どーぞ
俺はベルが鳴ったので、ドアを開けると、そこには酷く怯えた金髪の女の子がいた
俺が家にあげて、ちょうど夕飯を作り終わったゆかりも呼び、3人で椅子に座る
「君はVOICEROIDで間違いないね?」
と俺が金髪の女の子に問いかけると震えた声で女の子は返答した
「はい...VOICEROIDの...弦巻マキ...です...」
「弦巻マキちゃんか、よろしく」
俺は握手をしようと手を差し出すと、彼女はビクッとして椅子の背もたれを抱きしめる
どうやらこの子はゆかりとは結構性格とか違うっぽいな
ゆかりは感情とか全て押し殺していたけど
彼女はただ怖がってる感じ、多分あんまり隠し事とか出来ないタイプだ...そうだ
「マキちゃん、マスターはいい人だから酷いことはしませんよ?」
ゆかりもマキの警戒を早く解こうと話しかけている
あの後、ゆかりの警戒は完全に解けたが、俺にはまだ警戒をしている
さて、どうしたものか。
そもそもゆかりとマキは幼馴染らしい、だから直ぐに警戒を解くのが簡単だったのだろう
取り敢えず、コミュニケーションをとってみよう
「マキちゃん。これからマキって呼んでいいかな?」
俺が話かけると、ビクッとしたあと、
「はい、私はマスターの所有物なので...」
はい。またこのパターンね
どないしよか?と考えてると、ゆかりがマキに近づきビンタした
「マキちゃん。自分の事を所有物なんて言わないでください!」
するとマキは吹っ切れたか、泣きながらゆかりに言い放った
「どうせ人間なんて私達を道具としか思ってないよ!ゆかりちゃんは騙されてるんだよ!目を覚ましてよ!」
あれか。結局俺が悪いのか
「ッ!」
俺が悪者扱いされた事に気がたったのか、ゆかりはマキを殴ろうとする
「まぁまてゆかりん。ここは平和的にしないと余計に警戒が強くなる。マキ。どうやったら俺を信用してもらえるかな?」
「私は人間なんて信用しない!」
マキはそう言い放ってドアからでていった
「ゆかり!追いかけるぞ!」
「はい!」
俺達が降りると、マキは信号が赤になっていることに気づかずに横断歩道に向かって走っていた。
そして、トラックがマキに気づかずに走っている
このままでは不味い
そして今、マキが信号とトラックの存在に気づく
俺は全力疾走してそのままマキに向かってダイブする
すると間一髪でトラックを回避した
「大丈夫か!?」
俺がマキに大丈夫か尋ねるとマキは俺に抱きついて号泣した
「う...うぇぇぇぇぇん!」
「さっきは色々ごめんなさい...」
落ち着いたマキが俺に謝ってきた
「いやいいy...許して欲しいなら条件がある」
と俺が意味深な事を言うと、ゆかりはこちらを睨みつけてきた
「いや、ゆかり睨まないで?で、条件はこれからそういう所有物とか無しで一緒に暮らしてもらえるかな?」
と俺が言うとマキは笑顔になって
「喜んで!マスター!」
でも俺はマスターなのね
いうことnothing
では次回!