インフィニット・ハンドレッド~武芸の果てに視る者 作:カオスサイン
急いでリセマラしたけど…しかし、今イベのOGガチャでクリスタルががが…おのれー…!
ならばBETA共をクリスタルに変えてやるぜえええ!
そして読者総員、推奨BGM用意ィー!
Sideイチカ
「やはり貴方方が追ってきましたか…」
「『セリヴィア!…その無用な牙を降ろす気は無いのですね?…』」
異空間の最奥でセリヴィア元教皇は俺達を待ち構えていた。
「今更私の中にあるこの想いは誰にも否定させない!うあああああー!…」
「これは!?…」
「『!…』」
リザさんの最後の説得も虚しくセリヴィアは叫びを上げ、彼女の体は突如発生したエネルギーの奔流に包まれた。
「あはははは!これです!この力があれば私の復讐は成し遂げる事が出来る!」
奔流が止むとセリヴィアの体は最早人間とは呼び難い黒緑の異形へと成っていた。
「『恐らく装置の余剰エネルギーを彼女が自らの体に取り込んだ影響でしょう…ですが…セリヴィア、貴方は神にでもなる気なのですか!?…』」
「そう!私は今度こそ復讐を果たし、新たなる世界の創造神となるのです!」
「そんな事は絶対にさせない!リザさん俺達の武装を!」
「『分かりました。勝手ながら貴方方に二つの世界の未来を…希望を託します!』」
「「了解!」」
推奨戦闘BGM♪「futue gazer」or「斬撃よ唸れ咆哮の如く」♪
俺達はリザさんから彼女のエナジーで強化を施された百武装を受け取り臨戦態勢に入った。
うん、以前よりもしっくりくるな!
「原初のヴァリアントの力でハンドレッドを強化したようですが…神たる私の相手としてはまだまだです!」
「残影斬!」
「残影斬弐式!」
まずは俺とハヤトのコンビネーションで仕掛ける。
「甘いですね!」
対するセリヴィアは体から極太の触手を伸ばし、俺達の武装に巻き付かせてくる。
「くっ!?…」
「ならば…残影黒刺斬!」
巻き着いた触手によって弾き落とされそうになるが逆にそれを利用し体を捻らせ奥義を発動する。
「そう来ることは分かっています!」
「こっちもなあ!うらああー!」
更に触手を伸ばして追撃の妨害をしてこようとするセリヴィアだったが、ミドウの援護によって斬り裂かれる。
「そんなものかあ?神聖教会の元教皇の力ってのはぁ!」
「愚かな地球人類共め、舐めた真似をぉ!…」
「そっちこそ愚かだよ…アンタ、愛憎なんかじゃ自身すらも苦しめる事にしかならない事に気付けよ!
鳳凰打羽陣!」
「くっ!?…」
ミドウの挑発にセリヴィアは激昂するが、彼女の頭上に控えていた春が論破し仕掛ける。
言ってくれるなぁ。
春の攻撃によってセリヴィアの張っている防壁はミシミシと音を立てている。
「今だよイチカ兄さん!」
「了解だ!行くぞセリヴィア!」
春の合図を受け、俺はディヴァインブラスターをデュアルアクト、全速力でセリヴィアへと接近する。
「しまっ!?…」
「残影一突斬!」
俺の一撃によりセリヴィアは防壁の崩壊と共に大きく吹き飛ばされる。
「わ、私は神である筈なのに!?…」
「愛憎で何もかも見失っているアンタが神になんかなれるかよ!」
「俺達には守りたいものがある!それをお前に壊されてたまるかぁぁー!」
「そうだ。そんなお前に大切な人達との絆で繋がれている俺達は負けない!
次で決める、合わせてくれハヤト!」
「ああ!」
「私がこんな所でええええー!…」
尚も抵抗しようとするセリヴィアに対し、俺とハヤトは再び接近する。
それと同時にハヤトはアウターを仕舞い、サクラさんのフェアリーテイルと酷似している【妖精の紡ぎし双翼<フェアリー・フェアリーツヴァイウィング】をデュアルアクトしていた。
「壱…」
俺がディヴァインブラスターを零距離で迫るセリヴィアの触手を撃ち払い
「弐の」
ハヤトがウィングの能力で残りの触手の動きを阻害し、斬り裂く。
「「参!≪残影双円斬≫!」」
「ああああああー!?…」
トドメに呼吸を合わせた俺達の持てる一撃をセリヴィアへと加えた。
セリヴィアの体は俺達の一撃を受け急速に彼女自身が取り込んでいたエネルギーのほとんどを吐き出してズタボロの状態だった。
「終わった…のか?」
「『ええ…その様ですね…!?皆さん今すぐに回避を!…』」
「「え?…」」
セリヴィアの暴挙を止め、倒したと思い一息ついた瞬間、リザさんが警告を告げてきたのだが…
「がっ!?…」
「いいっ!?…」
不意に何かの影が横切り、回避が間に合わなかったミドウとハヤトが吹き飛ばされる。
「一体何が!?…」
見ると強化されていたミドウの大鎌の切っ先は三割方欠け、ハヤトのウィングの片翼も欠けてしまっていたのだ。
「糞っ!?…今ので残りのエナジーの四割が持っていかれた!?…」
「これじゃ武装の修復が出来ねえ!…」
「なんだと!?…」
俺は二人の状態に驚愕する。
こんな芸当が可能なのは…
「ああああああああー!?……」
「『セリヴィア!?…』」
無残に倒れていたセリヴィアが悲鳴を上げる。
彼女は突如現れたドス黒い影に取り込まれたのだ。
「あ、アイツは!…」
セリヴィアの姿が消え、代わりに出現したのはこの世の者とは思えない異形であった…。