インフィニット・ハンドレッド~武芸の果てに視る者 作:カオスサイン
Sideイチカ
「アレ?…」
「通れませんね…」
春やミドウ達を見送った後、遂に俺達も異世界や並行世界へ足を踏み入れようとしたその時だった。
装置が作り出したゲートをくぐろうとしたら何かに弾き出されたのだ。
「これは?…」
「いんや、装置の故障なんかじゃねえ…コイツは恐らく…」
「調べてみたけど転送ゲートを作り出す瞬間に何かの干渉を受けたみたい…」
「干渉?…」
タイセイさんと束さんの発言に俺は真逆と思い当たる。
他の世界にもセリヴィアの様な厄介な輩が存在していてもなんら可笑しくないか。
その何者かが此方に気付いてなんらかの干渉をしたに違いないな。
「詳しく解析にかけてみるからそれまで自由にしてていいよ」
「はあ…」
束さんにそう言われまたしばらく学園内で過ごす事となったのだがこの後に起きる出来事は予想だにしないものだった。
その頃、Side楯無
「ぐああ…」
「ちょっと!?君達大丈夫!?」
理事長から突然、アリーナ周辺にて重力異常が感知されたとの報告を受けた私がアリーナに行ってみると其処には酷く傷だらけの男女数人が倒れていた。
「え!?…」
そこに何人か見知った面子がいたからだ。
これはどういう事?…
私は疑問を抱きつつも急いで彼等を回収した。
Side?
「痛つつ…はっ!?…」
確か俺達はマーシエルの野郎に無茶苦茶ボロボロ派手にやられてそれで…って!
他の皆は無事なのか?
「一夏、皆無事か!?」
「ううーん…」
ほっ…大丈夫みたいだな。
「鈴も無事みたいだな…」
「まだ目覚めないみたいだけどね…」
鈴が一番酷く奴にやられちまっていたからな…それにしても一体誰が俺達の介抱を?…
数日後、Sideイチカ
「何?」
更識会長が傷だらけの人達を保護しその中に見知った面子がいるとの話を聞いた俺達は傷が回復するのを待ってその人達と面会する事になったのだが…
「…真逆並行世界の俺が女性でそんな厄介な輩がいるとはな…」
「俺も驚きだな…」
彼等、矢代 政弥率いる並行世界の女性の俺、鈴、束さん、箒には驚いた。
向こうも向こうで驚いていたが。
最も鈴はマーシエルという謎の人物に負わされ怪我の影響で未だに目覚めないらしいが…。
「とにかく、そのマーなんとかってヤベーイ奴がきたら非常に不味いことは分かった…もしもの時は早急にあいつ等を呼び戻すぜ」
「そうだね」
一緒に話を聞いていたこっちの束さんとタイセイさんの提案に乗るしか現状で出来る事は無いに等しかった。
「ほう…この世界はまあなんとも…」
学園の遥か上空で微笑を浮かべる男の姿があった。
後これは予定していたのですが此方の理解力不足により完全こちらの都合により「ストラトスギア」とのコラボは急遽取りやめにさせて頂きますのでご了承下さい。