」スレイン法国最高神官長は演説めいた口調で話を続ける。

 

「そしてその脅威とは、八欲王の残滓を倒せるほどの力を持った、あなた達、亜人や異形種の皆さんです。もちろん、人間の方々はスレイン法国は英雄として迎え入れましょう! あなた達で言えば、十三人でしたね。もう何人かはお亡くなりになっているようですが……。そして、それ以外の皆さんは、ここで死んでもらいます」

 

「はぁ?」とツアーは首を傾げる。最高神官長の言っていることがまったく理解できなかった。他のパーティーのメンバーも同じような思いらしく、困惑している。

 

「最高神官長様の言う通りだよ。お母様は、竜族ですね。だから、私はお母様を殺さなければならないの」という言葉とともに、ツアーの鎧に衝撃が走る。危うく遠隔操作のリンクが切れてしまうほどの衝撃であった。

 

「まっ、まさか…… カイレ!! “傾城傾国(ケイ・セケ・コゥク)”を私の娘に使ったのか!」とツアーは叫ぶ。

 

「説得に応じる様子がなかったからね」とこの世界では見慣れない、脚の部分にスレットの入った服を着た美しい女性がその問いに答える。

 

「君の娘は、竜族の血が入っていることは大変に残念だが、神の血を受け継いでいるのも神人であることも事実。神の血を受け継ぐ神人達は強大な力を得る。神の血を半分受け継いでいる彼女は貴重だ。スレイン法国の力の強化のために有効に利用させてもらうよ」と最高神官長が笑いながら言う。

 

「そういうことだから、お母様にはお腹に宿った子供を抱き上げて欲しかったけど……? どうして私はお母様を殺さねばならないの? だけど…… 殺さなくてはならないですね」

 

「さぁ、人間の皆さんで、私達の行動に賛同して戴ける方はこちらへ。それ以外の皆様は…… 抵抗しても無駄ですよ?」

 

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「イビルアイ。お前の気持ちは嬉しいが…… やっぱり、自分の孫を見殺しには出来ないんだよ…… すまないね……」

 その瞬間、ツアーと“絶死絶命”の姿が消える……。

 

「申し訳ありません……。私の<次元封鎖(デイメンジョナル・ロック)>が効かない魔法の類いであったようです」とデミウルゴスがアインズに対して陳謝する。

 

「良い。お前の全てを許そう。イビルアイよ。あのツァインドルクス=ヴァイシオンの本体はどこにいる?」とアインズはイビルアイに尋ねる。

 

「アーグランド評議国の山奥です」とイビルアイは答えた。

 

「そうか…… アーグランド評議国か。なるほど……。次は竜王狩りと行こうじゃないか」とアインズは楽しげに口を開いた。アインズのコレクター魂に火が付いていた。


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