インフィニット・ハンドレッド~武芸の果てに視る者 作:カオスサイン
Side春季
「という訳さ…」
「そんな酷い!…」
「そんな世界は変革する必要が有るな!」
この糞ったれな世界に来て数日が経ち漸く他の皆と合流した。
この世界で出会ったカップルの二人や寧衣流からも話を聞いた皆と共に俺達は世界を変える為に動き出そうとしていた。
「イチカ兄達はクルセダーズや下っ端の者達を抑えておいてくれ…無論音六達は既にジャックしてあるドームで超大型ゲリラ生ライブの準備だ!」
「分かっているわ!」
「でもよクルセダーズってこの世界の反対組織なんだろ?協力しなくて良いのか?」
「実はこっちで調べたんだが中枢の連中は世界の覇権などという目先の下らないモノにしか目を向けていない…だから協力は極力考えない方が良い」
「本来守るべき弱き者達を守らずに世界の取り合いとは愚かだな!…ふざけているにも程があるな!」
「俺が武装生徒会の本部に乗り込んでこの世界を滅茶苦茶にした元凶を引きずり出してぶっ潰す!
皆、いくぞ!」
「「了解!」」
俺は皆にそれぞれの指示を出し単身で武装生徒会総本部へとカチコミをかけに乗り込むのだった。
Sideイチカ
「おうおうやってやがるなあ…下らねえ争いをよ…」
「カレン達のライブが始まったら即刻乱入するぞ!」
「はいよ!」
♪~「始まったか!」
「いくぜ!」
この世界は正しき形に戻されなければならない…春から聞かされた現状を聞いて俺達は醜い争いを止める為にこの世界の奴らが引き起こした戦いに飛び込むのだった。
十五分前、Side音六
「…」
「緊張しているのですか?音六ちゃんそれとも…」
「はーくん大丈夫かな?って…」
はーくんにこの世界の守られるべき人達を守る為に再び大型ライブを頼まれ行う手筈を整えていた。
一人息を整えながら黄昏ていた私にやーちゃんが話かけてくる。
「(あー…これは単純に寂しいだけですね、私もなんですがね♡)春季君なら大丈夫です!それは音六ちゃんが一番良く理解しているでしょう?」
「うん…」
「私達は彼等やこの世界の人達へ愛を届ける為に果たすべき事に動きましょう!」
「うん!…」
私は寂しさを振り払いながら設営が完了した会場入りした。
「皆集合!敵の規模から考慮してこのセトリでいきたいと思っているんだけど皆もこれで良いかしら?!」
「分かった!…」
「私も文句無いわ!」
サクラちゃんから集合をかけられた私達はセトリを聞かされる。
「良い返事ね!それじゃあ!」
「「おー!」」
私達は円陣を組んで意気込んだ。
「じゃあまず私からお先にいくわね!」
「頑張って!…」
一番手はやーちゃんだったので彼女は足早にステージへと向かっていったのだった。